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山本五十六のゆかりの地7つを巡って五十六の気高い精神と人物に迫る

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歴史上の人物である山本五十六のゆかりの地がある新潟県長岡が人気なスポットであると最近話題になってきました。

「山本五十六って人はネットで色々調べてみたけど、本当はどんな人」「山本五十六のゆかりの地ってあんまり聞いたことないかも」という方に読んでもらうのをおすすめします。

山本五十六は新潟県の長岡で幼少から青年までいて、ゆかりの地が多くあります。訪れることで、五十六のあだなでもある「おやじ」のわけを感じることもできますよ。

今回はそんな山本五十六の人物に迫りながら、五十六のゆかりの地7つをご紹介していきますので、読み進めてくださいね。

山本五十六の人物像

山本五十六は1884年から1943年に生きていた人物で、大日本帝国時代の海軍軍人として活躍していました。

五十六は幼少期より負けず嫌いで、自分が決めたことは絶対に曲げない頑固な性格であり、その反面、他人を一個人として大切にするというマインドがあります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という名言を生み出した五十六の言葉は、現代社会に必要な考え方であると注目されています。

そんな山本五十六のルーツの地は新潟県で、高校卒業して広島県の海軍学校に行くまでの18年間過ごしていました。

次に山本五十六の遍歴を簡単に説明していきますね。

山本五十六の遍歴

山本五十六は1884年(明治17年)4月4日生まれで1901年までの18年間を新潟の古志郡長岡本町(現在は長岡町)で過ごしており、高校卒業と同時に広島県の海軍学校に入学しました。

父親が56歳のときに五十六が生まれたことから、五十六(いそろく)と命名されました。

海軍学校を卒業して1904年の21歳から海軍軍人として、30年以上勤めていて、晩年は日本の連合艦隊司令長として、日本と諸外国との闘いに身を投じてきました。

五十六は1943年(昭和18年)4月18日に戦地の前線へ視察に行くのをアメリカ側に傍受され、ブーゲンビル島上空にて五十六が乗っていた乗機もろとも撃墜されてしまいました。

山本五十六はアメリカ側にとって重要な人物であり不利な状況にしてしまう敵であり、日本軍にとっても戦局を変える重要なキーマンでありました。

そんな山本五十六にちなんだ、ゆかりの地を7つご紹介していきますので、読み進めてくださいね。

山本五十六 ゆかりの地 ① 山本五十六記念公園

山本五十六のゆかりの地の1つ目である山本五十六記念公園は、高野五十六として生誕した場所であり生家跡の中を見ることができます。

公園内にある生家跡は、1945年の二度にわたる長岡空襲の際に焼けてしまったものを復元したものですが、忠実に再現されているので、五十六の幼少から青年までの生活を感じることができますよ。

五十六の生家跡の中は鍵を借りて入ることができるので、五十六が海軍学校に入るために頑張っていた勉強をしていたところを見ることができます。

山本五十六記念公園はあまり広くはありませんが、五十六がどんな生活をしていたのか気になる方は一度訪れてみるのをおすすめします。

五十六が実際に住んでいた生家は、小さくこじんまりとした造りになっています。

基本情報
  • 住所: 〒940-0065 新潟県長岡市坂之上町3丁目3−1
  • 電話番号: 0258-39-2221
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ② 坂之上小学校 伝統記念館

山本五十六のゆかりの地の2つ目は坂之上小学校の伝統記念館で、五十六を含め長岡の歴史を見ることができます。

坂之上小学校は五十六の母校であり、「米百俵の精神」の言葉で有名な小林虎三郎が国漢学校に資金をつぎ込んだのが、後身となる坂之上小学校です。

「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E7%99%BE%E4%BF%B5

米百俵の精神である現在の辛抱は未来の利益という考え方は、五十六が勉学に励むことができた一因でもあるかもしれません。

坂之上小学校の伝統記念館は主に長岡の歴史に関した史記があり、五十六の人格を作り上げてきた長岡のことを知ることができるので、長岡の歴史を見てみるのをおすすめします。

基本情報
  • 住所:〒940-0033 新潟県長岡市今朝白1丁目11−21
  • 電話番号:0258-32-2134
  • 営業時間:平日9:30~16:00(要申し込み)
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ③ 長岡高校 記念資料館

山本五十六のゆかりの地の3つ目である長岡高校の記念資料館は、新潟県の長岡市にある施設です。

長岡高校の記念資料館は長岡高校とは別館になっており、開館時間であれば自由に入ることができますよ。

記念資料館は、長岡高校の資料を展示している施設です。長岡高校出身の人物に関する資料も展示されており、その中には山本五十六に関する資料もあります。

フロアは3階に分かれておりフロアごとに多くの長岡に関する史記を読んだり見たりすることができます。また、坂之上小学校の伝統記念館と併せて回るとより山本五十六について知ることが出来るのでおすすめです。

基本情報
  • 住所:〒940-0041 新潟県長岡市学校町3丁目14−1
  • 電話番号: 0258-33-5114
  • 営業時間:10:00~15:00、土・日・祝日は休み
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ④ 旧如是像博物館

