飛行機で海外に行くときは、日本からの直行便の有無や飛行機の料金が気になりますよね。この記事では、メンフィスへの移動手段や飛行機の料金、所要時間について紹介していきます。
アメリカ合衆国テネシー州の西端にある都市メンフィスは、州都ナッシュビルを上回る同州最大の都市で、ミシシッピ川に面しています。
メンフィスは住民の10人に6人が黒人とされる街で、古くからブルースミュージックが発展、街の中には現在もブルースの香りが色濃く、音楽ファンなら一度は訪れたいと思うブルースの生れ故郷です。
記事の中では、空港からの移動手段や日本との時差等、その他の詳しい情報についても紹介するので、ぜひ参考にして下さいね。（トップ画像出典：https://pixabay.com/photos/beale-street-memphis-blues-music-4236474/）
【日本ーメンフィス】直行便あるの？
出典：https://pixabay.com/photos/airport-travel-flights-times-690556/いざ行くとなると、日本からメンフィスへの直行便が運航しているかどうかが気になるところですよね。
残念ながら2020年3月現在、日本からメンフィスへの直行便は運航していません。
メンフィスへ行くには、アメリカの都市を経由し、国内線へ乗り換えるのが一般的です。効率よく経由便・乗り継ぎ便を利用して、できるだけ短い時間でメンフィスに到着したいですね。
ここからは、日本からメンフィスまでの経路便・乗り継ぎの飛行時間について紹介していきます。
【日本ーメンフィス】乗り継ぎ便と飛行機の所要時間
出典：https://pixabay.com/photos/airport-airplane-aircraft-fly-3511342/日本からメンフィス国際空港（MEM）まで、経由・乗り継ぎが1回の経路を表にまとめました。日本から各経由地までは、直行便が運航しています。
| 航空会社 | 路線 | 所要時間 |
| アメリカン航空（AA） | 成田、羽田 → ダラス・フォートワース | 11時間35分 |
| ダラス・フォートワース → メンフィス | 1時間30分 | |
| デルタ航空（DL） | 成田、羽田 → アトランタ | 12時間38分 |
| アトランタ → メンフィス | 1時間20分 | |
| デルタ航空（DL） | 成田、羽田、中部 → デトロイト | 11時間53分 |
| デトロイト → メンフィス | 2時間5分 | |
| デルタ航空（DL） | 成田、羽田 → ロサンゼルス | 10時間5分 |
| ロサンゼルス → メンフィス | 3時間40分 | |
| ユナイテッド航空（UA） | 成田 → ヒューストン | 12時間5分 |
| ヒューストン → メンフィス | 1時間39分 | |
| ユナイテッド航空（UA） | 成田、羽田 → シカゴ | 11時間44分 |
| シカゴ → メンフィス | 1時間50分 |
【日本ーメンフィス】飛行機の料金
出典：https://pixabay.com/photos/plane-trip-journey-explore-841441/飛行機に掛かる料金は、予約する時期やシーズン、乗り継ぎ時間によっても大きく変動します。航空券の早割を受けたり、観光シーズンを避けたりする等して、できるだけ安く航空券を手に入れたいですね。
下記の料金は、羽田空港（ＨＮＤ）からメンフィス国際空港（MEM）への往復料金です。あくまで参考料金としてくださいね。（2020年3月：Expediaで検索）
| 航空会社 | 経由地（乗り継ぎ時間） | 料金 |
| アメリカン航空（AA） | ダラス（2時間23分） | 157,370円 |
| デルタ航空（ＤＬ） | デトロイト（１時間46分） | 157,370円 |
【日本ーメンフィス】飛行機のコードシェア便とは？
飛行機を予約しようとした際にコードシェア便という言葉を見たことがありませんか？コードシェア便とは、一つの飛行機に複数の航空会社の便名で運航されている便のことです。 共同運航便とも呼ばれています。
実際に運行しているのは1つの航空会社で、他の航空会社は共同運航する飛行機の座席を販売して利益を得ます。飛行機には異なる会社の便名がつきますので、それを不思議に思う方もいるかもしれませんね。
コードシェア便とは、自社が持っていない路線を他社と共同運航にすることです。運航面を他社に任せる形で販売することが可能となり、無駄なコストをかけずに路線や便数を増やすことができます。
日本とメンフィスの時差はどのくらい？
