タイ・バンコクでの旅を楽しむならグルメは欠かせませんよね!せっかくなら地元民にも愛される伝統的な王道グルメから堪能してみてはいかがでしょうか?
今回はお財布に優しい激安の屋台メニュー5つと、オススメの屋台エリア4つをまとめてみました。衛生面で気をつけたい注意点等もまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
バンコク屋台グルメ①ガパオライス
タイが発祥の料理で、“タイバジル”のことをタイ語で“ガパオ”と言います。「鶏肉とバジルの炒め物」を「パッ・ガパオ・ガイ」。縮めて「ガパオ」と言うようになったそうです。
地元民にも、「ランチに迷ったらとりあえずガパオライス!」と言うほどに根付いている王道の料理だとか。鶏肉を使うのが基本ですが、屋台やお店によっては牛肉やシーフードで食べられます。
今や日本のコンビニでも登場するガパオライスを、レパートリー豊富な本場で食べ比べてみるのもいいですね!
バンコク屋台グルメ②カオマンガイ
茹でた鶏肉、茹で汁で炊いたご飯にタレをかけて食べるシンプルな一品です。スープもついてきますよ。タイに行ったら必ず食べたい王道料理のうちの一つです。
日本でも炊飯器で作れるほど簡単な料理です。屋台の金額もとてもリーズナブルで、安いところだと一皿140円〜食べられます。
シンプルな一品故に、屋台やお店によってお米の硬さやタレが全く違ってくるところもポイントです。各店舗のこだわりも合わせて堪能できる伝統的な一皿ですね。
バンコク屋台グルメ③パッタイ
パッタイは日本語で「タイを炒める」と言う意味です。あなたはご存知でしたか?米粉麺のビーフンに好きな具材と甘辛のタレを混ぜて炒めた、タイの国民的人気を誇る焼きそばです。
プリプリの海老やニラや卵、パクチーの組み合わせが定番ですね。ナンプラーやパクチーとの相性も抜群で、米粉麺はもちもちとしていてとても美味しい一品です。
タイの方は好んで、ライムや砂糖、お酢、チリソースなどをかけて食べることが多いようです。本場の食べ方で楽しむのも乙ですね。
バンコク屋台グルメ④クイッティアオ
続けてこちらもタイで定番の麺料理、クイッティアオ。日本ではまだあまり浸透していない印象ですが、パッタイと並ぶほどの超人気メニューです。
タイは麺料理の宝庫なので、麺だけでも種類が豊富にあるんです。屋台やお店で注文する際は、多くの店舗で《麺の種類+スープの種類+具材》をカスタムできる形式です。
なんだか日本で言うところの〇〇系ラーメンみたいで面白そうですよね。ぜひ自分好みのカスタムをして、食べる前の行程も楽しんでみてください。
バンコク屋台グルメ⑤ガイトート
ガイトートは日本でもお馴染みのフライドチキンのことです。カリカリサクサクの衣とジューシーでふっくらとしたフライドチキンは、世界共通で愛される食べ物なんですね。
衛生面で不安を抱える方もいらっしゃると思いますが、完全に火の通った揚げ物なので安心して口にすることのできるソウルフードの一つです。
もちろんそのまま食べても美味しいのですが、チリソースをかけたりタレをかけたり、もも肉やむね肉など様々な部位を楽しむのもオススメですよ。地ビールと合わせたら最強の組み合わせですね!
