松本十帖は長野県松本市浅間温泉にある様々な施設が集まった複合施設です。その中に「小柳」と「松本本箱」という2つのホテルがあります。
細部までこだわった内装のお部屋で家族や友だちとのんびりした旅行をしたい方に最適です。
この記事では松本十帖内の「小柳」「松本本箱」の魅力を存分にお伝えします。長野方面で旅行をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%81%96%E6%9B%B8-%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97-896222/
『松本十帖』プロジェクトとは?
松本十帖プロジェクトとは『自遊人』が手掛けた浅間温泉エリアリノベーションプロジェクトのことです。
長野県松本市浅間温泉エリアにある1686年創業の老舗旅館「小柳」。これまで日本各地の地方創生に取り組んできた『自遊人』がその小柳とその周辺の空き家をリノベーションした複合施設をオープンさせました。
現在はプレオープン中で、2021年春にグランドオープンを迎える予定となっています。
松本十帖のチェックインは温泉街にあるカフェにて
チェックインはホテルまで徒歩3分の場所にあるレセプション&カフェ「おやきとコーヒー」にて行います。車でお越しのお客様の駐車場もこのカフェの隣にあります。
セルフ端末によるチェックインをしたあとは、2階のカフェスペースでおやきと飲み物をいただくことができますよ。
こちらのカフェからホテルまでは車で送迎してもらうこともできますが、ホテルまでは徒歩3分くらいの距離なので、浅間温泉街の散策を兼ねて徒歩で向かうのもおすすめです。
友だちとゆっくりくつろぎたい方におすすめ!松本十帖 小柳
小柳は松本十帖内にある2つのホテルのうちの1つです。1686年創業の「小柳」の名前を引き継いぎ、中身を一新。気兼ねなく友だちと過ごすのに最適なホテルです。
小柳はすべての壁面と天井を珪藻土と天然木の天然素材で仕上げた暖かみのある内装で、なじみやすく落ち着く空間となっています。
ツインルームが基本ですが、エキストラルーム・エキストラベッドの利用で最大6名まで宿泊できる客室もありますよ。
テーマは「心と身体のバリアフリー」小柳の客室
松本十帖 小柳の客室は全14室。部屋の種類が豊富なので一緒に行く人やどんな過ごし方をしたかで選ぶことができますよ。
- 露天風呂付きスタンダードツイン(定員2名):ワーキングテーブル、ベッド2つを備えたコンパクトなしっとりと落ち着いたお部屋。
- 露天風呂付きベビーウェルカムルーム(定員2名+@):ベビーカーやバウンサー、ベビーベッドなどを備えたベビー大歓迎のお部屋。
- 露天風呂付きガーデンツイン(定員2名):ベッドで畳でゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめのお部屋。
- 露天風呂付きガーデンラージツイン(最大4名):広い窓の外は松本十帖の前庭。優しく明るい雰囲気のお部屋。
- 露天風呂付きジュニアスイート(最大4名):「おこもり空間」があるお部屋。一人こもって読書や仕事がしたい人におすすめ。
- 露天風呂付きテラススイート(最大4名)【半バリアフリー】:間仕切りがない解放感あるお部屋。
- 露天風呂&テラス付きロイヤルスイート(最大6名)【半バリアフリー】:最上階7階にある100平米以上あるお部屋。
- 露天風呂付きユニバーサルツイン(定員2名)【バリアフリー対応】:トイレと洗面は車いすでも回転できる広さがあるバリアフリー対応のお部屋。
- 露天風呂付き2ベッドルーム・ユニバーサル(定員4名・最大5名)【バリアフリー対応】:昇降機能がある電動ベッド1台+通常ベッドのツインルームとリビングスペース付きのツインルームを備えた2世代利用を想定したお部屋。
読書を満喫!松本十帖 松本本箱
松本十帖内にあるもう一つのホテルが「松本本箱」。「豊かな知と出会う」をコンセプトとしたブックホテルです。
1階にブックストアがあり、自由に読書を楽しむことができます。「本の道」「げんせん本箱」「オトナ本箱」「こども本箱」「三六五+二(367)」の5つのエリアがあり、1万冊以上の本が並んでいます。
すべて商品なので購入することもできます。購入した本を部屋でゆっくり読むのもいいですよね。
ブックホテル松本本箱の客室
松本十帖 松本本箱の客室は全24室。どの客室も細かい部分まで徹底的にこだわった空間です。
- 松本本箱 露天風呂付きスタンダードツイン:面積は小さめながら、リビングスペースを備えたお部屋。
- 松本本箱 露天風呂付きデラックスツイン:2台のベッドの他に「おこもり書斎ベッド」を備えたお部屋。
- 松本本箱 露天風呂付き湯坂ツイン:2方向に窓とテラスがある開放感あふれるお部屋。
