京都・三条通で楽しめる近代建築巡り!おすすめのスポットを8つ紹介!

人気観光地である京都には、京都駅・四条通・清水寺など観光スポットが目白押しですが、実は近代建築の宝庫であることをご存知でしょうか?

近代建築好きの方はもちろん、京都の観光がマンネリ化している方も、近代建築巡りをして一味違った京都の魅力を感じてみましょう。

この記事では、京都における近代建築のメインストリート「三条通」を中心に、8つの近代建築物を紹介していきます。明治から昭和の雰囲気を存分に楽しめるので、是非参考にしてください。

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/E_eWwM29wfU)

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京都「三条通」とは?

京都・三条通とは、江戸時代に東海道の西の起点として賑わい、明治末期頃まで京都のメインストリートとして活躍した歴史ある街道です。

明治から大正にかけて「銀行」「郵便局」「保険会社」など様々な近代建築が誕生しましたが、明治45年に四条通・烏丸通の拡張が行われ、メインストリートの座も四条通に明け渡すことになります。

そのような背景もあり、三条通には数多くの歴史的建造物が残っています。観光におけるメインストリートは四条通ですが、近代建築のメインストリートと言えば三条通は外せないでしょう。

次の章からは、三条通一帯で見られる近代建築物について紹介していきます。

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京都・三条通の近代建築①文椿ビルヂング

近代建築巡りのスタートを切るのは、大正9年に建築された「文椿(ふみつばき)ビルヂング」です。

元々は貿易会社の社屋として建てられましたが、後に繊維問屋・内装業者・呉服商社などとしても利用され、現在(2020年6月時点)は、カフェやレストランなどが混在する商業施設に姿を変えています。

見た目は鉄筋コンクリート造のような重厚感がありますが、実は木造の洋館であり、石柱や煉瓦タイルが施された外観と太い木の柱が際立つ内観とのギャップも見所の1つです。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区三条通烏丸西入る御倉町79
  • 電話番号:店舗による
  • 営業時間:店舗による
  • 定休日:店舗による
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト:文椿ビルヂング

京都・三条通の近代建築②新風館

少し三条通から外れますが、文椿ビルヂングを東に進み、烏丸通を北上した先にあるのが大正15年に竣工した「新風館」です。

元々は京都電中央電話局として利用されていた建物であり、2020年6月に新たな複合施設としてリニューアルされました。

木材を使った京都らしいモダンデザインも取り入れつつ、昔のままの美しい煉瓦仕上げの外観も残されています。

過去と現在のスタイルが調和されているので、近代建築に詳しくない方でも楽しめるおすすめのスポットです。尚、内部ではショッピング・食事・映画などが楽しめ、ホテルを利用すれば宿泊することもできますよ。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
  • 電話番号:店舗による
  • 営業時間:飲食店11:00〜23:00 物販店11:00〜20:00(一部店舗は除く)
  • 定休日:記載なし
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト:新風館

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京都・三条通の近代建築③中京郵便局

新風館から三条通に戻り、東の方へ進んでいくと、明治35年に建てられた「中京郵便局(旧京都郵便電信局)」が見えてきます。

日本で最も歴史のある郵便局の1つであり、昭和53年の改装を経て、今もなお現役の郵便局として活躍しています。

ネオルネサンス様式美しい赤煉瓦造りの外観が特徴であり、本局舎は京都市登録有形文化財景観重要建築物)に指定されている貴重な近代建築物です。

また、外壁を残した状態で内部のみを改装する建築手法「ファサード保存」が最初に取り入れられた建物としても有名です。前述したように現役の郵便局なので、主に外観の見学のみとなります。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区三条通東洞院東入る菱屋町30
  • 電話番号:0570-943-903
  • 営業時間:平日9:00〜19:00 土9:00〜15:00
  • 定休日:日曜日
  • 入場料金:ー
  • 公式サイト:日本郵便

京都・三条通の近代建築④京都文化博物館

中京郵便局と同じブロックに建つのが、明治39年に建てられた赤煉瓦造りが特徴の「京都文化博物館(旧日本銀行京都支店)」です。

この建物は日本近代建築の父辰野金吾によって設計されており、外観から内観の細部にまで様々な趣向が見られます。

特に「辰野式」と呼ばれるデザインは、近代建築好きならば1度は見ておきたいところです。

辰野式:赤煉瓦に白い花崗岩でアクセントを加えたデザイン・建築様式

ちなみに辰野金吾は、「東京駅」「日銀本店」「大阪市中央公会堂」などの建築も手掛けており、多くの建物が重要文化財に指定されています。(京都文化博物館も重要文化財に指定)

