この記事は「モロッコの観光地はどのような所があるのかを知りたい方」に向けて書かれています。
モロッコはサハラ砂漠に面し、ジブラルタル海峡を挟んでスペインがあるため、砂漠のアラビアン文化とヨーロッパの文化とが交わったエキゾチック(異国情緒)な国です。
この記事ではモロッコの観光地の様子や、観光地でできる体験についても書かれています。
記事を参考にぜひモロッコの観光地に足を運び、エキゾチックな雰囲気を味わったり、モロッコならでは体験をしたりしてください。
モロッコとはどんな所なのかをさくっと紹介
モロッコはアフリカ大陸の最北西に位置し、海とサハラ砂漠に接している国です。
モロッコの北の海にヨーロッパとアフリカを隔てるジブラルタル海峡があり、約14Kmの幅のジブラルタル海峡を渡ればスペインになるので、ヨーロッパに最も近いアフリカとも言われています。
日本からモロッコへは飛行機の直行便が無いため、ヨーロッパやドバイなどの中東の国で乗り換えていく必要があり、飛行機の所要時間は20時間ほどです。
モロッコは日本から遥か遠い国ですが、親日国であり日本語を学んでいる人もいるので、カサブランカなどの都市にはモロッコ人の日本語ガイドもいます。依頼すると観光地やモロッコのより深い知識を得られるでしょう。
異国情緒の雰囲気を感じられるモロッコの観光地7選
この記事で紹介する、モロッコで異国情緒あふれる雰囲気を楽しめる人気の観光スポット7選です。
- シャウエン
- 世界文化遺産マラケシュ
- ジャマ・エル・フナ広場
- ヴォルビリスの古代遺跡
- サハラ砂漠メルズーガ大砂丘
- フェズ
- マジョレル庭園
モロッコは、アラビアン文化とヨーロッパの文化とが交わることで生み出される独特な雰囲気のスポットが多い国です。
また南はサハラ砂漠にも面していることから、砂漠地方らしいテントやバザーなどを見ると、遠くまで来た実感も味わえるでしょう。
記事を参考に、モロッコの気になるスポットにぜひ足を運んでみてください。
モロッコの人気観光地1:シャウエン
シャウエンの旧市街は、目が覚めるような鮮やかな青色に染まった建物が建ち並ぶフォトジェニックな場所で、インスタ映えも抜群です。
かつてはイスラム教の教徒以外は立ち入ることができない閉鎖都市でしたが、現在ではイスラム教徒でなくても自由に立ち入りができ、世界中から人が訪れる人気の観光地になっています。
建物の壁や屋根、通路の地面や壁までも鮮やかな青で染められたシャウエンの旧市街は、モロッコの強い太陽の光が街の青さをより際立たせ、モロッコを訪れる多くの観光客が足を運ぶスポットです。
- 住所:Morocco،Chefchaouen
- 電話番号:なし
- 営業時間:常時
- 入場料金:無料
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地2:世界文化遺産マラケシュ
モロッコのほぼ中央に位置する都市マラケシュは、周囲を約20Kmに渡って城壁で囲まれたかつての王都だった都市で、ユネスコの世界文化遺産にも指定されている文化都市です。
旧市街地には、12世紀に建てられたムーア様式のクトゥビア・モスク、19世紀頃に建てられた美しいモザイクなどで豪華だった面影を今に伝えるバヒア宮殿など、モロッコの文化を象徴する建物が遺されています。
クトゥビア・モスクには高さ約70mの塔(ミナレット)があり、世界三大ミナレットの一つとして観光客に人気の撮影スポットにもなっています。
- 住所:Morocco، Marrakesh
- 電話番号:なし
- 営業時間:常時
- 入場料金:無料
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地3:ジャマ・エル・フナ広場
ジャマエルフナ広場(フナ広場)は、モロッコの都市マラケシュの旧市街にあるモロッコのグルメ屋台が立ち並ぶ広場で、世界無形文化遺産にも登録されています。
フナ広場は昼と夜の表情が大きく異なり、昼間は名物のオレンジジュース屋台くらいしかありませんが、夕方あたりからどんどん屋台が建てられ祭りのような賑わいを見せます。
フナ広場の屋台で人気なのが本格的なソーセージや白身魚のフライ、モロッコのパン(ホブス)で、屋台とは思えない高い料理の質と賑やかな雰囲気が観光客に人気です。
- 住所:Morocco، Marrakesh 40000
- 電話番号:+212-6747-47464
- 営業時間:常時
- 入場料金:無料
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地4:ヴォルビリスの古代遺跡
