バリには、雨季と乾季があるのをご存知ですか?知らずに旅行を予約してしまい、雨季に観光するのは億劫だなと感じる人もいるのではないでしょうか。
傘を差しながらの観光は、歩くのが億劫ですし写真も撮りづらいですよね。そんな傘を差しながらの観光が嫌な方は、屋内の観光地へ行くのがおすすめですよ。
そこで、当記事では雨が降っていても楽しめるバリの観光地を8つ紹介します。気温や降水量も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ブーツ-スプラッシュ-雨-774533/
バリの雨季はいつ?1日の天気も紹介
すでにご存知の方もいるかと思いますが、バリは10月から3月までが雨季にあたります。1月が雨季のピークであり、気温も湿度も高くなっていきます。
気温も湿度も高いバリの雨季は、日本の夏と同じような気候と思って良いでしょう。(参考資料:https://www.compathy.net/magazine/2015/12/22/weather-forecast-bali-best-season/)
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
最低気温(℃) | 23.7 | 23.5 | 23.5 | 24.1 | 24.2 | 24 |
最高気温(℃) | 33.6 | 32.7 | 33 | 33 | 33.4 | 33.6 |
降水量(ml) | 63 | 179 | 276 | 345 | 274 | 234 |
雨季とは言いますが、1日中雨が降っているわけではありません。一時的にバケツをひっくり返したようなスコールが降り、すぐに雨は止むことが多いです。
しかし、排水処理の施設が整っていないため、1度スコールが降ると道路が冠水することも多々あります。そのため、室内で楽しめる観光地に行くことをおすすめします。
次の章から屋内の観光地を紹介していきますので、どの観光地に行くか決まっていない方は参考にしてくださいね。
雨の日でも楽しめる観光地「ウブド市場」
ウブド市場は野菜やくだもの、お菓子、雑貨などが並んでいる市場です。屋内エリアと屋外エリアがあるので、雨の日でも市場を楽しめますよ。
おすすめの時間帯は、午前中です。5時くらいからお店が開いており、15時くらいには閉まるお店が多いので早い時間に行くと良いでしょう。
値切り交渉もできるので、気になる商品があれば値切ってみてはいかがでしょうか。言葉が話せなくて交渉ができないという方は、興味のないフリをして立ち去ろうとするだけでも値下げしてくれますよ。
王族の子孫が暮らしている観光地「サレンアグン宮殿」
サレンアグン宮殿は、バリ様式の建築物を見学できる宮殿です。ガムラン楽器が置いてある建物やバリらしい彫刻があしらわれた建物などを見学できます。
19時半からは、伝統舞踊公演を鑑賞できますよ。雨の日は屋内のイベント会場で行われるので、天気が悪くても安心です。
サレンアグン宮殿近くのツーリストインフォメーションで、1週間の公演プログラムを貰うこととチケットを買うことができます。まずはインフォメーションに行くと良いでしょう。
当施設は現在もスカワティ王家の末裔が住んでいるので、一部の建物は見学不可となっています。もっと建物の中を見たいという方は、施設内にあるホテルに泊まるとより見学できますよ。
雨季でも楽しめる!「バリ・サファリ&マリン・パーク」
バリ・サファリ&マリン・パークは、バリ唯一のサファリパークです。広大な敷地内を専用のバスに乗りながら回っていきます。屋根付きのバスもあるので、雨の日でも安心ですよ。
動物たちがバスに急接近してくれるので、近くで観察することが可能です。さらに当施設のレストランでは、ライオンを間近に見ながら食事ができますよ。迫力満点のレスレトランで食事を取ってみてはいかがでしょうか。
岩を切り抜いて作られた観光地「ゴアガジャ」
ゴアガジャは、1923年に発見された遺跡です。当遺跡は未だ謎に包まれており、なぜこの地に遺跡が作られたのかは分かっていません。
中に入ると、祀られているガネーシャの像がお出迎えしてくれます。中はかなり暗くなっているので、足元には気をつけてくださいね。パワースポットとしても有名なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ゴアガシャは、ヒンドゥー教の神聖な場所のため短パンやミニスカート、タンクトップなど肌の露出が多い服装では入場することができません。
短パンやミニスカートを履いている際は、無料のサロンを巻くようにしましょう。タンクトップはサロンでは隠れないので、ゴアガジャに行く際は着ないようにすると良いでしょう。
雨季は買い物を楽しもう!バリの「ビーチウォーク」
ビーチウォークは、クタビーチに面したショッピングモールです。洋服屋や飲食店など約200店舗が入っているので、ショッピングや食事を楽しめますよ。
レストランの中にはビーチを眺めながら食事ができるお店もあるので、雨が降って海に入れなくてもバリ島の海を満喫できるでしょう。
ビーチウォークを回っている間にスコールが止んだら、3階にある展望台に行ってみるのがおすすめです。展望台からは、クタビーチやサンセットが見られます。
バリの観光地「ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館」
ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館は、バリのダリと評されている「アントニオ・ブランコ」の作品が展示されている美術館です。当施設は、彼のアトリエをそのまま美術館として利用しています。
アントニオ・ブランコの作品とアトリエを1度に楽しめる美術館ですよ。カラフルな色彩で描かれた、奇抜な作品を鑑賞しにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
雨季は美術鑑賞!バリの観光地「ネカ美術館」
ネカ美術館は1976年に、美術コレクターのステジャン・ネカ氏によって建てられた美術館です。当美術館では、バリの作家やバリで芸術活動を行なっていた作家の絵画や彫刻が展示されています。
美術品の中には1930年代から40年代のバリ島の風景や人々を撮影した写真展示もあるので、昔のバリの情景を眺めることもできますよ。
当美術館の展示物すべてに日本語の説明が入っているので、作品について理解しながら鑑賞することができるでしょう。
スパへ行ってきれいになろう!「Sukha Spa」
バリでは本格的なスパが低価格で利用できるので、旅行に来たらスパに行くのもおすすめですよ。バリでぜひ行ってもらいたいスパが「Sukha Spa」です。
王室でも利用されていた伝統的なボディースクラブで、あなたのお肌を若返らせてくれますよ。気持ち良くて、肌を綺麗にしてくれるスパを利用してみてはいかがでしょうか。
ピンクを基調とした可愛らしい空間なので、女性の方に特におすすめです。
雨季でも楽しめる!バリの観光地まとめ
雨季でも楽しめるバリの観光地を8つ紹介しました。スコールが降ったあとは道路が冠水することもあるので、屋内の観光地へ行くのがおすすめですよ。
屋内の観光なら、ウブド市場がおすすめです。屋内にも市場が広がっているので、雨が降っていても食べ歩きや買い物を楽しむことができます。
値下げ交渉をしながら、地元民の生活に触れてみてはいかがでしょうか。うまく値下げ交渉ができたら、より観光を楽しめることでしょう。