ラスベガスと聞くと「砂漠に囲まれてるから気温が高そう」とイメージしませんか?
夏のシーズンは長いですが、日本の暑さ・気候とは異なります。また、ラスベガスにも冬があるので注意が必要です。
本記事では、ラスベガスの気温や気候について紹介していきます。季節にあった服装も紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ラスベガス-ストリップ-2550386/)
ラスベガスの気候
ネバタ州にあるラスベガスは、砂漠気候であり、空気がとても乾燥しています。日本のように四季がありますが、春と秋の季節は短いです。
夏になると、日中40℃を超えることもあります。日本のように湿度は高くなく、カラッとした暑さが特徴的です。(ラスベガスの平均湿度:約20%)
温暖なイメージがあるラスベガスですが、冬は冷え込みが強くなり、防寒対策が必要です。
1年を通して、寒暖差がはっきりとしています。次の章では、月別の気温について紹介します。
ラスベガスの気温
下記の表は、月ごとの平均気温(平年値)です。時期により気温が異なるので、季節にあった服装・持ち物が必要となります。
気温的には、春(3月・4月)、秋(10月・11月)の観光がおすすめです。
ラスベガスが最も暑いのは7月であり、最高気温は40℃を超えてきます。
反対に1番寒くなる冬の季節(12〜2月)は、最低気温が1℃辺りまで下がります。
月 | 月平均気温(℃) |
1月 | 8.8 |
2月 | 11.2 |
3月 | 15.0 |
4月 | 19.2 |
5月 | 24.8 |
6月 | 29.9 |
7月 | 33.2 |
8月 | 32.2 |
9月 | 27.7 |
10月 | 20.4 |
11月 | 13.1 |
12月 | 8.3 |
ラスベガスの降水量
下記の表は、月ごとの降水量(平年値)です。1年のうち、300日近くが晴天であり、年間を通して降水量が少ないです。
ほとんど雨が降らないラスベガスですが、2月・3月は雨季にあたり、比較的雨が多くなります。
雨季と言っても、日本の梅雨のように、毎日降ることはほとんどありません。また、1日中降り続けることも少ないです。
ラスベガスは乾燥しているので、雨による湿度もあまり感じません。
月 | 月降水量(mm) |
1月 | 13.6 |
2月 | 19.3 |
3月 | 11.9 |
4月 | 4.2 |
5月 | 3.0 |
6月 | 2.1 |
7月 | 9.9 |
8月 | 8.4 |
9月 | 6.8 |
10月 | 7.1 |
11月 | 9.8 |
12月 | 12.1 |
ラスベガスの春(3〜4月):気温と服装
ラスベガスの春は、温暖な気候であり、観光にもおすすめの季節です。日中は20℃以上と暖かく、過ごしやすい陽気となります。
ただし、最低気温が10℃近くまで下がることもあるので、寒暖差には注意が必要です。特に朝晩は冷え込むので、ジャケットやカーディガンがあると便利です。
基本的には、長袖シャツまたは半袖シャツに、春用のボトムスで問題ありません。
また、雨季である3月は、他の時期より雨が多いです。雨具が必要な時もありますが、ラスベガスは乾燥しているので、多少濡れてもすぐに乾きます。
ラスベガスの夏(5〜9月):気温と服装
5月から気温が上昇し、ピークである7月では、40℃を超える日もあります。
服装は、Tシャツ+ショーツ・スカート、サマードレスといったカジュアルなスタイルがおすすめです。
日差しが強く照りつけるので、肌に合ったUVクリームも用意しておきましょう。また、帽子やサングラスがあると便利です。
湿度は約20%であり、過ごしやすいとも言われていますが、暑いことには変わりありません。こまめな休憩、水分補給を必ず行いましょう。
ホテルやレストランなどでは、冷房がよく効いています。薄手のカーディガンなど、軽く羽織れる物があると便利です。
ラスベガスの秋(10〜11月):気温と服装
秋のシーズンは短く、夏から冬への移行期間となります。最高気温は、10月が約28℃、11月が約20℃ほどです。
基本的に、春と同じような服装で問題ありません。寒暖差があるので、ジャケットやカーディガンなど羽織れる物があると便利です。
特に11月は、最低気温が10℃を下回ることがあるので、コートなどの防寒着が必要になります。
屋内外によって気温が変わるので、体温調節が行いやすい服装がおすすめです。
ラスベガスの冬(12〜2月):気温と服装
温暖なイメージがあるラスベガスですが、冬になると冷え込みが強く、雪が降ることもあります。最高気温は15℃前後、最低気温は1℃辺りまで下がります。
ラスベガスの冬は、コートやダウンジャケットなど、防寒対策が必須です。また、手袋やスカーフがあると、より安心です。
特に、ラスベガスからグランドキャニオンへ行く方は、注意が必要です。氷点下を記録することもあるので、入念な防寒対策を行いましょう。
ラスベガスは乾燥に注意!
湿度が低いラスベガスでは、乾燥対策が必要です。呼吸器系(口や鼻)が乾燥すると、防御機能が低下し、風邪などのウィルスが体内に入りやすくなります。
屋外はもちろん、ホテル内も乾燥していることが多いです。加湿器がないホテルもあるので、事前に確認・対策をしておきましょう。
- こまめな水分補給
- 保湿クリーム・パック
- 旅行用加湿器
- バスタブにお湯を溜める
特に女性の方は、健康面だけでなく、美容面も気になると思います。「肌が砂漠状態に…」とならないよう、乾燥には気をつけましょう。
グランド・キャニオン、アンテ・ロープ・キャニオンは雨に注意!
ラスベガスの観光だけでなく、アリゾナ州にあるグランド・キャニオン、アンテ・ロープ・キャニオンへのツアーに参加する方も多いと思います。
グランド・キャニオンに雨季はありませんが、天候が変わりやすい特徴があります。
また、アンテ・ロープ・キャニオンでは、スコールや鉄砲水への注意が必要です。
ラスベガスとは天候が異なるので、ツアーに適した雨具を携帯しましょう。また、雨によりツアーが中止する場合もあるので、事前の気象確認が重要です。
ラスベガスの気温まとめ
ラスベガスは、砂漠に囲まれていることもあり、1年中温暖なイメージがあります。
冬は日本のように寒くなるので、防寒対策が必要になります。また、湿度が低いラスベガスでは、乾燥対策も必須です。
屋外だけでなく、ホテルなども乾燥しているので、保湿クリームや旅行用加湿器などを準備しておきましょう。また、こまめな水分補給も重要です。
訪れる時期により気温が異なるので、季節に合った服装で観光を楽しみましょう。