ハワイ諸島で最も広くて大きい島「ハワイ島」。あなたが、ハワイ島の旅を満喫したいなら移動手段はいったい何が一番いいのでしょうか?
移動手段にはレンタカー、タクシー、路線バスと結構色々とあります。どの移動手段を選ぶのが一番いいのか?
この記事では、ハワイ島での移動手段5つと、活用方法をご紹介していきます。現地で迷うことのないように、この記事を参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/CEubYUySRo4)
ハワイ島での移動手段はどんなものがあるのか?
コナ空港への直行便が増えたおかげで、最近、注目されだしたハワイ島。ビックアイランドと呼ばれるハワイ島は、オアフ島の約7倍の面積があり広大な自然が魅力です。
さて、そんなハワイ島ですが移動手段が気になりますよね。オアフ島では地元のバスや旅行会社のトロリーがたくさんあるので不便さはありませんが、ハワイ島の移動手段は事前に調べておいた方が安心です。
ハワイ島での移動手段は主に次の5つが挙げられます。この記事ではそれぞれの情報をまとめて紹介していきます。
- レンタカー
- 路線バス
- ケアウホウ・リゾート・トロリー(バス)
- コナトローリー(バス)
- タクシー
ハワイ島での移動手段①レンタカー
ハワイ島の移動手段の一つ目はレンタカーです。レンタカーなら自由にスケジュールを組むことができますよね。ハワイ島の自然を大いに満喫することもできます。
ハワイ島は道路が広くてきれいに整備されているので、海外で運転した経験がない人でも安心です。また、オートマ車が普及していますから臆することは全くありません。
車は左ハンドルで、車線は右車線なので最初は慣れなくて戸惑うかもしれませんが、意外とすぐになれるでしょう。日本と違うのは、右折ではなく左折する時に注意するべきだということです。
- 夜は街灯が少ない
- 地元の人はガンガンスピードを出している
- 幅が狭い山道が急に現れる
- ヒロ周辺ではゲリラ豪雨や濃霧が発生する
- 4輪駆動でしか行けない道路がある
上記の点も合わせて注意すれば、ハワイ島での運転を怖がらなくて大丈夫でしょう。次の章ではハワイ島での人気のレンタカー3社と、取得しておくと安心な国際免許の取得の仕方を解説していきます。
ハワイ島で日本人観光客に人気のレンタカーは?
ハワイ島でレンタカーを借りるにはどうしたらよいのでしょうか?現地でレンタカーを借りるとなると時間もかかりますよね。到着前に予約をしておくけば空港に到着したらすぐに借りられて便利です。
事前に予約しておけば、コナ国際空港の出口にて各社の無料送迎バスが待機しています。乗車するとレンタカーを借りる場所まで連れて行ってくれるので、迷うことはありません。
空港から、予約した会社の窓口まで送ってもらい、運転免許証やクレジットカードの提示・保証内容の確認などを行います。
日本人におすすめなレンタカーは次の3社です。他にもいくつか安いところなどあるのですが、日本人観光客の対応に慣れている会社なので、日本人に人気があります。
また、以下のサイトでは、日本から日本語のサイトで最安のレンタカー会社を比較して予約もできますよ。
自分の免許でレンタカーを借りる時に国際免許は必要?
