冬の福島県に行きたいけど、どこを観光すればいいか分からないしとても寒そうなイメージが、、、
そんな方に、今回は絶対に行ってほしいおすすめの観光スポットとイベントを厳選して10ヶ所紹介します。
雪が降り積もる寒い冬にしか見られない絶景から、イベントまであるので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%81%82%E3%81%A5%E3%81%BE%E9%81%8B%E5%8B%95%E5%85%AC%E5%9C%92-%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E4%B8%A6%E6%9C%A8-%E9%9B%AA-610019/)
冬に行きたい福島県の観光スポット 鶴ヶ城
鶴ヶ城は「難攻不落の名城」としてその名を知られています。戊辰戦争の際に、新政府軍の猛攻を1ヶ月凌ぎ、最終的に落城することもなかったことから、そう呼ばれるようになりました。
その後は取り壊されましたが、現在では再建され、今では日本で唯一の「赤瓦」をまとった天守閣として会津若松のシンボル的な存在となっています。
そんな鶴ヶ城、冬の積雪の時期になると表情が一変します。天守閣が雪化粧をして写真のように真っ白な姿へと変貌するのです!個人的に鶴ヶ城は、冬に行くのが一番オススメです。
冬に行きたい福島県の絶景 猪苗代湖の「しぶき氷」
冬の猪苗代湖では、日本国内ではほとんど見ることができない「しぶき氷」を見ることができます。
しぶき氷とは、湖の水が強風に煽られ、岸辺の木々に氷着することによって出来上がる現象のことで、冬の中でも特に寒い1月〜2月に見られます。
雪が積もるほど寒い場所にある湖、という条件のもとでしか見ることができないので、冬に高頻度で氷点下になる猪苗代湖は、しぶき氷を見るにはベストな場所です!
冬に行きたい福島県のイベント 雪見ろうそく
かつて会津藩の指定保養所として栄えた東山温泉「向龍」では、冬になると「雪見ろうそく」というイベントが毎夜開催されます。
雪見ろうそくとは、向龍内の中庭で雪の上に約80本のろうそくを立てて明かりを灯す冬限定のイベントです。例年12月〜3月まで開催されているので、冬の間ならいつ訪れても見ることができます。
真っ白な雪景色の中でぼんやりと輝くろうそくの姿はとても幻想的です。東山温泉での宿泊を考えているのであれば、ぜひ向龍に泊まって雪見ろうそくを見てみてください!
冬に行きたい福島県の観光スポット 大内宿
大内宿は江戸時代に重要な宿場町として栄えていました。400年経った現在でも当時の姿のままで残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
伝統的な茅葺き屋根の民家を見れば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気持ちになるでしょう。このエリア一帯にはお土産屋やお食事処が立ち並び、福島県の伝統料理を味わうことができます。
冬のおすすめは2月の第二土曜日、日曜日に行われる「大内宿雪まつり」です。雪でできた作品が並び、また夜にはロウソクに明かりが灯り、幻想的な風景を楽しめます。暖かい格好をして行ってみてください。
冬に行きたい福島県の観光スポット あぶくま洞
あぶくま洞は、約8000万年という長い歳月をかけて自然に出来上がった鍾乳洞です。鍾乳石の種類と数の多さでは「東洋一」とも言われています。
洞内約600mを一般向けに公開しており、見学することができます。種類の異なる鍾乳石がそれぞれライトアップされ、神秘的な世界に思わず魅了されてしまうでしょう。
洞内は年間を通して約15℃で一定です。夏に行くとヒンヤリ寒いですが、冬は洞外が寒いために逆に暖かく感じるのでおすすめです。
冬に行きたい福島県の観光スポット 五色沼湖沼群
五色沼湖沼群は、「裏磐梯」という磐梯山の北側の地域にある大小さまざまな湖沼のことを指していて、福島県の中でも1、2を争う絶景観光スポットです。
磐梯山の噴火によってできた産物で、季節や気温によって異なる色彩を放つので行くときによって見られる風景が異なります。
この中でも1番の大きさを誇る「毘沙門沼」は、湖沼群の中で唯一ボートを漕ぐことができます。エメラルドブルーに輝く中を進んでいくのはなんとも言えない感動を覚えることでしょう。
冬は積雪で散策することはできないのでは?と思われる方がいるかもしれませんが大丈夫!スノーシューズを借りて散策することができます。他の季節では行けないところに踏み込むことができるのでおすすめです。
冬に行きたい福島県の観光スポット 小野川不動滝
小野川不動滝は落差が25mもある大瀑布で、小野川湧水として日本の名水百選にも選定されています。
滝がある場所に不動明王が祀られていることからその名がつけられたとされており、冬には雪が降り積もって薄青く凍りつくことから「ブルーフォール」とも言われているのです。
滝へ行くまでは、車が通行できないところを歩いて進む必要があります。冬は雪が積もって危ないので、スノーシューズを履いてガイドツアーを活用して行くのがおすすめです。
冬に行きたい福島県の観光スポット 星野リゾートアルツ磐梯
冬といえば、ウィンタースポーツですよね!「星野リゾートアルツ磐梯」は福島県で最大級のスキー場で、毎年冬になるとたくさんの観光客が訪れます。
隣接するホテルはゲレンデまで徒歩0分というアクセスの良さにあるので、移動に時間がかからないので、快適にスキーやスノボに熱中できます。
ファミリー向けから上級者向けまで、多彩なコースがあり、またレースや花火などのイベントも盛りだくさんなので、滑る以外でも充実した時間を過ごすことができるのでおすすめです。
冬に行きたい福島県の観光スポット 高湯温泉
高湯温泉は、400年以上前から源泉かけ流しの風習を守り続けている歴史ある温泉街で、「奥州三高湯」に数えられている東北地方でも屈指の秘湯です。
日帰りで入ることができるところから宿泊で利用できるところまで、豊富な温泉施設が点在しています。その中でも「玉子湯」は青白濁色の湯で、肌が玉子のようにスベスベになるので女性に特におすすめです。
ほとんどの施設に露天風呂があるので、冬には雪景色を見ながら湯に浸かるという優雅な時間を過ごせます。
冬に行きたい福島県のイベント 光のしずくイルミネーション
「市民みんなで創造する福島市の冬の風物詩」をスローガンに2007年から始まったのが、光のしずくイルミネーションです。
総電球数およそ20万個のイルミネーションが、福島市の市街地を明るく照らし出します。期間は12月の始めから1月の終わりまでの約2ヶ月間です。
期間中にはイルミネーションを題材にしたフォトコンテストも同時開催されます。ぜひ大切な人との思い出作りに行って、素敵な写真を撮ってみてくださいね。
まとめ
ここまで、福島県でおすすめの観光スポットとイベントを10ヶ所紹介しました。福島県でしか見ることができない、魅力的なところがいくつもあったと思います。
東北地方のため、冬にはもうあたり一面雪景色となっていることがほとんどなので、高確率で本記事で紹介したような景色を見ることができるはずです。
寒さに負けない格好をして、事故には気をつけて楽しんで行ってきてくださいね。