東京から、名古屋に旅行に行くことを考える人も多いと思いますが、できるのであれば1円でも安い移動方法で行きたいですよね。
ただ公共交通機関は選択肢が多いため選ぶ際に非常に迷うと思います。この記事では、東京から名古屋まで行く際の、電車、新幹線、高速バス、飛行機などの1番安い移動手段をご紹介します。
これから東京から名古屋まで旅行で行く方は、ぜひとも参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82-%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E9%AB%98%E5%B1%A4%E3%83%93%E3%83%AB-84007/)
東京から名古屋までの移動距離は?
東京から名古屋までの距離を、グーグルマップで調べたところ、約350kmだとかわりました。
ただ公共交通機関の場合、新幹線、高速バス、在来線、飛行機など利用するルートが違います。そのため距離に若干の差異が出てきますので、350kmというのは参考程度にしてください。
次の章からは、新幹線、在来線、高速バス、飛行機の公共交通機関を利用した場合の所要時間、そして料金をご紹介します。
新幹線を利用した場合の東京ー名古屋間の1番安い料金は?
東京駅から名古屋駅までの新幹線を利用すると、料金はどのぐらいかかるのでしょうか?
筆者が調べた最安値がのぞみ号の自由席で、料金が10,560円、所要時間が1時間34分という結果になりました。
ちなみに指定席の場合は、11,100円、グリーン車の場合は、14,960円だとわかりました。運航のペースも朝6時から夜22時までで、1時間に8本~10本と比較的運行本数が多めです。
新幹線の料金を1円でも安く済ませるためには?
料金をなるべく安く抑えたいのであれば、『EXPERSS予約サービス』がおすすめです。
『EXPERSS予約サービス』とは、1年中いつでも東海道・山陽新幹線の指定席を予約できる、会員制のネット予約サービスです。
その中に、3週間前までの予約で早朝・日中などの『のぞみ』普通車指定席を安く購入することができる『EX早得21』というサービスがあります。
『EX早得21』を利用した場合、東京-名古屋間の料金が8,960円で乗車できます。既に日程が決まっている場合は、こちらがおすすめです。
高速バスの昼行便での東京ー名古屋間の1番安い料金は?
『高速バスで東京から名古屋まで快適に行きたい!』と思う方がいるかもしれません。東京-名古屋間の高速バス昼行便を利用した場合の、最安値を調べてみました。
調べたところ東京-名古屋間は、料金2,900円、所要時間5時間20分でした。通常だと4,000円~6,000円ほどですが、バス会社の『在庫セール』や『早割』などを利用すると、安く抑えることができます。
既に旅行日程が決まっている場合は、なるべく料金を安く済ませるためにも比較サイトを見てみることをおすすめします。
利用するのであれば、 『バス比較ナビ』 というサイトがおすすめです。こちらのサイトは、日にちごとに、高速バスなどの1番の最安値を見ることができます。
夜行バスで東京から名古屋まで行くのも一つの手!
『名古屋で朝早くから遊びたい!』という方は、東京から名古屋まで夜行バスで行くのがおすすめです。
22:40に東京駅を出発して、名古屋駅南に翌朝5:10に到着します。乗車時間6時間30分、乗車料金が2,000円です。
通常昼行便のバスより、夜行便のバスの方が料金が高いこともありますが、料金が2,000円と先ほど紹介した昼行便と、同じ金額で乗ることができます。
こちらも格安移動という、高速バスや新幹線などを最安値で見つけるサイトがありますので、比較するのもいいでしょう。
在来線を利用した場合の東京ー名古屋間の1番安い料金は?
『在来線なら新幹線よりも移動費を抑えることができる』と考える方もいるでしょう。
在来線を利用した場合の、東京-名古屋間の所要時間や料金について調べたところ、乗車時間6時間8分、乗車料金が6,380円ということがわかりました。
ただ乗り換えの時間も非常に短いので、電車などが遅れてしまうとこれ以上に時間がかかります。
意外にも、在来線でも約6時間程度で到着できることを考えると、長時間の移動が苦痛ではない方にとっては、在来線の移動を検討してみるのもよいでしょう。
在来線の場合、東京→小田原→熱海→浜松→豊橋→名古屋などのように、乗り換える必要があります。
在来線の料金を1円でも安い方法で済ませるためには?
