オアフ島の旅行を検討しているあなたは「オアフ島ってどんな移動手段があるのかな?」と気になっているのではないでしょうか。
オアフ島は電車が走っておらず、車の移動がメインとなります。移動手段を使い分けることで、料金を安くしたり、広範囲に移動したりすることが可能です。
ということで本記事では、オアフ島の主要な移動手段を6つ紹介します。利用方法や注意事項も紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ダイヤモンド-ヘッド-火山-4630603/)
オアフ島の主要な移動手段
オアフ島での移動手段は、バスやタクシーがメインになります。人気のリゾート地ということもあり、日本語に対応しているなど観光客に寄り添った移動手段もあります。
目的によって使い分けることで、料金を安く抑えたり、移動時間を短縮したりすることも可能です。
そこで今回は、オアフ島を移動する際に使うバスやタクシーの種類について紹介していきます。
- The Bus
- ワイキキトロリー
- タクシー
- Uber
- レンタカー
- Biki
オアフ島の主要な移動手段①The Bus
「The Bus」は、オアフ島全域を網羅している公営バスです。地元の人はもちろん、旅行者の足としても利用されています。
基本的に前方のドアから乗車し、料金は先払いとなります。おつりが出ないので、小銭の準備が必要です。降車時は、ブザーを押すか窓側にあるロープを引っ張って合図をします。
料金は距離に関係なく一律であり、大人は2.75ドル(約300円)、ユース(6〜17歳)は1.25ドル(約140円)です。 5歳以下の幼児は、大人1人に付き1人まで無料となります。
1日乗り放題になる「1-DayPass」も販売しており、料金は5.5ドル(約600円:大人料金)です。運転手に伝えれば購入することができます。
大きな荷物(キャリーバッグなど)の持ち込みは禁止となっています。また、車内での飲食・喫煙も禁止なので、マナーを守って乗車する用意にしましょう。
オアフ島の主要な移動手段②ワイキキトロリー
「ワイキキトロリー」は、ホノルル市内を観光するのに便利なトロリーバスです。6つの路線が運行しており、主要な観光スポットへ移動することができます。
- ピンクライン:アラモアナ方面
- イエローライン:カパフ通り方面
- レッドライン:ダウンタウン方面
- グリーンライン:ダイヤモンドヘッド方面
- パープルライン:パールハーバー方面
- ブルーライン:東海岸方面
ワイキキトロリーは、「Trolley Stop」と書かれた停留所から乗車します。他のトロリーも運行しているので、停留所にワイキキトロリーのマークがあるか確認しましょう。
事前にチケットを購入する必要があり、現地のチケットセンターや公式サイトから購入することが可能です。
イエローラインを除く、1ライン+ピンクラインの1日乗車券が25ドル(約2,750円)となります。他にも、全ラインに乗車可能な1日乗車券(45ドル:約4,950円)などがあります。
但し、ピンクライン・イエローラインのみ現金で乗車することが可能です。料金は一律2ドル(約220円)です。
The Busと同様に、大きな荷物の持ち込み・飲食・喫煙は禁止となっています。また、ビーチが近くても水着や裸足での乗車は禁止です。
オアフ島の主要な移動手段③タクシー
自由に目的地へ移動したい方は「タクシー」の移動がおすすめです。日本のように流しのタクシーはなく、タクシー乗り場から乗車するか自分で予約するのが基本です。
ホテルによっては日本語を話せるスタッフもいるので、英語が苦手な方はタクシーを手配してもらうと良いでしょう。
また、タクシーを手配してもらった場合、お礼のチップ(2ドル程度)を渡すようにしましょう。
- チャーリーズ・タクシー(定額制あり・日本語対応可能)
- ハナタクシー(定額制あり・LINE予約可能)
- ザ・キャブ(メーター制)
日本のタクシーのように、自動でドアが開くことはほとんどありません。自分でドアを開けて乗車するのが基本です。英語が話せない場合、地図を運転手に見せながら説明するのが良いでしょう。
メーター制のタクシーに乗る場合、メーターが正常に作動しているか確認しましょう。稀に不当な請求をしてくる場合があるので注意が必要です。
目的地に着いたら、表示された金額とチップを支払います。チップの相場は、表示された金額の15%です。
オアフ島の主要な移動手段④Uber
「Uber」は、アメリカ発祥の配車アプリであり、スマホ1つで配車予約や料金の支払いができる便利なサービスです。
