「ワシントンDCへの直行便は?」「飛行機の移動はどのくらい掛かるの?」「日本とワシントンDCの時差ってどれくらい?」
いざワシントンDCへ行くとなると、色々な疑問が出てきますよね。そんな方のために、日本とワシントンDCを繋ぐ飛行機の情報を紹介していきます。
空港からワシントンDC市内への移動手段も紹介していくので、参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/平面-旅行-旅-探る-841441/)
【日本ーワシントンDC】直行便はどこから乗れるの?
日本とワシントンDC間では直行便が就航しており、日本では羽田空港(東京国際空港)(HND)から乗ることができます。
2020年3月29日より就航路線が変更されます。成田国際空港からワシントンDCへの便は、羽田空港へ移管します。
直行便を運航する航空会社は、ANA(全日本空輸)とユナイテッド航空です。到着地はワシントン・ダレス空港(IAD)となります。
出発地 | 到着地 | 航空会社 | アライアンス |
羽田空港(HND) (東京国際空港) |
ワシントン・ダレス国際空港 (IAD) |
ANA(全日本空輸) | スターアライアンス |
ユナイテッド航空 |
アライアンスとは、コードシェア便(共同運航便)やマイレージサービスの共有化など、航空会社同士が業務提携を行うグループのことです。日本では「航空連合」とも呼ばれています。
【日本ーワシントンDC】飛行機の料金はいくら掛かる?
ワシントンDCへ行くとなると、飛行機に掛かる料金が気になりますよね。各航空会社の料金は以下のようになっています。(2020年3月時点)
- ANA(全日本空輸):約136,000円〜
- ユナイテッド航空:約121,980円〜
航空券の料金は、シーズンや予約した時期などで大きく変動します。特に観光シーズンは高騰するので、なるべく避けるのがおすすめです。
また、経由便・乗り継ぎ便を利用すれば、往復10万円を切ることも可能です。
移動時間が短い直行便がおすすめですが、費用を安く抑えたい方は、経由便・乗り継ぎ便も検討してみましょう。
【日本ーワシントンDC】飛行機の所要時間はどのくらい?
日本からワシントンDC(直行便)の飛行時間は、約12時間40分です。羽田空港からの所要時間は以下の通りです。
出発地 | 到着地 | 航空会社 | 飛行時間 |
羽田空港(HND) (東京国際空港) |
ワシントン・ダレス国際空港 (IAD) |
ANA | 約12時間40分 |
ユナイテッド航空 | 約12時間50分 | ||
ワシントン・ダレス国際空港 (IAD) |
羽田空港(HND) (東京国際空港 |
ANA | 約14時間10分 |
ユナイテッド航空 | 約14時間20分 |
ちなみに、ワシントンDCから日本への飛行時間は、約14時間10分です。日本発の時よりも、ワシントンDC発の方が飛行時間が長くなります。
飛行時間は、運航機材・フライトスケジュール・天候などによって変動します。空港での混雑も考えられるので、時間に余裕を持って移動することが大切です。
【日本ーワシントンDC】直行便はワシントン・ダレス空港着!
ワシントンDCには、3つの空港が存在しています。その内、直行便が就航しているのは、ワシントン・ダレス国際空港のみです。
- ワシントン・ダレス国際空港(IAD)
- ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)
- ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)
ワシントン・ダレス国際空港(IAD)
ワシントン・ダレス国際空港は、国際線の玄関口であり、日本との直行便が就航している唯一の空港です。
ワシントンDC市内からは約40km離れており、中心部に移動するまで約1時間近く掛かります。
ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)
ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港は、ワシントンDCの中心部から約5kmほどの距離にある空港です。
空港の側には地下鉄が走っており、市内の駅まで約15分という距離は魅力的です。ただし、日本からの直行便はなく、ほぼ国内線しか就航していません。
この空港を利用するには、アメリカの他の空港で入国手続きを済ませ、国内線に乗り換えるという手間が掛かります。
ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)
ボルチモア・ワシントン国際空港は、ワシントン市内から最も離れており、直行便も就航していません。
ボルチモア観光にはうってつけですが、ワシントンDCを観光する人にとっては利便性が無い空港です。
ほとんどの人が時間が掛からない直行便を利用してワシントンDCを訪れます。
次の章からは、直行便が運航しているワシントン・ダレス国際空港からワシントンDC市内までの移動手段を紹介していきます。
飛行機の次は?空港からの移動手段①バス→地下鉄(メトロ)
