「冬の山形に行くけど、冬ならではの観光地はないかな?」冬に山形へ旅行に行くというそこのあなた!
冬の山形は、雪が積もって幻想的な風景を鑑賞できる観光地が多くありますよ。
当記事では冬におすすめな山形の観光地を10つ紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/日本-温泉-旅館-山形-銀山-1366872/
樹氷を楽しめる山形の観光地「蔵王ロープウェイ」
蔵王ロープウェイは、蔵王山麓駅から地蔵山頂駅までを約17分で繋いでいるロープウェイです。
ロープウェイからは、辺り一面の雪景色や針葉樹が雪に覆われてできる樹氷などを見ることができますよ。12月下旬から2月末までは樹氷のライトアップも行なっているので、幻想的な景色を楽しめます。
ナイトクルーザー号に乗れば、樹氷の目の前まで行くことも可能ですよ。迫力ある姿を目の前で見たい方は、ナイトクルーザー号に乗ってみてはいかがでしょうか。
- 【名前】蔵王ロープウェイ
- 【住所】山形県山形市蔵王温泉229-3
- 【電話】023-694-9518
- 【営業】山麓線 8:30〜17:00、山頂線 8:45〜16:45(ライトアップ期間は延長)
- 【料金】下記参照(ナイトクルーザー号は大人4,500円、小学生3,800円)
行き先 | 区分 | 片道 | 往復 |
樹氷高原駅 | 大人 | 800円 | 1,500円 |
小学生 | 400円 | 800円 | |
地蔵山頂駅 | 大人 | 1,500円 | 3,000円 |
小学生 | 800円 | 1,500円 |
冬はスキーを楽しもう!「山形蔵王温泉スキー場」
山形蔵王温泉スキー場は、雪質が良いパウダースノーのゲレンデ・コースがあるスキー場です。初心者から上級者向けまで全5つのゲレンデがあるので、誰でもスキーを楽しむことができますよ。
また山形蔵王温泉スキー場では、12月下旬から3月上旬まで「蔵王樹氷まつり」を開催しています。
お祭り期間中は、ゲレンデや樹氷のライトアップ、「蔵王大黒天」や「蔵王大権現」など4つのパワースポットを回るスタンプラリーなどを行なっていますよ。
4つのスタンプを集めると、抽選で山形のお土産をゲットできるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
スタンプ用紙は、蔵王温泉観光案内所で配布しています。どんなプレゼントが当たるのか、4つ集めたらどこに持っていけば良いのかなどは記載がなかったため、気になる方は問い合わせてみると良いでしょう。
- 【名前】山形蔵王温泉スキー場
- 【住所】山形県山形市蔵王温泉土合709-1
- 【電話】023-694-9617
- 【営業】8 :30〜21:00
- 【料金】大人:3,000円〜5,000円、小学生以下:1,500円〜2,500円
料金は時期や利用時間により異なります。また、割引を行なっている日もあるので、詳しくは公式HPを確認ください。
雪景色を満喫したら温泉でほっと一息「蔵王温泉」
蔵王温泉は1900年前に開湯した、歴史ある温泉地です。温泉は強酸性の硫黄泉であり、肌と血管を若返らせるといわれています。女性にとって、嬉しい効能ですね。
蔵王ロープウェイやスキーの帰りに温泉に浸かれば、冷えた体をじんわりと温めることができますよ。
もちろん、蔵王温泉単体での観光も楽しめます。温泉街には3つの共同浴場・3つの足湯・5つの日帰り温泉があります。旅館に宿泊するのもよし、日帰りで楽しむのもよしな温泉街です。
- 【名前】蔵王温泉
- 【住所】山形県山形市蔵王温泉708-1(蔵王温泉観光協会)
- 【電話】023-694-9328
1000年前から親しまれている山形の温泉地「源七露天の湯」
源七露天の湯は、110年に発見されたと言われている温泉です。冬になると雪が降るので、雪見風呂ができますよ。
露天風呂は緑に囲まれており、まるで森の中にいるかのようなロケーションです。当温泉は美肌効果もあるので、女性に特におすすめです。
雪見風呂をしながら、自然の中でゆっくりと浸かってみてはいかがでしょうか。日々の疲れも癒されることでしょう。
- 【名前】源七露天の湯
- 【住所】山形県山形市蔵王温泉荒敷862-1
- 【電話】023-693-0268
- 【営業】9:00〜21:00(水曜は14:00〜21:00)
- 【料金】大人:550円、小学生:300円
冬はかまくらで休憩できる!「かまくら村」
かまくら村は、小野川温泉に期間限定で設置されるかまくらです。かまくら村には4つのかまくらがあり、空いているところに入って食事ができますよ。
メニューはラーメンやすき焼き、ドリンクなど様々。電話でお店に注文をすると、料理を持ってきてくれますよ。かまくらの中で温かい料理を食べる、という貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。
料理を待っている間も、写真を撮るなどして楽しめますよ。2020年は、1月19日から3月上旬まで開催しています。
- 【名前】かまくら村
- 【住所】山形県米沢市小野川町
- 【電話】0238-32-2740(小野川温泉旅館組合)
冬は灯篭祭りを開催!山形の観光地「上杉神社」