海外で運転する場合には、国際免許が必要となります。国際免許とパスポートを併せて携行することで海外での運転が可能となります。
実は、ハワイでは日本の免許証のみで運転することが可能なのです。わざわざ国際免許証を取得する必要がありません。
しかし、万が一ハワイで交通事故や違反をしてしまった場合、免許証の提示を求められます。その際に日本の免許証のみを提示すると、現地の警察官が日本語を理解できずトラブルの元になりかねません。
できれば、そういったトラブルを招かないためにも国際免許は所得しておいた方がいいでしょう。
- 自国の運転免許証(コピー不可)
- パスポート・船員手帳・航空券など渡航を証明する書類
- 証明写真1枚(縦5cm・横4cm)
- 古い国際免許証がある時は、国際免許証
- 手数料(2,350円)
国際免許は、自分の住民票に記載されている都道府県にある、次の3つの施設で申請すれば取得することができます。
- 警察署の運転免許課
- 運転免許試験場
- 運転免許センター
警察署の運転免許課では、取得するのに1~2週間かかります。しかし、運転免許試験場と、運転免許センターでは即日発行が可能なので、最短で取得したいなら、運転免許試験場か運転免許センターをおすすめします。
国際免許の有効期間は1年と短いので、海外旅行にたびたび訪れる人は毎年申請しなくてはなりません。
ハワイ島での移動手段②路線バス
ハワイ島のバスは、ヘレオンバス(Hele-On Bus)と呼ばれていて、ハワイ島のほとんどの町に行くことができます。へレオンバスの魅力は、格安の一律料金の公共交通機関であることです。
きちんと計画を建てて、へレオンバスを利用すればリーズナブルに移動することが可能です。
通常の路線の他に、東海岸のヒロ(Hilo)とハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)や西海岸のコナを結ぶ路線もあります。
- 火山-ヒロ路線
- コナ-ヒロ路線
- 両路線とも日曜運休のためご注意ください。
- 片道一般運賃(Basic One-Way)/2$
- 4歳以下の子供1人無料で同乗可
- 無料で1回乗り換え可
- 片道割引運賃(Discount One-Way)/1$
- 5歳~学生(ハワイの学生証提示)、60歳以上(身分証明書提示)
- 4歳以下の子供1人無料で同乗可能/無料で1回乗り換え可
- 荷物:1個につき1$(25×40センチメートルより大きな荷物)
ハワイ火山国立公園で降車する場合、運賃とは別に1人8$の入園料(7日間有効)をドライバーが徴収するので注意が必要です。
ヘレオンバスは地元の人たちの通勤利用を目的として運行されているので、早朝の出勤時間と仕事を終えた人々の帰宅時間に合わせたスケジュールで運行されています。
そのため、観光客が郊外にヘレオンバスで出かけるには便が少ないのが難点です。また、日曜運休の路線もあるのでへレオンバスを利用したいなら事前に時刻表をきちんと確認しておきましょう。
ハワイ島での路線バスの乗り方、降り方を解説!
知らない地でのバスの乗り降りは、戸惑うことも多いと思います。この章では、ハワイ島のHele-On Bus(ヘレオンバス)の乗り方と降り方、注意点を解説していきます。
バスの乗り方
まずは、停留所を事前に確認しておきましょう。停留所は青と白のHele-On Bus StopまたはBus Stopのサインか、赤と白のBus Stopサイン、または黒の屋根付きの待合所がある所です。
停留所には、日本のようなルート番号、時刻表などの表示はありません。バスの車体に表示されてある行先で確認します。運賃は前払いでお釣りは出ませんので、ぴったりの料金を用意しておきましょう。
バスが近づいてきたら、手を振るなど乗車の意思表示をしてバスが停まるのを待ちしょう。ヘレオンバスは安全に停車できる場所であれば、バス停でない場所でも乗り降りすることができます。
そのため、乗る場合は早めにバスを見つけて合図しないと、運転手が気づいてくれませんのでご注意ください。乗車口は前からで、乗車時に現金で運賃を支払います。
バスの降り方
降りる時は窓側のワイヤーを引いて合図します。土地勘がないと分かりにくので、乗車時に運転手に降りたい場所を伝えておくといいですよ。
乗り換えの時はトランスファーチケットをもらう
片道現金払いの場合、無料で1回乗り換え可能なトランスファーチケットをもらうことができます。このチケットは、2時間有効で往復や逆方向への乗り換えには利用不可です。
