「ロケ地になったホテルに行ってみたい!どんなホテルが何の作品の舞台になったのかなぁ。」
ロケ地になったホテルを探しているそこのあなた。この記事では、映画やドラマ・小説の世界を堪能できる10のホテルを紹介していきます。
作品名や使用シーンなども一緒に紹介していくので、作品に思いを馳せながら読み進めてみてくださいね。
「花より男子」のロケ地「ブリティッシュヒルズ」
ドラマ「花より男子」のロケ地として使われたのは「ブリティッシュヒルズ」です。
ドラマ内では道明寺司(松本潤さん)の住む豪邸のロケ地となっており、別作品だと「相棒」の香港の日本総領事館として登場していますよ。
敷地面積は7万3000坪という広大さで、敷地内には建物や庭園などがすべてがイギリス風に再現されています。
- 住所:福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/10:00
映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地「北温泉旅館」
映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地として使われたのは「北温泉旅館」です。
山越真実(上戸彩さん)の実家の旅館として登場した北温泉旅館は、江戸時代から続く老舗旅館として那須温泉郷の奥に佇んでいます。
名物の「天狗の湯」は大きな天狗のお面が飾られており、本当に天狗が出るのではないかというドキドキ感も味わうことができますよ。
駐車場から10分程谷底へ下っていかなければ着くことができないので、訪れる際は歩きやすい靴で行くのをおすすめします。
- 住所:栃木県那須郡那須町湯本151
- チェックイン/チェックアウト時間 14:00/10:00
「マスカレードホテル」のロケ地「ロイヤルパークホテル東京」
映画「マスカレードホテル」のロケ地として使われたのは「ロイヤルパークホテル東京」です。
作中の舞台となるホテルそのものに「ロイヤルパークホテル東京」が使われており、原作者の東野圭吾さんもよく利用されているそうです。
原作小説のモデルとしても使われているロイヤルパークホテル東京は、ファンにとっては聖地巡礼スポットと言えますね!
最寄駅の水天宮前駅から直通で行くことができ、東京駅からでも10分程なのでアクセスも抜群です。
- 住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/12:00
「1Q84」の舞台「The Okura Tokyo」
村上春樹の小説「1Q84」の舞台として使われたのは「The Okura Tokyo」です。
ジョージ・オーウェルの「1984」を意識して書かれた本作は、1984年を未来ではなく過去として書かれた村上春樹の大ヒット作。
青豆が2人のボディーガードに伴われて「さきがけ」のリーダーの部屋に案内され、リーダーと対峙するシーンに登場するホテルが「The Okura Tokyo」となります。
- 住所:東京都港区虎ノ門2丁目10-4
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/12:00
「半沢直樹」のロケ地「ホテル椿山荘東京」
ドラマ「半沢直樹」のロケ地として使われたのは「ホテル椿山荘東京」です。
第1話、半沢直樹(堺雅人さん)が東京中央銀行の入行のために面接を受けるシーンで使われている面接会場のホテルこそがホテル椿山荘東京。
見事な日本庭園が広がるホテルなので、都会の中心地にあるとは思えない安らぎを感じることのできるホテルとなっていますよ。
- 住所:東京都文京区関口 2-10-8
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/12:00
「恋はつづくよどこまでも」のロケ地「リーガロイヤルホテル」
ドラマ「恋はつづくよどこまでも」第6話の舞台として使われたのは「リーガロイヤルホテル」です。
天堂浬(佐藤健さん)と佐倉七瀬(上白石萌音さん)が泊まったホテルの外観には「リーガロイヤルホテル大阪」、客室や客室前の廊下では「リーガロイヤルホテル東京」がそれぞれ使用されました。
