あなたは飛行機に乗った時に寒いと感じたことはありますか?また、飛行機に乗ったことがない人でも上空での環境などはわからないので、どのような服装で過ごせば快適な空の旅を過ごせるのか不安ではないでしょうか?
今回は、飛行機に乗った際に寒いと感じないように、事前にできる対策や飛行機の設定温度など詳しい情報について紹介していくので、ぜひ最後まで読み進めてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20160923256post-8992.html)
飛行機の中は寒いの?
「飛行機 寒い」とツイッター検索をすると、たくさんのツイートが出てきました。ここからみてとれるように、多くの人が機内が寒いと感じているのでしょう。
また非常口座席は、エコノミークラスでも足下が広いという理由で人気のあるですが、ドアからの隙間風がとても寒く感じることがあるようです。
飛行機の空調は自分の判断で変えることはできません。ですので、ご自身で寒さの対策をする必要があります。寒さ対策については次の章から紹介していきます。
寒い飛行機内は服装で防寒対策!①ズボン
飛行機の中が寒い場合、まずはご自身の履いているズボンを見直してみましょう。
半ズボンや短いスカートはNG
空調が効いている機内では、半ズボンや短いスカートは控えたほうが賢明です。日本が夏の場合や、旅行先が南国だとついつい半ズボンを履きがちですが、思いの外冷房が効いているので寒いと感じるでしょう。
スキニーパンツも控えよう
スキニーパンツは一見、長ズボンだしOKなのかなと思いがちですが、何よりも圧迫感があります。寒さ対策にはなるかもしれませんが、長時間のフライトでは疲労に繋がります。圧迫感のある服装はやめましょう。
ストレッチ素材の長ズボンはOK
ストレッチ素材の長ズボンは、寒さ対策もできる上に伸縮性があるので長時間のフライトでも疲労に繋がりにくくなります。自分の脚に負担のかからないズボンを選びましょう。
結論
ストレッチ素材のズボンを履くより、旅先でおしゃれをしたい!と思う方もいるはずです。しかし、旅の前移動で、寒さや疲労でストレスを抱えてしまうと旅行も楽しくなくなってしまいます。
荷物は少し増えてしまいますが、「現地で履く or 旅先で履く用」で着替えを持っておくことをお勧めします。
寒い飛行機内は服装で防寒対策!②重ね着
機内で寒いと感じた時に、重ね着ができたら良いですよね。その際のポイントは脱ぎ着が簡単であることです。
機内は寒いからといって、気合いを入れて重ね着をして、もし暑くなってしまったら本末転倒になってしまいますよね。ここでは、脱ぎ着しやすい重ね着用の服を2種類紹介します。
パーカー
パーカーは簡単に脱ぎ着ができ、温度調節がしやすいのでオススメです。また、チャックが前面に付いているものだとより、脱ぎ着しやすいでしょう。
カーディガン
カーディガンはサッと着れて、オシャレに着こなすこともできるのでオススメです。また、薄い生地のものであれば荷物としてもかさばりません。
結論
パーカーやカーディガンなど、簡単に羽織るものを選びましょう。安く買いたいという方はユニクロやGUで手に入れるのがオススメです。
飛行機の中が寒い場合に持っておくべき物①ストール
服装を意識するだけでなく、機内にぜひ持ち込んでおくべきアイテムがいくつかあります。一つ目は「ストール」です。
ストールは、よくマフラーと混同されがちですが、元々は肩掛けとして使われていたものです。
ストールの中でも様々な大きさがあり、大きいものだと上半身全て覆うことができるものもあるので自分にあったものを選びましょう。
簡単に羽織ることができる利便性があり、機内で重宝するアイテムの一つです。首に巻いたり、肩や脚に掛けたり様々な使い方ができるのでオススメです。
飛行機の中が寒い場合に持っておくべき物②靴下
寒さ対策としてぜひ機内に持ち込んでおくべきアイテム2つ目は「靴下」です。人間は体が冷える時、足元から冷えると言われています。その足元を守るのが靴下になります。
例えば南国へ旅行する場合、サンダルで飛行機に乗るというという人は多いでしょう。機内で裸足になるのは、体を急速に冷やす原因になるので、機内では靴下を履いて対策をしましょう。
また、元から靴下を履いているという方でも、靴下を二重で履くとより防寒対策になります。ですので、余分な靴下を複数機内に持ち込むことをオススメします。
飛行機の温度は何度に設定されている?寒い?暑い?
