「初めてパリに行くのだけど、気温が分からないからどんな服を持っていけば良いか分からない」「過ごしやすい気温の時期に、パリへ行きたい!」
初めてパリへ行く際は、どんな服装でいけばよいのか、過ごしやすい時期はいつごろなのか分からず悩んでしまいますよね。
そこで、当記事ではパリの気温について紹介します。季節ごとのおすすめな服装やベストシーズンなどもあわせて紹介しているので、ぜひ読み進めてくださいね。(トップ画像出典:筆者撮影)
パリの気温は?
旅行をする際に、現地の気温は気になりますよね。気温が分からなければ、どのような服を持っていけば良いのか見当もつきません!そこで、パリの年間気温を紹介しますね。(出典:気象庁)
平均気温(℃) | 平均最高気温(℃) | 平均最低気温(℃) | |
1月 | 1.8 | 4.7 | -0.9 |
2月 | 6.8 | 10.5 | 4.0 |
3月 | 10.2 | 14.8 | 6.1 |
4月 | 10.5 | 16.1 | 4.6 |
5月 | 16.2 | 21.5 | 11.1 |
6月 | 20.6 | 26.5 | 14.6 |
7月 | 20.8 | 26.6 | 15.8 |
8月 | 19.4 | 25.2 | 14.5 |
9月 | 14.8 | 19.9 | 10.9 |
10月 | 13.5 | 18.1 | 9.8 |
11月 | 7.4 | 11.0 | 4.3 |
12月 | 5.3 | 8.0 | 2.6 |
北海道よりも高い緯度にあるパリは、東京に比べると気温が低いです。夏でも平均最高気温が30℃を超えない、涼しい地域です。たまに30℃を超える日がありますが、日数的には少ないです。
真冬である1月は平均最低気温が-0.9℃であり、冷え込みが激しいことが分かります。
パリの気温以外も知りたい!降水量はどのくらい?
次に紹介するのは、降水量についてです。「雨が多い時期以外で旅行に行きたい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。(参考:気象庁)
最も降水量が多い月は8月であり、月に65.7mmの雨が降ります。そして、9月になるとガクンと降水量が下がり、月に39.9mmしか雨が降りません。
また、5月と7月、10月から12月にかけても降水量が多い傾向にあります。
パリは雨が降ったり止んだりという降りかたをするので、出かけるときに雨が降っていなくても、折り畳み傘を持っていくようにしましょう。
パリの気温以外も知りたい!気候とアドバイス
パリの気候について、春夏秋冬ごとに紹介していきますね。ぜひ参考にしてください。
3月はまだ寒い日が続いていて、暖かくなるのは4月中旬ごろからになります。1日の寒暖差が大きいので、上着の用意をすると良いでしょう。
7・8月は30℃を越す日もありますが、日本の夏に比べて湿度が低いので過ごしやすいですよ。夏といっても朝晩は冷え込むので、注意してくださいね。
9月以降は雨の日が増え、気温も下がってきます。セーターやコートなど厚手の服を持っていくようにしましょう。
底冷えする日が続くので、コートや帽子、手袋、ブーツなど防寒対策をしっかりと行いましょう。どんよりとした日が多く、晴れることは稀です。
パリの気温以外も知りたい!春はどんな服を着ていけば良い?
パリの気温や降水量、気候について説明しましたが、実際にどのような服を選べば良いのか迷ってしまいますよね。そこでここからは、季節ごとにおすすめな服装を紹介しますね。
3月、4月は平均気温が10℃ほどであり、まだまだ寒さが続いています。そのため、コートやダウン、マフラーなどを持っていきましょう。
5月になると暖かくなってきますが、それでも平均気温は15℃です。マフラーなど防寒具はなくても過ごせますが、コートは持っていった方が良いですね。
パリの気温以外も知りたい!夏はどんな服を着ていけば良い?
