【岡山県】オススメの温泉9選！名湯で旅の疲れをゆっくり癒そう

日本昔話の「桃太郎」発祥の地としても有名な岡山県は、「岡山城」や「瀬戸大橋」などの観光名所を連想する人が多いと思いますが、実は魅力的な温泉もたくさんあります。

今回は、岡山県にあるオススメの温泉を9つ紹介していきます。岡山へ観光する予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

岡山美作三湯のうちの1つ！「湯原温泉」

「湯原温泉」は、岡山美作三湯のうちの１つでもあり、岡山県を代表する名湯です。湯原温泉には自噴する温泉が数多く存在しており、古くから療養として多くの人々に利用されていました。

湯原温泉の1番の特徴は、泉源が全て自噴泉であることです。温泉地には15の源泉があり、その総噴出量は毎分3,984Lにもなります。この桁違いな自噴量こそが、古くより湯原と呼ばれる理由にもなっています。

湯原温泉の中でも、風呂番付西の横綱とも称されている「砂湯」は、目の前に湯原ダムが広がる絶景のローケーションが魅力的な露天風呂ですよ。

美肌づくりの湯としても人気が高い、岡山の「湯郷温泉」

「湯郷温泉」は今から1200年ほど昔の平安時代に、慈覚大円仁法師が白鷺に導かれ発見したと伝えられており、別名「鷺の湯」とも呼ばれる岡山県の名湯の1つです。

湯原温泉と同じく岡山美作三湯の1つでもあり、美肌づくりの湯として女性に人気の温泉でもありますよ。

毎年5月下旬～6月中旬頃までの間では、近くの大谷川でホタルを見ることができ、10月頃からは大山展望台より雲海を見ることもできますので、温泉と一緒に岡山の自然を堪能するものいいかもしれませんね。

昔からの風習「足踏み洗濯」が有名！岡山の「奥津温泉」

「奥津温泉」は、吉井川に関わる奥津橋を中心に広がる温泉地です。藤原審爾（しんじ）の小説『秋津温泉』の舞台としても有名で、昭和37年には女優の岡田茉莉子主演で映画化もされています。

奥津温泉に2つある露天風呂のうちの1つは「洗濯湯」と呼ばれ、奥津温泉ならではの風習である「足踏み洗濯」が有名です。

また、湯原、湯郷と並ぶ岡山美作三湯でもある奥津温泉は、入浴後にお肌が白くスベスベになることから、「美人の湯」としても女性に人気の温泉となっています。

剣聖・宮本武蔵の故郷にある温泉！「作州武蔵温泉」

「作州武蔵温泉（さくしゅうむさしおんせん）」は、岡山県の北東部に位置する温泉地で、あの有名な剣聖・宮本武蔵の故郷としても知られています。

「ホテル作州武蔵」に湧く、豊富に湧き出るアルカリ性単純泉の天然温泉には、神経痛や筋肉痛、疲労回復など、様々な効能があります。

また、温泉の周辺には宮本武蔵生家や資料館、記念像などの観光スポットが点在しており、全国の武蔵ファンが今も絶えることなく訪れています。

ホテル敷地内には他にも、ゴルフコースやテニスコート、室内プールなどの施設も充実していますので、温泉以外にも色んな楽しみ方ができますよ。

岡山市内にある本格天然温泉！「桃太郎温泉」

岡山市内で本格的な温泉を楽しみたいという方には、「桃太郎温泉」がオススメです。岡山市内初の天然温泉施設であり、アクセスも岡山市街地から車で15分程なので、観光途中での日帰り入浴もいいですね。

施設内には木の香漂う檜露天風呂の他に、ジェットバスやサウナ、寝湯、岩風呂などがあります。また、お食事処では岡山の食材を使った本格和食料理が堪能できますよ。

岡山空港に隣接したリゾート施設にある温泉「岡山空港温泉」

「岡山空港温泉」は、岡山空港に隣接した複合型リゾート施設「レスパール藤ヶ鳴」にある温泉です。施設内には24種類もの入浴和洋風呂があり、アトピーや湿疹、冷え性などに効果がある天然温泉となっております。

露天風呂以外にも、打たせ湯や寝湯、塩サウナ、薬草湯など、多種多様なお風呂を楽しむことができ、小さいお子様からシニア世代の方々まで温泉を満喫できますよ。

観光やレジャーの帰りに岡山空港を利用する際には、岡山空港温泉で旅の疲れをゆっくりと癒してみてはいかがでしょうか。

岡山県倉敷市にある天然温泉「瀬戸大橋温泉」

「瀬戸大橋温泉」は、岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋のある倉敷市にある温泉です。半年間の地質調査と堀削により湧き出した良質の温泉で、全浴槽の湯は1日2回、全て入れ替え新しいお湯を使用しています。

温泉は神経痛から筋肉痛、慢性婦人病まで幅広い効能を持ち、ストレス解消や疲労回復にも利用することができますよ。

また、瀬戸大橋温泉のある「やま幸」では、露天風呂以外にも岩風呂や寝湯、足湯、打たせ湯、サウナなど、色々な種類のお風呂を楽しむことができます。

「瀬戸内温泉 たまの湯」では、瀬戸内海の島々を一望できる！

「瀬戸内温泉 たまの湯」は、瀬戸内海の島々を一望できる温泉施設にある天然温泉です。全国的にも貴重なラドン成分が豊富に含まれており、別名「万病の湯」とも呼ばれています。

野趣あふれる「沢の湯」と、和の空間を演出する「棚田の湯」の2つの露天風呂には、寝湯や陶器風呂などの多彩な浴槽が用意されており、瀬戸内海の綺麗な景色を眺めながらゆっくりと温泉を楽しめますよ。

弱アルカリ性のお湯は皮膚の古い角質を溶かし、軟化させる効果があるので、温泉に入った後はお肌がスベスベになることから「美肌の湯」とも言われております。

湯原温泉郷にある日本一狭い混浴浴槽「真賀（まが）温泉」

最後にご紹介する「真賀温泉」は、湯原温泉郷を構成している温泉地の1つです。２軒の旅館と共同浴場「真賀温泉館」のみが営業しており、今までご紹介した温泉に比べると小規模な温泉です。

真賀温泉の湯船にはお湯の投入口の代わりに一本の竹筒が湯底から伸びており、この竹筒を通して源泉が足元から湧き出ています。この様な「足元湧出」の温泉は日本でもかなり珍しく、風情溢れる温泉となっています。

混浴風呂「幕湯」は、大人5人でいっぱいになるほど小さい浴槽で、【日本一狭い混浴浴槽】とも呼ばれています。ぜひ一度、日本でも珍しい特徴のある真賀温泉へ訪れてみてはいかがでしょうか。

岡山県には魅力的な温泉がたくさんある！

今回は、岡山県にあるオススメの温泉を9つ紹介致しました。岡山には、岡山美作三湯をはじめ、風情溢れる温泉から日本一狭い温泉など、魅力的な温泉がたくさんあります。

それぞれの温泉は日帰り入浴もでき、身体を癒す様々な効能がありますので、ちょっと日常に疲れているなと思った方は、ふらっと立ち寄ってみるのもオススメです。

また、岡山を観光した後や、四国へお出かけする際に岡山に立ち寄った際などにも、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。