特定のクレジットカードを持っていると、空港のラウンジを無料で使用できると聞いたことがある人もいるでしょう。
空港のラウンジを利用すれば快適に搭乗時間まで過ごすことができるので、無料で使用できるならクレジットカードを作成したいと思いますよね。
なので、今回は空港のラウンジを使用できるクレジットカードを5つと、選び方の基準について紹介します!
空港のラウンジを使用してみたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ロビー-ラウンジ-座席-ランプ-3623669/
クレジットカードを持っていると空港ランジが使える?
クレジットカードを持っていると無料で空港のラウンジが使用できる、と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、半分正解であり、半分不正解です。クレジットカードを持っていると無料でラウンジを使用できますが、条件が2つあります。
1つはラウンジと提携しているクレジットカード会社であること、2つ目は一定ランク以上のクレジットカードであることです。基本的にはゴールドカード以上のカードでないと使用することができません。
次の章で、ラウンジと提携しているクレジットカード会社を紹介しますね。
ラウンジと提携しているクレジットカード会社は?
ラウンジによって、提携しているクレジットカード会社は様々です。なので、今回は羽田空港と関西国際空港のラウンジと提携している会社を紹介しますね。
羽田空港
- アメリカンエクスプレス
- トヨタファイナンス
- JACCS
- JCB
- UFJ などなど…
関西国際空港
- アメリカンエクスプレス
- JACCS
- JCB
- ダイナースクラブ
- VJAグループ などなど…
今回紹介したものは、一部の会社のみです。気になる方は、1度自分が持っているカードや作ろうと迷っているカード会社を調べてみると良いでしょう。
空港のラウンジが使用できるカードを選ぶ基準は?
提携しているクレジットカードを持っていると、空港のラウンジが利用できるということが分かりましたね。「利用資格のあるクレジットカードを作成したい!」と思ってきたのではないでしょうか?
しかし、いざを作成しようとしても、どのクレジットカードにすれば良いのか迷ってしまいますよね。そんな方は、以下の基準で選ぶのがおすすめですよ。
- よく利用する空港にラウンジはあるのか
- 頻繁に使うお店でポイントが貯まるのか
- ポイント還元率
- マイル還元率
- 年会費
次の章で、クレジットカード選びの基準について詳しく説明していきますね。
クレジットカード選びの基準を詳しく説明
よく利用する空港にラウンジはあるのか
空港のラウンジを使用するためにクレジットカードを作るなら、1番最初に確認しましょう。
せっかくクレジットカードを作ったのに、よく利用する空港のラウンジとは提携していなかったという事態に陥る可能性があります。
頻繁に使うお店でポイントが貯まるのか
クレジットカードを使用するとクレジットカード会社のポイントが貯まるので、現金で支払いをするよりもお得です。空港のラウンジを使用するためだけにカードを作るのは勿体でしょう!
ですので、よく利用するお店でポイントが貯まるクレジットカードを選ぶのがおすすめですよ。
ポイント還元率
ポイント還元率は、クレジットカードを使用したときに、もらえるポイントのパーセンテージです。還元率が高い方が、よりお得ですよ。
マイル還元率
マイル還元率とは、ポイントをマイルに変えるときのパーセンテージのことです。
空港ラウンジを使うのが目的なあなたは、飛行機をよく使うのではないでしょうか。それなら、クレジットカードのポイントをマイルに還元できるカードを作成するのがおすすめです。
当たり前のことですが、マイル還元率が高いカードの方がより効率的にマイルを貯められるので、お得に飛行機を利用できますよ。
年会費
クレジットカードによって、年会費は変わります。空港ラウンジを使用する頻度と年会費を考えて、クレジットカードを選びましょう。
選ぶ基準について理解できたかと思いますが、数多くあるカードの中から選ぶのは大変ですよね。
ですので、次の章から上記の基準を基におすすめなカードを5つ紹介します。
空港のラウンジが使用できるカード①ANAカード
1つ目に紹介するラウンジが使用できるカードは、「ANAカード」です。ゴールドカード・プラチナカードのどちらかを持っていると、空港のラウンジを使用することができますよ。
また、このあと紹介するカードは空港ラウンジが使用できるカードですが、ANAプラチナカードのみ、より高級な「ANAラウンジ」を使用できます。
発行可能なカード会社 | JCB・アメックス・VISA・マスター |
ポイント還元率 | 不明 |
マイル還元率 | 1%〜 |
年会費 | 15,400円〜 |
※年会費は、空港ラウンジが使用できるカードの値段を記載しています。一般カードの場合、年会費は下がります。
ANAカードは名前の通りANAが発行しているカードなので、マイルが貯まりやすいのが特徴です。
ショッピングや税金などの支払い時にもマイルは貯まりますが、航空券を購入したときは、よりマイル還元率が高くなりますよ。
ANAカードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね!