飛行機の中は寒いということでしたが、一体何度に設定されているのでしょうか?航空会社別に見ていきましょう。
- ANA(国内・国際線):機内温度は22〜26℃に設定。
- JAL(国内・国際線):摂氏24度前後。
- LCC各社(格安航空):規定なし。おおよそ20〜25℃に設定。(LCC各便によって変わる。)
気温だけ見たらあまり寒くないように感じます。しかし飛行機は上空1万メートルまで飛び、その温度は−50℃にもなる極寒の世界なので、その影響もあって設定温度より寒く感じるのです。
一般航空会社は公式HPで機内温度の公開をしていましたが、LCC各社は公式HPでの公開はありませんでした。
また、機内に取り入れている外気の湿度が極めて低いことも影響し、機内の湿度は20%以下まで低下します。マスクなどで乾燥対策もしましょう。
飛行機が寒い時はCAさんに言うべき?
CAさんは、お客さんの服装や機内での様子を見ながら、「ブランケットをご利用になりますか?」と聞いて回っています。
また、航空会社によっては機内の各所に設置された温度計を随時確認しながら、快適な温度になるように温度を調整しているところもあるそうです。
CAさんが気にかけてくれていますが、それでも寒いという場合もありますよね。その時は、ご自身で対策をするのはもちろんですが、CAさんに「寒いです」と伝え助けを求めましょう。
ブランケットの貸し出しはある?
機内で寒いと感じた時、ブランケットをリクエストしたことはありますか?一見無料で貸し出してくれると思いきや、実は有料の場合もあるのです。航空会社別に見ていきましょう。(エコノミークラス)
- ANA:ブランケットの貸し出しサービスあり
- JAL:ブランケットの貸し出しサービスあり
- スカイマーク:ブランケットの貸し出しサービスあり
- ソラシドエア:ブランケットの貸し出しサービスあり
- ジェットスター:ブランケット無し(国内線)/チケット予約時に毛布、アイマスク、歯ブラシ&歯磨き粉、ネックサポーター、耳栓の5点セットを600円で追加可能(国際線)
- エアアジア:800円(毛布、空気枕、アイマスクとの3点セット)
一般航空会社では、機内サービスの一部としてブランケットの貸し出しはありましたが、LCC各社では一部有料でした。LCCを利用する場合は事前に確認してみてください。
飛行機内の寒さは座席によっても変わる?
飛行機の座席は、通路側や窓側など座席の種類があります。その中でも寒さに違いはあるのでしょうか?
窓側の座席
窓側の席は、外の景色を観ることができますよね。ですが、かなり寒いです。想像したらわかるかと思うのですが、冬の部屋は窓の近くが一番寒いですよね。飛行機も同じで、窓側は寒くなっています。
ちなみにですが、寒くなるとトイレが近くなると言われています。窓側の席ともなると、トイレに立つたびに隣の乗客の前を通る必要があり、億劫になってしまう可能性も十分にありますので、座席選びも注意しましょう。
通路側の座席
通路側の席は、窓側の席に比べて寒くないです。また、トイレに行きやすいことや、CAさんに声をかけやすいなどのメリットがあります。
しかし、たくさんの人が通るので気が散ってしまう、落ち着かないなどのデメリットもあります。
まとめ
今回は飛行機の中は寒いのか?何か対策方法はあるのかということについて紹介していきました。
狭い空間の中、長時間乗る飛行機のフライト。寒いと感じている中で、長時間過ごすのは辛いですよね。少しでも気分良くフライトを楽しめるように、対策をしていきましょう。
また、寒さは体調不良の元にもなります。機内で寒いと感じないようにするためにも、上記で紹介したような対策をして、快適に過ごしてください。