グアム旅行となると「気温は高いのかな?」「服は何を着ていこう…」と気になることが多いですよね。気温の特徴を知っておけば、荷造りも捗ります。
本記事では、グアムの気温・気候について解説していきます。ベストシーズンや観光に合った服装も紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/海-ビーチ-グアム-ヤシ-887899/)
グアムの気候
グアムの気候は「海洋亜熱帯気候」に属しており、年間を通して高温多湿なのが特徴です。1年の温度差もあまりなく、年間平均気温は約28℃、平均湿度は約70%となっています。
日本のように四季はありませんが、「雨季」と「乾季」に分かれており、雨季は6月〜10月頃・乾季は11月〜5月頃になります。
雨季になるとスコールの回数が多くなり、7月〜10月頃は台風が発生しやすくなるので注意が必要です。1年中温暖なので、どの時期でも海水浴を楽しむことができます。
グアムの気温
月 | 月平均最高気温(℃) | 月平均気温最低気温(℃) |
1月 | 31.0 | 25.0 |
2月 | 30.8 | 24.9 |
3月 | 31.2 | 24.8 |
4月 | 31.5 | 25.6 |
5月 | 32.0 | 26.4 |
6月 | 31.4 | 26.2 |
7月 | 31.3 | 26.1 |
8月 | 30.9 | 25.5 |
9月 | 31.1 | 25.4 |
10月 | 31.5 | 26.1 |
11月 | 31.9 | 25.9 |
12月 | 31.6 | 26.2 |
上記のデータは、月ごとの平均最高気温・平均最低気温です。平均最高気温が30℃を上回り、平均最低気温も25℃前後となっています。
1年を通して気温が高く、日本の夏のような暑さが続きます。冷房が強く効いている施設もあるので、屋内外の温度差には気をつけましょう。
グアムの降水量
月 | 月降水量(mm) |
1月 | 24 |
2月 | 69 |
3月 | 36 |
4月 | 203 |
5月 | 207 |
6月 | 138 |
7月 | 377 |
8月 | 556 |
9月 | 589 |
10月 | 225 |
11月 | 115 |
12月 | 197 |
上記のデータは、月ごとの降水量です。乾季である11月〜5月頃は降水量が少なく、雨季である6月〜10月頃は降水量が多くなります。
1日中雨が降ることは少なく、短時間に集中して降るのが特徴です。雨季の期間も、日本の梅雨のように長く雨が降ることはありません。
グアムの乾季(11月〜5月)の気温・特徴
グアムの11月〜5月頃は「乾季」となります。最高平均気温は約31℃、最低平均気温は約25℃です。
晴天の日が多いので、海水浴をしたりプールで遊んだりと、アクティビティを楽しむことができます。
乾季と言っても全く雨が降らない訳ではなく、スコールが発生する時もあります。土砂降りになったとしても、短時間で止むことが多いです。
また、乾期の朝晩は湿度が低く、肌寒く感じることもあります。冷房が効いている施設も多いので、体調管理には注意しましょう。
グアムの雨季(6月〜10月)の気温・特徴
グアムの6月〜10月頃は「雨季」となります。最高平均気温は約31℃、最低平均気温は約26℃であり、乾季の気温とほとんど変わりません。
乾季との大きな違いは、降水量が多いことです。雨季と言っても1日中降り続く訳ではなく、スコールの頻度が多くなります。
また、7月〜10月頃は、台風シーズンとなります。アクティビティが中止になったり、飛行機が欠航になったりする可能性もあるので注意が必要です。
グアムの気温に合った服装
グアムの年間平均気温は約28℃です。1年中気温が高いので、基本的には日本の夏と同じような服装で過ごすことができます。
- トップス:Tシャツ・ノースリーブ・ワンピース
- ボトムス:ショートパンツ・スカート
- 靴:スニーカー・サンダル
ホテルやショッピングモールでは、冷房が強めな所もあります。寒く感じることもあるので、パーカーやカーディガンなど、薄手の上着があると便利です。
また、スコールで濡れてしまう場合もあります。乾きやすい服や靴、着替えを用意しておくとより安心です。
グアムのベストシーズン
グアムのベストシーズンは、乾季である11月〜5月頃です。特に1月〜3月頃は、降水量が最も少ないのでおすすめです。
雨季よりも湿度が低いので、カラッとした暑さとなり、過ごしやすい気候になります。台風の心配もなく、安心して観光を楽しむことができます。
旅費を安くしたい場合、年末年始やゴールデンウィークなど、観光シーズンは避けた方が良いでしょう。比較的料金が安くなりやすい1月下旬〜2月頃がおすすめです。
グアムは紫外線対策が必須!
グアムでは、年間を通して紫外線対策が必須です。特にビーチやプールで過ごす方は、日焼け対策も必要となります。
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止めクリーム
現地の日焼け止めクリームは、肌に合わない場合があるので、日本から持参するのがおすすめです。
また、日差しが強く照りつけるので、帽子やサングラスを着用して観光を楽しみましょう。
熱中症にならないよう、こまめに水分補給をしたり、屋内で休憩をしたりするようにしましょう。
グアムの気温表示は「華氏」
日本で気温や温度を表示する時は「摂氏(℃)」が使われます。グアムでは「華氏(℉)」で表示されることが多いので、少し戸惑うかもしれません。
℃=(℉-32)×(5÷9)
華氏が「100℉」の場合、(100-32)×(5÷9)=「37.8℃」です。ざっくりと計算したい場合、「℃=(℉-30)÷2」でおおよその気温が分かります。
グアムの年間平均気温は「83℉」(27.8℃)、平均最高気温は「88℉」(31.1℃)、平均最低気温は「79℉」(26.1℃)が目安となります。
グアムの気温まとめ
本記事では、グアムの気温・気候について紹介しました。日本とは異なることも多いので、改めて簡単にまとめておきます。
- 1年中気温が高い・紫外線が強い
- 乾季は11月〜5月・雨季は6月〜10月
- 雨は短時間に集中して降る
- 7月〜10月は台風が発生しやすい
どの時期でも海水浴を楽しめますが、雨が少ない11月〜5月頃がおすすめです。紫外線・熱中症対策を行いながら、グアムの地でゆっくりと羽を伸ばしましょう。