航空券の購入やクレジット決済でマイルが貯まるANAカード。その中でも、実は1番マイル還元率が高いカードが「ゴールドカード」なんです!
しかし、年会費が高いため、中には躊躇してしまう人もいることでしょう。ですが、そこで諦めてしまうのは勿体ないです!
この記事を読めば年会費が高いゴールドカードでも、しっかり元を取れることが分かりますよ。
ゴールドカードの特徴や年会費を払ってでもゴールドカードにした方が良い理由について、説明していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ANAカードのゴールドカードはこんな人におすすめ!
ANAカードは大きく分けると、一般・交通系IC一体型・ワイド・ゴールド・プレミアムの5つに分類されます。5つあるカードの中で、ゴールドカードを利用した方が良い人は下記のような人です。
- マイルを効率よく貯めたい
- 空港のビジネスカウンターでチェックインをしたい
- 空港ラウンジを利用したい
- ANA SKYコインの交換率が高いものを利用したい
- 入会キャンペーンを利用してお得に入会したい
日常生活の中でマイルを貯めたい人や快適に空港を利用したい人にとって、ANAカードは魅力的なカードです。旅行好きな方なら1度は入会しようか迷ったこともあるでしょう。
しかし、いざ入会しようとすると年会費がネックという人もいるのではないでしょうか。
そこで、年会費を払ってでも使いたいゴールドカードの特徴などを次の章から説明していきますね。
マイルを効率よく貯めたいなど、上記5点の特徴に1つでも当てはまった人はぜひ読み進めてくださいね。
ANAカードのゴールドカードは大きく分けて3種類!
ゴールドカードと言っても、大きく分けると3種類に分類されます。
- ワイドゴールドカード
- ダイナースカード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
ANAカードの公式サイトでは上記3つを、すべてゴールドカードとして紹介しています。
しかし、一括りにゴールドカードといってもマイルの還元率や年会費が異なってきます。なので、他のANAカードとともに、3つのゴールドカードの特徴について比較していきますね。
ANAカードのゴールドカードのマイルについて比較!
ANAカードのゴールドカードに入会しようか迷っている人にとって、1番気になるのは「マイルについて」という人も多いのではないでしょうか。なので、マイルについて最初に比較していきますね。
一般・IC一体型 | ワイド | ワイドゴールド | ダイナース | アメリカン・エキスプレス | プレミアム | |
入会・継続 | 1,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 10,000 |
搭乗ボーナス | 10% | 25% | 25% | 25% | 25% | 50% |
買い物 | 100円=0.5 | 100円=0.5 | 100円=1 | 100円=1 | 100円=1 | 100円=1〜2 |
ANA航空券の購入 | 100円=最大2.5 | 100円=1.5 | 100円=2 | 100円=2 | 100円=3 | 100円=最大4.5 |
一般・IC一体型・ワイドカードに比べると、ゴールド・プレミアムカードは還元率が良いので効率よくマイルを貯めることができますよ。
ゴールドカードの中では航空券購入時に多くのマイルが還元されるアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードが、最もマイルの還元率が良いです。
飛行機をあまり利用しない方はどのゴールドカードでも同じですが、頻繁に飛行機を利用する方はアメリカン・エキスプレスに入会した方が良いでしょう。
ANAカードのマイル移行手数料とは?
ANAカードは買い物時のクレジット決算で貯まった、クレジットカード会社のポイントをマイルに移行することができます。
クレジットカード会社のポイントをマイルに移行するとき、一般・ワイドカードの場合は「マイル移行手数料」がかかってしまいます。(年間5,400円〜)
しかし、ゴールドカードの場合はマイル移行手数料がかからないので、クレジット会社のポイントをそのままマイルに移行することができるんですよ。
毎年5,400円以上の無駄な出費を、ゴールドカードにするだけで節約することができるのです!
ゴールドカードのANA SKYコイン交換率を比較!
あなたは、ANA SKYコインをご存知ですか?簡単に説明すると、ANA SKYコインは持っているマイルから交換することができるコインのことです。
基本的に1,000マイルを1,000コインに交換することができ、ANA SKYコインを利用してANAの航空券や旅行ツアーなど旅行商品を購入することができます。
マイルでも航空券などを購入することができるのに、わざわざANA SKYコインに交換する必要があるの?
