滋賀県旅行に来たらゆっくり浸かりたいオススメ温泉9選

滋賀県に旅行へいこうかなと考えている方。滋賀県で最も有名な観光スポットといえば『琵琶湖』ですよね？

琵琶湖の周辺ではバーベキューやアウトドアスポーツを楽しむ場所が充実しており、体を動かして自然の空気を浴びながら余暇を満喫することができます。

体を動かした後は温泉に浸かってゆっくり癒されるのもいいですよね。ということで今回は滋賀県でオススメの温泉9ヶ所を紹介します！

(トップ画像出典：https://pixabay.com/photos/sunset-lake-calm-tranquil-scene-3896755/)

滋賀県内最大級で最も歴史のある『おごと温泉』

まず最初にご紹介するのは、滋賀県大津市にあります県内最大級の規模である『おごと温泉』です。

およそ1200年もの歴史を誇るこの温泉は、比叡山の山麓沿いに温泉街があるのでとても眺めがよく、滋賀県有数の観光スポット琵琶湖も一望することができます。

泉質はアルカリ性単純温泉で、入浴後に肌がスベスベになることから「美肌の湯」と呼ばれています。効能としては疲労回復・冷え性・くじき・運動麻痺・関節痛・神経痛など多岐に渡ります。

滋賀県大津市南部の老若男女問わず親しまれる『石山南郷温泉』

続いて紹介する『石山南郷温泉』は滋賀県大津市にある温泉施設で、周りにある立木山・袴越山・岩間山から源泉を引いています。

4つの宿泊施設があり、石山寺の巡礼者や松尾芭蕉が数ヶ月滞在したといわれる近津尾神社の幻住庵を尋ねる人から、宿場町として利用されてきました。

源泉がラジウム温泉に分類される石山南郷温泉の効能は、リウマチ、神経痛、捻挫、末端循環障害、軽い喘息、痛風、慢性婦人病など多岐に渡り高い湯治効果をもたらしてくれます。

琵琶湖ホテル内の『るり温泉』で眼前に広がる琵琶湖を堪能

3つ目に紹介する琵琶湖ホテル内にあります『るり温泉』は、癖の少ない湯ざわりの単純温泉で琵琶湖を一望できる大浴場が人気の温泉です。

1934年(昭和9年)創業の同ホテルは宴会場にビアガーデンやプールなど施設内だけでもレジャーが充実しており、琵琶湖周辺で行われる花火大会や夏祭りも間近で楽しむことが出来ます。

滋賀県高島市の大自然を楽しむ『マキノ高原温泉さらさ』

スキー場やゴルフ場、キャンプなど自然のアクティビティが楽しめるマキノ高原の敷地内にある温泉『マキノ高原温泉さらさ』の泉質は、低刺激で肌に優しいラドン・フッ素イオン含有アルカリ性単純温泉です。

水着着用で入るバーデゾーンでは開放的な屋外ジャグジーやネックシャワーなどを利用することができ、他の温泉とは一風変わった楽しみ方が出来ます。

高原で体を思いっきり動かした後は、この温泉にゆっくり使って全身の疲れを放出しましょう。

長浜城跡に作られた豊臣秀吉ゆかりの温泉地『長浜太閤温泉』

鉄分を置く含んだ茶褐色が特徴の『長浜太閤温泉』です。3つの宿で楽しむことができるこの温泉は保温効果が非常に高く、温泉を出ても体が温かい状態が長続きします。

琵琶湖の目の前にある3種類の宿は大規模なホテル、旅館、宿舎とそれぞれ違ったスタイルで用意されており、利用者のプランに合わせて温泉や観光を楽しむことが出来るようになっています。