日本とメンフィスの時差は、15時間です。サマータイムの期間は、14時間となります。
日本の方が時間が進んでいるので、日本の時間から15時間または14時間（サマータイム）を引けば、メンフィスの時間が分かります。
- 日の出時刻が早まる時期に、時計の針を１時間進め、太陽の出ている時間帯を有効に利用することを目的とした制度。
- アメリカでは通常「デイライト・セービング(Daylight Saving Time(DST)』」と呼ばれている。
- 期間は、3月の第2日曜日（午前2時）から11月の第1日曜日（午前2時）まで。
メンフィス国際空港ってどんな空港？
メンフィス国際空港（MEM)は、ダウンタウンの11km南東に位置するテネシー州で最も利用客の多い空港です。
2014年には約360万人が利用しました。４つの滑走路と、合計で66のゲートが備わっているターミナルが３つあります。
メンフィス国際空港はフェデックスの取り扱い貨物がかなりの割合を占めており、近年では世界最大の航空貨物を取り扱う空港です。
空港内にはジャズ音楽の絵が描かれていて、内装などからも中部アメリカを感じられます。空港に到着した直後にメンフィスの音楽文化を感じられるのは嬉しいですね。
飛行機でメンフィス到着後の移動手段は？
メンフィスは公共交通機関が発達している町とは言い難いので、空港からのアクセスはタクシーがオススメです。
メンフィス国際空港からダウンタウンまでの所用時間は約15分。料金は約35ドル（約3,500円）です。
メンフィスにはアムトラック（電車）やトロリー（路面電車）が走っていますが、残念ながら空港に駅がないため空港からの移動には使えません。
空港から市内へのバスもありますが、運行頻度は多くないため不便です。
飛行機で国際線に乗るときの注意点は？
出典：https://pixabay.com/photos/passenger-airplane-passenger-train-362169/こちらの章では、国際線を利用する際の手荷物に関する注意事項について紹介します。
機内に持ち込める液体物は、100m以下の容器に入っていて、容量1L以下のジッパー付きのプラスチック袋に入っているものだけです。
容量１L以下の袋は、縦20cm×横20cmのマチがないものです。サイズを間違えないように気をつけてくださいね。もし買い忘れやサイズ間違いがあっても、空港内で販売していますよ。
またエコノミークラスに乗る際の平均的な航空会社の場合、1人につき預けられる手荷物は2個、1個につき重さは23キロまでというものが多いです。
飛行時に乗る前に！アメリカ入国前には「ＥＳＴＡ」が必要
出典：https://pixabay.com/illustrations/america-map-country-usa-isolated-3889148/海外へ行くとき、パスポートの有効期限やビザの要否を確認しますよね。アメリカに入国するには、ESTA（エスタ）の取得が必要です。
ESTA（エスタ）はアメリカの電子渡航認証システムのことで、入国カードと同じ働きをし渡航者の中に危険人物が含まれていないかどうかを、事前に把握するための米国政府が導入したシステムです。
- 有効期間内であれば何度でも利用することができる。
- 最長連続滞在日数は90日間、一度出国すればこの日数はリセットされる。
- アメリカを経由し、第三国へ移動する場合も必要である。
- 他に有効なアメリカのビザを保持している場合、ESTAは不要である。
- ESTA登録内容とパスポート情報は合致していなければならない。
- ESTAには書面等が無く、渡航時には旅券のみ提示すれば良い。
- 年齢問わず、１人１人が登録しなければならない。
- ESTAを利用してアメリカで働いてはならない。
- ESTAを取得しても必ずアメリカに入国できる訳ではない。（入国審査有り）
- 申請に掛かる料金は14ドル（約1,400円）。
ESTA（エスタ）申請：国土安全保障省
【日本ーメンフィス】飛行機まとめ
日本からメンフィスまでは、直行便の運航がありません。経由便・乗り継ぎ便での移動は、しっかり確認していないと乗り継ぎ時間が長くなってしまい、非常に疲れる移動となってしまいます。
乗り継ぎ回数が多い便や、乗り継ぎ時間の長い便を利用すると、航空券の値段を安く抑えることもできます。ただメンフィスに到着したときに疲労困憊では、せっかくの旅が台無しです。
時間、予算、スケージュールのバランスを見て、より良い航空券の予約をしましょうね。この記事を見てメンフィスへの旅の計画を作る上で、少しでもお役に立てれば幸いです。