乗り換えをするときは、初めにバスに乗る時にトランスファーチケットを運転手にもらい、次のバスに乗る時に出してください。運転手が回収して無料で乗ることができます。
下記にバスに乗る時の注意点をまとめましたので参考にしてみてください。
- 荷物は座席の下か膝の上などに乗せて、通路には置かない。
- ベビーカーは折りたたんで乗車。
- 車内での飲食・喫煙は禁止。
- 携帯電話はマナーモードに設定して、通話はしない。
- 音楽プレーヤーや音の出るゲームはイヤホンを使用すること。
- 走行中はドライバーに話しかけない。
ハワイ島での移動手段③ケアウホウ・リゾート・トロリー
ハワイ島には、観光客が使えるトロリーバス、Keauhou Resort Trolley(ケアウホウ・リゾート・トロリー)があります。シェラトン・コナ・リゾートと、スパ-カイルア・コナ間を巡回します。
ケアホウショッピングセンターやカハルウビーチ、コナカントリークラブなどに停車しますので、観光客にとっては迷うことなく行けるので便利です。
しかし、運行本数は少なめなので時刻表をみながら、しっかりと計画を建てて利用しましょう。
- 料金:2$
- 時刻:2時間間隔(9時~19時30分 ※最終下車時刻は21時15分)
- 大きな荷物(スーツケースや自転車など)は持ち込みできません
ハワイ島での移動手段④コナトローリー
Kona Trolley(コナトローリー)は、カイルアコナの主要な場所を廻るトロリーバスです。コナトローリーは、地元の人と観光客の両方に、安価で信頼性が高く便利な公共交通機関として愛されています。
コナトローリーのルートは、ケアウホウベイのシェラトンコナリゾートアンドスパからケアウホウショッピングセンターまでを運行しています。
合計29の停留所があり、全部を回る際の所要時間は約1時間50分ほど。1日に6回循環しています。
- ココナッツグローブマーケットプレイス
- セントマイケル教会
- コナマーケットプレイス
- カイルアピア
- ウォルマート
- メイシーズ
- コナコモンズショッピングセンター
- コナインターナショナルマーケットプレイス
- コナブリューイングカンパニー
- コナコーストショッピングセンター
- マジックサンズビーチパーク
- カハルウビーチパーククロスウォーク
コナ観光をゆっくり楽しむなら、コナトローリーで旅するのもいいですね。コナトローリーの運賃は、1回乗車につき2$です。
運賃は乗り換えごとに支払う必要があります。レオンバスのような、トランスファーチケットは発行されないので、コナトロリーから降りて同じ日に改めて乗る場合には、再度運賃を支払う必要があります。
コナコモンズショッピングセンターで、25$以上の買い物をすると、コナトロリーの無料乗車券を受け取ることができますよ。
ハワイ島での移動手段⑤タクシー
ハワイ島のタクシーは、オアフ島ほどの台数はありませんが、空港で何台か客待ちをしていますので、すぐに乗れて使いやすいです。
しかし、やはり高めです。日本のタクシーのような感覚で乗っていると、いつのまにか運賃が膨らんでしまい、びっくりしてしまうかもしれません。
ハワイ島を走るタクシーには、日本と同様に距離と時間を併用したメーターが付いています。初乗り基本料金と、空港からの料金の目安を紹介します。
- 初乗り基本料金 最初の200mまで→3.25$
- 走行距離の加算料金 200m毎→0.30$
- 待ち時間及び交通渋滞時の時間料金 40秒毎→0.30$
- コナ国際空港からワイコロア・リゾートまで→片道約70$
- ワイコロアからカイルア・コナまで→片道約90$
- ヒロ国際空港からヒロ市内まで→約10$
タクシーに乗った際には、メーター料金のほかにチップを15%程度払うことが常識になっています。初乗り基本料金のみの乗車の場合はだいたい1$紙幣をチップとして渡すのが良いでしょう。
下記に、ハワイ島でよく見かけるタクシー会社を載せておきますので参考にしてみてください。
【まとめ】ハワイ島での移動手段はバスがおすすめ
ハワイ島での移動手段をまとめてきました。ハワイ島は、一つの島の中に11種類もの気候があると言われています。溶岩大地かと思えば次は熱帯雨林、次は牧場地帯、と様々な景色を見ることが出来ます。
そんな、ハワイ島の自然を楽しみたいなら、バスがおすすめです。好きなように移動できるレンタカーもおすすめですが、運転に集中したり、地図を確認したりすると景色を見る余裕がありません。
また、ハワイは左ハンドルであり、右側通行なので運転に不慣れな方には難しいでしょう。
この記事を是非参考にして、あなたのスタイルに合った移動手段を選択して思い出に残る旅にしてくださいね。