バンコクグルメの人気屋台街:ルンピニ公園
ここからは人気の屋台街を4つ紹介します。タイでは屋台の方が安く美味しく食事を済ませられるので、自炊をする人が少ないそうです。一つ目に紹介するのは朝ごはんを求める人で特に賑わう、ルンピニ公園屋台街です。
朝早くから多くの屋台がオープンして、いい匂いで包まれています。ルンピニ公園には野外にフードコートがあり、屋台で買ったものを食べることができます。
人気店には毎朝行列ができるので、悩んでいる方はそれをチェックするのもいいかもしれません。屋台にもよりますが、朝は5時〜9時くらいが全体の営業時間の目安です。少し早起きしてお散歩しながら楽しめますね。
- 場所:ルンピニ公園
- アクセス:BTSサラデーン駅S2から徒歩約5分 BTSラチャダムリ駅S1から徒歩約10分 地下鉄シーロム駅3またはルンピニ駅4から徒歩約5分
- 営業時間:5時〜9時、15時〜24時
- 公園入場料:無料
バンコクグルメの人気屋台街:ヤワラート(バンコク中華街)
ヤワラートはバンコクでも有名な中華街で、“タイの中華街はここから始まった”と言われているほどです。通り自体はとても狭いですが、屋台だけでなく、雑貨店やアクセサリー店もたくさん並んでいます。
料理は、フカヒレなどの高級中華料理や、口コミで世界中から観光客が集まるタイの海鮮料理屋「T&K シーフード」、タイラーメンなどが目玉です。
この通りで食もお土産も揃うのでひと通り楽しめます。近くには、観光名所としても有名なワット・ラーチャブラナという美しい寺院もあるのでオススメです。
- 場所:ヤワラート通り
- アクセス:MRTフアランポーン駅4番出口から徒歩約15分
- 営業時間:お店ごとに異なります。年中無休です。
バンコクグルメの人気屋台街:サパーンタクシン駅
サパーンタクシン駅付近は、軽食やタイのB級グルメが楽しめる屋台街です。近くには創業100年を超えるアヒル肉店「プラチャーク」やお粥の有名店「ジョークプリンス」があります。
中でも上記のオススメグルメでご紹介したカオマンガイを食べられる専門店、「モンコン ワッタナー」は要チェックですよ。30年以上続く味を守り続け、数多くの賞を受賞し、地元民から芸能人まで訪れる名店です。
今は(2019年12月時点)「ソムジャイ」に店名を変えて裏通りに移転し営業中です。他にも行列のできる揚げバナナやパッタイ、ガイトートも激安でゲットできますよ。
- 場所:サパーンタクシン駅
- アクセス:サパーンタクシン駅2番出口すぐ ロビンソンデパートの裏
- 営業時間:お店ごとに異なります。
バンコクグルメの人気屋台街:タニヤ通り
最後にオススメする屋台街はタニヤ通りです。上記の画像で日本語の看板に違和感を覚えた方も多いと思いますが、ここはバンコクの日本人街です。カラオケやキャバクラもありますよ。
ここでもカオマンガイの美味しいお店がたくさんあります。夜は新宿のように明るく眠らない街のように見えますが、もちろん朝も夜も屋台で賑わっています。
平日は、日系企業で働く日本人サラリーマンがスーツのままバンコクの屋台でごはんを食べている、不思議な光景も見れて面白そうですね。串焼きやフルーツも美味しいですよ。
- 場所:タニヤ通り
- アクセス:BTSサラデーン駅の3番出口の階段をおりて10m先
- 営業時間:お店ごとに異なります。
バンコクの屋台グルメでの注意点
外国人観光客が驚くほど、日本は衛生面において基準が高くとても安全な国です。しかし、日本人の私たちにとっては当たり前でもタイの屋台は正直綺麗とは言えません。
せっかく食べるなら美味しく安全に楽しみたいですよね!簡単な注意点を3つにまとめたので実践してみてください。
水や食器には要注意!
水道水は正直言うと汚いので、100%飲めません。店頭に置いてあるペットボトル入りの水も賞味期限の切れているものや、暑い外で常温保存されて悪くなっているものが多いです。
屋台は飲み物の持ち込みが基本OKなので、コンビニ等で買った水を持ち込むことをオススメします。同時に、テーブルの上にある調味料も気をつけて口にしてくださいね。
水だけでなく、フォークとナイフもナフキンなどで拭いてから使うようにしましょう。現地の人も拭いてから使うほどなので、衛生面は細心の注意が必要です。
生モノや非加熱、避けるべし!
水同様で、タイの暑い炎天下の下店頭に出しっぱなしの魚やお肉はとても危険です。加熱されていても100%安全とは言えません。屋台料理がどうしても心配な方はお店やフードコートでの食事がオススメです。
荷物は少なめに!スリに注意!
賑やかな屋台街と美味しい料理に舌鼓を打っていると忘れがちなのが“スリ”です。特に観光客はターゲットになるので、観光の際は十分な対策をしましょう。
まとめ
今回はタイ・バンコクの激ウマ屋台グルメとオススメ屋台街、注意点をまとめてみました。
近年タイでは、政府による街の浄化作戦の一環として“屋台撤去”が挙げられています。そのため、「今はあっても次回はもう無くなっているかも・・・。」なんてお店も多くあります。
残念な現状ではありますが、せっかくバンコクに来たのなら“朝から晩までホテルのビュッフェ”より、“朝から晩まで街の屋台”に繰り出して、タイ料理を街の空気と活気ごと心ゆくまで堪能してみてくださいね。