実はマイルからANA SKYコインに交換するときの交換率は、最大1.6倍なのでお得なんです!各カードのANA SKYコインの交換率は下の表を確認ください。
一般・IC一体型 | ワイド | ワイドゴールド | ダイナース | アメリカン・エキスプレス | プレミアム | |
ANA SKYコイン | 最大1.5倍 | 最大1.5倍 | 最大1.6倍 | 最大1.6倍 | 最大1.6倍 | 最大1.6倍 |
ANA SKYコインの交換率は、どのゴールドカードでも最大1.6倍です。ANA SKYコインに交換するときは、1,000マイルからであり、1,000マイル単位で交換することができます。
10,000マイルをANA SKYコインに交換するときは、何コインになる?(1.6倍で計算)
- 10,000マイル×1.6=16,000コイン
10,000マイルをANA SKYコインに交換した場合、16,000コインになります。1コインは1円として利用できるので、10,000マイルを交換したときは、6,000円分得したことになりますよ。
国内線の場合5,000マイルから航空券と交換することができるので、10,000マイルをANA SKYコインに交換しただけで、飛行機を利用できちゃうんです!
ANA SKYコインは、10コイン単位での利用となっているので注意しましょう。
ANAカードのゴールドカードの年会費を比較!
次に、各ANAカードの年会費について比較しますね。年会費は、下記の表の通りです。
一般・IC一体型 | ワイド | ワイドゴールド | ダイナース | アメリカン・エキスプレス | プレミアム | |
年会費 | 2,200円(初年度無料) | 7,830円 | 15,400円 | 29,700円 | 34,100円 | 75,600円 |
プレミアムカードは1番効率よくマイルを貯めることができますが、年会費が高いことが難点です。
年会費を75,000円以上払うことに抵抗がある方は、ゴールドカードを選択すると良いでしょう。同じくマイル還元率が高いゴールドカードなら、年会費を5分の1に抑えることが可能です。
なお、同じゴールドカードでも、ワイドゴールドカード・ダイナースカード・アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードで、年会費は変わってくるので注意してくださいね。
最も年会費が安いゴールドカードは、15,400円のワイドゴールドカードです。
ゴールドカードの中で1番安いと言っても、15,400円は高いな〜。
全てのANAカードを比較すると、年会費15,400円は高く感じる人もいることでしょう。
しかし、ゴールドカードには年会費を払ってでも使いたいサービスが充実しているのです!次の章から詳しく説明していきますね。
ANAカードのゴールドカードはビジネスカウンターが使える
ゴールドカードを持っていると飛行機のチェックインをする際に、エコノミー席の人でもビジネスクラスのチェックインカウンター(以下ビジネスカウンター)を使用することができますよ。
ビジネスカウンターでチェックインできるメリットは、なんと言っても長い行列に並ばずにチェックインができることです!
ちょっとずつしか動かない行列に並ぶのは、待ち時間が長くなってしまい疲れてしまいます。しかし、ゴールドカードを持っていれば、すぐにチェックインできるのでストレスも少ないですよ。
ビジネスカウンターは、ANA国際便運航のみ対象です。他社が運航するコードシェア便では利用できないので注意しましょう。
またゴールドカードのほかに、プレミアムカードでもビジネスカウンターでチェックインができます。
ゴールドカードは空港ラウンジを使えるの?
5種類あるANAカードの中でも上から2番目に高いランクである、ゴールドカード。飛行機を利用する際に気になるのは、ラウンジ利用ができるのかという人も多いのではないでしょうか。
「1万円以上の年会費を払うなら、ラウンジを利用できないと割に合わない!」と考えている方も安心してください。ゴールドカードを持っていれば、空港ラウンジを使用することができますよ。
- ワイドゴールドカード:国内外33ヶ所の空港ラウンジ
- ダイナースカード:国内外の1,000ヶ所以上の空港ラウンジ
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード:国内外29ヶ所の空港ラウンジ
例えば羽田空港の空港ラウンジなら、ソフトドリンクが飲み放題だったり、新聞や雑誌を無料で読めたりしますよ。
ちなみに、空港ラウンジとANAラウンジは異なるので注意しましょう!ANAラウンジはアルコールなども無料で飲めるのに対して、空港ラウンジは有料です。
空港ラウンジとANAラウンジは、サービス内容が異なるということを理解しておきましょう。
「アルコールが有料でも良いから、落ち着いた空間で過ごしたい!」という方にとっては、心配する点はありませんよ。
ホテルの朝食無料サービス&ウェルカムシャンパン
ゴールドカードには、飛行機関連以外にも嬉しい特典があります。それは、ANAカードが提携しているホテルに宿泊した際、無料朝食やウェルカムドリンクなどのサービスを受けられることです。
旅行好きな人にとっては、嬉しいサービスですね。ホテルの美味しい朝食を食べて、素敵な1日のスタートをぜひきってくださいね。
きっとホテルでの満足感は、今までとは違うものになることでしょう。提携ホテルについては、公式サイトを確認してくださいね。
ANAカードのゴールドカードは〇〇歳以上から?!
