忙しい日々を過ごしていると、肌や体の調子が良くないときもありますよね。そんなときは、長野県にある『カミツレの宿 八寿恵荘(やすえそう)』で“真の癒やし”を体感してみてはいかがでしょうか?
この宿の魅力は、「宿泊者の健康」と「環境への配慮」を徹底しているところ。無農薬の料理にカモミールの湯、オーガニックのアメニティーなど、ここに泊まれば“本来の自分の姿”を取り戻すことができるでしょう。
この記事では、『カミツレの宿 八寿恵荘』の魅力をたっぷりと紹介していきます。「思う存分リフレッシュしたい!」という方は、ぜひ読み進めてみてくださいね!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/カモミール-薬用植物-医薬品-3506765/)
豊かな自然に囲まれた癒やしの宿『カミツレの宿 八寿恵荘』
『カミツレの宿 八寿恵荘』は、長野県北安曇(きたあずみ)郡の山あいに建つコンパクトな宿。(以下、八寿恵荘)
元々は、「カミツレ(カモミール)」を使ったスキンケアを作る「カミツレ研究所」の保養所だったそうですよ。
ちなみに「カミツレ」とは、“ハーブの女王”とも呼ばれる「ジャーマンカモミール」の和名。4000年以上も前から薬草として使われているとも言われています。
優れた保湿力で潤いを与え、「乾燥」「湿疹」「あせも」などの肌トラブルを鎮めることから、”スキンケア”としても使われているんですよ!
肌トラブルに敏感である女性の方は、ぜひとも注目しておきたい素材ですね♪
八寿恵荘には、全7室の客室をはじめ、カミツレエキスをたっぷり使った「華蜜恋の湯」・オーガニックな料理を楽しめる「だいにんぐ」・読書を楽しめる「らうんじ」などを用意。
アメニティーの素材にも強い拘りを持っていて、宿の周りは豊かな自然がいっぱい!どこにいても気持ちが安らぐ素敵な宿ですね。
『カミツレの宿 八寿恵荘』は日本初の「ビオホテル」
八寿恵荘が注目される大きな理由は、日本初の「ビオホテル」であること!ちなみに「ビオ(bio)」とは、“オーガニック”という意味ですね。
現在(2020年11月時点)は、欧州中部を中心に約100軒のビオホテルがあると言われていて、日本には八寿恵荘を含めて数軒程しかありません。
このビオホテルの認証を受けるためには、フード・コスメ・CO2削減への取り組みなど、厳しい基準をクリアしないと認定されないそうですよ!
八寿恵荘で使われる「料理の食材」「客室の家具」「お風呂のお湯」のどれもが、健康や環境に良いものとなっています。そんな八寿恵荘に泊まれば、心も体もしっかりとリフレッシュできそうですね!
居心地抜群!『カミツレの宿 八寿恵荘』の温もり溢れる空間
扉を開けて中に入ると、ふんわりと木々の香りが漂ってきます。この香りに包まれているだけでも、心の中が癒やされますよ。
八寿恵荘には9種類の木材が使われていて、玄関や階段には「ヒノキ」・家具には「スギ」・洗面台には「サクラ」など、それぞれの特性に合わせて使われているんですよ!
建築時には合成接着剤を使わず、壁には漆喰を利用するなど、細かい部分までナチュラルさを追求。ビオホテルの拘りようには、少し驚いてしまいますね!
こちらのスペースは、手前側が食事を楽しむ「だいにんぐ」、奥側が読書を楽しめる「らうんじ」となります。
隅から隅まで木材を使っていて、さすがビオホテルとも言えるデザインですね!
窓からは山あいの景色も楽しめられて、とっても居心地が良いですよ。
何もない贅沢を。ミニマルなのに拘りが溢れる客室
階段を上がった2階には、畳の香りが漂う客室を用意。客室には「なら」「さくら」「けやき」など、建物に使われた“木”の名前が付けられているんですよ!
部屋のプレートも、それぞれの建材で作られていてとっても素敵です♪
八寿恵荘では、和室を6部屋・バリアフリーの洋室を1部屋、計7部屋を完備。
この宿の客室は、シンプルかつミニマルが特徴!八寿恵荘がある「カミツレの里」全体を楽しんでもらうために、あえて物を置かないようにしているんですよ。
- 布団一式
- バスタオル・手拭い
- お茶のセット
- LEDランタン
- ハンガー
- タオル掛け
- エアコン
- 加湿器(フロント貸出)
- ※洋室のみ、洗面所・バリアフリートイレ(和室はお手洗いが共同)
テレビや冷蔵庫もないミニマルな客室ですが、ビオホテルならではの拘りがたっぷり!
例えば、「布団」や「枕」はオーガニック100%で、職人さんが綿入れから1つ1つ丁寧に作っています。
優しい色合いの枕カバーは、敷地内で栽培された「カミツレ」を使って染め上げているんですよ!
しかも、寝具のクリーニングは、植物由来の洗剤のみを使う専用のランドリーで行います。徹底した拘りを知るだけで、ビオホテルの凄さが分かりますよね!
