ミシガン州にあるデトロイトは、自動車やモータウン・レコードで有名な都市です。観光に行くとなった時、日本からの直行便や飛行機の料金も気になりますよね。
本記事では、日本とデトロイト間の直行便や移動時間、航空券の料金について紹介していきます。
また、日本との時差やアメリカ入国に必要な「ESTA」についても紹介するので、デトロイトへ行く方は参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/平面-旅行-旅-探る-841441/)
【日本ーデトロイト】直行便がある空港
デトロイトへの直行便は、羽田空港(HND)・成田国際空港(NRT)・中部国際空港(NGO)から乗ることができます。
直行便を運航している航空会社は、デルタ航空となります。到着地は、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(DTW)です。(以下デトロイト・メトロポリタン空港に省略)
航空会社 | アライアンス |
デルタ航空 | スカイチーム |
アライアンスとは、コードシェア便(共同運航便)・マイレージサービスの共有化など、航空会社同士が業務提携を行うグループのことです。日本では「航空連合」とも呼ばれています。
航空券は、航空会社の公式ウェブサイト・比較サイト・旅行会社で検索または予約ができます。
【日本ーデトロイト】羽田空港の飛行機情報
羽田空港からデトロイト・メトロポリタン空港へは、デルタ航空が直行便を運航しています。
羽田空港からデトロイト・メトロポリタン空港までの飛行時間は、約12時間です。
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間(行き) | 飛行時間(帰り) |
羽田空港 (東京国際空港) |
デルタ航空 | スカイチーム | 約12時間00分 | 約13時間00分 |
デトロイト・メトロポリタン空港から羽田空港までの飛行時間は、約13時間です。デトロイトから日本へ向かう方が、飛行時間が長くなります。
運航機材やフライトスケジュールによって移動時間が変わるので、予め時間に余裕のあるスケジュールを立てておきましょう。
【日本ーデトロイト】成田国際空港の飛行機情報
成田国際空港からデトロイト・メトロポリタン空港へは、デルタ航空が直行便を運航しています。
成田国際空港からデトロイト・メトロポリタン空港までの飛行時間は、約11時間50分です。
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間(行き) | 飛行時間(帰り) |
成田国際空港 | デルタ航空 | スカイチーム | 約11時間50分 | 約13時間30分 |
デトロイト・メトロポリタン空港から成田国際空港までの飛行時間は、約13時間30分です。デトロイトから日本へ向かう方が、飛行時間が長くなります。
【日本ーデトロイト】中部国際空港の飛行機情報
中部国際空港からデトロイト・メトロポリタン空港へは、デルタ空港が直行便を運航しています。
中部国際空港からデトロイト・メトロポリタン空港までの飛行時間は、約12時間です。
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間(行き) | 飛行時間(帰り) |
中部国際空港 | デルタ航空 | スカイチーム | 約12時間00分 | 約13時間50分 |
反対方向であるデトロイト・メトロポリタン空港から中部国際空港までの飛行時間は、約13時間50分です。デトロイトから日本へ向かう方が、飛行時間が長くなります。
【日本ーデトロイト】飛行機の料金
デトロイトへ行くとなると、飛行機に掛かる料金が気になりますよね。
料金は、予約する時期やシーズンによって変動するので、目安として参考にして下さい。(下記の料金は、2020年3月に検索した直行便の料金です。)
デルタ航空:166,490円
経由便・乗り継ぎ便の場合、旅行サイトや比較サイトで検索すると、往復8万代の格安航空券もあります。安く行きたい人は、経由・乗り継ぎ便も検討してみてはいかがでしょうか。
なるべく観光シーズンは避け、早期の予約による割引を受けることがおすすめです。