聖地巡礼をするなら、七瀬が出てきたミニストップや七瀬と天堂が堤に応急処置をした場所も付近にある「リーガロイヤルホテル東京」の方が楽しめますね。
「リーガロイヤルホテル東京」は、他にもドラマ「半沢直樹」のロケ地としても使用されています。
- 住所:東京都新宿区戸塚町1-104-19
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/12:00
「THE 有頂天ホテル」のロケ地「ホテルニューグランド」
映画「THE 有頂天ホテル」のロケ地として使われたのは「ホテルニューグランド」です。
ベルボーイとして登場した只野憲二(香取慎吾さん)の送別会、客室係の竹本ハナ(松たか子さん)が化粧直しを行うシーンなどでホテルニューグランドの本館ロビーやスカイチャペルが使われています。
他にも、ドラマ「華麗なる一族」や映画「ツナグ」、多数のCMやドキュメンタリーなどでも使われる有名なホテルとなっています。
- 住所:神奈川県横浜市中区山下町10番地
- チェックイン/チェックアウト時間 14:00/11:00
「美徳のよろめき」の舞台「軽井沢万平ホテル」
三島由紀夫による小説「美徳のよろめき」の舞台として使われたのは「軽井沢万平ホテル」です。
節子と土屋が節子の伯父と危うくロビーで鉢合わせしそうになるシーンや、情事のあと裸で朝食を食べたシーンもこの軽井沢万平ホテルが舞台となっています。
緑豊かなホテルなので、リラックスして自然を満喫したいときにおすすめですよ。
二人は体の上に焼けたパンの粉を平気でこぼし、銀の珈琲ポットの厚さにあわてて脇腹を引込めたりしながら、朝食を摂った。それは決して、かつて節子の空想をあれほどに悩ませた淫らな食事ではなかった。むしろ子供らしい無垢な朝食だったと云っていい。
出典:三島由紀夫 (1960年). 『美徳のよろめき』 新潮文庫
- 住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
- チェックイン/チェックアウト時間 15:00/11:00
「イニシエーション・ラブ」の舞台「ホテルアソシア静岡」
乾くるみの小説「イニシエーション・ラブ」の舞台として使われたのは「ホテルアソシア静岡(旧:ターミナルホテル)」です。
作中のメイン舞台は1986年から1987年頃の旧静岡市。80年代後半はバブルの影響もあり、カップルが過ごすクリスマスイブの定番といえば高級ホテルでした。
主人公の鈴木がホテルの予約をするシーンで、「ホテルアソシア静岡(旧:ターミナルホテル)」が登場します。
ダメで元々だと開き直って、僕が帰宅後すぐに電話を掛けてみた。最初に掛けたのはターミナルホテルだった。すると、ちょうどキャンセルが出たばかりで、スカイレストランでのディナー二人席と、ダブルルームが一室空いているという。僕はすぐに予約を申し込んだ。非常にラッキーだった。
出典:乾くるみ (2004年). 『イニシエーション・ラブ』 原書房
- 住所:静岡県静岡市葵区黒金町56番地
- チェックイン/チェックアウト時間 14:00/11:00
「プリンセストヨトミ」のロケ地「ホテルニューオータニ大阪」
映画「プリンセストヨトミ」のロケ地として使われたのは「ホテルニューオータニ大阪」です。
会計検査員の松平元(堤真一さん)、鳥居忠子(綾瀬はるかさん)、旭ゲーンズブール(岡田将生さん)の3人が泊まるホテルとして登場するのがこのホテルニューオータニ大阪。
内装が美しくきらびやかなので、高級感や特別感を味わいたいならピッタリ。
キャッスルビュールームからなら、大阪城や城下町などの絶景を楽しむこともできます。
- 住所:大阪府大阪市中央区城見1-4-1
- チェックイン/チェックアウト時間 14:00/12:00
ロケ地となったホテルに泊まろう!まとめ
映画・ドラマ・小説のロケ地や舞台となったホテルを10個紹介していきました。
一度は観たことがあるという作品はもちろん、まだ観たことのない作品も事前に観てから泊まるとよりホテルを満喫できて良い思い出になります。
ホテルだけでなくその周辺もロケ地となることが多いので、周辺の情報も併せてチェックしておきましょう。
作品に思いを馳せながら、宿泊を楽しんでみてはいかがでしょうか?