カミツレエキスがたっぷり♪「華蜜恋の湯」で癒やしの時間を
八寿恵荘は、国産カモミールのスキンケアブランド「華蜜恋(かみつれん)」から生まれた宿。
そんな宿にあるお風呂には、独自製法で抽出した「カミツレエキス」がたっぷりと含まれているんです!
湯船からはカミツレならではの甘い香りが漂い、丁度良い湯加減のお湯が優しく肌を包んでくれます。
スキンケアと同じ成分が入ったお風呂なんて、女性にとっては堪らないですよね!
ちなみにこのお風呂は、地元の間伐材などを砕いた「木質チップ」を使って温めているんですよ!
これはCO2を増やさない取り組みの1つで、山の環境保全にも繋がっているそうです。
お風呂を温める方法にまで拘っているなんて、改めてビオホテルの凄さを痛感します。
女性にとって嬉しいのが、「スキンケア」や「バスアメニティー」のバリエーション。
八寿恵荘では、「華蜜恋(かみつれん)」の全ての製品を試すことができるんですよ!
どれもカミツレエキスがたっぷりと配合されていて、しっとり滑らかな使用感が女性客から大好評♪
カミツレならではの優しい香りには、思わずうっとりしてしまいますよ。
温もり溢れる空間でオーガニック料理をたっぷり堪能!
八寿恵荘の食堂「だいにんぐ」では、添加物や化学調味料を一切使わないオーガニック料理を堪能できます。
食材は、敷地内の自社農園「おやさい畑」や契約農家で作られた無農薬野菜が中心。動物性食材を使っていないのも特徴の1つです。
夕食には、かまどで炊き上げたご飯と四季折々の献立を用意。とっても優しい味わいで、素材本来の味を楽しめます。
食事に合わせるドリンクには、オーガニックビール・オーガニックワイン・日本酒なども用意していますよ!
朝食には、1日の始まりにピッタリなあっさりとしたメニューを用意。
体に良いものを食べていると、自然と元気も湧いてきます!食後には、オーガニックコーヒーをセルフサービスで頂けますよ。
アクティビティーに参加してリラックスタイムを満喫!
八寿恵荘は、思い思いに過ごせるアクティビティーも充実!自分に合ったリラックスタイムを満喫できますよ。
- 豊かな自然を満喫する「カミツレの里の散策ツアー」
- 八寿恵荘の原点の「カミツレエキス抽出工場見学」
- 夕食のご飯を炊き上げる「薪割り・かまど炊飯体験」
「薪を割る」「火を育てる」「湯気を見る」「音を聴く」「香りを嗅ぎ分ける」。
五感を使って炊き上げたご飯は、何とも言えないぐらいおいしいですよ!
どれも自由参加となっているので、ぜひ気軽に参加してみてくださいね。
また、「華蜜恋」のアイテムを使った「アロマ・トリートメント」も行っているので、「最近、肌の調子が良くない…」という女性の方は利用してみてはいかがでしょうか?(完全予約制・別途料金)
『カミツレの宿 八寿恵荘』の宿泊料金はどれくらい?
公式サイトの宿泊プランを見てみると、「夕食・朝食付き」で税込22,000円〜となっています。(2020年11月時点の宿泊料金)
一般的なホテルよりは少し割高になりますが、紹介した“ビオホテル”の拘りを見ていると、納得の料金と言えるでしょう。
自分だけでオーガニック製品を揃えたり、無添加・無農薬の食材を買ったりすると、手間もお金も意外と掛かります。
八寿恵荘に宿泊すれば、1度に自然の魅力を堪能できるので、肌や体の調子を整えたい方には強くおすすめします。
『カミツレの宿 八寿恵荘』の基本情報とアクセス
最後に、『カミツレの宿 八寿恵荘』の基本情報とアクセスについて紹介しますね。
- 住所:長野県北安曇郡池田町広津4098
- 電話番号:0261-62-9119
- チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00
- 公式サイト:BIO HOTEL 八寿恵荘
八寿恵荘までのアクセスですが、JR「長野駅」からは信越本線を、JR「松本駅」からは篠ノ井線を利用してJR「明科(あかしな)駅」へと向かいます。(所要時間約15分)
「明科駅」からは八寿恵荘の無料送迎バスが出ているので、こちらを利用すると良いでしょう。(宿まで約30分)
送迎バスを利用する場合は、予約時に「送迎車を希望する」を選択してくださいね!
尚、車で移動する場合は、「安雲野I.C.」から約30分となります。
山あいにある癒やしの宿『カミツレの宿 八寿恵荘』のまとめ
今回は、女性におすすめしたい癒やしの宿『カミツレの宿 八寿恵荘』を紹介しました。
“日本初のビオホテル”と紹介しましたが、宿泊者の健康や環境への配慮に対する拘りには驚かされましたね!
また、スキンケアに携わる宿だけあり、女性が気になる肌の調子にも効果が期待できそうです。
空間・料理・アメニティーの全てがナチュラル。そんな自然いっぱいの素敵な宿で、“究極の癒やし”を体感してみてはいかがでしょうか?