サクサク移動してtインド観光をしたくても、インドの移動手段ってどんなものがあるのか知らない方が多いかもしれません。
インドは観光地としてたくさんの見どころがあり、限られた時間のなかで観光名所をまわるために、移動手段は賢く上手く使いたいと思いますね。
今回はそんな方向けに、インドの移動手段を使ううえで知っておきたいことと、インドのおすすめな移動手段を7選ご紹介していきますので参考にしてくださいね。
最初にインドの移動手段で長距離移動できる乗り物を伝えていきますね。
インドの移動手段でおすすめな交通機関① 飛行機
まずは、インド内を長距離移動するときに便利な乗り物を紹介しますね。インドの移動手段で長距離移動をするのにおすすめな交通機関は飛行機です。
国土面積が広いインド国内を時間をかけずに移動するなら、飛行機を利用するのがおすすめですよ。
インドの国土面積は日本の約9倍の広大な国で、移動だけで一日かかるときもあります。
インドのデリー・ムンバイ間をフライトすると約2時間で到着することが出来て、片道2,500ルピー(約4,000円)で着くことができるので、インドの観光名所を多く回りたいかたにおすすめです。
インドの国内飛行機を利用するなら、事前に予約サイトであるMakeMyTripにて予約をいれることができるので、旅行で飛行機を使う予定がある方は利用してみましょう。
インドの空港は国内にたくさんあるので、行きたい場所まで距離があるなら積極的に飛行機を使うのをおすすめします。
インドには空港が100以上あるので、アクセスはとても良いです。
インドの移動手段でおすすめな交通機関② 列車
インドの移動手段でおすすめな交通機関である列車は、運賃が安くインドならではのローカルな雰囲気を味わいながら移動できます。
列車を利用するのにおすすめな方は、交通費をなるべく抑えたい方や次の目的地まで時間に余裕がある方です。
列車を利用するなら事前にIRCTCでチケットを購入するのがおすすめですよ。スムーズに列車に乗ることができるので、必ずチケットを購入しておきましょう。
混雑時には4時間待たされることがあるので、チケットの事前購入がおすすめ。
列車を利用するのにデリーからジャイサイメール(約800km)までの予算は座席のクラスによりますが、460ルピー(約780円)~2980ルピー(約4,770円)の低予算で利用することができます。
初めて長距離列車を利用するなら、一等寝台の席のなかで一番グレードの高いものを選ぶほうが、身体的に負担が少なくなるのでおすすめです。
またインドの列車は体が車外にはみ出るほどの満員電車ですが、席のグレードが低いほど席のゆとりがないので、できれば席のグレードが高いものが安心します。
インドの移動手段でおすすめな交通機関③ 長距離バス
インドの移動手段でおすすめな交通機関は長距離バスです。飛行機や列車よりも発着場が多く、運賃が安いので交通費を抑えたい方におすすめです。
インドの長距離バスは、日本で走っている夜行バスのようなリクライニングシートが付いているタイプや、個室の寝台シートになっているものがあります。
隣に知らない方が座るので、席を立つときは貴重品を置いていかないようにして置き引きに気を付けるようにしましょう。
インドの長距離バスにかかる費用は、デリー~アグラ間(約233km)で500ルピー(約800円)で、座席のタイプによって値段が変わりますが、かなりリーズナブルな価格で利用することができます。
デリー~アグラ間は約3~4時間の運航になってます。
インドの長距離バスは目的地にもよりますが、約3時間以上の移動になっていますので、飲み物や食べ物を買って持ち込んでおくのがおすすめです。
- 暇つぶしができるもの(本や雑誌)
- 食べ物・飲み物
- 充電器と変圧器
- 防寒具(羽織るものや靴下)
インドの移動手段でおすすめな交通機関④ 地下鉄
ここからは、短距離移動に便利な乗り物を紹介します。インドの移動手段でおすすめな交通機関である地下鉄です。
都市部のデリー市内の路線が多いので、デリー市内を観光するなら地下鉄を利用する方におすすめですよ。
女性の旅行者に嬉しい、女性専用車両もあるのでとても安心できますよ。
インドの地下鉄はタクシーやリキシャーよりも安全性が高いです。駅のホームに入るのにセキュリティチェックが必要になっているので、安心して旅行をしたいときに利用したい交通機関です。
厳しいセキュリティチェックが行われています。お酒の持ち込みが禁止になっているので、気を付けましょう。
インドの地下鉄を利用するなら、駅で販売しているメトロカードを購入しておくのがおすすめです。
