「飛行機にはノーメイクで搭乗するから、化粧品を持って行って、旅先についたらすぐ化粧をしたい!」
飛行機内ではリラックスするため、化粧を落として搭乗する女性も多いと思います。そして、旅先に着いたらすぐに化粧をしたいという方も一定数いるのではないでしょうか。
気分を上げるため、写真に写るから化粧をしておきたいなど理由は様々ですが、同じ女性としてすぐに化粧をしたい気持ちは分かります。
しかし、飛行機の持ち込み荷物に関するルールは厳しいので、大切な化粧品が没収されてしまうかもしれません!没収されないように、当記事では飛行機内に化粧品を持ち込めるのか説明します。参考にしてくださいね。
トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/化粧-口紅-メイクアップ-財団-2454659/
【国内線】飛行機内に化粧品は持ち込める?
まず初めに、国土交通省によると化粧品とは「主に身体、身だしなみを手入れするために使用するもの、清涼、芳香、洗浄、消臭、除菌効果のある嗜好品」が当てはまるそうです。
では、国内線の飛行機内に化粧品は持ち込めるのでしょうか。筆者が調べたところ、化粧品は持ち込むことが出来ました。ただし、持ち込める量に制限があるので、ご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
【国内線】化粧品はお預け荷物に入れられる?
国内線の場合、化粧品はお預け荷物(キャリーケースに入れ、チェックインカウンターで預ける荷物)に入れることは可能でしょうか?
筆者が調べたところ、化粧品をお預け荷物に入れることは出来るとわかりました。ただし、機内持ち込荷物と同じく、量に制限があるのでご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
瓶に入った化粧水や乳液など、割れやすいものは飛行機内に持ち込む規定となっています。
【国際線】飛行機内に化粧品は持ち込める?
国際線の場合、化粧品を飛行機内に持ち込むことは出来るのでしょうか。筆者が調べたところ、化粧品の持ち込みには制限があることがわかりました。
化粧品は液体物扱いのため、100ml以下の容器に入っており、1L以下のジッパー付きプラスチック製の袋に入っている場合に限り、持ち込み可能となっています。
100ml以下の容器に入っており、1L以下のジッパー付きプラスチック製の袋に入っている(20cm×20cmのマチがないもの)
100ml以下の容器であってもジッパー付きプラスチック製の袋に入っていない場合は、持ち込みが出来ないのでご注意ください。
【国際線】化粧品をどうしても飛行機内に持ち込みたい時ときは⁈
100ml以下の容器では小さすぎて、持ち込みたい化粧品が全て入らないという方もいるのではないでしょうか。
化粧品をどうしても持ち込みたい方は、出国手続きの後に入れるクリーンエリアで化粧品を購入しましょう。
クリーンエリアは荷物のチェックをする保安検査場の奥にあり、飛行機内と同じ安全性があるためクリーンエリアで購入したものなら機内に持ち込みが出来るようになっています。
クリーンエリアには、免税店などがあるので化粧品を購入することが出来るでしょう。ただし、国内線と同じように持ち込み量に制限があるので、ご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
【国際線】化粧品はお預け荷物に入れられる?
国際線の場合、化粧品をお預け荷物に入れることは出来るのでしょうか?筆者が調べたところ、化粧品をお預け荷物に入れることは可能だとわかりました。
ただし、国内線と同じように持ち込み出来る量に制限があるので、ご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
【国内線】飛行機内にヘアスプレーは持ち込み・預け入れ可能?
国内線の飛行機内にヘアスプレーなど、ガスで噴射するものは持ち込み・預け入れが出来るのでしょうか?
筆者が調べたところ、ヘアスプレーや美容スプレー、香水、消臭スプレー、シェーピングフォームなどについては、飛行機内に持ち込み・預け入れが出来ました。
飛行機内に持ち込み出来るスプレーは、噴出口がキャップまたは適当な方法で保護されているものに限られているので、上記のスプレーでもキャップなどがない場合は持ち込めない可能性があります。
飛行機内に持ち込める量については、化粧品と同じように制限があるのでご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
持ち込めないスプレーは、「火器注意」や「火器厳禁」など引火性を示す表示があるものです。
【国際線】飛行機内にヘアスプレーは持ち込み可能?
