【厳選9選！】一度は入りたい！広島にある天然温泉を紹介

広島県には、日本三景で有名な宮島（厳島）にある「宮浜温泉」をはじめ、魅力的な天然温泉がたくさんあります。

今回は、広島県にあるオススメの温泉を9つ紹介していきます。広島で温泉を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

（トップ画像出典：https://miyahama.com/bath/）

日本三景で有名な宮島（厳島）を望む温泉地「宮浜温泉」

宮浜温泉（みやはまおんせん）は、広島県の廿日市市（はつかいちし）にある温泉です。日本三景でも有名な宮島（厳島）を望む浜にあることから「宮浜温泉」と名付けられました。

宮浜温泉の泉質は、ラドンを豊富に含む単純弱放射能泉で、神経痛やリウマチなど様々な疾患に効果があると言われております。

宮浜温泉は、広島や宮島、岩国観光への拠点としても便利な立地にあり、温泉地の周辺には宮島の観光地や、名物の「牡蠣料理」が食べられるお店もありますので、広島観光には絶好のスポットですよ。

広島県内で初！道の駅にある天然温泉「羅漢温泉」

広島県廿日市市にある「羅漢温泉」は、「道の駅 スパ羅漢」にある温泉です。県内初の、道の駅にある温泉施設として、1996年にオープンしました。

羅漢温泉は、広島では珍しい弱アルカリ性のラドン泉であり、神経痛や筋肉痛などの関節の痛みや、消化器病などの内臓疾患にも効果があるといわれています。

羅漢温泉の「羅漢」とは地名のことで、温泉の近くには羅漢峡と呼ばれる美しい渓谷があります。特に10月下旬から11月にかけては紅葉のベストシーズンであり、ドライブを兼ねて温泉や観光を楽しむのに最適ですよ。

広島では珍しい重曹泉の湯「君田温泉」は、美人の湯としても有名

君田温泉は、広島県三次市（みよしし）にある道の駅「ふぉレスト君田」内にある温泉であり、古くから人々の心や身体の傷を癒す魔法の水として、多くの人に愛されてきました。

君田温泉の泉質は、中国・四国地方では珍しい重曹泉であり、その泉質によりスベスベなお肌を作り出すことからも「美人の湯」とも呼ばれ、女性のお客様にも人気があります。

また、「ふぉレスト君田」では、三次市名物「ワニ」と言う名の「鮫料理」も堪能できます。君田の森に囲まれた道の駅で、天然温泉と名物料理で旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

広島の奥座敷とも呼ばれる温泉地「湯来温泉」

湯来温泉（ゆきおんせん）は、広島市湯来町にある「広島の奥座敷」とも呼ばれる温泉地です。

湯来温泉の開湯は1500年も前とされており、白鷺が湯に浸かって、傷を癒しているところを発見したことから温泉の歴史がはじまったといわれております。

湯来温泉地には、広島市国民宿舎の「湯来ロッジ」の他に3軒の旅館があり、付近にはホタルを鑑賞できるスポットが何箇所かあることからも、7月にはホタル祭りが開催されています。

かけ流し天然温泉の泉質には単純弱放射能が含まれており、関節リウマチや冷え性、軽症高血圧に効果がありますよ。里山とホタルを楽しめる温泉地で、都会では味わえないひと時を過ごしてみてください。

広島湾の近くにある温泉施設「宇品天然温泉 ほの湯」

広島市内にある「宇品天然温泉 ほの湯」は、広島湾の近くに建つ温泉施設です。ほの湯の温泉水は、中生代白亜紀の花崗岩層や花崗斑岩層から湧出しており、ラドンの他に様々なミネラル成分が含まれています。

ミネラル成分の中でも、カリウムやマグネシウムはお肌のバリア機能を高める効果があるとされており、切り傷の治療や皮膚の乾燥の予防にも期待できます。

ほの湯には、温泉かけ流しの「源泉風呂・岩風呂」や、5分入浴するだけで血流が4倍にもなるといわれている「炭酸泉」など、特徴的な浴槽が10種類以上もありますので、ぜひ色々なお風呂を楽しんでみてくださいね。

日本でも珍しい単純弱放射能冷鉱泉の温泉「湯坂温泉郷」

広島県竹原市にある湯坂温泉郷は、傷ついた鶴が飲んで癒えたところから“鶴の井”とも呼ばれ、古くから親しまれてきた温泉地です。

湯坂温泉郷には、賀茂川荘とかんぽの宿竹原の2つの宿がありますが、2018年の集中豪雨の被害により現在は賀茂川荘のみ営業しております。

湯坂温泉は、【単純弱放射能冷鉱泉】という日本でも希少な泉質で、高尿酸血症、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病に効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を高める作用もあることから「万病の湯」ともいわれます。

賀茂川荘の大浴場には、遠赤外線効果の高い信楽焼花園露天風呂や檜風呂、ジェット風呂に五右衛門風呂などの浴槽が揃っていますので、一回の利用でも色んなお風呂を楽しめますよ。

 

乳酸菌を加えた温泉が特徴的！広島北ホテルの「龍温泉」

北広島にある「広島北ホテル」には、特徴的な2つの温泉があります。古民家の建具を浴室に配置し、懐かしく温かみのある「仏陀の湯（男湯）」は、単純弱放射能泉で神経痛や筋肉痛、関節痛などに効くとされています。

もう1つの温泉「龍神の湯（女湯）」は全国でも珍しい、源泉に乳酸菌を加えた乳酸菌プロバイオティクス温泉です。

入浴することで皮膚の毛穴に住み着いた乳酸菌が老廃物を分解して増殖し、ニキビやアトピーなどの肌トラブルを抑える効果があるといわれております。

瀬戸内海を一望できる露天風呂が魅力的！「鞆の浦温泉」

「鞆の浦温泉」は、広島県・瀬戸内海でも屈指の景勝地である鞆の浦にある温泉です。鞆の浦温泉の歴史は比較的浅く、2002年に瀬戸内の港町に誕生しました。

日本でも有数のラジウム含有量を誇る鞆の浦温泉の源泉は、古くより「幸水」とも呼ばれ、身体を芯から温めるため、病気回復や冷え性に効果があるとされています。

鞆の浦温泉は、1本の源泉から5軒の温泉施設に引かれており、いずれの施設の温泉も湯船から瀬戸内海を一望できます。絶好のロケーションを楽しみながら、天然温泉でゆっくりと過ごしてみるのもいいですね。

瀬戸内海に浮かぶ大崎上島にある温泉「きのえ温泉」

きのえ温泉は、瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の宿「ホテル清風館」にある温泉です。大崎上島には本州を繋ぐ橋がかかっていませんが、竹原港や安芸津港よりフェリーが出港しているので、アクセスはとても便利です。

きのえ温泉の泉質は塩分濃度が高いために入浴後もしっとりとしたお肌が持続され、神経痛や関節痛などにも良く効くとされています。

浴槽は、瀬戸内海の島々の大パノラマを一望できる絶景の露天風呂となっていますので、ゆったりとお楽しみください。

広島には珍しい温泉がたくさんある！

今回は、広島県にあるオススメの温泉を9つ紹介しました。広島には、絶好のロケーションを望める温泉や、少し変わった泉質を持つ温泉など、全国でも珍しい特徴を持つ温泉がたくさんあります。

厳島神社や原爆ドームなど、広島には観光スポットが多くありますが、観光を楽しんだ後には、温泉にゆっくり浸かって身体を癒すのもいいですね。広島へお出かけをする時には、ぜひ参考にしてみてくださいね。