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飛行機内で充電はできる?コンセントの有無やバッテリーを紹介!

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飛行機の中で充電って出来るのかな」と思っている方は多いのではないでしょうか? 機内でスマホなどの充電が切れたら、せっかくの空の旅が少し物足りなくなってしまいますよね。

ですがご安心ください。この記事では機内で充電する方法と、充電ができる飛行機・航空会社について解説していきます。この記事を読めば、飛行機旅の充電問題は解消されていることでしょう。

この記事で分かること
  • 充電のできる飛行機・航空会社
  • 持ち込み可能なモバイルバッテリーについて

(出典:https://pixabay.com/images/id-2752109/)

飛行機で充電する方法①:ACコンセント

ACコンセントとは、あなたがイメージするコンセントそのもの。電化製品の尻尾に付いている、2本の縦長ピンを挿す場所です。

日本国内では一部の航空会社・飛行機に設置されており、当然日本の電化製品を繋げることができますよ。

また国際線ではユニバーサルタイプと呼ばれる、世界各国のプラグに対応したコンセントも一部設置されています。

ただプラグの長さや形状から接触不良を起こす可能性や、使用機器の対応電圧が異なる場合があります。もし万が一を考慮するのなら、電圧可変式のアダプターなどを用意するといいでしょう。

飛行機で充電する方法②:USB電源

USB電源とは、パソコンやモバイルバッテリーなどで見かける長方形の挿し込み口になります。中身が凹凸状になっていて、挿し込む方向が決まっていると言えばもっと分かりやすいでしょうか。

これもACコンセントと同様に一部の航空会社・飛行機に設置されています。そのため設置されている機内では、ケーブルを持ち込むだけで電源を確保することが可能です。

ACコンセントと異なるのは、USBは国際的な規格によって定められている点です。なのでどの飛行機でも、設置されていたなら使用することができますよ(故障などを除いて)。

充電可能!コンセントがある飛行機と航空会社①:JAL

JAL・国内線

日本の一般航空として有名なJALですが、意外にも充電設備の整った国内線の飛行機は少ないです。2016年に就航した「エンブラエル190型機」のみ、席にACコンセントが備え付けられています。

またファーストクラスでは、共通して充電設備がないものの、モバイルバッテリーの貸し出しを行っているそうです。必要であれば客室乗務員に聞いてみるといいでしょう。

JAL・国際線

しかし国内線とは裏腹に、国際線ではコンセントとUSB電源の装備が進められています。詳細は以下の表をご覧ください。

座席 対象機材 充電設備
ファーストクラス 全機材 ユニバーサルタイプのコンセントとUSB電源
ビジネスクラス 一部機材を除く
プレミアムエコノミークラス JAL SKY PREMIAM コンセントとUSB電源
エコノミークラス JAL SKY WIDER コンセントのみ

ファーストクラス以外は、全機材が対象ではありません。そのため機内のコンセントやUSBポートから充電したいのであれば、予約する時から注意するよう心がけてくださいね。

充電可能!コンセントが付いている飛行機と航空会社②:ANA

ANA・国内線

JALと並び立つ有名な航空会社のANAですが、こちらも国内線においては全機材で充電可能というわけではありません。普通席にはコンセントもUSB電源もなく、プレミアムクラスの一部機材のみ設置されています。

両方あり コンセントのみ なし
B787、B777、A321、B737-800 B737-700 B767

上記の表が、プレミアムクラスで充電設備が完備されている機材の一覧となります。

ANA・国際線

続いてANA国際線についてご紹介します。こちらもJAL同様、様々な座席でコンセントやUSB電源の設置が進められているようです。詳細につきましては、以下の表をご覧ください。

座席 対象機材 充電設備
ファーストクラス 全機材 ユニバーサルタイプのコンセントとUSB電源
ビジネスクラス 一部機材を除く
プレミアムエコノミークラス B787、B777、A380
エコノミークラス 一部機材を除く

ファーストクラス以外では、全機材に充電設備が完備されているわけではありません。必要であれば、予約の時から注意してくださいね。

充電可能!コンセントが付いている飛行機と航空会社③:スターフライヤー

黒い飛行機が話題性を集めるスターフライヤーですが、こちらでは全席(3席に2つ)ACコンセントが設置されています。USB電源はスターフライヤー全10機のうち6機に設置されているそうです。

さらに機内に携帯充電器を用意しており、フライト中の充電はほぼ完璧にサポートされています。ちなみに携帯充電器は、客室乗務員に申し出ることで借りることが可能です。

ACコンセントはシートの下、USB電源は座席モニターの近くにあります。これをしっかり覚えておけば、利用する時も困りませんね。

充電可能!コンセントが飛行機と航空会社④:スカイマーク

スカイマークでは一部機材を除き、全席にコンセントが設置されています。場所は各座席下で、携帯電話はもちろん、パソコンやゲームなどにも使用可能です。

コンセントはユニバーサルタイプを採用しており、形状の異なるコンセントでも安心です。正常に接続できている際は緑色のライトが点灯し、接触不良だと赤色のサイトが点灯します。