上杉神社は1876年に、戦国武将の上杉謙信や上杉鷹山を祭神として建立された神社です。
境内には、上杉謙信ゆかりの文化財など約300点を収蔵展示している稽照殿があります。中でも直江兼続が所有していたといわれている「愛」と書かれた甲冑は必見です。
2月の第2土曜日と日曜日には「上杉雪灯篭まつり」が開催されるので、この時期に行くのがおすすめです。雪でできた約300基の灯篭や1,000個の雪ぼんぼりに灯された明かりが、とても幻想的に光ります。
その他にも玉こんにゃくや米沢ラーメンなどを売っている物産展や、演奏やパフォーマンスが行われるステージイベントもあるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 【名前】上杉神社
- 【住所】山形県米沢市丸の内1
- 【電話】0238-22-3189
冬は荘厳な景色が見られる観光地へ!「羽黒山五重塔」
羽黒山五重塔は、東北地方最古の塔といわれている国宝です。創建は平将門と伝えられています。
昔は付近に寺院などもありましたが、現在では五重塔だけが素木造り、杮葺、三間五層の優美な姿で残っています。
当施設は杉並木の中にあり、冬は雪と高くそびえ立つ杉と相まって荘厳な佇まいです。雪の中を歩くのは大変ですが、雪が積もる羽黒山五重塔は一見の価値がありますよ。
- 【名前】羽黒山五重塔
- 【住所】山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
- 【電話】0235-62-2352
冬はこたつ船に乗って観光しよう「最上川」
松尾芭蕉が詠んだ句でも有名な、最上川。川のすぐ脇まで森が迫る最上川では、「最上峡芭蕉ライン観光」で川下りを行なっています。
雪化粧をした森と船頭による舟唄を楽しめる川下りに、参加してみてはいかがでしょうか。
全船とも暖房が完備されており、12月からはこたつ船も運行するので、寒い冬でもぬくぬくと雪見船を満喫できますよ。事前に予約をしておくと、船上でお弁当を食べられます。
お弁当には川マスのもろみ漬けや豚の炒め物、味付け玉子など山形の食材を使用した料理が入っていますよ。
- 【名前】最上川
- 【住所】山形県最上郡戸沢村大字古口
- 【電話】不明
ノスタルジックな雰囲気がある山形の温泉地「銀山温泉」
銀山温泉は、1456年に発見された温泉街です。大正末期から昭和初期に建てられた建築物が軒を連ねており、ノスタルジックな雰囲気があります。
冬になると雪が積もり、より幻想的な景色となります。写真を撮りながら、散策するのも楽しいですね。蕎麦屋や酒屋、お土産屋、カフェなどもあるので、休憩することもできます。
体が冷えてきたら、温泉に入って温まるのもおすすめです。日帰り温泉を行なっている施設もあるので、宿泊客でなくても温泉に入ることができますよ。
- 【名前】銀山温泉
- 【住所】山形県尾花沢市大字銀山新畑
- 【電話】店舗により異なる
冬は幻想的な情景を見られる観光地!「肘折幻想雪回廊」
肘折幻想雪回廊は、3mを超える雪壁にろうそくの火が優しく灯る道です。ろうそくの火が灯る景色は、とても幻想的ですよ。
全国屈指の豪雪地帯ならではの、雪壁を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
肘折幻想雪回廊は肘折温泉街で行なっているので、温泉に入ってから帰るのも良いですね。日帰り温泉もあるので、宿泊客以外でも入浴できますよ。
- 【名前】肘折幻想雪回廊
- 【住所】山形県大蔵村大字南山
- 【電話】0233-76-2111
- 【【営業】】19:00〜20:00
山形の雪景色を楽しむなら何月がおすすめ?
積雪が高い時期は避けたい人向け!
年にもよりますが、山形は11月下旬頃から雪が降りはじめます。「雪は見たいけど、積雪のなか移動するのは大変」という方は、11月下旬〜12月上旬ごろに行くと良いでしょう。
それでも、積雪の高さは深いところで4〜5㎝あります。
積雪が高い時期に行きたい人向け!
「どうせなら関東では見られないほど高く、雪が積もっている時期に行きたい!」という人もいますよね。そんな人には、1番高く積もる2月上旬に行くのがおすすめですよ。
県平均で41cm積もり、鶴岡市など降雪量が多いところでは2.5m近くになります。
なお雪が積もっているときは、ブレーキが効きづらくなったり、視界が遮られたりすることもあるので、レンタカーを借りて運転しようと考えている方は気をつけてくださいね。
冬におすすめな山形の観光地まとめ
冬におすすめな山形の観光地を9つ紹介しました。中でもおすすめは、最上川です。「最上峡芭蕉ライン観光」で、川下りを楽しめますよ。
寒い冬でも暖房とこたつが完備されている暖かい船に乗って、雪化粧をしている森と船頭の舟唄を楽しめます。
さらに事前に予約しておくと、お弁当を食べられます。山形の食材を使用した料理を味わえますよ。
風情あふれる最上川を下りながら、景色と舟唄、食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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