飛行機に乗り遅れたらどうしたらいいのか、不安に思っていませんか?どうしたらいいのか分からないと、実際に飛行機に乗り遅れそうになった時に、慌ててしまってうまく対処できなくなってしまう可能性もあります。
だからこそ、フライトの前に飛行機に乗り遅れそうになったらどうしたらいいのか、知っておくことはとても大切です。
そこでこの記事では、飛行機に遅れそうになった時の対処法について紹介していきます。飛行機の変更で待ち時間ができてしまった場合に便利な、空港のラウンジについても取り上げているので参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://www.pakutaso.com/20190850219post-22550.html)
飛行機に乗り遅れそう・乗り遅れたら航空会社にすぐ連絡する
飛行機に乗り遅れそうだと感じたら、航空会社の公式サイトか電話を使ってすぐに航空会社に連絡を入れましょう。飛行機が出発する前であれば、キャンセル料もかからずに次の飛行機に乗れることもあるからです。
チケットの種類や航空会社の規定によって、違う飛行機に乗れない場合でも、飛行機の出発前に連絡したほうがキャンセル料が安く済むので、必ず連絡を入れましょう。
また、出発後になってしまっても早めに連絡するようにしてください。連絡が遅くなると手続きにかかる料金が増えてしまいます。
公共交通機関の遅れで飛行機に乗り遅れたら?
空港まで行くために利用していた公共交通機関の遅れによって飛行機に遅れそうな場合は、遅延証明書をもらうようにしてください。
遅延証明書があるかないかで、航空会社の対応が変わってきます。遅延証明書がないと、搭乗者がフライト時間に間に合うように交通機関を利用したかどうかが証明できないからです。
遅延証明書をもらって空港に行き、カウンターで手続きをしましょう。手続きの種類については次章で紹介します。
飛行機に乗り遅れたらどうしたらいい?
飛行機に乗り遅れそうな場合、ほかの飛行機に乗る振替か、飛行機をキャンセルして予約し直すかのどちらかを選ぶことになります。
出発前に航空会社へ連絡できた場合は振替をすれば、手数料なしで違う飛行機に乗ることができますよ。出発前に連絡が間に合わなかった、または、振替ができないチケットの種類だった場合はキャンセルしましょう。
振替とキャンセルについては次章以降で詳しく解説していきます。
飛行機の出発時間前に連絡できたら振替をしよう
振替は別の飛行機に乗る手続きをすることです。ANAやJALなどの一般航空会社の場合、乗り遅れそうになっても飛行機が出発前であれば追加料金もなく、振替が可能です。
振替の手続きは、航空会社の公式サイトやカウンターですることができます。公式サイトからであれば、空港に向かう途中の電車などでも手続きが可能なのでおすすめです。
飛行機の出発までに連絡が間に合わなかった場合は、振替ができなくなってしまうので、注意してください。
飛行機に乗り遅れたら振替をするけど…早割りだとできない!
一般航空会社の飛行機であっても、早割を利用した場合は振替ができません。振替のサービスを削ることで、チケット代金を安く抑えているためです。
たとえば、JALの早割プランであるウルトラ先得・スーパー先得・先得割引タイプB・先得割引タイプAは振替ができません。
早割を利用している場合は、乗り遅れると飛行機をキャンセルすることになります。連絡が遅くなるとキャンセル料が高くなってしまうので、なるべく早めに連絡をするようにしましょう。
LCCは飛行機に乗り遅れたらキャンセル一択の場合も
ピーチやジェットスターなどの格安航空会社(LCC)のチケットの場合、振替ができないことが多いです。
ピーチは、全ての便で搭乗者の都合による振替はできません。ジェットスターは、チェックイン開始時刻までであれば振替が可能です。
航空会社によって規定が異なるので、飛行機を予約する際に規定をよく確認するようにしましょう。
ピーチとジェットスターは、システム障害や天候不順による欠航の場合には、振替が可能です。
連絡が間に合わない!飛行機に乗り遅れたらキャンセルしよう
ほかの飛行機に振替ができない場合は、予約した飛行機をキャンセルして予約をし直す必要があります。キャンセルは、航空会社の公式サイトや電話窓口、空港のカウンターで手続きをします。
予約番号や便名などが必要になるので、手元に準備しておくとスムーズに手続きできますよ。連絡が早ければ早いほど、キャンセル料が安く済むのでなるべく早めに連絡しましょう。
羽田空港で飛行機の待ち時間を過ごせる場所
振替した飛行機や予約しなおした飛行機の時間が遅く、待ち時間が生じることがありますよね。待ち時間ができてしまった場合には、空港内にある誰でもゆったり過ごせるラウンジを利用するといいでしょう。
ここでは例として羽田空港のラウンジについて書いていきます。
羽田空港には第一ターミナル、第二ターミナルにともに3つずつラウンジがあります。
自分が利用する飛行機の搭乗ゲートから近い場所を利用するといいでしょう。シャワー設備やドリンクサービスがあるので、快適にすごせますよ。
そもそも飛行機に乗り遅れないために
飛行機に乗り遅れないようにするためには、当たり前のことですが時間に余裕を持って行動することが大切です。特に、バスは道路で渋滞が起こると大幅に遅れる可能性があるので、電車を利用するほうがいいでしょう。
また、公共交通機関が遅れてしまった場合や、寝坊してしまった時のために、航空会社の公式サイトをすぐ開けるようにしておく、電話番号を控えておくなどの対策をしておきましょう。
遅れそうになった時にスムーズに連絡ができるようにしておくと、慌てずに対処できますよ。
まとめ
飛行機に乗り遅れた場合の対処について紹介してきました。どれだけ気を付けていても、公共交通機関の遅れなどで飛行機に乗り遅れてしまうことはあるものです。
万が一遅れてしまった時のために、手続き方法を知っておくことはとても大事なことです。この記事の内容をしっかり頭に入れておけば、手続きの際も落ち着いて対応できることでしょう。
遅れそうなときにすぐに連絡できるように電話番号を控えたり、チケットを買う際に、振替やキャンセルが可能なのか、手数料はどのくらいかかるのかについても確認したりして、対策を立てておくことをおすすめします。