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【本土とは異なる⁈】沖縄のお城を観光しよう!異国情緒溢れるグスク5選!

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本土とは陸続きになっておらず、海外とも距離が近い沖縄では独自の歴史が根付いています。

沖縄ではお城のことをグスクと呼んでおり、大阪城や鶴ヶ城などお城と聞いてイメージする姿とは異なります。そんな沖縄のお城について歴史や見どころ、アクセスについてご紹介します。

(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/dl/?p_id=884017&sz=m&f=bfebbae410fd441bbec1c37722f373b6)

沖縄の本土復帰20年を記念して復元!「首里城」を観光しよう

首里城は、琉球王国の政治・外交・文化の中心地として栄えてきました。いつごろ建てられたかは定かではありませんが、15世紀初期に内郭が、16世紀中期には外郭が完成しました。

首里城は日本の他に中国とも交流があった為、日中両国の影響を受けた建物です。1945年の太平洋戦争によって燃えてしまいましたが、1992年に沖縄の本土復帰20周年を記念して復元されました。

また日本と中国の文化が融合された独特の建築様式が評価され、2000年には世界遺産に登録されています。

  • 【名前】首里城
  • 【住所】沖縄県那覇市首里金城町1-2
  • 【電話】098-886-2020
  • 【営業】エリアや時期によって異なる
  • 【料金】大人:820円、高校生:620円、小・中学生:310円、6歳未満:無料
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首里城の見どころを徹底解説!

世界遺産に登録されている、首里城の見どころについてご紹介します。

正殿

正殿は琉球王国最大の木造建築であり、支配を象徴する建物として重要となっています。二層三階建ての正殿や、装飾された龍柱は日中ともに類がない独自の建築様式です。

多くの人が首里城と聞いて思い浮かぶ姿は、この正殿ではないでしょうか。

淑順門

淑順門は国王やその家族に仕える女官らが、御内原へ入る際の門です。ブロックに囲われた朱色の門は、どこか異国情緒が漂っています。

淑順門をくぐると女性がすべてを取り仕切る「奥」の世界へと通じています。

京の内

京の内は、城内最大の信仰儀式の場です。琉球独自の信仰の最高位に位置する者が、ここで王家繁栄・航海安全・五穀豊穣を祈っていました。

木々が生い茂っており、独特の雰囲気を味わえます。こちらは無料エリアとなっているので、気軽に行くことが出来ますよ。

沖縄最古のお城!「勝連城跡」を観光しよう!

勝連城跡は2000年に琉球王国のグスク及び関連遺産群として、世界遺産に登録されたお城の中で最も古いお城です。

勝連城は貿易等で力を付けていた阿麻和利(あまわり)が暮らしており、琉球王国の支配が強まっていた時代に最後まで抵抗していた人物です。

  • 【名前】勝連城
  • 【住所】沖縄県うるま市勝連南風原3908
  • 【電話】098-978-7373
  • 【営業】9:00~18:00
  • 【料金】無料
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勝連城の見どころを徹底解説!

琉球王国のグスク及び関連遺産群の中で、最古のお城である勝連城の見どころについてご紹介します。

勝連城跡は勝連半島の高台に位置するため、絶景を楽しむことが出来ます。一の曲輪城門からは金武湾を囲む山々やうるま市の離島、知念半島、久高島、海などを眺めることが可能です。

勝連城では自然の地形を生かしており、階段状の地形には様々な建物が建てられていたとされています。

勝連城跡
  • 一の曲輪:貴重品を保管する倉庫があったと言われています。
  • 二の曲輪:正殿があったと言われています。
  • 三の曲輪:儀式として使用されていた広場です。
  • 玉ノミウヂ御嶽:守り神を祀っていました。
  • ウシヌジガマ:天災や戦の時に、身を隠す洞窟です。
  • ウミチムン:台所があったと考えられています。
  • トゥヌムトゥ:収穫祭の時に、神人が腰かけていた場所です。
  • ミートゥガー:縁結びの井戸であり、ここで恋が成就すると永遠のちぎりになると言われています。しかし、失恋すると男女のどちらかが命を落とすとも言われているので慎重に行いましょう。
  • ウタミシガー:旧正月に水の量を見て、その年の作物の出来を占っていました。

築城家・護佐丸作の最も美しいお城!「座嬉味城」を観光

座嬉味城(ざきみじょう)は、15世紀初頭に護佐丸によって築城されました。築城家である彼の作品の中でも、最も美しいと言われています。

標高127mのお城に上ると残波港岬や慶良間諸島も、眺めることが出来る絶景ポイントです。

冬の時期にはライトアップがされるので、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむことが出来ます。

  • 【名前】座喜味城
  • 【住所】沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6
  • 【電話】不明
  • 【営業】不明
  • 【料金】無料

沖縄・観光スポット座喜味城の見どころを徹底解説!

