フロリダ州マイアミは、マイアミビーチを筆頭にリゾート地としても人気です。バカンスで訪れる時、日本からの直行便や飛行機の料金が気になりますよね。
本記事では、マイアミへの移動手段や飛行機の料金、所要時間について紹介していきます。
他にも、空港からのアクセスや日本との時差についても紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/パノラマ-マイアミ-フロリダ州-2117310/)
【日本ーマイアミ】直行便はあるの?
いざ、マイアミへ行くとなると、日本から直行便が運航しているか気になりますよね。
2020年3月現在、日本からマイアミへは直行便が運航していません。
マイアミへの行き方は、アメリカの都市を経由し、国内線へ乗り換えるのが一般的です。長時間の移動となるので、ゆとりのあるスケジュールが必要となります。
次の章では、日本からマイアミまでの経路、飛行時間について紹介していきます。
【日本ーマイアミ】経由便・乗り継ぎの飛行機
紹介する経路は、日本からマイアミ国際空港(MIA)まで、経由・乗り継ぎが1回の経路です。日本から各経由地までは、直行便が運航しています。
経路 | 飛行時間 |
日本→アトランタ →マイアミ | 約14時間30分 |
日本→ヒューストン→マイアミ | 約14時間30分 |
日本→ダラス(フォートワース)→マイアミ | 約14時間30分 |
日本→ニューヨーク(JFK)→マイアミ | 約15時間50分 |
日本→シカゴ→マイアミ | 約14時間50分 |
日本→デトロイト→マイアミ | 約15時間20分 |
日本→ロサンゼルス→マイアミ | 約15時間10分 |
上記の飛行時間には、乗り継ぎ時間が含まれていません。飛行機を予約する際、乗り継ぎ時間の確認が必須です。
空港での混雑や天候による影響もあるので、予め時間に余裕を持っておきましょう。
日本とダラス・ニューヨーク間の飛行機については、以下の記事を参考にしてください。
【日本ーマイアミ】飛行機の料金
飛行機に掛かる料金は、予約する時期やシーズンによって大きく変動します。目安として参考にして下さい。
下記の料金は、アメリカへの移動に便利な米系航空会社の往復料金です。(2020年3月:Expediaで検索)
- アメリカン航空: 151,430円
- ユナイテッド航空:158.050円
- デルタ航空:158,050円
航空券の早割を受けたり、観光シーズンを避けたりすれば、往復10万円を切ることも可能です。
格安航空券を購入する方は、サーチャージ代を必ず確認しましょう。
航空券がものすごく安い場合、サーチャージ代が別となっていることがよくあります。
【日本ーマイアミ】コードシェア便とは?
飛行機を探している時、「コードシェア便」という言葉を見かけると思います。
コードシェア便(共同運航便)とは、2社以上の航空会社が1つの飛行機を共同運行している便のことです。
実際に運行しているのは1つの航空会社であり、他の航空会社は共同運航する飛行機の座席を販売して利益を得ます。
購入先 | 運航会社 | 乗務員・サービス | チェックイン |
JAL・アメリカン航空 | アメリカン航空 | アメリカン航空 | アメリカン航空 |
航空券を「JAL」で購入し、運航会社が「アメリカン航空」の場合は、乗務員や機内サービスもアメリカン航空のものとなります。
また、チェックインもアメリカン航空のカウンターとなるので注意が必要です。
JALが運航する便であれば、JALの機体・サービスを利用することができます。
飛行機の次は?空港からのアクセス①電車
マイアミ国際空港から市内までは、メトロレール(電車)での移動が便利です。
乗車する前に、駅の券売機でプリペイドカードを購入します。ダウンタウンまで2.25ドルです。
メトロレールは、ターミナルビルに隣接するレンタカーセンター内の空港駅から乗車することができます。
空港から市内へは、オレンジラインを利用し、アーリントン・ハイツでグリーンラインに乗り換えることも可能です。終点までの所要時間は約15分です。
飛行機の次は?空港からのアクセス②バス
電車の駅から目的地が離れている場合は、バスの移動も検討してみましょう。マイアミ国際空港からは、シャトルバン・シャトルバス・メトロバスが利用できます。