山本五十六のゆかりの地の4つ目である、旧如是像(きゅうにょぜぞう)博物館は長岡の歴史的な人物の資料を展示しているところです。

旧如是像博物館は五十六の資料が多く、五十六の写真や私物などを保管してあり、実際に見ることができるので五十六を身近に感じることができますよ。

また、ロンドン軍縮予備交渉時に日本向けの電話を録音したものがあり、五十六の肉声を聞くことができます。五十六の貴重な肉声を聴ける貴重な機会ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

そのほかにも五十六に関係する貴重な資料があり、五十六のゆかりの地をまわりたいかたは旧如是像博物館は外せない場所ですよ<。

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五十六の肉声が録画されているものを聞くことができるのは、旧如是像博物館だけです。他では聞くことができないので、ぜひ足を運んでくださいね。

基本情報
  • 住所:〒940-0034 新潟県長岡市福住1丁目3-8
  • 電話番号: 0258-32-1489
  • 営業時間:10:00~15:00
  • 定休日:毎週月・火曜日、祝日、年末年始
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ⑤ 川西屋本店

山本五十六のゆかりの地の5つ目である、川西屋本店は山本五十六が少年時代からの大好物であった「酒まんじゅう」を買っていた老舗です。

太平洋戦争のなか、山本五十六が政府の使いを川西屋本店によこし、酒まんじゅうの塩小豆を買ってこさせたというエピソードがあるぐらいの五十六の好物です。

五十六の酒まんじゅうの食べ方は少し変わっており、「水まんじゅう」というものにして食べていたそうです。川西屋本店ではその水まんじゅうのもとである酒まんじゅうを買うことができます。

以下のものは、川西屋本店のHPに記載されている「水まんじゅう」の説明です。

砂糖と冷たい水と塩あんと皮とがミックスされたものです。
どんぶりに水を七分目ぐらいいれ、雪のかたまりを浮かべ水を冷たくし、そこにまんじゅうを浮かべます。
しばらく放置すると、冷たい水を吸ったまんじゅうが、どんぶりいっぱいにふやけて大きくなります。
彼は、その上から砂糖をかけ、大きなスプーンでザクッとまんじゅうをすくって食べていました。

出典:https://www.kawanishiya.jp/yamamoto/index.html

緊迫していた戦時中も五十六が愛してやまなかった水まんじゅうの元である「酒まんじゅうの塩小豆」は、五十六のゆかりの地を巡る途中に、一度食べてみるのをおすすめします。

基本情報
  • 住所:〒940-0064 新潟県長岡市殿町1-7-2
  • 電話番号:0258-32-4323
  • 営業時間:9:00~18:00(不定休)
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ⑥ 山本五十六記念館

山本五十六のゆかりの地の6つ目である、唯一、五十六の資料だけをを展示しているところです。

山本五十六記念館は、五十六の誕生から連合艦隊司令長としての職務や、亡くなってなお生き続ける五十六の精神を感じることができます。

また、五十六がブーゲンビル島付近で撃墜された際に乗機していた搭乗機の左翼の部分が、展示しており撃墜された時の凄惨な様子を見ることができます。

平成元年(1989年)にパプアニューギニア政府からの厚意により、左翼の部分の引き渡しが実現。

山本五十六記念館は入場料がかかりますが、他の記念館よりも五十六に特化した史記や資料が展示してあるので、一度は見に行きたい資料館ですよ。

基本情報
  • 住所:〒940-0056 新潟県長岡市呉服町1-4-1
  • 電話番号:0258-37-8001
  • 営業時間:10:00~17:00、12月28日~1月4日まで定休日
  • 入場料金:大人(高校生以上) 500円、小・中学生 200円
  • 公式サイト

山本五十六 ゆかりの地 ⑦ 山本五十六の墓

山本五十六のゆかりの地の7つ目である、山本五十六の墓は五十六の出身地である長岡の長興寺という寺にあります。

山本五十六のお墓は始めに東京の多磨霊園に建てたものを、遺骨を五十六の元の山本の墓に移動したため、お墓が二つあります。

山本五十六の墓に墓参する方は後を絶たず、献花をしている方も多いことから、亡くなった後も多くの人々に愛される人物であると分かります。

五十六の人物像やどんな人生を歩んできたか知ったうえで、資料を読み理解を深めたうえで、山本五十六のお墓に寄ってみるのをおすすめします。

基本情報
  • 住所:〒940-0054 新潟県長岡市稽古町1636
  • 電話番号:0258-36-0341
  • 営業時間:24時間
  • 入場料金:無料
  • 公式サイト

まとめ

今回は山本五十六の人物に迫りつつ、五十六のゆかりの地を7つご紹介してきました。

五十六の考え方や精神は現代社会に通ずるものがあり、今を糧とし未来への成長にかけるという人間的な成長に必要な思想であります。

山本五十六がモデルになっている映画も多数あり、書籍も多く出版されているので、ゆかりの地を巡るなら一読して、事前情報を知っておきましょう。

山本五十六の考えていたことや行ったことを知って、実社会に用いることで更に豊かな暮らしへの一因ともなりますので、五十六のことを調べてみるのをおすすめします。

山本五十六のゆかりの地以外に、新潟の観光地を巡りたい場合は以下の記事を参考にしてくださいね!

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24歳蠍座🦂 執念深く、コツコツ丁寧にブログ作成させて頂いてます。 ただ今、美容師とブロガーとポリグロッドの三足のわらじ状態です