素敵な映画を観た後に「この映画のロケ地に行ってみたい」と思ったことはありませんか?
「青空エール」は2016年8月20日に土屋太鳳・竹内涼真のW主演で実写映画が公開されました。監督を勤めたのは青春映画の名手と呼ばれる三木孝浩監督です。
今回は映画「青空エール」のロケ地について6つを厳選して紹介していきたいと思います。
この記事では、作品の定番や印象的なシーンのロケ地を厳選しておりますので、是非最後まで読んでみてください。(画像出典:https://twitter.com/aozorayellmovie/media)
「青空エール」のおさらい
舞台は吹奏楽の名門で有名な北海道札幌市立白翔(しらと)高校です。
高校一年生の小野つばさ(土屋太鳳)の夢は甲子園で演奏するブラスバンドの一員になること、しかし、初心者のつばさはなかなか猛練習についていけなかったのです。
そんな落ち込むつばさを勇気付けてくれたクラスメイトであり、甲子園を目指す野球部員の山田大介(竹内涼真)。ある日お互いの夢に、ある「約束」を交わしました。
そんな中で芽生えていく恋心と夢に向かってひた走る、高校一年生から三年生までをリアルに描かれている青春感動ストーリーです。
「青空エール」ロケに使われた場所
映画「青空エール」でロケに使われた場所は大きく2つに分かれています。メインの撮影は静岡県の浜松市なのですが、千葉を始め埼玉、東京と関東圏に多数あります。
撮影期間は2016年3月末から、2016年5月末頃まで行われていた様です。
厳選したロケ地をお届けする前に「青空エール」のロケ地について軽くまとめてみました。
『北海道』…「青空エール」の白翔高校のモデル校 札幌白石高校
『静岡県』…静岡県立浜松南高校、旧静岡県立三ヶ日高校、香公園、野口公園、遠鉄ストア大平台前
『千葉県』…千葉県柏市にある柏の葉(かしわのは)公園野球場、千葉商科大学
『埼玉県』…埼玉県の県境にある埼玉県吉川市の永田(ながた)公園
『東京都』…国立音楽大学(講堂大ホール)、水元公園、住吉神社
「青空エール」ロケ地・札幌白石高校
原作では吹奏楽部の名門とされていましたが、実際の白石高校も全国大会の常連とかなりの名門でした。(ここ数年は停滞気味の様)
また、劇中で使用された吹奏楽部の赤と白の衣装も、札幌白石高校に合わせています。
実際のメインのロケ地は後に紹介する「旧静岡県立三ヶ日高校」ですが、「青空エール」を語る上ではしっかりと押さえておきたい高校ですね。
「青空エール」ロケ地・静岡県立浜松南高校
静岡県立浜松南高校では、予告映像や本編で度々映る中庭や冒頭の入学式、つばさと大介が昇降口でキスをする感動のシーンなどが撮影されました。
なんと冒頭の入学シーンを撮影したその日にラストシーンの撮影を行ったとか、、、
映画を見た人にとって、とても初めの頃にラストシーンを撮影した様には見えませんね。どれも印象的なシーンとなっているのではないでしょうか。
「青空エール」ロケ地・旧静岡県立三ヶ日高校
つばさや大介の高校生生活の大半をこのロケ地で撮影していたので、あなたの好きなワンシーンを思い出させてくれるかもしれませんね。
旧静岡県立三ヶ日高校では、つばさが自分の不甲斐なさに涙を流していた時に、大介が上靴にニコちゃんマークを描いたシーンが撮影されました。
現在は統合により廃校となってしまいましたが、周辺の雰囲気や通学路は劇中で登場するままで、是非足を運んでいただきたいロケ地です。
「青空エール」ロケ地・千葉県 柏の葉公園野球場
「青空エール」で描かれているのは、吹奏楽部員と野球部員による熱く爽やかな青春ストーリーです。
つまり、柏の葉公園野球場では、「青空エール」の数ある重要なシーンの1つでもある、野球の試合が行われていた場所です。
撮影の合間も大介役の竹内涼真さんは野球の練習などをして大変活気があった様で、エキストラの方もたくさん参加された大規模な撮影となった様です。
「青空エール」ロケ地・東京 国立音楽大学 講堂大ホール
こちらの国立音楽大学は東京都立川市にあります。音楽大学と言えばこの大学が挙げられますね。
ここで行われた撮影は「吹奏楽部のコンクール」のシーンで、撮影の為に協力してくれたのは洗足学園音楽大学のメンバー達です。
このシーンでやはり注目すべき人物は、つばさと指揮者役として出演した上野樹里、高い演技力で実際のコンクールの様な緊張感を演出していましたね。
「青空エール」ロケ地・東京 葛飾区 水元公園
最後に紹介する水元公園ですが、ここではつばさと大介が決意を新たにし、握手をするという印象的なシーンで使われました。
ロケ地巡りなので、撮影シーンはもちろん見て欲しいのですが、この水元公園の良さはそれだけではありません。
この水元公園は、東京の葛飾区にあり、都内で唯一の水郷の景観を持ち、東京23区内でも有数の敷地面積を誇ることで有名です。
是非、一緒にロケ地を巡る仲間と「青空エール」について語りながら散策してみてはいかがでしょうか、
アクセス…JR金町駅または京成線京成金町駅から京成バス「戸ケ崎操車場」「西水元三丁目行き」へ乗車し、「水元公園」下車 徒歩5分です
ロケ地巡りの際の注意事項
ロケ地巡りの醍醐味といえば、現地に行き、その作品の雰囲気を味わうことですね。
また今回紹介したロケ地は大半が公共の場所なので、その場を占領したり、物を破壊したりポイ捨てをすると現地の方に迷惑がかかります。
学校などの施設は一般公開されているかしっかり確認をして、されていない場所には決して立ち入らないでください。
節度ある行動をして、作品を思い出し、楽しめる範囲で存分に楽しみましょう。
終わりに
主題歌はGReeeeNの妹分のwhiteeeenが名曲「キセキ」をカバーしていることでも有名です。
映画では恋愛だけではなく、部活動の人間関係やスランプを通して人として成長していく様子が描かれているので、楽しく苦い青春時代を思い出したい人にはぴったりです。
是非ロケ地巡りの前にもう一度映画を復習して、ロケ地巡りの注意事項をしっかり頭に入れて気をつけて行ってくださいね。