混雑している切符売り場で切符の購入をしなくて良いので、デリー観光で地下鉄をメインの移動手段にするなら買っておきましょう。
インドは日本と違って、列に並ぶ習慣がなく割り込みをしてくるので、できればメトロカードを使ったほうがよいです。
地下鉄を使うのにかかる運賃は、インディラガンディー国際空港からニューデリー間で60ルピー(約100円)で、約一時間で着くことができるので、インドの地下鉄も利用するのをおすすめします。
インドの地下鉄で市街地路線を利用するなら、10~40ルピー(約14円~56円)ほどです。
インドの移動手段でおすすめな交通機関⑤ ローカルバス
インドの移動手段でおすすめな交通機関であるローカルバスは、各都市を縦横無尽に張り巡らされていてアクセスが良く、乗車の運賃も安いので気軽に乗ることができるのでおすすめです。
インドのデリーのローカルバスには公共のものがあり、デリー交通社(DTC)を利用するのをおすすめします。
一日あたりの走っている便数も多く、乗り過ごしたり車内が満員で見逃したりしたとしても、すぐに後続の便が来るので待ち時間なく乗ることができます。
バスに乗車して、車内の前方左側は女性専用の座席になっているので、利用しましょう。
インドのローカルバスを乗るのに必要な運賃は一回当たり5~10ルピー(約7~14円)かかり、自分が乗った停留所から降車するまでの距離によって金額が加算されます。
エアコン付きの車両もあり、平均気温30℃のインドを移動するうえで利用したいですね。
市街地を観光する予定がある方や、タクシーよりも交通費を抑えて、アクティビティやショッピングなどに予算を回したい方は、インドのローカルバスを利用するのをおすすめします。
インドの移動手段でおすすめな交通機関⑥ タクシー
インドの移動手段でおすすめな交通機関であるタクシーは、バスやリキシャー(後で詳しく紹介)よりも早く目的地に着きたい方や買い物後の荷物を持っているなら使いたい交通機関です。
インドのタクシーはローカルのものやアプリで配車できるものもあるので、インドでタクシーを探すのは比較的簡単です。
タクシーに乗るなら、なるべく配車サービスを利用してカード払いをしたほうが、金銭面のトラブルがないので利用しましょう。
配車あサービスを利用するなら、安全性と利便性を考慮するとアプリで配車が可能な「olacabs」か「uber」がおすすめで、金銭面の交渉をしなくてよいのでスムーズに目的地に運んでくれます。
- プリペイドタクシー(前払いのタクシー)
- 流しのローカルタクシー
- タクシーの表示灯を付けていないタクシー
インドでタクシーを利用するなら、初乗りで40ルピー(約56円)で、1km当たり15ルピー(約21円)で乗ることができるので、世界的に見ても安い値段で乗ることができるので利用するのをおすすめします。
世界主要都市のタクシー料金のなかでインドは、同じ運賃で他の国よりも一番遠くまで運んでくれることがわかっています。
インドの移動手段でおすすめな交通機関⑦ リキシャー
インドの移動手段でおすすめな交通機関であるリキシャーは、バイクタクシーと自転車タクシーの2種類があり、インドならではのローカルの雰囲気を移動しながら味わうことが出来ます。
- オートリキシャー(三輪バイクタクシー)
- サイクルリキシャー(自転車タクシー)
観光中の近距離の移動をするなら、リキシャーを使うのがおすすめで細い路地をスイスイ進んでいくので、渋滞の道路も関係なく早く目的地に着くことができるのでおすすめです。
インドの道路はでこぼこしているところが多いです。リキシャーだと揺れが強いので、振り落とされないように注意しましょう。
インドのリキシャーを利用するなら、観光地から1kmほど離れたところで流しのリキシャーを捕まえたほうが、ぼったくられる心配がありません。
リキシャーは運賃を決めるのは交渉制で、運賃の相場を知っておく必要があります。
- オートリキシャー 1kmあたり20ルピー(約30円)
- サイクルリキシャー 1kmあたり20~30ルピー(約30~45円)
リキシャーは近場を移動するのにとても便利で、交渉次第ではタクシーよりも安く利用することができます。近距離の移動はリキシャーを利用しましょう。
インドの移動手段を決めるうえで気を付けておくべきこと
インドの移動手段を決めるうえで気を付けておくべきことは大きく2つあり、知っておくことでスムーズに交通機関を利用することができるので、読み進めて行って参考にしてくださいね。
ここでは観光地近くの勧誘を聞かないことと、運賃の相場を事前に知っておくことを伝えていきますので、参考にしてくださいね。