- 松本本箱 露天風呂&畳ルーム付きセミスイート:和室を備え、しっとり落ち着いたお部屋。
- 松本本箱 露天風呂付きマウンテンビュースイート:ミニキッチンやソファ、大きなデスクを備えた多目的で利用できるお部屋。
- 松本本箱 露天風呂付きコーナースイート:メインルームと茶室をイメージした和室の対比が特徴的なお部屋。
- 松本本箱 露天風呂付きテラススイート:アウトドアリビング付きで北アルプスが望めるお部屋。
- 松本本箱 最上階 露天風呂付きグランドオープンスイート:広い窓一面に広がる北アルプスの夕焼けを楽しめるお部屋。
客室は全室源泉かけ流し露天風呂付き
「小柳」「松本本箱」どちらのホテルも全室に源泉かけ流し露天風呂がついています。浅間温泉のお湯を贅沢に楽しむことができますね。
浅間温泉のお湯は無色透明、無味無臭。肌触りの柔らかいお湯で入浴すると泉質の良さがよくわかります。
客室ごとに見える外の景色は異なりますが、松本市街や北アルプス方面を望むことができる客室もありますよ。
各室の源泉かけ流し露天風呂の他に「小柳之湯」という宿泊者のみが利用できる温泉もあります。脱衣所と半露天の浴槽のみのシンプルなお風呂で、こちらも源泉かけ流しです。
地元食材を生かした料理が堪能できる「三六五+二(367)」
松本本箱1階にある薪火グリルダイニング「三六五+二(367)」では信州産の食材を使った料理がいただけます。小柳にご宿泊の方も利用できますよ。
ダイニングの中央に薪が並ぶキッチンがあり、夕食はここでシェフが調理する姿を見ることもできます。
夕食は見た目も美味しいコース料理。メインは薪火でじっくり焼き上げた信州ポークの肩ロースです。追加料金で信州プレミアム牛に変更することもできますよ。
朝食のコンセプトは「ヘルシー&コンシャス」。焼きたてのパンと野菜たっぷりの朝食です。
松本十帖の気になる宿泊料金は?
公式サイトでは、小柳は客室+グリルダイニング「三六五+二(367)」2食付きプランで大人一人19,250円~(サービス料込、消費税別)となっています。
松本本箱は客室+グリルダイニング「三六五+二(367)」2食付きプランが大人一人22,500円~(サービス料込、消費税別)。
また、松本本箱にはひとり旅プランもあります。こちらは客室+グリルダイニング「三六五+二(367)」2食付きプランで29,500円~(サービス料込、消費税別)です。
どうしてもひとり旅は割高になりがちですが、このようなプランがあれば、ひとり旅を楽しむのもいいかもしれませんね。
日帰り利用もできる松本十帖
松本十帖の一部施設は日帰り利用も可能です。浅間温泉近くに立ち寄った際にぜひ利用してみてください。
- ブックストア松本本箱
- レセプション&カフェ「おやきとコーヒー」
- 浅間温泉商店(雑貨や食品を取りそろえたお店)
- ALPS BAKERY(アルプスベーカリー)
- 本箱Bar(松本本箱のフロント。Barを兼ねています)
日帰り専用の駐車場がありませんのでご注意ください。日帰りで利用したい方は「松本市野球場」の駐車場(松本市浅間温泉1-38-14)を利用してくださいね。松本十帖までは徒歩5~6分ほどです。
松本十帖の基本情報
それでは最後に松本十帖の基本情報とアクセスについて紹介します。
- 住所:長野県松本市浅間温泉3-13-1
- TEL:0263-46-0500(12:00~17:00)
- チェックイン/チェックアウト:15:00~19:00/11:00
- 公式ホームページ:松本十帖
チェックインはレセプション&カフェ「おやきとコーヒー」にて。ホテルまでは送迎車が運行しています。
電車でのアクセス
松本駅で下車。お城口(東口)から32系統「信州大学軽油、浅間温泉線」に乗車。「浅間温泉」で降車。乗車時間は約30分です。
浅間温泉バス停からレセプション&カフェ「おやきとコーヒー」までは徒歩1分です。
車でのアクセス
中央道
梓川スマートインター(サービスエリア)が便利です。東京方面からの最寄りは松本インターですが、市内の渋滞で時間がかかるのでご注意ください。
上信越道
東部湯の丸インターから約1時間10分で到着します。国道254号線経由(三才山トンネルが無料になりました)も便利です。
ゆったり旅におすすめ松本十帖 まとめ
長野県松本市にある松本十帖「小柳」「松本本箱」について紹介しました。334年続いた老舗旅館「小柳」の記憶や思いを繋ぎながら再生されたホテル。
本好きの方、落ち着いた空間でのんびり過ごしたい方におすすめです。
特に本好きの方にとってはチェックインからチェックアウトまで存分に読書を楽しめる最高の空間になっています。
源泉かけ流し露天風呂につかり、信州の味を堪能、落ち着いた空間のお部屋でゆったりとした贅沢な時間を過ごしてみませんか。