今回はグローバルWi-Fiの保証が適用される範囲や料金について取り上げました。
旅行先でネットを使う時は、海外用Wi-Fiは必需品ですね。レンタルした海外用Wi-Fiが、旅行先でトラブルに巻き込まれて壊れてしまったり、盗まれてしまったりすると高額な弁済費用がかかります。
この記事では、グローバルWi-Fiは旅行先でトラブルがあったときに、どんな保証があるのか解説しましたので、どこまで保証をつければいいのか不安なときは参考にしてください。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/PdfqLVSk-kg)
レンタルした海外用Wi-Fiは保証をつけておくべき
仕事や旅行で海外に行く時に海外用Wi-Fiをレンタルする人は多いでしょう。海外の無料Wi-Fiはセキュリティで不安な部分があるので、レンタルしたWi-Fiを使えば安心してネットにつなぐことができます。
しかし、旅行では予想外のトラブルが起きます。レンタルしたWi-Fiが壊れたり、スリや強盗が起きたり…。ケガや病気になった場合の保険だけでなく、機器が壊れた場合などに備えて保証をつけておきましょう。
これから紹介するグローバルWi-Fiの保証は、プランの選択肢が他社と比べて多いので、自分にあうものを選べます。また、保証範囲も旅行先で起きそうなトラブルを想定しているので安心できます。
グローバルWi-Fiの保証は3種類から選択できる
グローバルWi-FiはレンタルWi-Fiを申し込む時に「安心補償パック」をつけることができます。安心補償パックは3種類あり、基本の保証内容は同じです。
種 類 | 保証内容 | 修理代金の弁済費用 |
安心補償パック ミニ |
|
80%まで保証 |
安心補償パック フル |
|
100%保証 |
安心補償パック MAX |
|
100%保証 |
(参考:https://townwifi.com/price/hosho/)
安心補償パックのミニを申し込んでしまうと、機器の弁済費用が発生したときに、最大80%までしか補償されないので注意しましょう。
安心補償パックのフルとMAXは弁済費用が100%補償されるので、この2つのどちらかを選択しておいた方が安心です。
また、安心補償パックのフルとMAXの違いは携帯品や傷害死亡保障などの保証内容ですが、詳しい内容は後ほど説明しますね。
グローバルWi-Fiの保証はパックも選択できる
安心補償パックには、モバイルバッテリーがセットになったプランが2つあります。プランの内容は次のとおりです。
- 安心補償パックライトプラン:安心補償パックフル + モバイルバッテリー
- 安心補償パックプレミアプラン:安心補償パックMAX + モバイルバッテリー
旅行先では調べることが多くなるので、スマホをよく使いますよね。
充電も減りやすいので、旅行を楽しんでいたら電池が切れてしまった…という事態が起きないように、上記のプランを選択するのもおすすめです。
モバイルバッテリーはオプションで借りることもできます。安心補償パックとモバイルバッテリーを別々で申し込んでも1日あたりの料金は同じです。
安心補償パックのライトプランかプレミアプランで併せてレンタルした方が楽ですね。
グローバルWi-Fiの保証料金はいくら?
グローバルWi-Fiでは安心補償パック3種類とモバイルバッテリーがついたプラン2種類があるので、どれを選ぶか迷うでしょう。
ここまで紹介した安心補償パックの料金をまとめたのが次の表です。
種 類 | 1日あたりの料金 |
安心補償パック ミニ | 200円/日 |
安心補償パック フル | 300円/日 |
安心補償パック MAX | 500円/日 |
安心補償パック ライトプラン | 500円/日 |
安心補償パック プレミアプラン | 700円/日 |
(参考:https://townwifi.com/price/hosho/)
安心補償パックミニは1日あたりの料金が1番安いです。しかし、ミニは何かトラブルがあっても弁済費用は80%までしか保証されないので、100%保証される他の4つの中から選択した方が良いでしょう。
私は個人的に機器の弁済費用が100%保証されて、モバイルバッテリーもつく安心補償パックのライトプランがおすすめですね。
安心補償パックMAXの保証内容は?
安心補償パックの中でも1番内容が充実している「安心補償パックMAX」。
基本的な保証は安心補償パックミニ、安心補償パックフルと一緒ですが、安心補償パックMAXはレンタルしたWi-Fi以外も保証されるので旅行中のトラブルをカバーできます。
安心補償パックMAXの保証①:携行品を10万円保証
旅行先で荷物が盗まれてしまった場合、スマホ、カメラ、洋服などの日用品を購入しないと何もできなくなります。また、荷物の中にパスポートが入っていたら日本へ帰国できないため再発行が必要になります。
安心補償パックMAXでは、旅行中の日用品を最大10万円まで保証してもらえます。旅行中に必要なものは10万円あれば何とかそろいますね。
パスポートの再発行では、申請手数料が5万円まで保証されます。再発行に伴う交通費や宿泊費も保証に含まれます。パスポートの再発行は時間がかかるので、申請手数料などが保証に含まれていると安心ですね。
安心補償パックMAXの保証②:飛行機遅延等の費用を10万保証
飛行機に搭乗するときに、座席に持ち込めないキャリーケースなどを航空会社に預けますよね。旅行先に着いたら、預けた荷物が届かず別の所に行ってしまった…というトラブルが起きることがあります。
自分の荷物が届かないと、現地で日用品を調達しなければいけません。このような場合、洋服や下着、洗面用具など生活に必要なものに限り最大10万円保証されます。
ただし、この保証が適用されるのは、旅行先に到着して96時間以内に購入したものに限られるので、日用品を購入したら必ずレシートを保管しておきましょう。
安心補償パックMAXの保証➂:傷害死亡保険を30万円保証
旅行中にケガをして、現地の病院で治療を受けることがあります。日本では保険証をもっていれば安く済みますが、海外では日本の保険証は当然適用されないので、治療費が高額になるトラブルがよくあります。
このように旅行先で病気になったりケガをした場合は、治療費が最大30万円まで保証されます。
少しでも治療費を安く済ませられるなら、傷害死亡保証が付いていたほうが安心ですよね。(旅行中に病気になったりケガをしたりすることはあまり考えたくないですが…。)
グローバルWi-Fiで保証の適用に必要な書類は?