ワシントン・ダレス国際空港からはバスが運行しており、途中で地下鉄(メトロ)に乗り換えてワシントン市内へ向かいます。
他の移動手段よりも料金が安く、渋滞に巻き込まれにくいことがメリットです。
メトロバス「DC-Dulles Line」
メトロバスは、ワシントン・ダレス空港からロズリン駅(Rosslyn Station)、ランファン・プラザ駅(L’Enfant Plaza Station)を結ぶ公共路線バスです。
ロズリン駅、ランファン・プラザ駅からは、地下鉄を利用してワシントンDCの各地へ向かいます。乗車時に料金を支払う際、小銭を用意しておくと便利です。
乗り場 | ターミナル到着階を出た先にある中洲「Curb2E」(「5A」というバスに乗車) |
所要時間 | ロズリン駅まで約40分〜60分、ランファン・プラザ駅まで約50〜70分 |
料金 | 7.5ドル |
シルバーライン・エクスプレス
メトロバスの他に、シルバーライン・エクスプレス(Silver Line Express)というバスが運行しています。
ワシントン・ダレス空港と最寄りのメトロ駅であるウィリー・レストン・イースト駅(Wiehle-Reston East Metrorail Station)を結ぶシャトルバスです。
ワシントン・ダレス空港の到着出口4番へ向かい、チケット売り場で乗車券を購入します。
ウィーリー・レストン・イースト駅に着いた後は、地下鉄シルバーラインを利用してワシントンDC市内へ移動します。
乗り場 | メインターミナルの出口4の外 |
所要時間 | 地下鉄ウィリー・レストン・イースト駅まで約10分〜15分 |
料金 | 5ドル |
飛行機の次は?空港からの移動手段②スーパーシャトル
スーパーシャトル(Super Shuttle)は、目的地まで移動できる乗り合いのバンです。同乗者の行き先によっては、少し遠回りしてしまう時もあります。
宿泊するホテルなど目的地まで行けるのがメリットです。相乗りということもあり、タクシーよりも安い料金で移動することができます。
乗り場 | メインターミナル荷物受取所の近くにあるサービスカウンターで申し込みを行う(公式サイトからも予約可能) |
所要時間 | 各社によって異なる(ワシントン市内のホテルまで約60分) |
料金 | 各社によって異なる(ダウンタウンへは約30ドル) |
飛行機の次は?空港からの移動手段③タクシー
ワシントン・ダレス国際空港には「Washington Flyer」というタクシーがあります。24時間いつでも乗ることができ、目的地も選べるので非常に便利です。
しかし、他の移動手段に比べると料金が高くなります。料金はメーター制なので、正常に作動しているか出発時に必ず確認しておきましょう。
乗り場 | メインターミナル到着階を出た場所 |
所要時間 | ダウンタウンまで約40分〜60分(チップは10%〜20%) |
料金 | 約60ドル〜70ドル |
日本とワシントンDCの時差は?
海外旅行となると時差が気になりますよね。日本とワシントンDCの時差は、約14時間です。ほぼ昼夜が逆転する形になるので、時差ボケが伴う移動となります。
日本の方が14時間進んでいるので、日本の時間から14時間を差し引くとワシントンDCの時間を知ることができます。
仮に日本時間が午前10時の場合、ワシントンDCの時間は前日の20時です。
予めワシントンDCの時間を確認しておき、観光などに影響が出ないよう食事と睡眠をとりましょう。
ワシントンDCへ行く前に!入国には「ESTA」が必要!
ワシントンDCに限らず、アメリカに入国する際はESTA(電子渡航認証システム)を取得することが義務付けられています。
アメリカはセキュリティが厳しい国です。アメリカへ入国する場合は、以下のことに気をつけましょう。
- ESTAの未所持・未更新(有効期限2年)
- オーバーステイ(90日以上の滞在)
- 観光、商用目的以外で入国
- 中東国(シリア、イランなど)への渡航歴
- 1年間に何度も入国を繰り返す
一般的には、1年間に3回、合計滞在日数180日以内となります。また、2ヶ月以内の再渡航も控えておきましょう。
政権によって入国審査がより厳しくなることもあるので、アメリカへ行く際は細心の注意が必要です。
ESTAの申請は、出発の72時間前までに行うことが必要です。ESTAを持っていない方は、公式ウェブサイトから申請することができます。申請に掛かる料金は14ドル(約1,400円)です。
申請代行サービスもありますが、高額な請求をしてくる場合があります。また、偽の申請サイトもあるので、ESTAの申請を行う時は十分に気をつけましょう。
【日本ーワシントンDC】飛行機のまとめ
今回は、日本とワシントンDCを結ぶ飛行機の情報を紹介しました。直行便は羽田空港のみとなってしまいますが、移動時間を考慮すると直行便を利用したいですね。
航空券を安く抑えたい方は、ゴールデンウィークなどの観光シーズンは避けましょう。航空券も早めに予約して、割引を受けることもポイントです。
観光・ビジネス・留学など人によって目的は異なりますが、少しでもワシントンDCを満喫できるように移動プランを立ててみて下さい。