「旅行時に持って行きたいカード」として良い評判の多い横浜インビテーションカード(ハマカード)。
「楽天カード」や「EPOSカード」に比べるとあまり聞き馴染みがないカードです。
そのため、どんなカードなのか、実際に使っている人はどんな感想を持ったのか、などハマカードを使っている人たちの”本音”も聞いておきたいところではないでしょうか?
そんなあなたのために、今回はハマカードに対する良い評判・悪い評判について、ツイッターを元に紹介していきます。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-2762536/)
横浜インビテーションカード(ハマカード)とは?
「横浜インビテーションカード」=通称「ハマカード」は、株式会社ジャックスが発行している入会金・年会費無料のクレジットカードです。「横浜」と名の入ったカードですが、全国どこでも使えるカードです。
こちらのハマカードは、旅行をする際には是非とも手元に持っておいてほしい、強力な味方になるクレジットカードとして、人気を博しています。
「旅行をする際に持っておいてほしい」と言ったのは、カードに付帯されている特典や保険が魅力的だから。次の章からは、付帯されている特典や保険の面を見ながら、ハマカードの評判を紹介していきます。
ハマカードの良い評判①無料で海外旅行傷害保険が付帯されている
https://twitter.com/CheriTheGlutton/status/913668507396587520
ハマカードには、海外旅行に行った際に適用される保険である「海外旅行傷害保険」が付帯されています。しかも、ハマカードの海外旅行傷害保険は「自動付帯」である点が魅力的なんです。
自動付帯とは・・・旅費の支払い等に当該カードを使わなくても、当該カードを持っているだけで保険の適用対象となります。
補償される保険金は最高で2000万円と、入会金・年会費無料のクレジットカードの中では、トップクラスの保険制度を兼ね備えています。
ハマカードの良い評判②特典の「J’s コンシェル」がお得
ハマカードには、全国17万件以上で特典を受けられる「J’s コンシェル」というサービスが付帯されています。
「J’s コンシェル」を利用すれば、ホテルやツアーを安く予約できるなど、旅行時に嬉しいサービスが用意されていますよ。
また、このツイートをしている人が紹介しているように、食事の際に利用できるクーポンを発行することができたりと、普段使いにもおすすめなサービスがあるんです。
食事の際に利用できるクーポンが発行できるので、旅行の際にも重宝しそうですね。
ハマカードの良い評判③毎回の保険申し込みの費用を抑える目的も
海外旅行に行く際には、事故や病気など何かあったときのために保険に加入することになります。
基本的には誰もが保険に加入するものですが、海外旅行に行くたびに保険に加入していたら、加入する際のお金だけがかさんでいきます。
「たびとも」という海外旅行保険を調べてみたところ、旅行先や期間・人数によっても異なりますが、保険への加入料金は以下のようになることがわかりました。
旅先 | 旅行期間 | 1人当たりの料金 |
韓国 | 2日 | ¥870 |
台湾 | 2日 | ¥870 |
ハワイ | 4日 | ¥1,610 |
グアム | 4日 | ¥1,320 |
アメリカ | 6日 | ¥2,270 |
ヨーロッパ | 7日 | ¥2,760 |
参考:https://www.hs-sonpo.co.jp/travel/place.php
1人当たり¥1,000~¥3,000前後で保険には加入できますが、旅行に行くたびに毎回毎回加入するためのお金を払っているのは、なんだか馬鹿馬鹿しいですよね。
そんな時にハマカードがぴったりです。ハマカードは年会費が無料ですし、ハマカードを持っているだけで自動的に海外旅行傷害保険が付帯されているため、無駄な出費も抑えられますよ。
ハマカードの良い評判④事務手続きの速さが魅力的
https://twitter.com/CheriTheGlutton/status/490041676220493824
ハマカードには「キャッシュレス・メディカルサービス」という、いわゆる「キャッシュレス診療」がハマカード加入者に用意されています。
キャッシュレス・メディカルサービスを利用するためには、保険会社に問い合わせるなどの手続きが必要なのですが、ツイートをしている方は、対応の早さに魅力を感じているようですね。
キャッシュレス・メディカルサービスを利用する場合には、病院へ行く直前に問い合わせをして保険の適用対象となる病院を紹介してもらう必要があります。ただ、この際に「本人確認」が必要になるわけです。
病気や怪我で辛い時に、保険会社やカード会社の確認待ちで何時間も待ちたくはないですよね。ハマカードや、ハマカードと連携している保険会社は対応が早いという点が特徴とも言えますね。
ハマカードの良い評判⑤「ブランド」を重視して選ぶのもおすすめ
ハマカードは、マスターカードのブランドのみとなっています。VISAやJCBなどのブランドでハマカードを発行することはできません。