ヴォルビリスの古代遺跡は、古代ローマ帝国時代に帝国の属州の首都として栄えた都市の跡が残る遺跡群です。
ローマ帝国の終焉により廃墟として放置されていたものの、20世紀に入り発掘調査が進むことで石で作られた門などの建造物や、世界的にも稀な保存状態のモザイク画が見つかり、世界的にも有名になりました。
1997年にヴォルビリスの古代遺跡はユネスコの世界文化遺産にも登録され、世界中から数多くの観光客を迎える人気のスポットとなりました。
- 住所:Morocco، Route de Volubilis, Fertassa
- 電話番号:なし
- 営業時間:常時
- 入場料金:無料
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地5:サハラ砂漠メルズーガ大砂丘
世界最大の砂漠、サハラ砂漠に向かう観光地として世界で一番人気のある拠点がモロッコのメルズーガで、アルジェリアとの国境近くにあります。
メルズーガには宿泊施設やラクダに乗って砂漠を歩くツアーなどの拠点として、サハラ砂漠観光を楽しむ人たちが世界中から集まります。
メルズーガのすぐ先に広大なサハラ砂漠が見えますよ。街中から砂漠の風景を眺めるのも良いですが、よりサハラ砂漠を体験したい方はラクダに乗っての砂漠ツアーがおすすめです。
砂漠ツアーはメルズーガの宿泊とセットになっていることも多く、費用は日本円で8,000円から12,000円前後となっていますので、ツアーの有無から宿泊先を探すのも良いでしょう。
- 住所:Morocco،Errachidia
- 電話番号:なし
- 営業時間:常時
- 入場料金:砂漠ツアー 1泊2日 8,000円ほど
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地6:フェズ
フェズはモロッコの北部に位置する都市で、旧市街地のフェズ・エル・バリは世界文化遺産にも指定されています。
フェズ・エル・バリは迷路のように複雑に入り組んだ迷路のような街の区画で、道の数9,000とも言われる複雑な街並みからフェズは迷宮都市の名でも知られています。
フェズの見どころが「タンネリ」と呼ばれるモロッコのなめし皮を使った工芸品の生産場所で、高台からは染色の様子を眺めることができ、インスタ映えもする絶好の撮影スポットです。
- 住所:Morocco،Errachidia
- 電話番号:なし
- 営業時間:常時
- 入場料金:砂漠ツアー 1泊2日 8,000円ほど
- 公式サイト:なし
モロッコの人気観光地7:マジョレル庭園
マジョレル庭園は、フランスの画家ジャック・マジョレルが造園した庭園を、マジョレルの死後にフランスのデザイナー・イヴ・サンローラン(YSL)が惚れこみ、買取って別荘として使っていました。
庭園には世界中から集められたサボテンや柑橘類、ソテツなど数多くの植物のほか、マジョレブルーとも呼ばれる青色を基調とした色彩豊かな建物と植物が見事に調和し、モロッコ有数の撮影スポットとして大人気です。
マジョレル庭園へのアクセスは、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場よりタクシーと公共バスが出ており、約15分ほどにです。
- 住所:Morocco،Rue Yves St Laurent, Marrakech 40090
- 電話番号:+212-5242-98686
- 営業時間:8:00〜17:30
- 入場料金:(YSL美術館と同時入館チケット)180DH(約2,200円)
- 公式サイト:https://www.jardinmajorelle.com/
まとめ
今回は、モロッコのおすすめの観光地を7つ紹介しました。最後に、今回紹介したモロッコの観光地をまとめて紹介します。
- シャウエン
- 世界文化遺産マラケシュ
- ジャマ・エル・フナ広場
- ヴォルビリスの古代遺跡
- サハラ砂漠メルズーガ大砂丘
- フェズ
- マジョレル庭園
エキゾチックな雰囲気のモロッコには、世界遺産のマラケシュを始め、モロッコ観光には必ずといって登場するインスタ映えスポット「シャウエン」など、思わず足を運びたくなるスポットが多い国です。
アフリカにあるモロッコは日本からは遠い国ですが、ぜひモロッコに足を運びモロッコらしいエキゾチックな雰囲気を体験してください。
モロッコの基本情報について知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね!