「初めてのプーケット旅行だけど、予算ってどのくらいなのかな?」
初めての地域へ旅行に行く際、どのくらい両替をすれば良いのか悩んでしまいますよね。お金が足りなくて、旅先で節約をするハメになった・・・という事態が起きてしまうと旅行を十分に楽しめません!
そこで、当記事ではプーケット旅行の予算について説明します。各予算について何パターンか紹介していますので、記事を読みながらあなたの旅のスタイルに当てはめて考えてみてくださいね。
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プーケットの通貨単位は?
プーケット旅行の予算を紹介する前に、通貨やカード事情について紹介しますね。
プーケットの通貨単位は「バーツ」であり、2020年1月現在は1バーツで3.58円です。そのため当記事では、1バーツを3.58円で計算しています。
プーケットのお店は、比較的カードも使用できます。しかし、屋台などでは使用できないので、現金を忘れずに用意しておくと良いでしょう。
両替をする際はお札が増えるのが嫌だからと言って、1,000バーツで交換しないように注意してくださいね。屋台や小さなお店、タクシーの場合、おつりを用意できない場合もあります。
日本ープーケットは直行便がない?
2020年1月現在、日本からプーケットの直行便は運行しておらず、1度乗り換えする必要があります。
経由できる空港はスワンナプーム空港・仁川国際空港・クアラルンプール国際空港・上海浦東国際空港・香港国際空港・チャンギ国際空港です。各空港を経由した場合の所用時間は、下記の通りです。
- スワンナプーム空港(タイ):8時間30分
- 仁川国際空港(韓国):9時間10分
- クアラルンプール国際空港(マレーシア):8時間30分
- 上海浦東国際空港(中国):6時間45分
- 香港国際空港(中国):8時間25分
- チャンギ国際空港(シンガポール):9時間20分
経由できる空港は全部で6つあるため、様々な航空会社を選択できます。全て紹介すると、どれを利用すれば良いか迷ってしまいますので、所用時間が短い上海浦東国際空港経由の予算を紹介しますね。
プーケット旅行の飛行機予算
飛行機の予算は日本の国際空港で1番利用者数が多い、成田空港を基準に紹介しますね。
成田空港ー上海浦東国際空港
成田空港と上海浦東国際空港間を運行している航空会社は、ANA・JAL・中国国際航空・吉祥航空・中国東方航空・中国南方航空・春秋航空の7つです。
各航空会社を利用した場合の、料金と所用時間は下記の通りです。価格は往復料金であり、所用時間は成田空港から上海浦東空港に向かったときの時間です。
料金 | 所用時間 | |
ANA | 99,760円 | 3時間35分 |
JAL | 88,680円 | 3時間50分 |
中国国際航空 | 53,800円 | 3時間30分 |
吉祥航空 | 46,271円 | 3時間20分 |
中国東方航空 | 64,160円 | 2時間40分 |
中国南方航空 | 99,660円 | 2時間25分 |
春秋航空 | 45,710円 | 2時間10分 |
最も安く早くいける航空会社は料金が45,710円で、所用時間が2時間10分の春秋航空です。航空会社にこだわりがない方は、春秋航空を利用すると良いでしょう。
上海浦東国際空港ープーケット国際空港
上海浦東国際空港とプーケット国際空港間を運行している航空会社は、春秋航空・上海航空・吉祥航空の3つです。タイライオンエアは、直行便が運行していない日もあるので今回は除外します。
所用時間は、上海浦東航空からプーケット国際空港へ向かったときの時間です。
料金 | 所用時間 | |
春秋航空 | 72,800円 | 4時間30分 |
上海航空 | 96,660円 | 4時間25分 |
吉祥航空 | 38,136円 | 5時間40分 |
最も安い料金で行ける航空会社は38,136円の吉祥航空であり、早く行ける航空会社は4時間25分の上海航空です。安く行きたい場合は吉祥航空を、早く行きたい場合は上海航空を利用すると良いでしょう。
成田空港ー上海浦東国際空港ープーケット国際空港まで、春秋航空と吉祥航空を利用した場合の合計金額は83,846円であり、所用時間は7時間50分です。(※乗り継ぎの時間は含めません。)
プーケット旅行のホテルの予算をクラスごとに紹介
次にプーケットのホテルの予算をクラスごとに紹介しますね。プーケットは雨季である6月から10月がローシーズン、乾季・暑季である11月から5月がハイシーズンであり時期によって料金が変動します。
そのため、ローシーズンとハイシーズン時の料金を記載しますね。
- スタンダードクラス:2,000円〜/5,000円〜
- スーペリアクラス:3,500円〜/7,000円〜
- デラックスクラス:7,000円〜/10,000円〜
ローシーズンとハイシーズンで、約3,000円くらい変わります。安く抑えたい方は6月から10月ごろ、雨が嫌な方は11月から5月ごろに行くと良いでしょう。
プーケットの食費の予算は?
次にプーケットの食費の予算について紹介しますね。プーケットの場合、地元の人が行く定食屋と観光客向けのレストランでは、価格が異なってきます。では、1食あたりどのくらいの価格なのか説明しますね。
- 定食屋:40バーツ前後(144円)
- 屋台:30バーツ前後(107円)
- カジュアルレストラン:300バーツ前後(1,074円)
- 高級レストラン:2,000バーツ前後(7,160円)
毎食、高級レストランを利用すると食費が高くなってしまうので、安くて美味しい屋台で食事をする日などを設けると食費を抑えることがえできますよ。
安く済ませたい場合は地元の人が行く定食屋がおすすめですが、現地の言葉しか通じない可能性が高いです。
そのため、言語に関して不安な方は翻訳アプリなどを利用すると良いでしょう。
プーケット旅行の交通費はどのくらい?①タクシー
プーケットの交通費について、タクシーから順番に紹介しますね。プーケットのタクシーの初乗り運賃は、2kmで50バーツ(179円)であり、距離が延びるほど加算される金額は減っていきます。
距離 | バーツ | 円 |
初乗り(2km) | 50バーツ | 179円 |
2km〜15km | 1km12バーツ加算 | 43円 |
15km以降 | 1km10バーツ加算 | 36円 |
2km以内なら50バーツ、10kmなら146バーツ(523円)、20kmなら256バーツ(917円)という計算になります。
20km移動しても1,000円前後なので、日本に比べるとタクシー代が安いです。荷物が多いときや夜中などは、タクシー移動をしても良いですね。
プーケット旅行の交通費はどのくらい?②バス
プーケットのバスは、青色のバスとピンク色のバスがあります。青色のバスは基本的に30分から1時間に1本であり、プーケット市街地とビーチの間を運行しています。
料金は30バーツ(108円)前後であり、バス停はありません。バスに乗りたい場合は、手を挙げて運転手に合図を送ることで乗車できますよ。
ピンク色のバスは基本的に15分間隔で運行しており、市内を循環しています。料金は15バーツ(54円)ほどであり、ピンク色のバス停から乗車できますよ。
- 青色バス:30バーツ(108円)前後・バス停がない・市街地とビーチ間を運行
- ピンク色バス:15バーツ(54円)・ピンク色のバス停がある・市内を循環
バスは時刻表がなくいつ来るのか分からないので、時間に余裕がある方におすすめです。
プーケット旅行のお土産の予算は?
旅行に行った際は家族や友人、職場にお土産を買って帰るという方も多いのではないでしょうか。
「お土産代を用意していなくて購入できない!」という事態が起きないために、プーケットのお土産代についても紹介しますね。
カシューナッツ
プーケットはカシューナッツの産地であることから、人気のあるお土産となっています。シンプルなローストカシューナッツのほかに、ガーリックやチョコレートなど様々なフレーバーが販売されています。
日本にない味を購入することで、海外ならでのお土産になりますよ!1缶210バーツ(750円)ほどで購入できます。
お香セット
タイではお香が生活に身近な存在であり、たくさんの種類が販売されています。お香立てとセットで販売しているところも多いので、好みのお香セットを自分用や友人用に購入してみてはいかがでしょうか。
料金は150バーツ(540円)から200バーツ(710円)ほどですよ。
フルーツ石鹸
泡立ちがよく、肌がしっとりするフルーツ石鹸。中でも「果物の女王」と呼ばれているマンゴスチンの石鹸が人気を博しています。
使用すると甘いフルーティーな香りが漂ってくるので、特に女性へのお土産におすすめです。
料金は60バーツ(220円)ほどであり、まとめ買いをすると割引してくれる場合もあるので、ばらまき用として購入するのも良いですね。
タイパンツ
タイパンツは熱帯気候を快適に過ごせるズボンであり、アジアンテイストなデザインが可愛らしいと人気なお土産です。日本の夏も快適に過ごせるので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
デザインもたくさんあるので、選べる楽しさもありますよ。好みのデザインや、知り合いに似合いそうなデザインを探してみるのも良いですね。
安いタイプの素材は100バーツ(350円)前後、素材が良いタイプだと250バーツ(890円)前後で購入できますよ。
プーケットの観光予算は?
海外旅行に行ったら、観光地を巡る人が多いのではないでしょうか。旅行予算の中に入場料を入れ忘れて、「お金が足りない!」という事態にならないために、プーケットの主要観光地の入場料について紹介しますね。
- サイアムニラミット・プーケット:1,250バーツ(4,475円)〜(※席などにより異なる)
- アイランドサファリ:800バーツ(2,864円)〜
ショーやツアーなどを行っている観光地は、入場料が掛かる傾向にあります。しかし、市場や寺院などの観光地は、入場料無料のところもありました。
入場料無料の観光地
出来るだけ旅行予算を掛けたくないという人のために、入場料無料の観光地も紹介しますね。
- ワットシャロン
- バンザーン市場
- プーケット・オールドタウン
- ビッグブッダ
プーケット旅行の予算まとめ
プーケット旅行の予算について紹介しました。ハイシーズンに2泊3日の旅行をすると想定した予算を下記にまとめたので参考にしてくださいね。
食事は朝食をホテルで、昼食を定食屋で、夕食をカジュアルレストランで食べたと想定して計算しています。
- 飛行機代:83,846円
- ホテル代:1万円
- 食費:3,543円
- 交通費:3,138円(10km以内を1日に2回利用)
最低でも10万ほどあればプーケット旅行に行くことができます。しかし、上記の金額はお土産代や入場料を入れていません。
そのため、お土産や観光代がどのくらい掛かるのか、事前に計算しておくと良いでしょう。また、ホテルや食事のグレードによっても前後しますので、もう1度自分で見直すのがおすすめですよ。