ミュンヘン旅行を考えていると「日本からの直行便ってあるのかな?」と気になりますよね。他にも、飛行機の料金や移動時間、日本との時差も気になってくるでしょう。
そんな悩みを解決するべく、本記事では日本とミュンヘンを繋ぐ飛行機の情報を紹介していきます。空港からの移動手段も紹介するので、ミュンヘン旅行を計画している方は、是非参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/空港-ミュンヘン-タワー-2384837/)
【日本ーミュンヘン】直行便はある?
この章では、日本からミュンヘンまでの直行便の有無について紹介します。2020年4月現在、日本からミュンヘンまでは2ヶ所の空港から直行便が運航しています。
- 羽田空港(東京国際空港:HND)
- 関西国際空港(KIX)
ミュンヘンまでは約12時間ほど掛かるので、移動時間が短い直行便を利用するのが一般的です。次の章からは、羽田空港・関西国際空港の直行便について紹介していきます。
【日本ーミュンヘン】羽田空港の飛行機情報
羽田空港からミュンヘン空港(フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港:MUC)までは、2つの航空会社が直行便を運航しています。
- ANA(全日空)
- ルフトハンザドイツ航空
羽田空港からミュンヘン空港までは約12時間00分、逆方向であるミュンヘン空港から羽田空港までは約11時間30分となります。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
【日本ーミュンヘン】関西国際空港の飛行機情報
関西国際空港からミュンヘン空港までは、ルフトハンザドイツ航空のみが直行便を運航しています。
- ルフトハンザドイツ航空
関西国際空港からミュンヘン空港までは約11時間50分、逆方向であるミュンヘン空港から関西国際空港までは約11時間10分となります。
飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。また、日本からミュンヘンまでは長時間の移動となるので、予めゆとりのあるスケジュールを立てておきましょう。
【日本ーミュンヘン】飛行機の料金
飛行機の料金は、予約する時期やシーズンによって変動するので目安として参考にして下さい。以下の料金は、Expediaで検索した直行便の往復料金となります。
- ANA:132,830円
- ルフトハンザドイツ航空:135,010円
航空券の早割を受けたり、ゴールデンウィークなどの観光シーズンを避けたりすれば、通常料金よりも安く抑えることが可能です。
また、利用する航空会社や日時によって料金は変動するので、様々なパターンで比較することがおすすめです。
【日本ーミュンヘン】飛行機のスケジュール
2020年4月現在、日本からミュンヘンまでの直行便は以下のスケジュールで運航しています。
出発地 | 便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 所要時間 |
羽田空港 | NH217 | 12:30 | 17:20 | 11時間50分 |
LH715 | 12:35 | 17:15 | 11時間40分 | |
関西国際空港 | LH743 | 9:30 | 14:20 | 11時間50分 |
「NH」がANA・「LH」がルフトハンザドイツ航空の便であり、上記の便は毎日運航しています。
また、フライトスケジュールは予告なく変更される場合があるので、各航空会社のサイトなどで最新情報をご確認下さい。
表の時刻は「夏ダイヤ」であり、2020年3月28日〜10月24日までの時刻表となります。
【日本ーミュンヘン】コードシェア便とは?
ANAとルフトハンザドイツ航空では「コードシェア」を行なっており、航空券を検索していると「コードシェア便」という言葉を見掛けると思います。
コードシェア便とは、2社以上の航空会社が1つの飛行機を共同運航している便のことです。
- 購入先:ANA(ルフトハンザドイツ航空でも購入可能)
- 運航会社:ルフトハンザドイツ航空
- 乗務員・サービス:ルフトハンザドイツ航空
- チェックイン:ルフトハンザドイツ航空
上記のように、航空券を「ANA」で購入しても運航会社が「ルフトハンザドイツ航空」の場合は、乗務員・機内サービス・チェクインカウンターも「ルフトハンザドイツ航空」のものとなります。
ANAが運航する便であれば、ANAの機体・サービスを利用することが可能です。コードシェア便の詳細については、ANAの公式サイトにて確認することができます。
飛行機を降りてからミュンヘンの中心街まで行くには?
ミュンヘン空港からミュンヘンの中心街まで行くための移動手段について紹介します。主に利用する交通機関としては、「電車」と「バス」の2つが挙げられます。
電車
ミュンヘン空港から中心街までは「Sバーン」という近郊鉄道が運行しています。10分〜20分間隔で運行しており、ミュンヘン空港からミュンヘン中央駅までは約45分となります。
料金はチケットの種類によって異なりますが、片道乗車券は11.50€(約1,380円)、1日乗車券は13€(約1,560円)です。
バス
電車と同様によく利用されるのが「ルフトハンザ エクスプレスバス」です。ミュンヘン空港とミュンヘン中央駅を結ぶシャトルバスであり、ミュンヘン中央駅までは約45分となります。
20分間隔で運行しており、料金は片道11€(約1,320円)です。(オンラインで購入する場合は料金が少し安くなります。)
ルフトハンザドイツ航空を利用していない方でも、シャトルバスを利用することができます。
目的地へ直行するならタクシーがおすすめ!
ホテルや観光地へ直行するならタクシーの利用がおすすめです。24時間利用できるので、夜間に到着した場合でも利用することができます。(夜間は料金が割増になります。)
ミュンヘンの正規タクシーは、車体が「白色(クリーム色)」であり、屋根に「TAXI」のサインが付いています。ミュンヘン空港から中心街までの料金は、約70€(約8,400円)が目安です。
チップは移動料金の10〜15%が目安であり、スーツケースなど大きな荷物を運んでくれた際は、少し多めに支払いましょう。(釣り銭の端数を切り上げたり、1€または2€上乗せたりすると良いでしょう。)
50€以上の高額紙幣は受け付けてくれないので、現金で支払う場合は予めお金を崩しておきましょう。
日本とミュンヘンの時差はどれくらい?
日本とミュンヘンの時差は8時間であり、日本が昼の12時の場合、ミュンヘンは朝の4時となります。
また、ミュンヘンでは「サマータイム」が導入されているので、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までは時差が7時間となります。
時差が7・8時間ということもあり、時差ボケの症状が出やすくなるので注意が必要です。機内での食事や睡眠の時間を調整することで、時差ボケの症状を緩和することができるでしょう。
サマータイム制度に反対する人も多く、EUではこの制度を廃止する方向で話を進めています。
【日本ーミュンヘン】飛行機まとめ
日本からミュンヘンまでは、羽田空港・関西国際空港から直行便が運航しています。直行便でも約12時間掛かるので、移動時間を考慮すると乗り継ぎ便・経由便はあまりおすすめできません。
ミュンヘン空港から中心街へ移動する際は、料金が安い電車やバスでの移動がおすすめです。目的地まで一直線に行きたいのならタクシーの利用も検討しましょう。
また、日本とミュンヘンの時差が8時間あるので、時差ボケにより体調を崩さないよう注意が必要です。食事や睡眠の時間を調整し、万全の体調で観光を楽しんでくださいね。