トランジット・ストップオーバーとは?違いを解説!

突然ですが、あなたは「トランジット(transit)」と「ストップオーバー(stopover)」の違いを理解していますか?

海外旅行をする人なら1度は見聞きしたことがあるのではないのでしょうか。

聞いたことはあっても、2つの言葉の違いをきちんと理解していない人もいると思います。

この記事では、2つの言葉の意味の違いに加えて、両者で若干の違いがある荷物の預け方や、その時々で使える英語のフレーズについも紹介していますので、ぜひ最後まで読み進めてください。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/空港-旅をする人-人-ビジネス-731196/)

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トランジットとストップオーバーの意味の違い

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まず初めに、ここではトランジットとストップオーバーの意味の違いを説明していきます。

トランジットとは

「トランジット」とは、英語では「通過・乗り継ぎ」を意味します。しかし、旅行用語で使われる「トランジット」は、「最終目的地に到着するまでに、燃料や食料の補充を目的として一旦着陸をすること」を表します。

ストップオーバーとは

「ストップオーバー」とは、英語で「立ち寄る・途中降機」を意味します。旅行用語では、「目的地に向かう途中の乗継地で24時間以上滞在すること」を意味します。

この2つの言葉の決定的な違いは、「滞在時間」です。トランジットの乗継地の滞在時間は、24時間以内と定められていますが、ストップオーバーは24時間以上を指しています。

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トランジットとストップオーバーの過ごし方の違い

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上記でトランジットとストップオーバーの言葉の意味と違いを説明しましたが、ここではそれぞれの”過ごし方”の違いを説明していきます。

トランジットの過ごし方

トランジットは乗客が機内で待つ場合もありますし、空港内のトランジットエリアで待機したり、滞在時間によっては空港外で観光を楽しむことも可能です。

では、どのぐらいの滞在時間があれば空港外で観光を楽しめるか説明していきます。滞在時間が短い場合、空港外に出たとしても、市街までの交通時間を考慮すると、満足な観光の時間が取りづらいからです。

まず、滞在時間が4時間以内であれば、空港内で過ごすことがおすすめです。免税店で買い物をしたり、マッサージで癒されたりもいいでしょう。もし、ラウンジの利用資格があれば、ラウンジで休むことも可能です。

つぎに滞在時間が4時間以上の場合、空港の外で過ごすことがおすすめです。せっかくの長時間の滞在なので観光をしてみてはどうでしょうか。交通時間や手続きの時間があるため、余裕のある計画を立てましょう。

ストップオーバーの過ごし方

ストップオーバーでは滞在時間が24時間を超えるため、乗継の国で観光をすることが可能です。飛行機が一旦着陸した後、翌日の出発になるため、必然的に乗り換え地で一度入国し滞在することになります。

トランジットのように時間に追われずゆっくり観光を楽しむことができるため、目的地の国だけでなく乗継の国も楽しむことができます。

トランジットやストップオーバー両者とも楽しむことができます。入国をする場合、あらかじめ周辺は下調べをしておくほうが良いでしょう。

トランジットとストップオーバーの荷物取扱いの違い

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前章にて、トランジットとストップオーバーの乗継地の過ごし方を説明しましたが、その際問題となる荷物の取り扱いについてここでは説明していきます。

トランジットの荷物取扱い

最終目的地まで同じ航空会社の飛行機に乗車する場合、目的地まで荷物を預けておくことができます。乗継地で短い時間観光を楽しむ場合、大きな荷物は負担になるため、預けっぱなしにできるのは嬉しいですね。

また、乗継前と後の飛行機の航空会社が別々の場合、荷物を一度預かる必要があります。

ストップオーバーの荷物取扱い

ストップオーバーは基本的に乗継地で一旦荷物を受け取る必要があります。航空会社によっては、機内預け荷物にすることも可能ですが、その場合最終目的地まで荷物を受け取ることが出来ません。

トランジットやストップオーバーどちらに関わらず、飛行機に乗車するまでに荷物の取り扱いについて、あらかじめ航空会社に確認しておきましょう

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トランジットとストップオーバーのメリットの共通点や違い

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ここではストップオーバーとトランジットのメリットの共通点違う点を説明していきます。

トランジットとストップオーバーの共通のメリット

ストップオーバーとトランジットに共通するメリットは、一旦降機して休憩することができる点です。人が密集している機内では疲れてしまうので、一旦地上でのびのびできるのは嬉しいですよね。

これまでお伝えしてきたとおり、空港内では買い物を楽しんだり、飲食をしたりすることも可能です。残りのフライトに向けて、ここでリフレッシュしておきましょう。

トランジットのメリット

次に、ここからはそれぞれの違うメリットを紹介していきます。トランジット特有のメリットは2つあります。

1つ目は、休憩時間が短いゆえに疲れづらい点です。滞在時間が長いと、観光したり空港内を散策したりして楽しむことができますが、その反面疲れてしまいます。

2つ目は、基本無料でトランジットをすることができる点です。これに関しては、次の章の「トランジットとストップオーバーの料金の違い」で説明していきます。

ストップオーバーのメリット

ストップオーバー特有のメリットといえば、滞在時間が長いためガッツリ観光をすることができるという点です。

ストップオーバーは24時間を超える滞在のため、宿泊を伴います。そのため、宿泊する前日と次の日の2日間を観光に充てることができます。

上述したように、トランジットやストップオーバーの両者にはそれぞれメリットがあります。今後、海外旅行の予定を立てる際に参考にしてくださいね。

トランジットとストップオーバーの料金の違い

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上記でトランジットのメリットに無料で行えることをあげました。ここではトランジットとストップオーバーをする際にかかる追加料金について説明していきます。

