皆さんは東京から大阪へ行く時、どのような交通手段を利用しますか?
私は旅行先でたくさんお金を使いたいので、極力安い方法で移動しています。私のように、移動にお金をかけたくない人も多いのではないでしょうか。また「金欠だけど旅行に行きたい!」と思っている人もいますよね。
そんな「とにかく移動費を抑えたい!」と思っている方のために、今回の記事では東京から大阪へ行く時の交通手段料金を比較しました!
こちらの記事で掲載している料金は、2019年10月1日現在のものです。料金を比較するときの参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A4%A7%E9%98%AA-%E9%A2%A8%E6%99%AF-%E9%81%93%E9%A0%93%E5%A0%80-%E5%B7%9D-%E7%9C%8B%E6%9D%BF-1199208/)
東京・大阪間の主な行き方は3つ!
東京から大阪へ行く時、主に3種類の交通公共機関があります!新幹線・高速バス・飛行機(フルサービスとLCC)です!
今回の記事では料金を比較するのが難しいため、レンタカーや自家用車などで行く場合を除外しています。
- 新幹線
- 高速バス
- 飛行機(フルサービスとLCC)
東京・大阪間の距離はどれくらい?
東京から大阪がどのくらい離れているのか確認しましょう!東京駅から新大阪駅までを目印にして距離を計算すると約507kmでした。
これから紹介する3つの交通公共機関の料金を比較しましょう。1番安い移動方法は高速バスでした!
新幹線 | 11,000〜14,720円 |
高速バス | 2,000円前後〜10,000円前後 |
飛行機 | 5,000円前後〜20,000円前後 |
また、それぞれの移動時間を掲載しておきます!最も移動時間が短いのは飛行機、最も時間のかかるものは高速バスでした。
新幹線 | 約2時間30分~約4時間 |
高速バス | 約8~9時間 |
飛行機 | 約1時間~約1時間30分 |
【東京-大阪間】新幹線を利用する行き方は安い?
東京駅から新大阪駅までの新幹線を利用する場合、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があります!時間と値段が大きく変わるので、まずはそこからチェックしましょう!
時間 | 指定席 | 自由席 | |
こだま | 約4時間 | 14,400円 | 13,870円 |
ひかり | 約3時間 | 14,400円 | 13,870円 |
のぞみ | 約2時間30分 | 14,720円 | 13,870円 |
指定席料金は「通常期」「繁忙期」「閑散期」の3種類があり、上記は「通常期」料金です。通常期を基準にして、繁忙期は200円増、閑散期は200円引です。
また「スマートEX」という会員になれば誰でも利用できる、割引サービスもありますよ。「とにかく移動費を安く抑えたい!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
予約サイト「スマートEX」で販売されている新幹線チケットです。利用するにはスマートEX会員になる必要がありますが、新幹線利用日の1か月前から乗車当日の発車4分前まで購入できるチケットです。
- 自由席 →通常料金と同一
- ひかり指定席→14,200円
- のぞみ指定席→14,520円
その他にも21日前の予約でお得な料金があります!ただし利用日、利用時間、座席数などが細かく設定されているので、詳細は公式サイトでご確認ください。
- EX早特21:11,000円(のぞみ指定席)
駅探で新幹線+ホテルプランを利用すればお得!
大阪でホテルを利用する際は、「駅探」を利用するのがおすすめですよ!新幹線の往復切符とホテルがセットになった「新幹線ホテルパック」なら特別料金で新幹線に乗ることができます。
なんと、新幹線の往復切符とホテル代をあわせても、たったの27,400円なんです。
自由席の往復料金よりも安い値段で、ホテルの予約までできるので「安く済ませたい」という人にぴったりですね。
プランによって値段が変動しますが、使わない手はありません!
高速バスを利用する行き方は安い?
東京・大阪間は様々な高速バスが運行されています。運行会社や時期によって料金が大きく変動するので一概に比較することができません。
筆者が検索したところ、2019年11月の高速バスの最安値は11月5日(火)の片道1人1800円でした。こちらのバスは乗車時間約8時間、4列シート、男女乗車バス、コンセント有の夜行バスです。
寝心地を重視する場合は、3列独立シートや3列(2+1)シート、2列独立シートなども検討しましょう。列数によって料金は大きく変わってきます。
ただし年末年始やGWなど、繁忙期になると最安値が8000円程度になってしまいます。利用する際は早めに料金比較をしておきましょう。
東京から大阪へフルサービスを利用する行き方
次は飛行機について、「フルサービス」と「LCC」それぞれ別々で見ていきます!
