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【箱根】貸切露天風呂が3つある武蔵野別邸。日頃の疲れを癒せる贅沢空間

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神奈川屈指の温泉街・箱根にある「武蔵野別邸」。自然豊かな土地にあり、2本の自家源泉を有する当館では、都会の喧騒を忘れ温泉を満喫しながらゆったりと過ごすことができます。

旬な食材を使った夕食に舌鼓をし、3つの貸切露天風呂を利用すれば、日頃の疲れを癒すことができるでしょう。

友人と泊まるのも、彼と泊まるのも良しな、ロマン溢れる旅館です。実際に宿泊した筆者の感想を中心に、武蔵野別邸について紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

喧騒から離れた大人の隠れ家「武蔵野別邸」

美術館巡りを終え、「宮ノ下バス停」で下車。バスの路線にもなっている宮ノ下の通りから外れ、車通りの少ない道を数十分歩くと「武蔵野別邸」が見えてきます。

メイン通りから離れているせいか、静かでゆったりとした時間が過ぎる、そんな立地にこの宿は建っています。

宮ノ下バス停や宮ノ下駅から送迎が出ているようですが、私たちは歩いて宿まで向かいました。

ラウンジでチェックイン

出典:http://www.musasino.net/faci_lounge_concept.html

宿に到着するとカウンターの向かいにある、ラウンジにてチェックインを行いました。

私たちより前に着いていた人たちが手続きを行っており少し待ちましたが、ソファーに座りながらのチェックインですので、順番待ちのストレスはありません。

ラウンジ内の大きなプロジェクターでは、チャップリンの無声映画が流れていました。映像を見つつ、友人と会話を楽しんでいると「貸切露天風呂があるので予約しますか?」とのこと。

どうやら館内には3つの貸切露天風呂があり、全て無料で利用できるようです。1つまでなら予約できるとのことだったので、お願いしました。

【武蔵野別邸】12.5畳の特別客室へ

出典:http://www.musasino.net/specialroom_gallery.html#!prettyPhoto[gallery1]/0/

私たちが予約したのは、12.5畳が二間に分かれている特別室。小さな石庭やひのき風呂が付いている、豪華な客室を選びました。

2月だったこともあり、コタツも用意されています。冷え切った体を温めるため、ぬくぬくと過ごしながら小休憩。夕食の時間までどうやって過ごすか、作戦会議もスタートです。

