韓国第2の都市とも言われる釜山は、日本からも飛行機ですぐ行ける人気の観光都市です。
釜山旅行を計画していると「直行便ってどこから乗れるのかな?」「飛行時間はどれくらいだろう?」と次々と疑問が出てきますよね。
この記事では、日本と釜山を繋ぐ飛行機の情報を紹介していきます。釜山までの料金や飛行時間、空港から市内までの移動手段も紹介するので、ぜひ最後までご覧下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/韓国語-空気-航空会社-飛行機-2702687/)
【日本ー釜山】直行便がある空港
まず始めに、日本から釜山への直行便がある空港について紹介します。2020年4月現在、直行便を運航している空港は以下の5ヶ所となります。
- 成田国際空港(NRT)
- 中部国際空港(NGO)
- 関西国際空港(KIX)
- 福岡国際空港(FUK)
- 那覇空港(OKA)
空港によって多少の差はありますが、直行便を利用すれば約2時間ほどで釜山へ行くことができます。次の章からは、各空港からの飛行時間・直行便を運航する航空会社について紹介していきます。
2020年4月現在、「コロナウイルス」や「日韓関係の悪化」により、路線の運休・廃止が相次いでいます。今後も運航状況が変化していくと考えられるので、必ず最新情報も確認するようにして下さい。
【日本ー釜山】成田国際空港の飛行機情報
成田国際空港から金海(キメ)国際空港(PUS)までは、3社の航空会社の直行便が就航しています。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
- JAL(日本航空):約2時間10分
- チェジュ航空:約2時間10分
- エアプサン:約2時間30分
2020年4月現在、成田国際空港の時刻表には、金海国際空港までの直行便が1日5便と掲載されています。
フライトスケジュールは予告なく変更される場合があるので、下記の公式サイトから最新情報を確認するようにしましょう。
【日本ー釜山】中部国際空港の飛行機情報
中部国際空港(セントレア)から金海国際空港までは、2社の航空会社の直行便が就航しています。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
- 大韓航空:約1時間40分
- エアプサン:約1時間45分
2020年4月現在、中部国際空港の時刻表には、金海国際空港までの直行便が1日2便と掲載されています。
フライトスケジュールは予告なく変更される場合があるので、下記の公式サイトから最新情報を確認するようにしましょう。
【日本ー釜山】関西国際空港の飛行機情報
関西国際空港から金海国際空港までは、4社の航空会社の直行便が就航しています。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
- チェジュ航空:約1時間30分
- エアプサン:約1時間30分
- ティーウェイ航空:1時間40分
- ジンエアー:約1時間30分
2020年4月現在の関西国際空港は、釜山への路線が大幅に運休・減便しているため、直行便の運航数が不透明になっています。
今後も運航状況が変化していくと考えられるので、下記の公式サイトから最新情報を確認するようにして下さい。
【日本ー釜山】福岡空港の飛行機情報
福岡空港から金海国際空港までは、3社の航空会社の直行便が就航しています。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
- チェジュ航空:約50分
- 大韓航空:約55分
- エアプサン:約55分
2020年4月現在、福岡空港の時刻表には、金海国際空港までの直行便が1日3便と掲載されています。
関西国際空港と同様、福岡空港でも運休が相次いでいます。フライトスケジュールは予告なく変更される場合があるので、下記の公式サイトから最新情報を確認するようにして下さい。
【日本ー釜山】那覇空港の飛行機情報
那覇空港から金海国際空港までは、1社の航空会社の直行便が就航しています。
空港の混雑やフライトスケジュールによって飛行時間は変動するので、目安として参考にして下さい。
- ジンエアー:約2時間
2020年4月現在、那覇空港から釜山への路線は運休となっています。一時的な運休とされているので、最新情報は以下の公式サイトから確認するようにして下さい。
【日本ー釜山】飛行機の料金
飛行機の料金は、予約する時期やシーズンによって変動するので、目安として参考にして下さい。(下記の料金は、直行便の片道料金となります。)
- JAL:34,172円
- 大韓航空:26,160円
- チェジュ航空:5,970円
- エアプサン:10,390円
格安航空会社であるチェジュ航空・エアプサンは、大手航空会社であるJAL・大韓航空よりも料金がかなり安いです。
新型コロナウイルスや運休の影響により詳細を確認できませんでしたが、ティーウェイ・ジンエアーも格安航空会社なので、大手の航空会社よりも料金は安くなるでしょう。
利用する航空会社や空港、日時によっても料金は変動するので、様々なパターンで比較することがおすすめです。
上記の金額は、2020年4月に6月の航空券を検索した料金です。コロナウイルスの影響を受けていることもあり。例年とは料金が大きく異なる場合があります。
【日本ー釜山】コードシェア便とは?
釜山行きの航空券を検索していると、「コードシェア便」という言葉を見掛けると思います。
コードシェア便とは、2社以上の航空会社が1つの飛行機を共同運行している便のことです。
- 購入先:JAL・大韓航空
- 運航会社:大韓航空
- 乗務員:大韓航空
- チェックイン:大韓航空
例えば、「JAL」で航空券を購入し、運航会社が「大韓航空」だとします。この場合、利用する機体は「大韓航空」となり、乗務員・サービス・チェックインも「大韓航空」のものとなります。
飛行機を降りてから市内までの移動手段
最後に、金海国際空港から市内までの移動手段について紹介します。主な移動手段としては「リムジンバス」「電車」「タクシー」の3つが挙げられます。
リムジンバス
空港から市内各地を結ぶリムジンバスは、「西面(ソンミョン)・釜山駅方面」と「海雲台(ヘウンデ)方面」の2つのコースが運行しています。
- 西面・釜山駅方面:6,000ウォン(約600円)
- 海雲台方面:7,000ウォン(約700円)
リムジンバスは、海雲台エリアの主要ホテルや南浦洞(ナンポドン)、釜山駅周辺などへの移動に便利です。「西面・釜山駅方面」は約40分、「海雲台(ヘウンデ)方面」は約30分間隔で運行しています。
電車
空港から沙上(ササン)駅までは「金海軽電鉄」というモノレールが運行しています。沙上駅までは約6分、料金は1,400ウォン(約140円)です。
西面など市内中心部へ向かうには、沙上駅で地下鉄に乗り換える必要があります。バスやタクシーよりも安く移動できるのがメリットです。
タクシー
バスや電車と比べると料金は割高ですが、目的地まで直行したい場合はタクシーがおすすめです。
釜山では「一般タクシー」「模範タクシー」「大型タクシー」の3種類がありますが、一番料金が安いのは「一般タクシー」となります。
一般タクシーを利用した場合、海雲台(新羅ホテル)までは約70分・25,000ウォン(約2500円)、西面(ロッテホテル)までは約45分・18,000ウォン(約1800円)です。
【日本ー釜山】飛行機まとめ
今回は、日本と釜山を繋ぐ飛行機の情報を紹介してきました。2020年4月現在では、成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港・那覇空港から、直行便が就航しています。
格安航空を利用すれば、片道1万円ほどで釜山へ行くことが可能です。釜山までは約1時間〜2時間で行くことができ、日本との時差もないので、気軽に海外旅行を楽しむことができます。
この記事で何度もお伝えしましたが、日韓関係の悪化などの影響もあり、今後も運航状況が変化していくと考えられます。
路線の減便や廃止、空港によっては路線が再開される場合もあるので、最新情報を確認しながら旅行の計画を立てていきましょう。