クレジットカードのブランドに大きな違いはありませんが、例えばApple Payにはマスターカードが向いていて、オリンピックやワールドカップなどのイベント時はVISAが使える、などの違いがあります。
すでにVISAやJCBカードを持っている場合には、マスターカードのハマカードを発行しておくのもおすすめです。
マスターカードやアメリカンエクスプレスなどは、高所得者層向けのカードブランドです。VISAやJCBに比べて加盟店が少ない傾向にあり、ブランドによっては会員限定イベントが開催されることもあります。
「マスターカードが欲しいなぁ」と思っているのであれば、海外旅行傷害保険や「J’s コンシェル」の付帯されているハマカードを選択するのもおすすめですよ。
ハマカードの悪い評判:ショッピング利用にはあまり向いていない
ここからはハマカードの悪い評判について紹介しますが、Twitterを探したところ、ハマカードについての悪い(マイナスな)ツイートをしている人はこちらの人しか見受けられませんでした。
ハマカードには海外旅行傷害保険が付帯されていたり、「J’s コンシェル」という特典が付帯されていたり、魅力は当然あります。ただ、クレジットカードによくある「ポイント」の還元率がハマカードは低いのです。
こちらの記事でも詳しく紹介していますが、ハマカードはショッピング時に利用をした場合には、還元率0.5%(¥200につき1ポイント)とかなり還元率が低いことがわかりました。
楽天カードは還元率1%(¥100につき1ポイント)、Booking.comカードも還元率1%(¥100につき1ポイント)ですので、他のカードと比較してみても、還元率が低いことがわかりますよね。
なお、ハマカードの「ラブリィポイント」は1ポイント=楽天スーパーポイント1ポイント分に変換できます。
ただ、単純に楽天カードを使った方が、ハマカードを使うよりも2倍楽天スーパーポイントが貯まりやすいわけです。
- 楽天カードの場合:¥100の利用で楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる。
- ハマカードの場合:¥200の利用でラブリィポイントが1ポイント貯まる。(ラブリィポイント1ポイントを楽天スーパーポイント1ポイントに変換可能)
もしラブリィポイントを楽天スーパーポイントへ変換するのであれば、初めから楽天カードを使っていた方が、楽天スーパーポイント¥100につき1ポイントなので、2倍貯まりやすいのです。
上述した通り、ハマカードはポイント面を楽天カードなどと比べた時に、どうしても劣ってしまうのです。
ですが、海外旅行傷害保険や「J’s コンシェル」が充実しているので、普段はハマカードを使わないものの、付帯されている特典の利用を目的とした「サブカード」として持っておくといいでしょう。
評判を調べてわかったこと①「海外旅行傷害保険」がかなり魅力的
ここまで、ハマカードの評判について紹介してきました。今回ハマカードの評判を調べていてわかったことがあるので、2つ紹介していきます。
まず、とにかく「海外旅行傷害保険」に魅力を感じている人が多い、ということがわかりました。
年会費が無料ながら最高で2000万円まで補償されたり、旅費などの決済として使わなくても、持っているだけで保険の適用対象となる「自動付帯」である点が、非常に評価されていました。
ちなみに、当サイト「やすたび」では、旅行好きな人には「Booking.comカード」もおすすめしています。
ただ、Booking.comカードの海外旅行保険は「自動付帯」と「利用付帯」が用意されていて、当該カードの利用金額によっても補償される金額が変わってくるという決まりがあります。
利用付帯とは・・・旅費や公共交通乗用具を利用する際に、決済に使うなどの条件があり、条件が満たされていないと保険の適用対象にはなりません。
その点、ハマカードは「自動付帯」で最高2000万円まで補償されるため、海外旅行傷害保険が非常に魅力的なんです。
評判を調べてわかったこと②サブカードとしての印象が強い
もう1点評判を調べてみてわかったことは、ハマカードは普段は使わない「サブカード」としての印象が強いということです。
この記事の後半でも紹介しましたが、ハマカードはショッピング利用時のポイント還元率が0.5%(¥200に1ポイント)とかなり低くなっています。
「普段使い」と言えば、例えばインターネットショッピングや生活費の決済などがありますが、賢くポイントを貯めている人であれば、ハマカードは「メイン」にしないでしょう。
ただ、ハマカードは年会費が無料ですし、「自動付帯」の海外旅行傷害保険が付帯されているため、サブカードとして手元に置いておく分には、心強いと言えますね。
まとめ
今回記事を書くにあたりSNS上で、ハマカードに対する評判を探してみましたが、悪い評判はほとんど見受けられませんでした。
むしろ「海外旅行傷害保険」や「年会費が無料」という点が評価されており、ハマカードをおすすめしている人や良い評判をツイートしている人が多くいました。
カードを発行するかどうかはもちろんあなた次第ですが、「年会費無料で、なおかつ最高2000万円まで補償してくれる海外旅行傷害保険が自動付帯」のハマカードは、持っておいて損はありませんよ。