また、長浜城跡に湧き出た温泉ということで、豊臣秀吉が長浜城に居城した際に男子に恵まれたことから『子宝の湯』とも呼ばれるようになったそうです。

お市の方や浅井長政も利用した事もある『須賀谷温泉』

『須賀谷温泉』は信長の妹、お市の方や戦国武将の浅井長政が湯治目的で利用したとされる歴史ある温泉で、実は滋賀県内で初めてのかけ流し式を採用した温泉なんです。

泉質は鉄分を多く含んでいるヒドロ炭酸鉄泉で、造血作用があるため貧血や動脈硬化、内臓疾患などに非常に効果があります。

滋賀で体の疲れを癒すならココ！『永源寺温泉・八風の湯』

こちらは滋賀県東近江市にある『永源寺温泉・八風の湯』です。この温泉では普通の露天風呂はもちろんのこと、つぼ湯、すわり湯、薬湯など様々な種類のお風呂が用意されています。

露天風呂では温泉の近くを流れる愛知川を一望でき、風情ある景色を楽しめます。薬湯にも力を入れており、6種類の生薬を配合したぬるめの温泉は血行を促進して体温を高め、疲労回復に効果が期待できますよ。

また、塩サウナにドライサウナ、岩盤浴など温泉以外の施設も充実しているので日々の疲れを多方面から癒すことが出来るでしょう。

滋賀県甲賀市のホテル・レイクヴィラ内にある『信楽温泉』

滋賀県南部にあるホテル・レイクヴィラの内部施設になっている『信楽(しがらき)温泉』は、趣の異なる西湯と東湯を日替わりで楽しめるのが最大の特徴です。

西湯はやぐらが組まれた岩風呂やリラックス効果のあるひのき湯、塩サウナがある王道の作りなのに対し、東湯は円形の大きな露天風呂やジャグジー、釜風呂がありおしゃれな作りになっています。

名前の響きが可愛い『甲賀温泉やっぽんぽんの湯』

最後に紹介するのは名前の響きがとても可愛らしい『甲賀温泉やっぽんぽんの湯』。なめらかな肌触りが特徴のナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉を源泉とする温泉です。

プライベートでまったり過ごせる家族風呂が利用できるのが魅力の一つです。家族で、カップルでゆっくりくつろげます。

ちなみに昔温泉の場所にあった、たぬきのお腹のような形の小山のことを、誰かが『やっぽんぽん』と読んだことが温泉名の由来になっているそうです。

今回紹介した滋賀県内の温泉9ヶ所の情報まとめ

最後に、今回紹介させていただいた滋賀県内9ヶ所の温泉情報をまとめます

名前	住所	特徴
おごと温泉	滋賀県大津市雄琴6-2琵琶湖西岸	県下最大級、景色が綺麗
石山南郷温泉	滋賀県大津市石山螢谷3-31	微弱な放射性物質で湯治効果が高い
るり温泉	滋賀県大津市浜町2-40	琵琶湖を一望出来る。イベントにも参加しやすい。
マキノ高原温泉さらさ	滋賀県高島市マキノ町牧野931	雄大な自然の中にあり、開放的な気分を味わえる
長浜太閤温泉	滋賀県長浜市公園町10-1	3種類の宿があるので自分の都合に合わせやすい
須賀谷温泉	滋賀県長浜市須賀谷町36	鉄分を含んだお湯で血液に関する健康効果あり
永源寺温泉・八風の湯	滋賀県東近江市永源寺高野町352	サウナ・岩盤浴等も充実
信楽温泉	滋賀県甲賀市信楽町多羅尾1	西湯・東湯でスタイルの違う温泉を楽しめる
甲賀温泉やっぽんぽんの湯	滋賀県甲賀市土山町黒川1711	プライベート湯で家族やカップルでまったり過ごせる

滋賀県の東部は彦根城、西部は比叡山延暦寺、南部は甲賀の里忍術村、北部の長浜には名物・鮒寿司と、県全体でどこに行っても楽しめるので、楽しみの後に今回紹介した温泉に立ち寄ってはいかがですか？こうして並べてみると、滋賀県の東西南北に満遍なく温泉があることがわかります。

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事があなたの滋賀県旅行計画の手助けになればうれしいです。