トランジットの料金について

トランジットの場合は単なる”立ち寄り”と見なされて、追加料金がかからないのが一般的です。そのため、言ってしまえば「無料」で、訪れる国を1つ追加することができるというわけです。

ストップオーバーの料金について

トランジットに対し、ストップオーバーは通常の航空券であれば、通常一回につき「いくら」かの、追加料金がかかることが多いです。しかし、特典航空券の場合、無料でストップオーバーをすることもできます。

航空会社によって条件は異なりますので、色々な航空会社を比較検討をしながら決めてください。

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ストップオーバーの回数

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日本航空(JAL)によると、ストップオーバーの場合、乗り換え時に最大3都市まで周遊することができます。わずかな追加料金で、目的地を含めて最大3都市まで滞在できるのです。

また、アラスカ航空であれば、アジア圏以外であればストップオーバーが1回可能です。

航空会社によって、条件付きでストップオーバーが可能な場合もあります。お得に旅行を楽しむチャンスなので、最大限に活用していきましょう。

トランジットの注意点

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これまでトランジットやストップオーバーについて説明してきましたが、ここではトランジットをする際の注意点を2点説明していきます。

乗継空港での搭乗手続きについて

乗継前と後で同じ航空会社を利用する場合、出発空港で搭乗手続きをまとめて行うことができます。その場合、乗継空港での搭乗手続きが不要になります。

ただし、乗継前と後で利用する航空会社が異なったり、航空券を別々に購入したりした場合、乗継空港での搭乗手続きが必要になります。

乗継空港に到着したら、カウンターか自動チェックイン機で搭乗券を発行しましょう。

荷物の受け渡しについて

すでに荷物の受け渡しについてお伝えした通り、乗継前と後で航空会社が同じ場合、目的地まで預けておくことができます。

しかし、複数荷物を預けている場合、そのうちの1つだけ乗継地で預かりたい場合もありますよね。その場合、荷物を預ける際に伝えておきましょう。

トランジットで使える英語

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飛行機の出発時間を尋ねる

航空会社のカウンターや搭乗手続きの場所で係員に出発時間を尋ねる際にご使用ください。正確な時間を把握しておくことで、乗り遅れを防ぎましょう。

  • When is the departure time?
  • 「出発時間を教えてください。」

乗り継ぎが間に合わなさそうな時

乗り継ぎの際に、「予定していた便に間に合わない」トラブルが発生したら、航空会社のカウンターへ向かい、係員に相談しましょう。

  • I have a connecting flight but I don’t have enough time. What should I do?
  • 「私は乗継をしなければいけませんが、間に合いそうにありません。どのようにすればよいでしょうか」

「connecting flight」は乗継便という意味ですので、最低限覚えておきましょう。

飛行機を再手配する時

飛行機を逃してしまったら、航空会社のカウンターで係員に相談しましょう。

  • My flight was delayed, and I messed my connecting flight.
  • フライトが遅れたために乗継便を逃しました。

乗継地におすすめな空港3選

ここではストップオーバーやトランジットの乗継地におすすめな空港を3つ紹介していきます。

ドバイ国際空港

まず、1つ目はアラブ首長国連邦にあるドバイ国際空港です。ヨーロッパやアフリカ、アジアへ行くことのできる立地的に便利な空港です。そのため、世界的なハブ空港として多くの旅行者に利用されています。

世界の空港の格付け調査をスカイトラックスが行っていますが、2019年に「空港での買い物」部門で5位にランクインしています。

その上、無料Wi-Fiやシャワー、ラウンジが完備されているため、快適な時間を過ごすことができます。

また、人目を気にせずゆっくりしたいという方は、空港内にあるホテル「Dubai International Airport Hotel」を利用してみてください。

バンクーバー国際空港

次に2つ目は、バンクーバー国際空港です。バンクーバーのシーアイランドと呼ばれる島にある空港で、北米ナンバーワンに選ばれたことがある、カナダが誇る空港です。

市街地より電車で約30分ほどのアクセスの良い場所に位置しています。

空港内に大きな水槽の展示があり、多くの魚やクラゲ鑑賞することができます。こちらは定番の写真スポットであり、空港内でありながら映える写真を撮ることができます!

また、空港内には水槽だけでなく北西沿岸部の先住民族アートがいくつも配置されています。どれも大きな展示物で、見るだけで圧倒される様な迫力です。

チャンギ空港

次に3つ目はシンガポールの空の玄関口であるチャンギ空港です。

スカイトラックスが行う世界空港ランキングで、2019年7年連続1位を獲得し続けています。

まず、この空港は単なる空港の機能だけでなく、遊びの機能も持ち合わせている空港です。空港内に無料で楽しめる映画館があり、時間をつぶすことができます。

また、ひまわりガーデンや子供向けの巨大滑り台などもあるため、お子様連れの方でも楽しむことが出来るようになっています。

トランジットとストップオーバーの違いを理解しよう【まとめ】

https://pixabay.com/ja/photos/手-世界-地図-グローバル-600497/

この記事ではトランジットとストップオーバーの違いを説明してきました。それぞれうまく活用することで、さらに素敵な思い出をつくることができます。

金額や時間と相談しながら、トランジットにするのかストップオーバーにするのか検討してみてください。また、あらかじめ荷物の取り扱いについて確認しておき、当日に焦らない様に万全の準備で挑みましょう。

この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。あなたのこれからの旅行が素敵なものになることを祈っております!

ABOUTこの記事をかいた人

小石ころ

社会人3年目OL。その辺に転がっています。趣味は映画・犬の世話・読書等々。素直なことだけが取り柄です。実はダイビング の資格を持っているのは秘密です。