日本からヒューストンへ行くとなった時、直行便があるか気になりますよね。また、飛行機の料金や移動時間も知りたくなると思います。
本記事では、ヒューストンまでの直行便や移動時間、航空券の相場について紹介していきます。
他にも、日本とヒューストンの時差や空港からのアクセスも紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/飛行機-離陸-平面-交通-2745898/)
【日本ーヒューストン】直行便が就航している空港
テキサス州にあるヒューストンへは、羽田空港(HND)・成田国際空港(NRT)から直行便で行くことができます。
到着する空港は、インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港(IAH)です。
直行便を運航している航空会社は、ANA(全日本空輸)・ユナイテッド航空の2社となります。
航空会社 | アライアンス |
ANA(全日本空輸) | スターアライアンス |
ユナイテッド航空 | スターアライアンス |
アライアンスとは、コードシェア便(共同航空便)・マイレージサービスの共有化など、航空会社同士が業務提携を行うグループのことです。日本では「航空連合」とも呼ばれています。
航空券は、各航空会社の公式ウェブサイト・比較サイト・旅行会社で検索または予約ができます。
【日本ーヒューストン】羽田空港の飛行機情報
羽田空港からインターコンチネンタル・ヒューストン国際空港へは、ANAが直行便を運航しています。
羽田空港からインターコンチネンタル・ヒューストン国際空港までの飛行時間は、約12時間20分です。
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間(行き) | 飛行時間(帰り) |
羽田空港 (東京国際空港) |
ANA | スターアライアンス | 約12時間20分 | 約14時間00分 |
インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港から羽田空港までの飛行時間は、約14時間です。ヒューストンから日本へ向かう方が、飛行時間が長くなります。
運航機材やフライトスケジュールによって所要時間が変わります。予め時間に余裕のあるスケジュールを立てておきましょう。
【日本ーヒューストン】成田空港の飛行機情報
成田国際空港からインターコンチネンタル・ヒューストン国際空港へは、ユナイテッド航空が直行便を運航しています。
成田国際空港からインターコンチネンタル・ヒューストン国際空港までの飛行時間は、約11時間40分です。
出発地 | 航空会社 | アライアンス | 飛行時間(行き) | 飛行時間(帰り) |
成田国際空港 | ユナイテッド航空 | スターアライアンス | 約11時間40分 | 約13時間30分 |
インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港から成田空港までの飛行時間は、約13時間30分です。ヒューストンから日本へ向かう方が、飛行時間が長くなります。
【日本ーヒューストン】飛行機の料金
シーズンによって料金は変動しますが、ANAとユナイテッド航空の公式サイトでは以下の往復料金となっています。(2020年3月現在)
- ANA:141,000円〜
- ユナイテッド航空:133,490円〜
直行便を利用する場合、往復15万円は掛かることが多いです。夏休みなどの観光シーズンでは、料金が更に高くなります。
次の章で紹介する経由便・乗り継ぎ便を利用すれば、往復10万円辺りも可能です。
できるだけ安く抑えたい方は、旅行サイトや比較サイトで検索することをおすすめします。
【日本ーヒューストン】経由・乗り継ぎの飛行機
下記の経路は、アメリカ国内を経由する場合の主な経路です。ダラス・ミネアポリス ・ロサンゼルス・サンフランシスコへは、日本から直行便で行くことができます。
経路 | 飛行時間 |
日本→ダラス(フォートワース)→ヒューストン | 約12時間50分 |
日本→ミネアポリス (セントポール)→ヒューストン | 約13時間00分 |
日本→ロサンゼルス→ヒューストン | 約13時間20分 |
日本→サンフランシスコ→ヒューストン | 約13時間20分 |
※上記の飛行時間には、乗り継ぎ時間が含まれていません。最低でも2時間から4時間は掛かると想定しておきましょう。
【日本ーヒューストン】空港から市内へのアクセス
ヒューストンに着いた後、多くの方が市内へ向かうと思います。空港からの主なアクセスは以下のようになります。
スーパーシャトル
スーパーシャトル(SuperSuttle)は、目的地まで移動してくれる乗り合いのバンです。同乗者によっては、移動時間が長くなることもあります。
乗り場 | ターミナルE到着階(1階)の正面口を出た所(乗り場近くのカウンターで申し込みを行う) |
時間 | ダウンタウンまで約45分(同乗者、目的による) |
料金 | ダウンタウンまで約25ドル |
メトロバス
メトロバス(Metro Bus)は、市内中心部へ運行している公共バスです。
他のアクセスよりも、安く移動できるのがメリットです。支払いは乗車時に行います。
乗り場 | ターミナルC、バーゲージクレーム南側の出口を出た所 利用するバス:【102】ダウンタウン方面行き |
時間 | ヒューストン市内まで約50分 |
料金 | 1.25ドル(小銭を用意しておくこと) |
タクシー
タクシーを利用すれば、目的地まで一直線に行くことができます。ただし、他のアクセスに比べて割高です。
乗り場 | 各ターミナル到着階を出た所 |
時間 | ダウンタウンまで約30分 |
料金 | ダウンタウンまで約55ドル(チップ:運賃の10%〜15%が目安) |
日本とヒューストンの時差は?