座喜味城は沖縄県内の、他のお城と違う点があります。それは、信仰の地である「御嶽(うたき)」が無いという点です。それは戦うために築城されたお城であるという説があります。

座喜味城の見どころと言えば、曲線美が美しい城壁です。これは、台風が多い沖縄ならではであり、カーブすることによって強風を防ぐ効果があります。

その他にも、石垣を登る敵兵を攻撃しやすくする「横矢掛かり」としての機能も有しています。

また、座喜味城では最古のアーチ門を見ることが可能です。アーチ門には他のお城では見かけない、裏と表を嚙合わせるクサビ石がはめ込まれているので、行かれた際はぜひご覧になってください。

結婚式を挙げられる⁈沖縄の観光スポット「今帰仁城」

今帰仁城(なきじんじょう)は、13世紀ごろに築城されました。沖縄が「琉球王国」として統一される前の「三山県立」の時代に、北山王が居城としていました。

標高約100mの高台からの眺めは絶景であり、伊是島や伊平屋島などを一望出来ます。また琉球衣装に身を纏って、結婚式を挙げることが可能です。

  • 【名前】今帰仁城
  • 【住所】沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊4874
  • 【電話】0980-56-4400
  • 【営業】9月~4月:8:00~18:00、5月~8月:8:00~19:00
  • 【料金】大人:400円、小・中・高生:300円、小学生未満:無料

今帰仁城の見どころを徹底解説!

今帰仁城は自然の石をそのまま積み上げる「野面積み」であり、見事な曲線美はどこから見ても壮大です。石垣以外にも見どころがあるので、ご紹介します。

今帰仁城のスポット
  • 平郎門:石垣で出来た門です。現在見ることが出来る門は、1962年に修復されました。
  • 大隅:馬を養ったり、兵馬を訓練していた場所です。
  • カーザフ:湧泉・谷間を意味しており、自然の岩が露出している景観を見ることが出来ます。
  • 旧道:曲がりくねった道であり、大きな岩盤が特徴です。これは防衛機能を考え幅が狭い急な坂道です。
  • 御内原:今帰仁城に仕えていた、女官が暮らしていた場所です。石が積んであるのが特徴であり、北側からは海を一望出来ます。
  • クバの御嶽:琉球時代から続く聖地であり、神域とされています。

豊富な石積み技術!沖縄の観光スポット「中城城跡」

中城城(なかぐすくじょう)は、14世紀ごろに先中城按司(さきなかぐすくあじ)の初代が築き初めました。その後、何世代かに渡り築城します。

1995年から発掘・石積みの修復等の保存修復事業を実施しており、今までに中国製陶磁器、土器、弓矢のヤジリ、刀のツカなどが出土されています。

  • 【名前】中城城跡
  • 【住所】沖縄県中頭郡中城村泊1258
  • 【電話】098-935-5719
  • 【営業】年中無休
  • 【料金】不明

中城城の見どころを徹底解説!

中城城の見どころは何と言っても、豊富な石積み技術です。当お城では「野面積み」、「布積み」、「相方積み」があります。

石積み方法
  • 野面積み:自然の石をそのまま積む方法です。
  • 布積み:比較的大きな石を方形に整形し、目が横に通るように積み上げる方法です。
  • 相方積み:5・6角形の石を利用し積み上げており、最も新しい方法となっています。

城壁には主に、琉球石灰岩の石を利用しているので、本土のお城に比べ色が明るいです。

沖縄のお城まとめ

本土とはどこか雰囲気が異なる、沖縄のお城は以下の通りです。沖縄旅行の日程に、お城観光を入れてみてはいかがでしょうか。

沖縄のお城
  • 首里城
  • 勝連城
  • 座喜味城
  • 今帰仁城
  • 中城城

沖縄のお城は多くが建築物として残っていない為、ぜひとも行って貰いたいのが「首里城」です。日本と中国の影響を受けた、独自の建築様式は首里城ならではです。

また、残りの4つのお城は残っていませんが、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

緑が生い茂る土地に明るい石垣はどこか異国情緒が溢れており、物語の中に入り込んだような気持ちになります。さらに、城跡から眺める沖縄の青い海は絶景です。

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