「ハワイに初めて行くけど、日本とどれくらい気温が違うのかな 。」とお思いの方は多いのではないのでしょうか。
ハワイは年間を通して温暖なイメージがあるかもしれませんが、実は半袖だけだと少し肌寒く感じることがあります。
そこで本記事では、ハワイの気温や気候に合わせた、季節ごとの服装や注意点なども紹介します。ぜひハワイに行く際は参考にしてください。
トップ画像出典 : https://pixabay.com/ja/photos/%E6%97%A5%E6%B2%A1-%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%82%A4-%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%83%95%E5%B3%B6-1034525/
ハワイの気候と気温
月 | 平均気温( ℃ ) |
1月 | 22.1 |
2月 | 22.0 |
3月 | 22.7 |
4月 | 23.6 |
5月 | 24.3 |
6月 | 25.6 |
7月 | 26.2 |
8月 | 26.5 |
9月 | 25.1 |
10月 | 25.6 |
11月 | 24.5 |
12月 | 23.0 |
参考 :ハワイ州観光局ポータブルサイト
上記の表は、ハワイの月ごとの平均気温です。年間平均気温は約24℃と、1年を通して温暖な気温です。
そして、1年を通し、最低気温は20℃前後、最高気温は30℃前後と気温の振れ幅が小さいです。
なので、ハワイは日本と比べて「気温の振れ幅が小さく、1年を通して過ごしやすい気候」だと言えるでしょう。
また、ハワイには乾期と雨季があり、それぞれに特徴があります。
ハワイの乾季 ( 4月~9月 )
乾期は4月~9月で、気温が高く、雨がほとんど降りません。そのため、ビーチを満喫するには適している時期だと言えます。
ただし、日本で台風の多い6月頃から、ハワイもハリケーン発生のシーズンに入るので、天候が大きく崩れることがあります。
ハワイの雨季 (10月~3月 )
雨季は10月~3月で、気温は最低で20℃辺りまで下がり、雨が少し降るようになります。
ただし、日本のように1日中降り続けるのではなく、朝夕に「にわか雨」が降る程度なので、あまり気にしすぎる必要はありません。
曇りがちで、ほかの時期と比べて、比較的涼しいのが大きな特徴です。
ハワイの降水量
ハワイの降水量は地域によって大きく異なりますが、人気のリゾート地だと降水量は非常に少なくなっています。
具体的には、オアフ島のホノルルだと年間降水量が約400mmと、東京の1/3程度しかありません。
また、ハワイで降る雨は基本的に短時間のにわか雨で、日本のように1日中しとしと降るような雨ではありません。
なので、リゾート地を満喫する分にはあまり影響がないと言っていいでしょう。
ごく稀にハリケーンなどにより悪天候に見舞われることがあるので、天気予報は常にチェックしておきましょう。ハワイの天気はこちらから
4月~6月 気温と服装
日本でいう春には、ハワイの乾季が始まります。日中は28℃前後まで上がり、朝晩は20℃前後まで下がります。
服装としては、日本の夏と同じで大丈夫です。ショートパンツに半袖Tシャツといったスタイルが多くみられ、みんなとてもカジュアルな印象です。
ただし、4月頃はビーチやプールあとに体が冷えて肌寒く感じることがあるので、心配な方は薄手のカーディガンなどを持っておくと安心です。
6月が近くなるにつれて気温はどんどん上昇し、日差しも強くなるので、UV対策もしっかりしましょう。
7月~9月 気温と服装
日本でいう夏は、日中に30℃前後まで上がり、朝晩は22℃前後まで下がります。日本の蒸し暑い夏に比べて、からっと晴れ、過ごしやすい季節です。
服装としては、タンクトップや半袖Tシャツにハーフパンツのスタイルが多くみられます。女性だと、ワンピースなども丁度良いでしょう。
9月までは乾季なので、日本が涼しくなってくる頃でも変わらず暑い日が続きます。
露出が多くなる分、より入念なUV対策やこまめな水分補給に忘れないよう注意が必要です。
10月~12月 気温と服装
日本でいう秋には、ハワイの雨季が始まります。日中は30℃前後まで上がり、朝晩は21℃前後まで下がります。
このシーズンから降水量が少し増え、曇りの日も多くなりますが、日中はまだまだ暑いのでビーチやプールは充分楽しめます。
服装は、安定の半袖Tシャツとショートパンツで大丈夫です。しかし、春と同様に朝晩や、ビーチ上がりは少し冷えるので、パーカーや薄手のカーディガンがあると安心です。
1月~3月 気温と服装
日本でいう冬はハワイの中でも、最も寒くなる季節です。日中は26℃前後まで上がり、朝晩は19℃前後まで下がります。
服装は、半袖のTシャツやショートパンツに加えて、長袖のTシャツやカーディガンなどを準備しておくと安心です。
この季節は、海やプールに入るには少し肌寒い日もあるので、天気予報などを細かくチェックしておく必要があります。
天候が不安定になりやすいため、折りたたみ傘やカッパなどを持ち歩くと、急な雨にも対応することができますよ。
ハワイに行くならずばり8月!
ハワイは1年を通して、半袖とショートパンツで過ごすことができ、ビーチやプールを楽しむことができる気候です。
しかし、どうしても朝晩や水から上がった後のことを考えると、日本でいう春や冬の時期は、少し肌寒い時もあります。
なので、1年の中で一番からっと晴れ、降水量も少ない8月がベストだと言えます。
また、8月は日が沈むのも比較的遅くなるので、ビーチやプールを長く楽しむことができます。
ハワイの水道水
ハワイの水道水は、一般的に美味しいと言われていますが、人によってはお腹を壊すことがあります。
なので、お腹が弱い方は特に、ホテルやレストランで出てくる水や氷に注意が必要です (氷は水道水から作られていることが多い)。
心配な方やお腹を壊しやすいという方は、スーパーなどでミネラルウォーターを購入すると良いでしょう。
また、ホテルによっては、ロビーにウォーターサーバーが設置されているところがあるので、それを活用してもいいですね。
ハワイ観光の注意点
ハワイは1年を通して日本に比べて、日差しが強く、暑い地域です。
特に春から夏にかけて日差しが強く晴れる日が多いので、サングラスに加えて、UV対策と細かい水分補給は必須になってきます。
また、日焼けをしたくない方は、日焼け対策も忘れないよう注意してくださいね。
その反面、朝晩が日中に比べて温度が下がったり、急なにわか雨が降って温度が下がるので、常に上に羽織るものを持っておくと安心です。
ハワイの気温 まとめ
ハワイは日本に比べると1年を通して温暖で、温度差が小さいのが特徴です。また、温暖といえど、特に冬の朝晩は少し肌寒くなるので、服装には注意してください。
降水量は、乾季に少なく、雨季に多くなります。しかし、乾季はハリケーンシーズンのため、天気が崩れることもあります。
なので年間を通して晴れる日は多いですが、やはり天気予報は毎日チェックする必要があります。
急な気温の上昇や低下、ストーム、ハリケーンに注意して、ハワイを楽しみましょう。