映画「あの頃、君を追いかけた」は、台湾で社会現象になり、そのリメイク版が2018年10月に日本で公開されました。
今回はそのリメイク版「あの頃、君を追いかけた」のロケ地について紹介していきたいと思います。
(アイキャッチ画像出典:http://anokoro-kimio.jp/)
「あの頃、君を追いかけた」についておさらい
映画「あの頃、君を追いかけた」は2018年10月5日に公開された映画です。元々は台湾で2011年に公開された映画で、社会現象を巻き起こし、2018年にリメイク版が日本で公開されました。
主演は俳優の山田裕貴さんと乃木坂46の齋藤飛鳥さんで、現在飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍をする若手の二人が映画のメインキャストを担いました。
映画の内容は、お調子者でバカな水島浩介(山田裕貴)と、学年の優等生でマドンナの早瀬真愛(齋藤飛鳥)の10年間にも渡る、青春ラブストーリーとなっています。
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・長野県立田川高校
映画「あの頃、君を追いかけた」で主人公の浩介たちが通う高校は、長野県立田川高等学校の校舎が使われました。
撮影は、教室でのクラスシーンはもちろん、駐輪場で浩介と真愛が話すシーンなども田川高校の校舎で行われました。
また、土屋太鳳さんと山崎賢人さんW主演の映画「orange」でも、田川高校で撮影が行われたそうです。
- 長野県田川高等学校:長野県塩尻市広丘吉田2645(JR村井駅から徒歩19分)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・JR川岸駅
JR川岸駅は、映画「あの頃、君を追いかけた」の中で、東京の大学に進学する真愛を浩介が見送るシーンで使われています。
JR川岸駅は、長野県中心部に位置するJR松本駅から28㎞離れており、電車で34分かかる場所に位置しています。郊外ということで緑に囲まれた駅です。
そんなJR川岸駅は1923年(大正12年)に開業した歴史ある駅で、無人駅となっています。1日の駅の利用者は約90人ほどだそうです。
- JR川岸駅: 長野県岡谷市川岸東(JR松本駅から電車で約34分)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・吉田若宮公園
映画「あの頃、君を追いかけた」の劇中で、真愛が大学受験で第一志望に落ちてしまい、公園でひどく落ち込むシーンがあります。
泣いている真愛に、浩介が服を渡すそのシーン。その撮影が行われたのが吉田若宮公園です。
吉田若宮公園は、一軒家が連なる住宅街の中にある公園です。普段は地元の子供達の遊び場としても、お母さんたちが小さなお子さんを連れてくる憩いの場所としても、賑わっているみたいです。
- 吉田若宮公園:長野県塩尻市広丘吉田(JR村井駅から徒歩11分)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・富士見高原リゾート
映画「あの頃、君を追いかけた」の中で、浩介と真愛の関係にヒビが入ってしまうきっかけとなった、浩介の大学の格闘大会がありました。その大会後に口論になってしまうシーンがあります。
口論のシーンが撮影されたのが富士見高原リゾート内のスポーツ施設、ジュネス八ヶ岳です。
ジュネス八ヶ岳は、部活やサークルの合宿、林間学校ができる施設となっています。そのため施設は体育館や陸上競技場、宿泊施設などが完備されています。
大自然の中、スポーツ合宿や思い出づくりなど、自分たちの目的に合わせた使い方をすることができる施設です。
- 富士見高原リゾート(ジュネス八ヶ岳):〒399-0101長野県諏訪郡富士見町境12067(中央道・諏訪南I.C から約15分/中央道・小淵沢I.C から約8分)
(公式HP:https://fujimikogen-resort.jp/)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・ホテル八峯苑鹿の湯
映画の冒頭で、男子メンバーの一人、秋山寿音の実家である旅館にて男子5人で温泉に入るシーンがあります。
そのシーンでは、浩介たち男子メンバーが気になる女の子について語り合い、真愛が一番人気だということがわかった場面でもあります。
そんな温泉のシーンは、長野県諏訪市にある「ホテル八峯苑 鹿の湯」というホテルでが撮影されました。このホテルは上記で登場した富士見高原リゾート内にあります。
鹿の湯は、標高1,200mの八ヶ岳の、地下1,800mから湧き出す源泉100%の温泉が人気のホテルです。宿泊はもちろん、日帰り温泉も楽しめるので諏訪に行ったらぜひ訪れてみてください。
- ホテル八峯苑 鹿の湯:〒399-0101長野県諏訪郡富士見町境12067(中央道・諏訪南I.C から約15分
中央道・小淵沢I.C から約8分)(公式HP:https://happoen.jp/hotspa.html)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・村井バッティングセンター
映画の終盤、高校を卒業してから10年後に真愛の結婚式が行われます。
真愛の結婚式の直前に浩介たち男子5人は、バッティングセンターで打ち込むシーンがあるのですが、その際に使われたのが長野県松本市にある村井バッティングセンターです。
村井バッティングセンターでは、定期的にイベントを開いており、小学生〜高校生を対象にバッティングを教えるセミナーを開催しています。
これはバッティングセンターでは珍しい事で、気になる方はぜひチェックしてみてください。
- 村井バッティングセンター:〒399-0036長野県松本市村井町南2-9-7(JR村井駅から徒歩18分)(公式Facebook:https://www.facebook.com/211031009465061/posts/335841053650722/)
「あの頃、君を追いかけた」ロケ地・台湾 十分(シーフェン)
映画の中で、浩介と真愛がデートをする描写があり、そのデートの最中に、お互いに願い事を天燈(チャイニーズランタン)に書いて飛ばすというシーンがあります。
このシーンだけは、オリジナル版の舞台でもある台湾で撮影がされました。
撮影に使用されたのは、台湾の十分(シーフェン)です。ここは台湾の人気観光スポットの一つで、毎日多くの観光客が訪れます。
大きな紙袋でできている天燈を100〜200台湾ドル(日本円で400〜800円)で購入し、願い事を書きます。天燈の根元に火をつけ、願いを込めて空へ舞い上げることができ、観光客に人気となっています。
- 新北市平溪區226(台北からバスで約一時間)
ロケ地巡りの楽しみ方
写真撮影で楽しむ
映画の世界観を味わえるのがロケ地巡りの醍醐味の一つです。そんな楽しい瞬間はぜひカメラに収めておきましょう。写真を振り返るのも良し。SNSにアップするのも良しです。
ただ、周りが住宅街のロケ地もありますので、写真撮影をする際は、必ず周囲の方や建物に迷惑にならないように配慮しましょう。
もう一度映画を観る
ロケ地巡りが終わって家に帰ってきたら、もう一度映画を観るのがオススメです。
自分が行ったスポットに注目し、「ここ行った!」「あのシーンで使われていたんだ!」という風にいつもと違った楽しみ方ができるはずです。
まとめ
映画「あの頃、君を追いかけた」は長野県をメインに撮影が行われていました。自然豊かで観光客にも人気のある長野県。気になった方はぜひ足を運んでみてください。
一方、「あの頃、君を追いかけた」の原作の製作国である台湾でも撮影が行われていました。撮影が行われた十分(シーフェン)は、日本人にも馴染みの深い観光地で大人気スポットです。
十分(シーフェン)は最近はSNS映えするスポットとしても人気で、あなたも映画の世界観に浸りながら観光をし、SNSに写真をアップしてみてはいかがでしょうか。
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