「真夏の方程式のロケ地を聖地巡礼をしたいけど、どんなところがあるんだろう?まとめてしりたいなぁ」
この記事では、映画「真夏の方程式」で登場したロケ地である「奇跡の駅」と「緑岩荘」のロケ地について詳しく書いています。
この記事をご覧いただくことで名シーンで出てくるロケ地を知ることが出来ます。また、ロケ地周辺のおすすめスポットや行き方を記載しているので、実際に聖地巡礼を行う参考にしてください。
真夏の方程式作品概要
「真夏の方程式」の作品概要についてまとめていきます。東野圭吾原作「ガリレオ」シリーズの映像化作品です。
このガリレオシリーズは、テレビドラマでも柴咲コウさんと福山雅治さんのタッグで映像化されていました。
私も東野圭吾のガリレオシリーズは好きで、原作およびテレビドラマはすべてチェックしています。
真夏の方程式は海や空、とてもきれいな風景も魅力だと思います。以下、真夏の方程式の作品概要です。
作品名 | 映画「真夏の方程式」 |
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制作年 | 2013年 東宝 |
キャスト | 湯川学(福山雅治) 岸谷美砂(吉高由里子) 草薙俊平(北村一輝) 川畑成実(杏) 川畑重治(前田吟) 川畑節子(風吹ジュン) 仙波英俊(白竜) 塚原正次(塩見三省) 柄崎恭平(山﨑光) 三宅伸子(西田尚美) |
スタッフ | 監督(西谷弘) 脚本(福田靖) 原作(東野圭吾) |
公式URL | http://www.galileo-movie.jp/ |
引用:http://loca.ash.jp/info/2011/m2011_manatsu.htm
真夏の方程式のあらすじ
湯川学は美しい海が残っている玻璃ヶ浦で進められている資源開発計画のアドバイザーとして現地に招かれていました。説明会では海を守ろうとする開発反対派と、開発推進派が激しく対立していましたが、湯川は中立の立場から意見を述べました。
反対派の急先鋒である環境保護活動家の女性・川畑成美の両親が営む旅館、「緑岩荘」に湯川は宿泊します。そこで湯川は緑岩荘で恭平という少年に再会します。彼は川畑夫婦の甥で夏休みだけこちらに来ているのですが、湯川は電車の中でも恭平に会っていたのでした。
翌日、玻璃ヶ浦で遺体が発見されます。身元は緑岩荘のもう一人の宿泊客、塚原正治と断定され、海岸を散歩中に足をすべらせた転落死と見られました。ところが塚原は元・刑事で、15年前に三宅伸子というホステスが殺された事件が実は冤罪ではないかと疑って調査のために玻璃ヶ浦に来ていたことが判明します。
塚原は15年前の殺人事件の犯人、仙波英俊を探していたらしいのです。塚原の死因に疑いをもった東京の警視庁から岸谷美砂刑事が派遣され、湯川に協力を仰ぎます。調査が進むにつれ、川畑夫妻・田中伸子・仙波英俊の意外な関係が浮かび上がってくるのです。
引用元出典:https://ciatr.jp/topics/294711
真夏の方程式で登場した「奇跡の駅」のロケ地はどこ?
鈴木吉弘プロデューサーが映画の世界感に合う駅が見つからず、苦労しながら全国の駅を探し出回った結果、全ての条件に合う「奇跡の駅」が見つかったそうです。
その「奇跡の駅」である「玻璃ヶ浦駅」として登場したのが、愛媛県松山市にある高浜駅です。高浜駅は、愛媛県の私鉄道である伊予鉄道が経営している駅です。
高浜港という港が近くにあり、海が近く、高浜駅周辺も魅力がある場所です。周辺だけでなく、高浜駅の内部にも、ファンにはうれしい場所があります。
ちなみに、この駅がロケ地に選ばれた理由は海のすぐそばという立地の面だけではなく、その風情溢れる駅舎にあります。映画の製作スタッフは作品に合う駅を全国で探し、最終的にこの高浜駅がピッタリだったそうです。
真夏の方程式のロケ地である高浜駅の魅力
駅舎は昭和初期に作られたものでかなり古風な建物ではありますが、現在でも地元の方の交通手段として活躍しています。都会の駅ではまず出会えないローカル線ならではの魅力溢れる駅となっています。
駅の中のベンチなども昔ながらの味のあるもので、写真奥に見えているオレンジ色の柵の辺りが改札です。自動改札がいくつも並んでいる都会の駅に慣れている方であれば、驚かれるかもしれません。
駅舎内のベンチも物語の終盤、福山雅治さん演じる、湯川学と少年が話すシーンでもこちらのベンチが使われています。その古き良き日本を思わせる駅中の雰囲気は映画ファンならずとも、ゆったりしたくなる空間です。
駅舎内には、ファン必見の「玻璃ヶ浦駅」の看板が福山雅治さんのポスターとともに掲載されています。
高浜駅への行き方
高浜駅へは、松山市の中心地にある「松山市駅」から電車でおよそ20分でいくことが出来ます。運賃は大人420円で子供は210円です。
JRの松山駅と名前が似ていますので、訪れる際は要注意です。県外からJRの電車でお越しの方は、松山駅から市内電車に乗り込み松山市駅へ向かってください。大人は160円、子供は80円で乗車可能です。
飛行機でお越しの方は、松山空港から出ているシャトルバスへ乗ってください。乗り換えなしで松山市駅へ片道560円で乗車することが出来ます。
車でお越しの方は、松山インターチェンジから車で35分程度で伊予鉄道「高浜駅」到着できます。松山市駅へは、10分で到着できます。
高浜駅の周辺のおすすめの場所
興居島【ごごしま】
高浜港から出ている船に乗れば、240円で興居島【ごごしま】に行くことができます。地元の小学生が学校行事で行くキャンプ地として定番の場所です。私も小学4年生の時に学校行事で行きました。
気軽にハイキングや海水浴を楽しめる場所があり、「民宿片山」や「あゆみ商店」などの宿泊施設もありますので、興居島に泊まってしまうのもありだと思います。宿泊費は素泊まり2000円からです。
梅津寺駅【ばいしんじえき】
梅津寺駅【ばいしんじえき】は、高浜駅の1つとなりの駅です。『東京ラブストーリー』というと、とてつもない人気を誇ったドラマとして90年代を代表するテレビドラマの一つと言われています。
社会現象とまで言われた伝説ドラマだったこともあり、放送が終わった後にはドラマの真似をして、ホームの柵にハンカチをくくりつける人が続出したそうです。
真夏の方程式のメインロケ地はどこ?