東京・大阪間で運行しているフルサービス航空会社は「ANA」「JAL」「スターフライヤー」の3社です。大体の相場は12,000円前後です。
スターフライヤーは、羽田空港~関西国際空港のみ運行しており、どの便もフライト時間は約1時間~約1時間30分ほどです。(※こちらの料金表は各路線・各航空会社の底値を表示しています。)
ANA | JAL | スターフライヤー | |
羽田~伊丹 | 7,550円~ | 8,250円~ | × |
羽田~関西 | 7,230円~ | 7,830円~ | 7,730円~ |
成田~伊丹 | 10,910円~ | 10,910円~ | × |
成田~関西 | × | × | × |
ANAとJALに関しては、航空機によって機内Wi-Fiが無料で利用できます。飛行中もインターネットやSNSを閲覧できるので、退屈になりがちな機内も快適に過ごせますよ。
東京から大阪へLCCを利用する行き方
LCCは「ピーチ(ピーチアビエーション)」と「ジェットスター」が運行しています。フルサービスとは違い、両社とも成田空港~関西国際空港のみの運行です。
ジェットスター | ピーチ | |
成田~関西 | 4,840円~ | 5,520円~ |
2019年11月の最安値は、11月7日(木)のピーチで5520円でした。1日に5本ほど運行していますが、出発時間により料金が異なりますので注意してくださいね。
料金が安い分、荷物に関する制限があります。預け荷物をする際はすべて有料です。機内持ち込み手荷物は2点、合計7kgまでです。
ジェットスター | ピーチ | |
大きさ | 高さ56cm×幅36cm×奥23cm | 3辺合計が115cm以内 |
荷物が多くなる冬や、旅先で買い物をたくさんする人は、LCCを利用する前に荷物にかかる料金についても調べておきましょう。
フライト時間はこちらも約1時間30分です。LCC便は遅延しやすいので、時間に余裕を持って予定を立てましょう。
空港行のリムジンバスは安い?
東京には「羽田空港」「成田空港」の2つ、大阪には「伊丹空港」「関西国際空港」の2つがあります。それぞれ中心地に近いのは「羽田空港」と「伊丹空港」です。
飛行機での値段が抑えられたとしても、空港までのアクセスでお金がかかってしまったら意味がありません。そこで東京駅・新大阪駅から各空港までの高速リムジンバスの料金と時間を紹介します。
時間 | 料金 | |
東京駅→羽田空港(第2ビル) | 約40分 | 950円 |
東京駅→成田空港(第1ビル) | 約60分 | 1,000円 |
新大阪駅→伊丹空港(南ビル) | 約25分 | 510円 |
新大阪駅→関西国際空港 | 約80分 | 1,550円 |
LCCを利用する場合は成田空港と関西国際空港を利用することになりますが、「新大阪駅・関西国際空港」間のリムジンバスは値段が高いです。
LCCを予約したとしても、トータルの交通費が高くなってしまうことがあります。航空券を購入する前に、空港から目的地までの交通費も計算しておきましょう!
【料金表】東京・大阪間の安い行き方順
ここまで紹介した3つの移動手段を安い順に並べてみます!こちらに書く料金は各移動手段の最安値です。
移動手段 | 詳細 | 料金 |
高速バス | 夜行バス(4列シート) | 1,500円 |
飛行機 | LCC(ジェットスター) | 4,840円 |
新幹線 | EX早特21 | 11,000円 |
最安値は「高速バス」でした。4列シートの夜行バスで問題なく寝れる人は、夜行バスで移動すると良いでしょう。
しかし夜行バスだと全然寝られないという人もいます。目的地到着後に影響が出てしまう可能性があるので、そういう人は夜行バスの利用を避け、他の移動手段を利用するのがおすすめですよ。
ホテルを利用するなら「駅探」で、「新幹線ホテルパック」を予約するのが良いでしょう。
東京・大阪間の安い行き方まとめ
移動手段を決める時につい値段に意識が行きがちですが、移動した後のことを考えるのも大事です。
せっかく安い移動手段を利用できたとしても、そこから目的地まで更に遠かったり、追加の料金が高くなってしまったら元も子もありません。
私の場合は、目的地の近くまで行くことのできる夜行バスがあれば、夜行バスを優先的に使います!
旅行先である大阪でたくさんお金を使えるように、是非しっかりとした旅行計画を立ててくださいね。