次々と新しい物が生まれる現代において、今もなお重要な役割を果たしているのは本当にすごいことだと思います。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区東片町623-1
  • 電話番号:075-222-0888
  • 営業時間:総合展示10:00〜19:30
  • 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日) 12月28日〜1月3日
  • 入場料金:別館の見学は無料(総合展示は一般500円・大学生400円・高校生以下無料)
  • 公式サイト:京都文化博物館

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京都・三条通の近代建築⑤日本生命京都三条ビル

京都文化博物館から更に東へ進み、柳馬場(やなぎばんば)通まで歩くと、大正3年に竣工した「日本生命京都三条ビル(旧日本生命京都支店)」が姿を表します。

昭和58年に改修工事を行い、塔屋を含む東側部分がファサード保存された状態で現存しています。重厚感のある石張りの外観が特徴であり、実は中京郵便局と同じく、辰野金吾が設計した建物です。

同じ人物が設計していますが、建物によって趣向が異なるので、デザインの違いを楽しめるのもポイントの1つです。尚、内部見学は行っていないので、外観のレトロな雰囲気を楽しむ形となります。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区桝屋町75
  • 電話番号:ー
  • 営業時間:ー
  • 入場料金:ー
  • 公式サイト:ー

京都・三条通の近代建築⑥SACRAビル

日本生命京都三条ビルから少し東へ進むと、大正4年築の「SACRAビル(旧不動貯金銀行京都支店)」の姿が見えてきます。

1988年に外観を残しつつリノベーションが行われ、現在(2020年6月時点)は、カフェや雑貨店などが入る商業施設として利用されています。

白色の外壁に青銅色の屋根が特徴的であり、あちこちに幾何学模様が施されているのも特徴の1つです。

また、1階は煉瓦造、2・3階は木骨煉瓦造となっている内観も見逃せないポイントです。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区中之町20
  • 電話番号:店舗による
  • 営業時間:店舗による
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト:ー

京都・三条通の近代建築⑦家邊徳時計店

SACRAビルの程近くにある「家邊徳時計店」は、三条通の中でも一際目立つ近代建築物です。

明治23年に建てられた家邊徳時計店は、1階部分の3連アーチの窓・2階部分をセットバックしているのが特徴であり、細部にまで美しい装飾が施されています。

また、ずっしりとした佇まいとは裏腹に、最初に紹介した「文椿ビルヂング」と同じ木造建築(木骨煉瓦造)となっているのも注目すべきポイントです。

1階はテナントスペースとなっているので外部からの見学となりますが、一線を画す美しいデザインは三条通に来たら見逃せません。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区中之町27
  • 電話番号:ー
  • 営業時間:ー
  • 入場料金:ー
  • 公式サイト:ー

京都・三条通の近代建築⑧1928ビル

家邊特時計店から更に東へ進むと、一際異彩を放つ「1928ビル(旧大阪毎日新聞社京都支局)」が見えてきます。

その名の通り、1928年(昭和3年)に竣工したビルであり、明治・大正の近代建築に比べると少し若くも感じます。

独特なアールデコ風の外観は、全体的に大まかとした印象があり、京都にいるとは思えないような強いインパクトを受けるでしょう。

また、地下にあるカフェ「アンデパンダン」では、創建当時の面影とアーティストによる新しいデザインが融合したレトロモダンな雰囲気を楽しむことができますよ。

基本情報
  • 住所:京都府京都市中京区弁慶石町56
  • 電話番号:店舗による
  • 営業時間:店舗による
  • 入場料金:無料
  • カフェの詳細:アンデパンダン

京都の近代建築まとめ

今回は、京都・三条通一帯にある近代建築物を8つ紹介しました。紹介した建物以外にも、三条通には魅力的な近代建築物が立ち並んでいます。

その多くがカフェ・ショップ・ギャラリーなどにリノベーションされているので、気軽に立ち寄れるのも魅力の1つです。

また、近代建築の宝庫である京都には、至る所に近代建築物が存在します。清水寺や四条通の観光も楽しいですが、近代建築巡りをして一味違う京都の魅力を感じてみてください。

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