「真夏の方程式」の映画は静岡県西伊豆町浮島をメインロケ地として撮影されました。映画の最後に湯川学と川端成実が2人で話すシーンの岩場は、海岸沿いにあります。
また、杏さん演じる川畑成実が、自転車で、さっそうと通り過ぎるシーンなどに出てくる「いしい食堂」は映画そのままで建物があります。いしい食堂は、海水浴のシーズンだけ開店しているそうです。
主な舞台として出てきた「緑岩荘」のロケ地はこの西伊豆町浮島の「五輪館」があります。屋上や玄関、大広間は撮影にそのまま使われたそうです。
五輪館は、天然温泉が楽しめる民泊であり、宿泊すると、撮影された場所をゆっくりとみることが出来ます。また、撮影当時の話を女将さんがしてくれるみたいです。
西伊豆町浮島の魅力
西伊豆町の浮島は、真夏の方程式のメインロケ地として使われたことは先ほど述べましたが、浮島では、真夏の方程式のロケ案内がたくさん見られます。
写真撮影におすすめのスポットは、浮島海岸を正面に見ながら左手に歩いていくと見えてくる岩場があります。映画の中で、川端成実と湯川学が海から上がってきて、話していた場所です。
気を付けないといけないのは、天候が悪いと波がこの岩場あたりまで来てしまいます。また、足場が悪いのでスニーカーなどの動きやすい靴で行くことをおすすめします。
ぜひ、ご家族やご友人、カップルの方々で岩場にそれぞれ座り、記念写真を撮ってみるのもいいかもしれませんね。
真夏の方程式のロケ地「五輪館」の魅力
宿泊をすると湯川学が食事をするシーンで出てきた、大広間の松の絵を見ることが出来ます。
五輪館を貸し切って撮影されたので、映画に出てきた箇所が、館内の至る所にあります。
是非とも、宿泊された際は、映画の中に登場した個所をあなた自身で探してみてはいかがでしょうか。希望すれば、福山雅治さんが着替えなどの準備に使った部屋に宿泊することも可能だそうです。
磯料理と温泉、映画の世界観を生で楽しめる「五輪館」へ行ってみてください!
真夏の方程式のその他のロケ地一覧
ここでは、真夏の方程式で出てきた、各シーンの場所を掲載していきます。住所と一緒に記載していますので、真夏の方程式の聖地巡礼を行う際はぜひ参考にしてくださいね。
- 三宅伸子が刺された歩道橋
埼玉県新座市新堀3丁目:西武池袋線清瀬駅東側の歩道橋 - 川畑成実が海から上がってきた海岸
静岡県下田市吉佐美:大浜海岸 - 湯川学と柄崎恭平が海の中を見るためにペットボトルロケットを発射させていた場所
静岡県西伊豆町仁科:灯台
- 仙波英俊が川畑節子から荷物を渡された踏切
東京都目黒区駒場4丁目:京王井の頭線駒場東大前1号踏切
その他の愛媛県おすすめ場所
真夏の方程式のロケ地は、主に愛媛県にあります。ロケ地巡りをしたあとは、愛媛県を観光してみてはいかがでしょうか。楽しみ方として、温泉巡りをおすすめします。
日本最古の温泉宿として有名な「道後温泉」がある松山は、温泉がおすすめです。おすすめの温泉地を取りまとめていますので、ご覧ください。
タオルを家や宿泊先から持参する必要はあるのですが、道後温泉周辺では、無料で入ることのできる足湯スポットが8か所あります。
個人的におすすめな場所は「大和屋本店」の足湯です。足湯を楽しみながら、飲み物や軽食を注文することもできます。夜には幻想的な雰囲気となりよくデートスポットとして利用していました。
真夏の方程式ロケ地まとめ
映画「真夏の方程式」のロケ地をまとめてみました。「奇跡の駅」である愛媛県の「高浜駅」と「緑岩荘」である「五輪館」はファンとして行ってみたいロケ地だと思います。
是非とも、ロケ地を巡っていただいて、写真を撮ったり、風景を実際に見たりしてください。そうすることで、真夏の方程式という作品をより深く楽しむことが出来ると思います。
高浜駅と五輪館はともに海が近いので、作品のタイトル通りに「夏」にロケ地を訪れるのもいいかもしれませんね。