在来線を利用した場合6時間はかかりますが、東京ー名古屋間を6,380円からさらに安く済ませる方法もあります。その方法とは、『青春18きっぷ』を利用することです。
『青春18きっぷ』は在来線の乗り降りが自由にできる切符で、1日限りの切符が5枚綴りのものです。お値段自体は、12,050円と高めですが、1枚あたりで換算すると2,410円で利用することができます。
本来の在来線の料金が、東京から名古屋まで移動すると6,380円ですので、本来の料金から4000円近く安くなります。
期間限定の発売となっていますが、在来線移動を検討しているのであれば『青春18きっぷ』を利用するのがよいでしょう。
飛行機を利用した場合の東京ー名古屋間の1番安い料金は?
飛行機で東京から名古屋に向かう方法もあります。飛行機で向かう場合は、羽田空港、もしくは成田空港から飛行機に乗り、中部国際空港に到着する形になります。(料金に関しては、2020年2月7日のものです。)
羽田空港から中部国際空港まで
羽田空港から中部国際空港まで運航している航空会社は、ANA、JALの2社です。所要時間は、どちらの航空会社を利用しても1時間15分ほどです。運航本数や最安値の料金は以下の通りになります。
航空会社 | 料金(最安値) | 運航本数 |
ANA | 9,630~ | 1 |
JAL | 9,830~ | 3 |
成田空港から中部国際空港まで
成田空港から中部国際空港まで運航している航空会社は、ANA、JALの2社です。所要時間は、どの航空会社を利用しても1時間15分ほどです。運航本数や最安値の料金は以下の通りになります。
航空会社 | 料金(最安値) | 運航本数 |
ANA | 13290~ | 4 |
JAL | 13290~ | 5 |
飛行機の料金を1円でも安い方法で済ませるためには?
ただできるのあれば、1円でも安く飛行機を利用したいですよね?飛行機の料金を抑える方法として、各航空会社の『早割』を利用するのがおすすめですよ。
ANAを利用の場合
ANAでは通常料金を「バリュー料金」と呼ぶのですが、『ANA SUPER VALUE』を利用すれば、料金を安く済ませることができます。
予約をするタイミングによって、同じ路線でも6つの種類の値段が変動し、最大で355日前からの予約を取ることが可能です。
- ANA SUPER VALUE EARLY
- ANA SUPER VALUE 75
- ANA SUPER VALUE 55
- ANA SUPER VALUE 45
- ANA SUPER VALUE 28
- ANA SUPER VALUE 21
ちなみに2020年2月7日現在、75日後の2020年4月24日の便を調べてみると、8,030円で乗ることができます。
JALを利用の場合
JALを利用の場合、『先得』という制度を利用すれば最安値で予約できます。
予約するタイミングで同じ路線で、4つの種類の値段が変動し、最大で75日前からの予約を取ることが可能です。
- ウルトラ先得(75日前の予約)
- スーパー先得(55日前の予約)
- 先得割引タイプB(45日前の予約)
- 先得割引タイプA(28日前の予約)
ちなみに2020年2月7日現在、75日後の2020年4月24日の便を調べてみると、なんと7,730円で乗ることができるとわかりました。
料金を少しでも抑えたいのであれば、こういった制度を利用しましょう。
まとめ
今回は、東京から名古屋まで、公共交通機関を利用した場合を調べてみました。
移動方法 | 移動時間 | 料金(最安値) |
新幹線(東京駅~名古屋駅まで) | 約1時間35分 | 10,560円 |
新幹線(東京駅~名古屋駅まで EX早得21) | 約1時間35分 | 8,960円(指定席利用) |
高速バス(昼行便) | 約5時間20分 | 2,900円 |
高速バス(夜行便) | 約6時間30分 | 2,000円 |
在来線 | 約6時間10分 | 6,380円 |
在来線(青春18きっぷ) | 約6時間10分 | 2,410円 |
飛行機(成田空港~中部国際空港まで) | 約1時間15分 | 9,630円 |
飛行機(羽田空港~中部国際空港まで) | 約1時間15分 | 13,290円 |
飛行機(ANAの早割を利用の場合) | 約1時間15分 | 8,830円 |
飛行機(JALの早割を利用の場合) | 約1時間15分 | 7,730円 |
結果としては、高速バスが最も安い2,000円となりました。ただ長時間移動が苦痛な人にとっては、躊躇するかもしれません。
またそれ以外には、飛行機や新幹線なども10,000円以内と比較的お手軽な金額で移動できるのでおすすめですよ。ただ各社、『早割』などを利用した場合の料金なので、注意してくださいね。
各自にあった移動手段を使って、東京から名古屋までの旅行を楽しんでくださいね。