青森での初詣を考えているあなたは、「どこでお参りするのが良いんだろう…」と行き先に悩んでいるのではないでしょうか?
青森にはたくさんの社寺がありますが、この記事では県内有数の人気を誇る3社を厳選してみました!東北屈指のパワースポットや貴重な文化財の宝庫など、ご利益も見所もたっぷりです♪
他ではあまり見かけないユニークな縁起物もあるので、いつも以上に楽しくお参りできますよ!青森の初詣スポットを探している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(トップ画像出典:https://www.pakutaso.com/20140139006post-3666.html)
青森で初詣と言えばこの神社!県内一の人気スポット:善知鳥神社
最初に紹介するのは、青森県青森市にある「善知鳥神社(うとうじんじゃ)」。
善知鳥神社の創設は、かつて青森市が「善知鳥村」と呼ばれていた頃、善知鳥中納言安方が天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子・宗像三女神を祀ったことに由来します。
1641年には青森総鎮守の社となり、1873年には県社に昇格。“青森発祥の地”とも言われていて、東北屈指のパワースポットとしても有名なんですよ。
年末には「年越大祓」「除夜祭」、年始には「元旦祭」「新春祈祷」などが行われ、初詣には県内最多の約16万人が参拝に訪れます。
初詣にピッタリ!青森屈指のパワースポットはご利益が満載
御祭神の宗像三女神は、別名「道主貴(みちぬしのむち)」とも呼ばれていて、あらゆる「道」の神として崇敬を集めています。
ご神徳は家内安全・商売繁盛・国家鎮護と様々ですが、中でも交通安全・海上守護のご利益が有名なんですよ。
1人1人の人生を導いてくれる神様なので、良い1年を祈願するのにピッタリなスポットですね!
こちらは善知鳥神社で外せない「龍神之水」というパワースポット。
龍神は水神・海神としても信仰され、龍の口から出る水を飲めば水や海に関する繁栄と安全、災いを除くとも言われているんですよ。
また、善知鳥神社には「人形の紙」というものがあり、そこに悩み事を書くと神社の方がお祓いをしてくれます。
何か悩み事・心配事を抱えている方は、ぜひ人形の紙で祈願してみてはいかがでしょうか?
善知鳥神社は縁起物も大人気!青森ならではの限定アイテムも
神社でのお参りと言えば、おみくじや縁起物も気になるところですよね。
こちらは日本に伝わる妖怪をモチーフにした「アマビエみくじ」。
可愛いらしいデザインと病疫退散のご利益から、すぐに売り切れてしまうほど大人気なんですよ♪
こちらはバーチャルYoutuber・青森りんことコラボした絵馬。ユニークな縁起物を揃えているのも善知鳥神社の魅力ですね!
青森と言えば「ねぶた祭」が有名ですが、善知鳥神社では通常の御朱印帳の他にも、ねぶたをモチーフにした御朱印帳を限定販売しています。
令和元年には限定デザインの御朱印帳も販売されましたが、販売と同時に売り切れてしまうほどの人気ぶり。
このようにその年だけのコラボや限定の縁起物もあるので、初詣に行く際はぜひチェックしてみてくださいね!
- 住所:青森県青森市安方2-7-18
- 電話番号:017-722-4843
- 拝観時間:終日解放
- 拝観料:無料
- 公式サイト:善知鳥神社
南部藩の総鎮守。青森有数の人気を誇る初詣スポット:櫛引八幡宮
続いて紹介するのは、青森県八戸市にある「櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう」。
鎌倉時代より南部藩の総鎮守(青森県南部・岩手県北部)として、篤い信仰を集めている有名な神社です。
境内には国宝「赤糸威鎧(あかいとおどしよろい)」や、国指定重要文化財の「本殿」など、貴重な文化財がたくさんあるのも魅力ですね!
大晦日には「年越の大祓い」、元旦には「元旦祭」が行われ、初詣には約13万人の参拝者で賑わいを見せます。
初詣に勝負運・安産祈願するならここ!青森屈指の文化財も見所
櫛引八幡宮の御祭神には、武運の神様として知られる八幡大神が祀られています。
武家から崇拝された背景から勝負運のご利益があるとされ、大切な仕事や試験のために参拝する方も多いですね!
また、安産守護の神様としても有名なので、安産祈願をしたい方にもおすすめの神社です。
他にも様々な神様が祀られているので、出世開運・交通安全・災厄削除など幅広いご利益にあやかることができますよ。
せっかく櫛引八幡宮に行くのなら、境内散策も楽しみたいところ。
約53,000㎡もある境内には、「本殿」「正門」「神明宮」「春日社」「長所」の5つの国指定重要文化財が点在しています。
また、「国宝館」には「赤糸威鎧」を含む2つの国宝をはじめ、数多くの重要文化財も展示されているんですよ。
“櫛引八幡宮全体が文化財”と言っても過言ではないので、ぜひ文化財巡りも楽しんでみてはいかがでしょうか?
初詣に来たら要チェック!ユニークな縁起物でより良い1年を
ご利益や見所が多い櫛引八幡宮ですが、ユニークな縁起物を揃えているのも魅力的なポイント!