貸切露天風呂は予約が入っていなければ、自由に入ることができるとのことだったので、「空いているか確認しよう!」ということで作戦終了。

カウンターまで、予約情報を確認しに向かうことにしました。

出典:筆者撮影

貸切露天風呂・山の湯へ

出典:筆者撮影

カウンターにて確認すると、予約は入っていないとのこと。その場で、鍵を受け取ります。

勝手口から出て、庭を少し歩いたところに、露天風呂「山の湯」はあります。前日に雪が降っていたこともあり、露天風呂の周りは雪が積もっていました。

露天風呂は、入り口側が脱衣所になっていて、奥に温泉があります。暖房などはないので、服を脱いで温泉に浸かるまでの間は少し寒かったです。

出典:筆者撮影

壁が片側にしかないため、温泉に浸かりながら景色を楽しむことができました。

箱根の豊かな自然と真っ白な雪。お互いが引き立て合っており、景色に飽きることはありません。

湯加減もちょうどよく、いつまでも入っていられそうです。仕事の疲れもすぐに癒されました。

【武蔵野別邸】旬な食材を活かした夕食

出典:筆者

露天風呂を満喫したあとは少しゴロゴロし、18時から部屋で夕飯をいただきました。

夕食はまず、食前酒として梅酒が運ばれてきます。今まで飲んだ梅酒の中で1番美味しく、おかわりをしたくなるほど。

そのあとは、お刺身やアワビなどが順番に出てきます。新鮮なものを出しているためか、素材の味をいかした料理が多いです。

量が多っかたのですが、どの料理もおいしいのでついハシが進んでしまいます。

食事の途中では、配膳してくれたスタッフさんが記念写真を撮ってくれました。旅の思い出になるので、「撮りましょうか?」と気にかけてもらえると嬉しいですね。

【武蔵野別邸】貸切露天風呂・薫風

出典:http://www.musasino.net/hot_kunpu_gallery.html#!prettyPhoto[gallery1]/4/

夕食のあとは予約していた貸切露天風呂の「薫風」を利用しました。室内を出て、石階段を登っている瞬間は「どんな露天風呂なのだろう」と、うきうきワクワクです。

私たちが利用したときはすでに日が落ちていたので景色は楽しめませんでしたが、それでも点々と照明が灯っている様は、まだ見ぬ景色への興奮を掻き立てるには十分でした。

いざたどり着くと、山の湯よりも広々した湯船が私たちを出迎えてくれます。静けさに包まれた露天風呂であり、自然の豊かさを気配で感じ、友人との会話を存分に楽しむことができました。

【武蔵野別邸】名産品を使った朝食

出典:筆者撮影※朝食の画像

朝食は、豆腐や茶碗蒸しなどおなかに優しい料理が中心でした。夕食の量が多かったので、ありがたいメニューです。

隣の市である小田原市がかまぼこで有名なためか、かまぼこも出てきました。ウニが入った添え物をかまぼこに乗せて食べることができ、朝から気分も上々です。

また、特別室は寝室と食事部屋が分かれているので、お布団を引きっぱなしでも良い点が嬉しかったですね。ギリギリまで寝ることができ、食後は布団でゴロゴロすることだってできちゃいます。

スタッフさんに聞いたところ寝室と食事部屋が一緒になっている客室ですと、食事の前に布団を片付けてしまうそうです。

【武蔵野別邸】貸切風呂・夜咄の湯

出典:筆者撮影

朝食を食べ終え、チェックアウトまでまだ時間があったので「夜咄の湯」という貸切風呂を利用しました。結果的に、3つの貸切風呂すべてを利用することができました。

夜咄の湯は、貸切風呂の中で唯一の室内温泉です。脱衣所・温泉ともに室内なので、寒い日でも利用しやすかったですよ。

窓があるので景色は見づらいですが、快適に利用したいなら夜咄の湯がおすすめです。

チェックアウトもラウンジで

出典:筆者

チェックインと同じように、チェックアウトもラウンジで行います。

8:00〜11:00までは珈琲やジュース、ビール、シャンパンなども販売しているので、お会計をしながら1杯飲むこともできるかもしれません。

私たちは利用しなかったので詳しいことは分からないのですが、気になるのなら一度聞いてみると良いですね。

チェックアウトを終えると、入り口付近で記念撮影を撮ってもらえます。趣き深い旅館ですので、写真が様になります。

最後は、宮ノ下駅までワゴン車で送ってもらいました。

武蔵野別邸の基本情報

武蔵野別邸は駅やバス停から少し離れていますが、送迎サービスがあるので車以外で訪れる場合でもアクセスがしやすいです。

宮ノ下駅または、宮ノ下バス停付近の観光案内所から連絡をすれば、迎えに来てくれますよ。もちろん、送迎サービスは無料ですので安心してくださいね。

基本情報
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下425-1
  • 電話番号:0460-82-4341
  • チェックイン時間/チェックアウト時間:15:00/11:00

武蔵野別邸まとめ

武蔵野別邸は、3つの貸切露天風呂を無料で利用できる旅館です。どの温泉も趣きが異なるため、満足度抜群の宿でした。箱根の温泉に浸かって、日頃の疲れを癒したい方に特におすすめです。

また、夕食・朝食ともに客室で食事を取るスタイルであり、所々で記念撮影のサービスがあります(自分のカメラ・スマホを利用しての撮影)。

ですので、友人と訪れるだけでなくカップルにもおすすめの宿ですよ。「箱根の温泉に浸かりたい!」と思っている人におすすめの旅館です。

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nakagawa saori
旅と純喫茶巡りが好きです。 21都道府県、5カ国を旅した経験を元に、記事を書いています。 旅先で純喫茶に入るのが、趣味です。