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【香港の治安は良い?悪い?】日本人が被害に遭うポイントを5つ紹介

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「香港は日本から5時間で行けるアクセスの良い場所だけど治安が良いのか心配」という方向けに本記事では香港の治安について紹介しています。

香港へ行こうと考えている方は、本記事を参考にして行くことを強くおすすめします。(トップ画像:https://pixabay.com/ja/photos/%E9%A6%99%E6%B8%AF-%E6%B3%8A-%E5%B8%82-%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%99%AF%E8%A6%B3-4046913/)

香港の治安は大丈夫?

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結論から言うと、「海外の中では安全な地域」と言えますが、世界一安全な国である日本にいるときと同じように過ごすのはおすすめできません。

安心しきって危機意識が低い状態のまま香港で過ごすと、盗難や犯罪に巻き込まれてしまうリスクが高いからです。特に日本の旅行客は犯罪者の格好の的になりやすいので注意してください。

日本人が香港で被害に遭いやすいポイントを5つ紹介していきますので、それらのポイントを意識しながら香港旅行をエンジョイしましょう。

近年の反政府デモによって観光客が激減しており、エコノミストの安全度ランキングで2017年の9位から2019年には20位にまで落ちています。(出典:https://www.cnn.co.jp/travel/35141976.html

香港の治安で注意すべき①スリや置き引き

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%9B%97%E9%9B%A3-2292843/

1つ目に紹介するのは、「スリや置き引き」です。海外旅行をする上でほぼ常識ともいえる内容でしょう。

特に繁華街や地下鉄など、人と人との物理的距離が近い場所に行くときは注意が必要です。

また、ショッピング中に集団で行われるスリには特に注意してください。一人が話しを持ちかけて話を盛り上げているうちに、別の人が知らぬ間にスリを行う事例があります。

スリや置き引き対策として、以下の3つの点に気を付けるようにしましょう。

スリや置き引き対策
  • 持ち物は常に目の届く範囲に置く
  • 斜めかけのバッグを使い、前に掛ける
  • ファスナー付きのバッグにする

香港の治安で注意すべき②ぼったくりタクシー

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2つ目に紹介するのは、「ぼったくりタクシー」です。香港のタクシーでぼったくられることは少ないですが、注意が必要です。

香港は一方通行の道路が多いので、回り道をすることが多いのですが、わざと遠回りをして通常より高い料金を請求してくることがあります。

特に空港などで客引きをしてくるタクシーは観光客を狙って高額請求を企んでいる場合が多いので、乗らないようにしましょう。

また、香港ではお釣りを払う義務がないので、500香港ドルのような高額な紙幣でお会計するとお釣りが返ってこないことがあります。損をしてしまう可能性が高いので避けたほうが良いでしょう。

香港の治安で注意すべき③デモに近づかない

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3つ目に紹介するのは、「デモに近づかない」です。通常のデモであればまだ良いですが、警察との衝突など大規模になってくると大変です。

デモは事前に警察の許可を得て、日時と場所を公表して行われるため、その場所に行かなければ巻き込まれる心配はありません。

しかし、ゲリラ的に突如行われる場合もあり、警察と衝突する場面に居合わせたらかなり危険です。

デモの状況をリアルタイムで分かるサイト(https://hkmap.live/)を確認しながら、巻き込まれないように注意することが大事です。

香港の治安で注意すべき④薬物

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4つ目に紹介するのは、「薬物」です。重慶(チョンキン)マンションなどのバックパッカーが集まる安宿街で注意が必要です。

薬物の売人のような人にしつこく勧誘されます。まったく取り合わなければ諦めて引き下がるので、目もくれない態度ではっきりと「NO!」と突っぱねましょう。

また、売人だけではなく、実際に薬物乱用者もいる場合があるので気を付けましょう。薬物乱用者は何をするのかまったく分からないので、怪しい人には近づかないことが賢明です。

香港の治安で注意すべき⑤夜道

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5つ目に紹介するのは、「夜道に注意」です。昼間は安全な場所でも、夜になると危険な場所になることは大いにあります。

「蘭桂坊」(ランカイフォン)「諾士佛台」(ナッツフォードテラス)などの人気のナイトスポットに行く場合は、複数人で行くことをおすすめします。

また、スリや置き引きも昼間以上に発生しやすいので、持ち物は必要最小限で出かけたほうが良いでしょう。

ホテルも明るい大通りに面したところを選び、なるべく夜道を一人で歩くことの無いように注意してください。

(豆知識)香港のおまけ文化

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香港の文化で「買一送一(Buy1 Get1 Free)」というものがあります。

「おまけ」という意味があり、ひとつ買ったらもう一つおまけするというものです。いっぱい買うとお得であると強烈にアピールしてきます。

かなり強引に迫ってきますが、おまけだからと言って特に必要のないものを買わない(貰わない)ようにしましょう。しっかりと「私は買う(貰う)意思がない」と意思表示することで去っていく場合が多いです。

お店の人は特に悪意があってアピールしている訳ではないので、香港の文化としてあらかじめ押さえておきましょう。

香港の治安が悪い場所

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全体的に治安の良い香港ですが、気を付けておきたい場所が以下の2あります。

注意すべき場所2つ
  • 彌敦道(ネイザン・ロード)
  • 重慶大廈(チョンキンマンション)

彌敦道(ネイザン・ロード)

香港で有名な観光地で朝から晩まで多くの人で賑わっていて、別名「眠らない町」と呼ばれています。

人が多い分スリには要注意です。また、押し売りも結構あるので買うかどうかはっきりと伝えるようにしましょう。

重慶大廈(チョンキンマンション)

バックパッカーに人気の安宿街です。安い宿が密集している場所で、以前は犯罪が横行していましたが、近年は改善傾向にあります。

マンションの人繋がりで犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあるので、何か話しかけられたとしても話を聞かないようにしましょう。取り合わないことが大事です。

万が一被害に遭ったらどうすれば良い?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E9%9B%BB%E8%A9%B1-%E7%B7%8A%E6%80%A5-sos-326549/

上記のことを意識していても被害にあってしまったら、まずは999番に電話してください。香港では警察・救急・消防が999番に対応しています。

言葉が不安な場合は香港日本国総領事館への連絡でも大丈夫です。パスポート盗難や紛失時に再発行することもできます。

パスポートを無くしてしまったけれど早急に日本に帰国する必要がある場合は、免許証や必要書類の提出で帰国することができます。詳しくは日本領事館のサイトを確認してください。

被害にあったときの対応手順
  1. 警察・救急車・消防署の999番に電話
  2. 日本領事館へ電話((852) 2522-1184(24時間対応))

香港の治安まとめ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E9%A6%99%E6%B8%AF-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AA%E5%B3%B6-%E4%BB%8F-%E5%AE%97%E6%95%99-2142273/

注意点がたくさんあって不安に思われる方もいるかと思いますが、香港は治安の良い場所です。ただ海外なので、危機意識の低い日本人を狙った被害があることを忘れてはいけません。

今回紹介したポイントを意識すれば、トラブルに巻き込まれる確率がかなり低くなります。日本にいる時と同じように過ごしているとすぐに狙われてしまうので注意しましょう。

トラブル対策の準備をして、楽しい思い出いっぱいの香港旅行にしてくださいね。

 

ABOUT ME
まっさん
まっさんと言います。会社に頼らずに自分で稼いでいくためにライティングの修行中。新卒4年目の会社員です。趣味はエイサー、読書、スマホゲーム、ランニングです。周りからはよく素直と言われます。会社員の僕から見た知見をブログにまとめていますので良かったらお立ち寄りください。