シャトルバン
シャトルバンは、目的地まで移動ができる乗り合いのバンです。同乗者の行き先によっては、遠回りになることもあります。
乗り場は、到着階の手荷物引取所の外にあります。待機しているスタッフに行き先を告げ、料金を確認してから乗車しましょう。
料金の目安は、ダウンタウンまでは約15ドル、マイアミビーチまでは約20〜30ドルです。
2人以上のグループ割引や往復割引もあります。荷物1つにつき、1ドルほどのチップを渡すと良いでしょう。
シャトルバス
マイアミビーチ・エアポート・シャトル(シャトルバス)は、マイアミビーチへ向かうのにおすすめです。終点までの所要時間は、約30分です。
ターミナルビルに隣接するレンタカーセンター内のバスターミナルから乗車します。料金は、2.65ドルです。
支払いは乗車時に行います。おつりが出ないので、事前に小銭を用意しておきましょう。
メトロバス
メトロバスは、空港から市内への各エリアに運行している路線バスです。
乗り場は、コンコースE1階税関を出た道の向かい側にあります。料金は、定額2.25ドルです。
支払いは乗車時に行います。シャトルバスと同様、事前に小銭を用意しておきましょう。
- ダウンタウン行き(終点まで約40分)
- サウスマイアミ・メトロレール駅行き(終点まで約30分)
- ダグラス通りメトロレール駅行き(終点まで約30分)
飛行機の次は?空港からのアクセス③タクシー
タクシをー利用すれば、目的地まで一直線に移動することができます。電車やバスと比べると、料金は割高です。
到着階の手荷物引き渡し所を出た所から乗車することができます。ダウンタウンやマイアミビーチなど、規定のゾーンは定額制です。
乗車する前に、料金を確認しておきましょう。チップの目安は、運賃の15〜20%です。
- ダウンタウン:21ドル(20〜30分)
- マイアミビーチ界隈:35〜55ドル(30〜40分)
- コーラル・ゲイブルズ界隈:20〜45ドル(10分〜30分)
日本とマイアミの時差はどのくらい?
日本とマイアミの時差は、14時間です。サマータイムの期間は、13時間となります。
日本の方が時間が進んでいるので、日本の時間から14時間または13時間(サマータイム)を引けば、マイアミの時間が分かります。
例えば、日本が「10日の昼12時」の場合、マイアミは「9日の夜22時」です。サマータイムなら「9日の夜23時」となります。
サマータイムとは、日照時間が長くなる時期に時間を1時間進め、日光を有効的に使うことを目的とした制度です。
アメリカでは「Daylight Saving Time」と呼ばれています。
サマータイムの期間は、3月の第2日曜日(午前2時)から11月の第1日曜日(午前2時)までです。
飛行機に乗る前に!アメリカ入国には「ESTA」が必要
海外へ行く時、パスポートの有効期限・ビザの要否を確認しますよね。
アメリカに入国するには、ESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要です。
アメリカは、入国審査が厳しい国なので、以下のことには注意しましょう。
- ESTAの未所持・未更新(有効期限は2年)
- オーバーステイ(90日以上)
- 観光または商用目的以外での入国
- 中東国(シリア、イランなど)への渡航歴
- 頻繁にアメリカへ渡航
一般的には、1年間に3回の入国、滞在日数の合計は180日以内となっています。また、2ヶ月以内の再渡航も控えておきましょう。
ESTAの申請は、出発する72時間前までに行うことが必要です。公式ウェブサイトから申請することができ、申請に掛かる料金は14ドル(約1,400円)です。
【日本ーマイアミ】飛行機まとめ
日本からマイアミまでは、直行便が運航していません。経由便・乗り継ぎ便での移動が必須であり、長時間の移動となってしまいます。
航空券を安く抑えるのも大切ですが、乗り継ぎ時間の確認も大切です。乗り継ぎが1回だとしても、航空会社や経由する空港などにより、時間は大きく変動します。
特に格安航空券を購入する場合は注意が必要です。乗り継ぎ時間が非常に長かったり、サーチャージ代が含まれていなかったりする場合があります。
航空券の料金だけでなく、移動に掛かる所要時間や料金の内訳も確認しておきましょう。