安心補償パックに加入していても、グローバルWi-Fiへ必要な書類が提出できないと、レンタル機器の弁済費用を全額請求される可能性があります。
例えば、旅行中に荷物を盗まれたり紛失した場合は、日本での紛失届や盗難届と同じ内容の証明書を現地の警察から発行してもらう必要があります。
証明書を提出できない場合、修理代金や代替機再調達代金にかかる金額の50%が請求されるので注意しましょう。
グローバルWi-Fiの保証に未加入だと弁済費用は…?
色んな人から「海外旅行では保証はつけておいたほうがいい!」と言われても、本当に付けた方がいいのか迷うことがありますよね。
グローバルWi-Fiの安心補償パックに未加入だった場合の弁済費用をシュミレーションしてみました。保証はつけすぎてもよくありませんが、旅行を楽しむためにも最低限のものはつけたほうがいいですね。
弁済費用シュミレーション①旅行先でWi-Fi一式を盗まれた
海外では観光客をねらったスリや強盗はよく起きます。特にスマホやWi-Fiなどの機器は少し目を離したすきに取られてしまうことが多いようです。
Wi-Fiが盗まれた場合の弁済費用は次のとおりです。(レンタルしたWi-Fiセットが盗まれた場合を想定しました。)
レンタル機器 | 弁 済 費 用 |
Wi-Fi機器本体 | 15,000円 |
SIM | 10,000円 |
USBケーブル | 1,000円 |
アダプター | 1,000円 |
ポーチ | 1,000円 |
合 計 | 28,000円 |
(参考:https://townwifi.com/price/hosho/)
弁済費用シュミレーション②旅行先でWi-Fiが水没した
ビーチで遊んでいたらWi-Fiを海に落として壊れてしまった…というトラブルが起こることはあります。水没しても一部機能が使えれば何とかなりますが、電源が入らないと代わりの機器を借りることになります。
Wi-Fiが水没した場合の弁済費用は、次のとおりです。(本体が水没した場合を想定しています。)
レンタル機器 | 弁 済 費 用 |
Wi-Fi機器本体 | 15,000円 |
SIM | 10,000円 |
合 計 | 25,000円 |
(参考:https://townwifi.com/price/hosho/)
弁済費用シュミレーション➂旅行先でWi-Fiを紛失した
盗まれないように気を付けたり、水没しないように注意したりしても、いつの間にかどこかに落としてしまい、紛失する可能性はあります。
Wi-Fiを紛失したときの弁済費用は、レンタルしたWi-Fiのセット一式を紛失した場合は28,000円、Wi-Fiの本体を紛失した場合は25,000円となります。
旅行でトラブルに巻き込まれて嫌な気分になり、さらに高い弁済費用を払うよりは保証に入っておいた方が少し安心ですね。
Wi-Fiの本体の他にオプションで機器をレンタルしていた場合、安心補償パックに加入していても弁済費用が発生することがあるので注意しましょう。
グローバルWi-Fiの保証に入っていても弁済費用が発生?
Wi-Fi機器の部品が壊れてしまうなど修理が必要な場合は、安心補償パックのフルとMAXでは、弁済費用は発生しません。
しかし、安心補償パックを申し込んでも、オプションでレンタルできる機器については、修理が必要かで弁済費用が発生する場合も。オプションでレンタルできるiPadや翻訳機のポケトークがその対象です。
例えば、レンタルしたiPadを落としてへこんだり傷がついたりした場合は、修理が必要になるので弁済費用は10,000円となります。
もしiPadが盗難または紛失した場合、当然修理ができないため、弁済費用は60,000円となります。(安心補償パックのミニ、フル、MAXどれも同じ金額です。)
グローバルWi-Fiへ連絡をとりたいときは?
旅行中に盗難や機器の故障などが起きた時、どうすればいいのか困りますよね。
グローバルWi-Fiでは24時間問い合わせを受け付けているので、旅行先での時差など気にせず連絡できます。連絡方法は次の4つです。
- LINE
- Skype
- 電話(国内・海外用で番号が異なります)
- 専用フォームから問い合わせ
緊急でサポートセンターの電話番号がわからなくても、LINEで問い合わせができるので安心ですね。また、申込前の問い合わせも上記4つから受け付けているので、疑問に思ったことがあれば質問もしやすいです。
まとめ
今回はグローバルWi-Fiの保証の適用範囲や未加入の場合の弁済費用について取り上げました。
「トラブルが起きても保険があるから大丈夫!」と不安な気持ちを抱えずに旅行を楽しむためにも、自分が必要と思うものに保険をかけておいた方が良いでしょう。
特に機械類は「壊れてほしくない」「強盗に遭いたくない」と思ったときに起こるので、何があっても対処できるように十分に準備をした方が安全です。