次の章では、アメリカ国内で乗り換えができる経由便・乗り継ぎ便について紹介します。
【日本ーデトロイト】経由・乗り継ぎの飛行機
航空券を安く抑えたい方は、経由便・乗り継ぎ便も検討してみましょう。
下記の経路は、アメリカ国内を経由する場合の主な乗り継ぎ便です。ロサンゼルス・シカゴ・ボストンへは、日本から直行便で行くことができます。
経路 | 飛行時間 |
日本→ロサンゼルス→デトロイト | 約14時間30分 |
日本→シカゴ→デトロイト | 約13時間10分 |
日本→ボストン→デトロイト | 約14時間00分 |
※上記の飛行時間には、乗り継ぎ時間が含まれていません。乗り継ぎには、2時間から4時間は掛かると想定しておきましょう。
【日本ーデトロイト】空港からの市内へのアクセス
デトロイト・メトロポリタン空港から市内への主なアクセスは、次のようになります。
スマートバス
スマートバス(SMART BUS)は、デトロイト中心部へ移動する公共バスで、料金が安いのがメリットです。おつりが出ないバスもあるので、小銭を準備しておきましょう。
乗り場 | 各ターミナルから「Ground Transportation Center」と書かれた方に進んだ場所 路線:261 FIRST MICHIGAN |
時間 | デトロイト市内まで約1時間 |
料金 | 2ドル |
タクシー
タクシーは、目的地まで一直線に行くことができます。急いでいる方や長旅で疲れている方にはおすすめです。
乗り場 | エドワード・H・マクナマラ・ターミナル→マクナマラ・ガレージ・レベル4 |
ノース・ターミナル→レベル4グランド・トランスポーテーション・センター | |
時間 | ダウンタウンまで約30分 |
料金 | ダウンタウンまで約50ドル(目的地により変動) |
【日本ーデトロイト】時差はどのくらい?
日本とデトロイトの時差は、14時間です。サマータイムの期間中は、時差が13時間となります。
サマータイムとは、日照時間が長くなる時期に時間を1時間進め、日光を有効的に使うことを目的とした制度です。
アメリカでは「Daylight Saving Time」と呼んでいます。
日本の方が時間が進んでいるので、日本の時間から14時間または13時間(サマータイム)を引けば、ヒューストンの時間が分かります。
時差14時間 | 日本が10日の昼12時の場合、ヒューストンの時間は9日の夜22時 |
時差13時間(サマータイム) | 日本が10日の昼12時の場合、ヒューストンの時間は9日の夜23時 |
サマータイムの期間は、3月の第2日曜日(午前2時)から11月の第1日曜日(午前2時)までです。
3月から11にデトロイトへ行く方は、時間を間違えないように気をつけましょう。
飛行機に乗る前に!アメリカ入国には「ESTA」が必要
海外に行く時、パスポートの有効期限・ビザの要否を確認しますよね。
アメリカに入国するには、ESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要となります。
アメリカは、入国審査が厳しい国です。アメリカへ渡航する際は、以下のことに注意しましょう。
- ESTAの未所持・未更新(有効期限は2年)
- オーバーステイ(90日以上)
- 観光または商用目的以外での入国
- 中東国(シリア、イランなど)への渡航歴
- 頻繁にアメリカへ渡航
一般的には、1年間に3回の入国、滞在日数の合計は180日以内となっています。また、2ヶ月以内の再渡航も控えておきましょう。
ESTAの申請は、出発する72時間までに行うことが必要です。公式ウェブサイトから申請することができ、申請に掛かる料金は14ドル(約1,400円)です。
【日本ーデトロイト】飛行機まとめ
日本からデトロイトへは、直行便でも約12時間は掛かります。経由便・乗り継ぎ便を利用すれば、更に移動時間が長くなります。
基本的には、移動時間が短い直行便がおすすめです。少しでも料金を抑えたい方は、経由便・乗り継ぎ便を検討してみましょう。
また、アメリカで乗り継ぎを行う場合、入国審査などで時間が掛かります。飛行時間だけでなく、乗り継ぎ時間も考慮することが必要です。