なお、コンセントはいつでも利用できるわけではありません。搭乗後の機内で使用開始と終了のアナウンスが流れるので、利用の際は乗務員の指示に従うようにしましょう。

充電可能!コンセントが付いている飛行機と航空会社⑤:ソラシドエア

ソラシドエアでは新造機の「BOEING737-800型機 JA813X」のみ、全席にUSB電源(3席に対して4口のプラグ)を設置しています。場所は足元の座席下です。

ですが従来の「BOEING737-800型機」には、ACコンセントだけでなくUSB電源も設置されていません。さらに「JA813X」の保有数は1機のみ。

そのためソラシドエアで旅行をする際は、搭乗機を念入りに確認するか、後ほど紹介する規定範囲内のモバイルバッテリーを持ち込むのがいいでしょう。

充電可能!コンセントが付いている飛行機と航空会社⑥:エアアジア

エアアジアはLCC(格安航空会社)に分類されますが、国際線がほとんどを占めるためか、充電設備も比較的整っています。まずは以下の表からご覧ください。

座席 充電設備
プレミアムフラットベッド ユニバーサルタイプのコンセント
クワイエットゾーン
ホットシート
スタンダードシート USB電源
エコノミー なし

今後どの座席でも電源チャージができるようにしていくとのことなので、現在は一部の機材のみと考えられます。もし搭乗するのなら、変換アダプターやケーブルの用意を忘れずに!

【コンセントなし!】飛行機で充電できない航空会社

出典:https://pixabay.com/images/id-303861/

当然ながら、ACコンセントやUSB電源を設置していない航空会社も多数存在します。もちろん今後導入する可能性もありますが、ユーザーとしては知っておいて損はありません。

以下の箇条書きに、現在(2019年10月時点)充電設備のない飛行機及び航空会社をまとめておきます。

  • エア・ドゥ
  • アイベックスエアラインズ
  • フジドリームエアラインズ
  • ピーチアビエーション
  • ジェットスタージャパン
  • 春秋航空日本

もちろん充電設備がなければ、自分がモバイルバッテリーを持ち込めばいいだけの話です。後ほど紹介する充電器の項目で解説しますが、規約に違反しないモバイルバッテリーを選びましょうね。

飛行機に持ち込める充電器の種類

ACコンセントやUSB電源が設置されている飛行機が少ないことが分かったと思います。そのため機内にモバイルバッテリーを持ち込み、手持ちの端末を充電したいと思う方もいることでしょう。

ですがほとんどのモバイルバッテリーにはリチウムが含まれており、高度などの環境変化によって発煙や爆発を起こしかねません。そのため以下のような制限が設けられています。

制限なし 制限あり
  • リチウムを含まないもの
  • 乾電池
  • ニッケル水素電池
  • ニッカド電池
  • リチウム電池
  • リチウムイオン電池

とは言っても、リチウム系電池の全てが機内に持ち込めないわけではありません。次に記載する表が、その具体的な種類と条件の一覧になります。

電池の種類 条件 個数制限
リチウム電池(使い捨てタイプ) リチウム含有量が2g以下 なし
リチウム含有量が2g以上 持ち込み・預け不可
リチウムイオン電池(モバイルバッテリーなど) ワット時定格量が100Wh以下 なし
ワット時定格量が160Wh以下 2個まで

ここで気になるのが「ワット時定格量」という点です。これを知っておかないと、いざ空港に着いても持ち込めない可能性があります。そのためにまずは以下の計算をご覧ください。

  • ワット時定格量(Wh) = 定格定量(Ah) × 電圧(V)

Amazonで売れ筋No.1のAnker製のモバイルバッテリー(10000mAh,5V)を例にしてみましょう。ですがmAhの単位をAhに直さなければならないので、まずは1000で割る必要があります。

  1. 10000(mAh) ÷ 1000 = 10(Ah)
  2. 10(Ah) × 5(V) = 50(Wh)

この例の場合、持ち込めるモバイルバッテリーの個数制限はありません。繰り返しますがモバイルバッテリーのほとんどはリチウムイオン電池のため、上のような計算は必須になるでしょう。

購入した際の説明書や販売サイトに、定格定量や電圧が記載されています。機内にモバイルバッテリーを始めとしたリチウム系電池を持ち込むのなら、必ず確認してみてくださいね。

まとめ

出典:https://pixabay.com/images/id-2752109/

飛行機で充電する方法と、各航空会社や飛行機についてご理解いただけたでしょうか?

飛行機の設備を利用して充電するのが、ACコンセントUSB電源。自身で機内に持ち込める充電器は、160Wh以下のモバイルバッテリーになります。

充電設備が整っているのはJAL、ANA、スカイマーク、ソラシドエア、エアアジアの一部機材になります。またスターフライヤーに関しては全機材で充電することが可能です。

しかし飛行機の中で充電できなくとも、空港の設備やモバイルバッテリーを利用すればいいだけの話です。それぞれの航空会社のサービス内容を踏まえた上で、旅の準備を万全にしていきましょうね。

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