こちらはひょうたんの形をした絵馬。「何故、ひょうたん?」とも思いますが、ひょうたんは古くから縁起の良いものとされていて、除災招福のお守りや魔除けとしても使われてきた歴史があります。
他にも「災い落とし」や「スポーツ絵馬」といった絵馬もあるので、参拝する際はぜひチェックしてみてくださいね!
櫛引八幡宮はおみくじの種類も豊富で、こちらは小さな招き猫が入っている「招き猫おみくじ」。
ただ運勢を占うだけではなく、金は「金運・商売繁盛」・ピンクは「縁結・良縁将来」というように、招き猫の色によってご利益も変わるんですよ。
また、「天然石ストラップ付おみくじ」や「かっぱみくじ」などユニークなおみくじがたくさんあるので、初詣の際は運試しの方もお忘れなく!
こちらは末社の「悶破稲荷神社(もんぱいないなりじんじゃ)」にある「願いきつね」。
ここのきつねは悩み・迷い・苦しみを打ち払うと言われていて、すっきりと新年を迎えるのにピッタリなスポットなんです!
たくさんの縁起物にあやかって、より良い1年を迎えてみてはいかがでしょうか?
- 住所:青森県八戸市八幡字八幡丁3
- 電話番号:0178-27-3053
- 拝観時間:終日解放(国宝館:9:00〜17:00)
- 拝観料:無料(国宝館:大人400円 中・高校生300円 小学生200円)
- 公式サイト:櫛引八幡宮
青森最高峰の麓に鎮座する人気の初詣スポット:岩木山神社
最後に紹介するのは、青森県弘前市にある「岩木山神社」。青森の最高峰(標高1,625m)である「岩木山」の麓に鎮座する神社です。
地元では“お岩木さま”や“お山”の名で親しまれ、陸奥津軽の開拓の神・農海産物の守護神が座す場所として津軽全土から篤い信仰を集めています。
神山・霊山である岩木山は、恵みの根源として津軽全土から崇められる名山。“津軽富士”とも呼ばれていて、日本百名山(新日本百名山)にも選定されているんですよ。
大晦日には「大祓」「除夜祭」、元旦には「歳旦祭」が行われ、初詣には約7万人が訪れる人気の初詣スポットです!
岩木山神社はご利益も見所も満載!ユニークな狛犬で運気アップ
創建780年と言われる岩木山神社には、顕國魂神(うつしくにたまのかみ)をはじめとする5柱の神様が祀られています。
多くの神様を祀ることから、健康運・仕事運・金運など様々なご利益にあやかることができるんですよ。
1つの神社でいろんな運気を上げられるので、より良い年を迎えるのにピッタリなスポットですね!
幅広いご利益も魅力的ですが、見応えのある建造物も見逃せないポイント!
境内の奥に立つ「本殿」をはじめ、「拝殿」「中門」「楼門」など6つの建造物が国指定需要文化財なんですよ。
岩木山神社は、津軽為信・信枚・信義・信政と4代にわたって造営が進み、その時代に合った建築方法やデザインが取り入れられているのも特徴です。
同じ境内なのに建物の色やデザインが異なるので、ぜひ歴史ある建造物にも注目してみてくださいね!
こちらは楼門の手前にいる狛犬。石柱にしがみつく姿が何ともユニークですよね!
実はこの狛犬、石柱と別々に作ったのではなく、1つの石から1日で狛犬の形にしたものなんですよ。日本の技術の高さには、改めて驚かされますね。
ここには“上向き”と“下向き”の2種類の狛犬がいて、上向きは金運アップ・下向きは恋愛運アップのご利益があると言われています。
そのため、一緒に写真を撮ったり、頭を撫でたりしてご利益にあやかる方も多いですね!
お守りで更に運気をアップ!携帯しやすいカード型も人気
岩木山神社では、袋型やストラップ型などスタンダードなお守りをはじめ、携帯しやすい「カード守」も販売しています。
お守りのデザインだけではなく、幸福・開運・心願成就、女性に嬉しい美容健康などご利益が幅広いのも魅力的ですね♪
いろんなお守りを揃えているので、参拝後はぜひチェックしてみてくださいね!
- 住所:青森県弘前市大字百沢字寺沢27
- 電話番号:0172-83-2135
- 拝観時間:4〜10月 8:00〜17:00 11〜3月 8:30〜16:00(年末年始の詳細は最新情報を要確認)
- 拝観料:無料
- 公式サイト:岩木山神社
青森屈指の人気を誇るおすすめの初詣スポットまとめ
今回は、青森にあるおすすめの初詣スポットを3社紹介しました。どれも県内有数の人気スポットですが、気になる神社は見つかったでしょうか?
ご利益も見所もたくさんあり、ユニークな縁起物も揃えているので、いつも以上に初詣が楽しく感じられますよ。
尚、初詣の時期は雪が積もることもあるので、しっかりと防寒対策をして足を滑らせないように気をつけてくださいね!
ぜひこの記事を参考にしていただきながら、自分に合ったスポットでより良い年を迎えてみましょう。