空港のラウンジが使用できるカード②楽天カード
2つ目に紹介するラウンジが使用できるカードは、「楽天カード」です。
ブラックカード・プレミアムカード・ゴールドカードのいずれかを持っていれば、空港のラウンジを使用できますよ。
発行可能なカード会社 | JCB、VISA、マスター |
ポイント還元率 | 1% |
マイル還元率 | 0.5%(2ポイント→1マイル) |
年会費 | 2,200円〜 |
楽天カードは、ネットショッピングができる楽天が発行しているカードです。楽天で買い物をする際は、ポイントが最大5倍になるので、効率的にポイントを貯めることができますよ。
また、楽天カードはポイントとマイルどちらを貯めるか選択することができます。もちろん、貯まったポイントをマイルに交換することも可能です。2ポイントを1マイルに交換できます。
ただし、マイルに交換するためにはANAマイレージクラブに会員登録する必要があるので注意してくださいね。
空港のラウンジが使用できるカード③エポスカード
3つ目に紹介するラウンジが使用できるカードは、「エポスカード」です。プラチナカード・ゴールドカードを持っていれば空港のラウンジが使用できますよ。
発行可能なカード会社 | VISA |
ポイント還元率 | 0.5% |
マイル還元率 | 2ポイント→1マイル |
年会費 | 5,000円〜 |
エポスカードは、プラチナ・ゴールド会員の家族から紹介を受けた場合は年会費が無料になります。ですので、ご家族の中にプラチナ・ゴールド会員がいる場合は、エポスカードがおすすめですよ。
空港のラウンジが使用できるカード④ハマカード
4つ目に紹介するラウンジが使用できるカードは、「横浜インビテーションカード」通称ハマカードです。プラチナカードまたはゴールドカードを持っていれば、空港のラウンジが使用できます。
ちなみに、ハマカードは「ジャックス」が発行しているカードですので、ラウンジを使用できるカード欄に「JACCS」という表記があればカード会社に関係なく使用可能です。
発行可能なカード会社 | マスター |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
マイル還元率 | 2ポイント→1マイル |
年会費 | 2年目以降5,000円〜 |
ハマカードには、「ラブリィ☆アップステージ」という1月1日〜12月31日に使った金額に応じて、翌年のポイントがアップする制度があります。
50万円なら50%アップし、300万円以上使うと最大で100%アップします。ポイントがアップすれば効率的に貯めることができるので、クレジットカードをよく利用する人におすすめです。
ハマカードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね!
空港のラウンジが使用できるカード⑤dカード
最後に紹介するラウンジが使用できるカードは、「dカード」です。ゴールドカードを持っていれば、空港のラウンジが使用できます。
発行可能なカード会社 | マスター、VISA |
ポイント還元率 | 1% |
マイル還元率 | 2ポイント→1マイル |
年会費 | 1万円 |
旅行とは少しズレてしまいますがdカードを持っていると、docomoユーザーの携帯料金1,000円ごとに、10%ポイント還元されます。
ですので、docomoを使用している人におすすめなカードです。
空港のラウンジが使用できるカードまとめ
空港のラウンジを使用できるクレジットカードを選ぶ基準と、おすすめなクレジットカードを5つ紹介しました。カードを選ぶ基準は、以下の5つです。
- よく利用する空港にラウンジがあるか
- 頻繁に使うお店でポイントが貯まるか
- ポイント還元率
- マイル還元率
- 年会費
それぞれのクレジットカードには特徴があるので、安易に年会費で決めない方が良いでしょう。
例えば、ANAカードは年会費が1番高いですが、航空券を購入したときのマイル還元率が高く、プラチナカードを持っていればより高級なANAラウンジを使用することができます。
ですので、自分がクレジットカードを使うタイミングやどのラウンジを使用したいのかなど、総合的に考えてカードを作成することをおすすめします。