ドライバーとのやり取りが少ないので、英語が苦手な方も比較的安心して利用することができます。
利用する車のタイプによって料金は変わります。初めて利用する方やどのタイプが良いのか分からない方は「Uber X」がおすすめです。
Uber Xは、最も一般的なサービスであり、他のサービスよりも料金が安くなります。乗車可能な人数は1〜4名となります。
- 空港やホテルのエントランスなど入れない場所もある
- 混雑時には料金が高くなることがある
- アプリを利用する際、通信環境が必要
オアフ島の主要な移動手段⑤レンタカー
自由気ままに移動したい方は「レンタカー」の利用も検討してみましょう。レンタカーを利用する場合、国際免許証は必要なく、日本の運転免許証があれば運転することが可能です。
オアフ島では、左ハンドル・右側通行となり、赤信号でも右折することができます。また、シートベルト・チャイルドシートの着用が義務化されています。
日本と異なるルールもあるので、運転する際は注意が必要です。レンタカー会社・時期・保険のオプションによって異なりますが、1日の利用料金は15,000円前後が目安となります。
オアフ島では車上荒らしが発生しています。車から離れる際は、貴重品・荷物を残さないようにしましょう。
オアフ島の主要な移動手段⑥biki
「biki」とは、2017年に誕生したホノルル市内で利用できるレンタル自転車サービスです。
約1,300台の自転車と約130ヶ所のbikiステーションが、ダイヤモンドヘッドからチャイナタウンの間に設置されています。
利用方法は簡単で、bikiステーションにある機械で料金プランを選択し、表示された乗車コードを自転車に入力するだけです。
機械の画面は日本語表記に出来るので、英語が苦手な方も安心して利用できます。
料金は、1回のみ乗車できる「シングルライド」が4ドル+tax(約440円+tax)です。利用時間は30分間となります。
合計300分に達するまで何度も利用できる「マルチストップ」は、25.00ドル+tax(約2,750円+tax)です。購入日から1年間有効となります。
bikiステーションであれば、どこにでも返却することが可能です。返却時、自転車にあるランプが「緑」になれば返却完了です。(正常に返却されていない場合、延長料金が発生します。)
公式サイトからbikiの詳細やbikiステーションの位置を確認することができます。
- 支払いはクレジットカード
- 乗車コードを所得→5分以内に自転車をドックから外す
- 延長すると追加料金が発生(30分毎に4.5ドル:約500円)
- 盗難・紛失における罰金は1,200ドル(約132,000円)
- 歩道を走らない(自転車は車と同じルールが適用)
- 返却するステーションが満車の時がある
【番外編】旅行・航空会社のトロリー
ワイキキトロリー以外にも、旅行会社や航空会社が運営するトロリーがあります。
- HIS:LeaLeaトロリー
- JTB:OLI’OLIトロリー、HiBus
- ANA:ANAエクスプレスバス
基本的に一般の方は利用できません。HIS・JTBのハワイツアーに参加する方やANAのマイレージクラブ会員・東京発ホノルル行きの往復航空券を購入する方が利用できるサービスとなります。
各会社のサービスを利用する方は、専用トロリーでの移動もおすすめです。利用客が限定されるので、比較的快適に移動することができますよ。
オアフ島・旅行初心者の方はワイキキトロリーがおすすめ!
海外やハワイに慣れている方は、安く移動できる「The Bus」や自由に移動できる「レンタカー」も良いですが、初心者の方はワイキキトロリーがおすすめです。
- 主要なスポットを回れる
- 日本人が多い
- 主に1日乗車券を利用するので料金が分かりやすい
ホノルル市内の観光であれば、ワイキキトロリーだけで十分に回ることができます。但し、利用客が多いので、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
オアフ島の移動手段まとめ
今回は、オアフ島の移動手段について紹介しました。各移動手段に特徴があり、目的によって使い分けることがおすすめです。
自由に移動したい方は「タクシー」「Uber」「レンタカー」、安く移動したい方は「The Bus」を利用しましょう。
主にホノルル市内を観光するなら「ワイキキトロリー」だけで主要なスポットを回ることができます。ちょっとした移動なら「biki」の利用もおすすめです。
旅行プランに合った移動手段を選び、より快適なオアフ島観光にしましょう。