サンフランシスコを観光する際は、いくつかの注意点があります。快適に観光するためには、気候や治安など、予め対策をしておくことが大切です。
本記事では、サンフランシスコで注意することを9つ紹介します。観光に役立つ情報ばかりなので、ぜひ参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/市-交通-サンフランシスコ-823604/)
サンフランシスコで注意すること①現金・クレジットカード
現金主義である日本とは異なり、アメリカはカード社会です。クレジットカードがあれば、持ち運ぶ現金も減るので、盗難対策にも繋がります。
但し、チップの支払いや交通機関を利用する時など、現金の方が便利な時もあります。お店によっては現金しか受け付けない場合もあるので注意が必要です。
両替をする際は、よく利用する1ドル・5ドル・10ドル・20ドル紙幣を多めにしておきましょう。
また、現金で交通機関を利用する際は、小銭があると便利です。(おつりや両替機がないことが多い)
クレジットカードは、複数枚用意しておくと安心です。盗難対策として、1つの場所に保管するのはやめましょう。
サンフランシスコで注意すること②乾燥・紫外線
サンフランシスコは、1年を通して温度差が少ないのが特徴です。温暖で過ごしやすい気候ですが、乾燥・紫外線対策が必要となります。
- サングラス
- 帽子
- 日焼け止めクリーム
- ハンドクリーム
- リップクリーム
- ミネラルウォーター
日焼け止めクリームなどのケア用品は、日本から持参するのがおすすめです。
現地でも購入できますが、肌に合わない場合があるので、使い慣れた物を用意しておきましょう。
サンフランシスコで注意すること③気温差
1年中温暖なサンフランシスコですが、朝晩は冷えることが多いので注意が必要です。
日によっても異なりますが、日中と朝晩の気温差が10℃近くなることもあります。
また、海や風の影響により、体感温度が低く感じることもあります。
肌寒さを感じることもあるので、パーカーやカーディガンなど、着脱しやすい上着があると便利です。
夏場の暑い日でも、いきなり気温が下がることがあります。出掛ける際は、薄手の上着があると安心です。
サンフランシスコで注意すること④スリ・置き引き
サンフランシスコで多発しているのが窃盗です。特に注意したいのは、スリや置き引きです。
人気観光地であるフィッシャマンズワーフでも、スリや置き引きが多発しています。観光客が狙われることも多いので注意が必要です。
基本的に、荷物は肌身離さず持ちましょう。もし、荷物を置く場合は、目に入る位置・手が届く位置に置きましょう。
何よりも警戒心を持つことが大切です。日本の感覚でいると被害に遭いやすいので、周囲の状況や持ち物には気を配るようにしましょう。
サンフランシスコで注意すること⑤車上荒らし
車を利用する方は、車上荒らしにも注意が必要です。サンフランシスコでは、車上荒らしが多発しており、社会問題にもなっています。
警察による対策も行われていますが、現状を打開するまでには至っておりません。
車内が見えやすい運転席や助手席は特に危険です。後部座席も見えやすいので、荷物を置く場合は、グローブボックスやトランクに保管しましょう。
それでも、ガラスを割られたり、トランクをこじ開けられたりする事件も起きています。財布などの貴重品は、車内に残さないのが無難です。
サンフランシスコで注意すること⑥ホームレス
サンフランシスコは、ニューヨークやロサンゼルスと同様に、ホームレスが多い都市です。
全てのホームレスが危ない訳ではありませんが、突然人を襲ったり、後をつけられたりするといった被害が発生しています。
中には、薬物や犯罪に手を染めている人もいるので、うかつに近寄るのは危険です。
また、お金があると思われ、観光客が狙われる可能性もあります。トラブルに巻き込まれないためにも、近づかないようにしましょう。
サンフランシスコで注意すること⑦ドラッグ
サンフランシスコでは、ドラッグの危険が身近に潜んでいます。ホームレスが使用していたり、歓楽街で売買されていたりするので、観光の際は注意が必要です。
また、サンフランシスコがあるカリフォルニア州では、大麻が合法化されています。
日本の大麻取締法は、海外でも適用されるので、合法化されていても手を出さないようにして下さい。
道端などに注射器が落ちていることがあります。薬物に使用された物が多く、とても危険です。誤って針が刺さると、HIVなどに感染する可能性があります。
サンフランシスコで注意すること⑧夜間の外出
サンフランシスコで観光する際は、極力夜間の外出は控えましょう。特に1人での移動や人通りが少ないエリアは危険が伴います。
また、交通機関を利用する時も注意が必要です。夜間の地下鉄やバスは、日中と雰囲気が異なり、貧困層の人なども利用します。
貧困層の中には、薬物や犯罪に手を染めている人もいます。電車では人が少ない車両を避け、バスでは後部座席でなく、前方の席や運転手の近くの方が安全です。
夜間に移動する際は、なるべくタクシーやUberなどを利用して、Door to Doorの移動を心掛けましょう。
サンフランシスコで注意すること⑨危険なエリア
紹介するエリアは、治安が悪いことで有名なエリアです。薬物や犯罪が多いエリアなので、近寄らないようにしましょう。
- テンダーロイン (Tenderloin)
- ウェスタン・アディション(Western Addition)
- サウス・オブ・マーケット(SoMa)
- ヘイト&アシュベリー(Haight&Ashbury)
特にテンダーロインは、最も危険なエリアと言われています。観光名所であるユニオンスクエアの近くなので、誤って立ち入らないように気をけましょう。
サンフランシスコの注意事項まとめ
本記事では、サンフランシスコでの注意事項を紹介しました。日本とは異なることも多いので、改めて簡単にまとめておきます。
- クレジットカードを準備・現金は1〜20ドルを多めに
- 乾燥・紫外線対策が必要
- 日中と朝晩の気温差に注意
- 窃盗に注意(特にスリ・置き引き・車上荒らし)
- ホームレス・危険なエリアには近寄らない
- ドラッグに注意
- 夜間の外出は極力控える
上記のことに気をつければ、より快適に観光を楽しめます。警戒心を持ちつつ、サンフランシスコを楽しんで下さい。