観光地近くの勧誘を聞かないこと
インドの観光地近くは観光客向けに法外な値段で運賃を巻き上げる悪質な勧誘がいるので、絶対に耳を貸さないようにして、観光地周辺の勧誘の人は避けるようにしましょう。
おもにタクシーやリキシャーの勧誘が観光地周辺で盛んに行われているので、観光地から1kmほど離れた位置で移動手段を探すのがおすすめです。
また、悪質なドライバーだと目的地に連れて行ってもらえず、人気のないところに連れていかれてお金を要求してくるトラブルに合う可能性があります。
暑い中1kmも歩きたくない場合は、以下のような悪質ドライバーを避けて利用しましょう。
- 声掛けで勧誘をしてくる
- 車体が汚く、損傷があるタクシー
- 公式タクシーではなく個人で行っているタクシー
若い女性の方だと力づくで暴行事件に発展してしまう恐れがあるので、観光地から1kmほど離れた場所でタクシーやリキシャを拾うのが安全です。
運賃の相場を事前に知っておくこと
インドの交通手段を利用するなら運賃の相場を事前に知っておいたほうが、悪質なぼったくりに巻き込まれるリスクが少なくなるので、調べておきましょう。
運賃の相場を知っておくことで、悪質なドライバーか良いドライバーかの判断ができるようになり、交渉をより有利にすすめることができます。
また、悪質なドライバーに知らずにあたってしまうと、相場の運賃の10倍で請求されることもあり、運賃を安く済ませたいのに高上がりになってしまうので、気を付けましょう。
インドの移動手段を利用するうえで持っておきたいおすすめなもの
インドの移動手段を使うなら持っておきたいおすすめなものを3つ紹介していくので、ぜひ準備して旅行の移動をもっと便利にしましょう。
ポケットwifi
インドの移動手段で持っておきたいものであるポケットwifiは、スマホやタブレットの地図アプリを使うのに必要で、慣れないインドでの移動に心強いアイテムです。
インドはフリーwifiの普及によりネットへアクセスがしやすくなってきていますが、市街地を離れるとフリーWiFiがない場合があるので、常にネットにアクセスできる状態にしておくのが安心します。
フリーwifiのなかに悪質なものがあり、個人情報を盗まれる可能性があるので、もし使うならセキュリティの高いパスワード付きのフリーwifiを選びましょう。
ポケットwifiを持っていれば、自分の現在地をすぐに把握できるので、旅行を安心して楽しみたい方は常にネットに繋ぐことができるポケットwifiを持っていくことをおすすめします。
観光雑誌の地図
インドの移動手段を使ううえで持っておきたいのがインドの観光雑誌に添付してある地図です。素早く地図を見るのに最適なコンパクトサイズなので、持っておくのがおすすめです。
大きな地図だと荷物にもなるし、移動が多いインドの観光には邪魔になってしまうので、できればハンディタイプの地図を持っていくとドライバーに手早く目的地を伝えることができます。
自分の観光する予定のある地域の目印になるものを地図に書き込んでおいたほうが、迷子になったときにすぐに自分の現在地を把握しやすくなるのでおすすめ。
また、スマホやタブレットの充電が切れた場合の保険として、地図を準備しておいたほうが現在地を把握しやすくなるので、かならず準備しておきましょう。
運賃用の小銭
インドの移動手段を使ううえで必ず持っておいたほうがよいものである運賃用の小銭は、交通機関の乗降する際に持っておいたほうが、運賃の支払いがスムーズにできます。
インドはチップの文化がないので、チップ用の小銭は必要ありませんが、運賃用に持っておきましょう。
インドの配車サービスのあるタクシーは、運賃の支払いがクレジットカードなので支払いが便利ですが、リキシャー(バイクタクシー)は小銭で運賃の支払いになっています。
インドの移動手段を決めるうえでなるべくカード支払いのできる交通機関を選び、現金支払いが必要になった時用に小銭を持っておいたほうが、余裕をもって支払いができるので持っておきましょう。
まとめ
今回はインドのおすすめな移動手段7選とインドの移動手段を使ううえで知っておきたいことについてお伝えしてきました。
インドは日本とは全然違う文化であり、交通機関を使ううえで「値段交渉」というイベントが発生してくるので、戸惑う方もいるかもしれません。
インドの配車アプリを使えば「値段交渉」をすることなく、スムーズに乗車することができますが、あえて「値段交渉」をして楽しむのも良いかもしれません。
自分の行ってみたいインドの観光地までの距離と交通費を見比べて、たくさんある交通手段から自分の希望通りの移動手段を見つけて、楽しいインド旅行にしてくださいね。