次は夏の服装について紹介しますね。6月は日中の場合、半袖でも過ごせる日があります。しかし肌寒い日もあるので、カーディガンなど調整できる服があった方が良いでしょう。
寒がりの人なら、半袖以外に薄手の長袖を持っていくと安心ですよ。いくら寒い日であっても、薄手の長袖とカーディガンを着ていれば寒さに震えることはないでしょう。
7月、8月は日本の夏と同じような服装で大丈夫ですが、朝晩は冷え込むので注意してくださいね。カバンの中にカーディガンなど羽織物を忍ばせておくのがおすすめですよ。
パリの気温以外も知りたい!秋はどんな服を着ていけば良い?
次は秋の服装について紹介します。9月初旬は半袖で過ごせる日もありますが、後半になるにつれどんどん気温が下がっていきます。
半袖と一緒にカーディガンやシャツなどを持っていくか、薄手の長袖があると便利ですよ。
10月初旬は長袖のシャツやトレーナーと一緒に、薄手のコートがあると温度調整ができます。後半になるにつれ寒くなっていくので、重ね着が可能な洋服を持っていった方が良いでしょう。
11月になるとだいぶ寒さが厳しくなってくるので、コートやダウンが必要となってきます。後半になるとマフラーなしでは過ごせないほど寒くなる日もあるので注意してくださいね。
上記の写真は、筆者が11月18日〜27日までパリに滞在していたときの服装です。11月の後半になると、マフラーなど防寒具が必須になります。
パリの気温以外も知りたい!冬はどんな服を着ていけば良い?
最後に冬の服装について紹介します。12月になると本格的な冬が到来します。コートやダウンのほかに、マフラーや手袋、帽子など防寒具がないと厳しいでしょう。
極暖ヒートテックを着ていくなど、必ず防寒対策をしっかりしてくださいね。
しかし、建物内は暖かい場合もあるので、ある程度着脱のしやすい服を持っていくと良いでしょう。
寒さが不安という方は、使い捨てカイロを持っていくのもおすすめですよ。
使い捨てカイロは、機内・預け入れ荷物ともに飛行機内に持ち込むことができます。しかし、オイル充填式カイロは飛行機内に持ち込めないので注意しましょう。
パリのベストシーズンは?
パリの気温などについて紹介してきましたが、ベストシーズンはいつごろなのか気になる方もいるのではないでしょうか。
パリのベストシーズンは、天気が安定し晴れの日が続く6月ごろです。平均気温も20℃くらいまで上がるので、過ごしやすいですよ。日本の初夏とは違い、湿度が低くカラっとした天気なのも嬉しいポイントです。
6月ごろは航空券の値段は下がるものの、ベストシーズンということに加え音楽祭やテニスの全仏オープンなどイベントが目白押しなので、ホテル代が高くなる傾向にあります。
寒いけど11月下旬〜12月上旬のパリが狙い目?
天気が安定していて、過ごしやすいという理由により6月がベストシーズンですが、11月下旬から12月上旬のパリも狙い目です。
10℃以下の寒い日が続きますが、航空券やホテルが安くなるのでお得に行きたいという方におすすめの季節です。
さらにフランスのクリスマスマーケットは11月の下旬から始まるので、いつもとは違うパリを楽しめますよ。
「ベストシーズンに行きたいけど、ホテルが高いのは避けたい…」という方は、11月下旬から12月上旬に行ってみてはいかがでしょうか。
クリスマスシーズンから年末にかけては、航空券やホテルがまた高くなってくるので注意しましょう。
パリの気温まとめ
パリの気温について紹介しました。パリは東京よりも気温が低いのが特徴です。夏は湿度がなくカラッと過ごしやすいですが、冬場は平均気温が2℃以下になることがあります。
冬のパリへ行く際は、防寒対策をしっかり行うようにしましょう!
また、パリのベストシーズンは天気が安定していて過ごしやすい6月です。晴れの日が多い時期に行きたいという方は、6月ごろに行くのがおすすめですよ。