日本とヒューストンの時差は15時間です。ヒューストンがあるテキサス州ではサマータイムを導入しており、サマータイムの期間中は時差が14時間となります。
サマータイムとは、日照時間が長くなる時期に時間を1時間進め、日光を有効的に使うことを目的とした制度です。
アメリカでは「Daylight Saving Time」と呼んでいます。
日本の方が時間が進んでいるので、日本の時間から15時間または14時間(サマータイム)を引けばヒューストンの時間が分かります。
時差15時間 | 日本が20日の昼12時の場合、ヒューストンの時間は19日の夜21時 |
時差14時間(サマータイム) | 日本が20日の昼12時の場合、ヒューストンの時間は19日の夜22時 |
サマータイムの期間は、3月の第2日曜日(午前2時)から11月の第1日曜日(午前2時)までです。
3月から11月にヒューストンへ行く方は、時間を間違えないように気をつけましょう。
コードシェア便って何?
飛行機を探している時、「コードシェア便」という言葉を見かけると思います。
コードシェア便(共同運航便)とは、2社以上の航空会社が1つの飛行機を共同運航している便のことです。
実際に運航しているのは1つの航空会社であり、他の航空会社は共同運航する飛行機の座席を販売して利益を得ます。
購入先 | 運航会社 | 乗務員・サービス | チェックイン |
ANA・ユナイテッド航空 | ANA | ANA | ANA |
上記のように、ユナイテッド航空で航空券を購入しても運航会社がANAの場合は、乗務員や機内サービスもANAのものとなります。
また、チェックインもANAのカウンターで行うので注意が必要です。
ユナイテッド航空が運航する便であれば、ユナイテッド航空の機体・サービスを利用することができます。
飛行機に乗る前に!アメリカへ行くには「ESTA」が必要
海外へ行く時、まず確認することがパスポートの有効期限とビザの要否です。
アメリカに入国するには、 ESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要となります。
過去にESTAを取得している方も、有効期限が切れていないか必ず確認しましょう。有効期限が切れていた場合、アメリカには入国することができません。
アメリカは入国審査が厳しい国です。アメリカへ渡航する際は、以下のことに気をつけましょう。
- ESTAの未所持・未更新
- オーバーステイ(90日以上)
- 観光または商用目的以外での入国
- 中東国(シリア、イランなど)への渡航歴
- 頻繁にアメリカへ渡航
一般的には、1年間に3回の入国、滞在日数の合計は180日以内となっています。また、2ヶ月以内の再渡航も控えておきましょう。
ESTAの申請は、出発する72時間前までに行うことが必要です。公式ウェブサイトから申請することができ、申請に掛かる料金は14ドル(約1,400円)です。
偽サイトによる被害、 ESTA申請代行サービスによる高額請求も発生しているので、申請を行う際は注意が必要です。
【日本ーヒューストン】飛行機まとめ
日本からヒューストンまでは、直行便でも約12時間は掛かります。移動時間を考えた場合、飛行時間が短い直行便がおすすめです。
少しでも費用を抑えたい方は、経由便・乗り継ぎ便を検討してみましょう。飛行時間だけでなく、乗り継ぎにかかる時間も確認しておきましょう。
また、日時や利用する航空会社など、様々なパターンを比較することが大切です。比較することで、自分が納得できる移動時間や料金を見つけることができますよ。