ヘアスプレーなどガスで噴射するものは、飛行機内に持ち込みが出来るのか疑問に感じているのではないでしょうか。
筆者が調べたところ、ヘアスプレーや美容スプレー、香水、消臭スプレー、シェーピングフォームなどについては、飛行機内に持ち込みが出来ます。
飛行機内に持ち込み出来るスプレーは、噴出口がキャップまたは適当な方法で保護されているものに限られているのでご注意ください。
また、液体物にあたるため100ml以下の容器のみであり、クリーンエリアで購入した場合でも化粧品と同じように持ち込める量に制限があります。
100ml以下の容器に入っており、1L以下のジッパー付きプラスチック製の袋に入っている
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
持ち込めないスプレーは、国内線と同じように「火器注意」や「火器厳禁」など引火性を示す表示があるものです。
【国際線】ヘアスプレーはお預け荷物に入れられる?
ヘアスプレーなど、ガスが噴射するタイプのものはお預け荷物に入れられるのでしょうか。
筆者が調べたところヘアスプレーや美容スプレー、香水、消臭スプレー、シェーピングフォーム、防水スプレーなどについては、飛行機内に持ち込みが出来ます。
ただし防水スプレーは飛行機内には持ち込むことが出来ないので、旅先に持って行きたい方はお預け荷物の中に入れると良いでしょう。
スプレーについても、化粧品と同じように預けられる量に制限があるのでご注意ください。
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
持ち込めないスプレーは、「火器注意」や「火器厳禁」など引火性を示す表示があるものです。
国内線・国際線はいつメイクを落とせばいい?体験談を紹介
筆者は国内線・国際線あわせて14回飛行機に乗ったことがあります。今までに乗ってきた経験を基に、いつ化粧を落とせばよいのか・化粧をすれば良いのかを紹介します!
ちなみに化粧落としシートの場合は液体物に含まれないので、国際線でも液体の制限を考えずに持ち込めますよ。
国内線
国内線の場合、家で化粧をしてそのまま搭乗します。フライト時間が短いので、化粧をしたままでも肌がツッぱる感じはしません。
もし早朝のフライトで化粧をする時間がなければ、到着ロビーのトイレなどでお化粧が出来ます。ただし、長時間鏡の前を独占しないようにしましょう!
また深夜のフライトで到着したあとは寝るだけ、という場合は飛行機内で化粧を落とせばよりリラックスして搭乗出来ますよ。
国際線
国際線の場合はフライト時間が長いため、筆者は時刻に関係なく化粧を落として搭乗します。そもそも化粧をせずに向かうか、搭乗前に落としています。
機内の湿度が20%以下になることもあるので、化粧をしていると肌がツッぱりますよ。
お化粧をするタイミングですが、筆者の場合クリーンエリアで化粧品を購入しないのでホテルに着いたあとです。
飛行機を降りてすぐ化粧をしたい気持ちも分かりますが、到着ロビーでキャリーケースを開いて化粧道具を出すのは周りの邪魔になりますので控えましょう。
飛行機内に持ち込める化粧品に関するまとめ
化粧品・スプレー共に、飛行機内への持ち込み・お預け出来る量には制限があるのでご注意ください。
制限される量は、化粧品・医薬品・スプレー缶の合計数量となるので、覚えておきましょう!
- 1容器あたり0.5Lまたは0.5㎏、1人あたり合計2Lまたは2㎏まで(化粧品・医薬用・スプレー缶の合計数量)
国際線の機内持ち込みの場合は、化粧品が液体物にあたるため100ml以下の容器にしか入れられません。どうしても持ち込みたい方は、クリーンエリアで購入しましょう。
100ml以下の容器に入っており、1L以下のジッパー付きプラスチック製の袋に入っている
ちなみに口紅の容量は約4g、マスカラは約20g、化粧下地が30~80gです。
制限量である2㎏までとなると多くの化粧品を持っていけますが、全ての化粧品を持ち運ぶと重いので必要最低限だけを持って行くと良いでしょう。
筆者なら化粧下地・アイシャドウ・アイライン・マスカラ・アイブロウ・口紅だけを持ち込みます。
化粧水を持っていくなら100円ショップなどに売っている小さな詰め替えボトルに入れることで、重量も軽くなりカバンの中でもかさばらないですよ。