ANAカードのゴールドカードについて紹介してきました。「今すぐ入会したい!」と思っているかもしれませんが、ゴールドカードには年齢制限があるので注意しましょう。
年齢 | その他 | |
ワイドゴールドカード | 満30歳以上(クレジット会社により異なる) | 安定して継続した収入がある人 |
ダイナースカード | 27歳以上 | なし |
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | 満20歳以上 | 定職に就いている人 |
ワイドゴールドカードの場合は、VISA・マスター・JCBの3つからクレジットカード会社を選べますが、会社によって申し込みできる年齢が異なるので注意しましょう。
- VISA:満30歳以上
- マスター:満30歳以上
- JCB:満20歳以上
JCBのみ満20歳から申し込みをすることができます。20代の方は、JCBを選択してくださいね。
ゴールドカードは入会キャンペーンがある!
ゴールドカードの特徴を読んでもまだ、申し込みをしようか迷っている方にとって、ぜひ知って貰いたい情報があります。それは、入会キャンペーンがあるということです。
それでは、ゴールドカードの入会キャンペーンについて説明しますね。ゴールドカードは入会時に貰えるマイルとは別に、2つの条件をそれぞれ達成することでマイルを貰えます。
- 対象期間中に、ANA便を利用
- ゴールドカードでクレジット決済
「必ず2つの条件を達成しなければいけない」という訳ではないので、安心してくださいね。
例えば、クレジット決済の条件しか達成できなかった場合は、クレジット決済額に応じたマイルを貰えます。
ANA便を利用
キャンペーン期間中にANAグループの運航便を利用すると、入会時に貰える2,000マイルとは別に、5,000マイル貰えます。
2020年4月現在、上記のキャンペーンは2020年6月30日までに申し込みをした人のみ対象です。
今後のキャンペーンについては分からないので、2020年7月以降のキャンペーンについては公式サイトを確認しましょう。
ゴールドカードでクレジット決済
期間中にゴールドカードでクレジット決済すると、利用額に応じてマイルを貰えますよ。
ワイドゴールド | ダイナース | アメリカン・エキスプレス | |
10万円未満 | なし | なし | なし |
10万円以上20万円未満 | なし | なし | 4,000マイル |
20万円以上30万円未満 | 3,000マイル | 3,000マイル | 4,000マイル |
30万円以上50万円未満 | 3,000マイル | 3,000マイル | 12,000マイル |
50万円以上70万円未満 | 10,000マイル | 50,000マイル | 12,000マイル |
70万円以上100万円未満 | 10,000マイル | 50,000マイル | 46,000マイル |
100万円以上 | 27,000マイル | 80,000マイル | 46,000マイル |
期間中に利用した金額とカードにより、貰えるマイルは異なるので注意しましょう。
クレジット決済としてカウントされるのはワイドゴールドカード・ダイナースカードが2020年8月31日まで、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは入会してから3ヶ月以内です。
ワイドゴールドカード・ダイナースカードの今後のキャンペーンについては、分からないので公式サイトを確認しましょう。
ANAカードのゴールドカードまとめ
ANAカードのゴールドカードについて紹介しました。ゴールドカードは、空港のビジネスカウンターでチェックインができたり、空港ラウンジが使えたりするので、飛行機を利用する人なら入会した方が良いでしょう。
さらに一般カードやワイドカードに比べて、マイルを効率的に貯めることができますよ。そんなゴールドカードは、以下の3種類があります。
- ワイドゴールドカード
- ダイナースカード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
30歳未満の人は申し込みができるカードが限られてしまいますが、個人的におすすめカードはダイナースカードです。
マイルが貯まるANAカードを検討しているあなたは、きっと旅行好きでしょう。飛行機を利用するとき、空港ラウンジを利用できるのは嬉しいですよね。
ダイナースカードなら1,000ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるので、「ラウンジを利用できない空港だった!」ということが起こりづらいです。これなら搭乗時間まで優雅に過ごすことができますね。
入会キャンペーンもありますので、「入会したい!」という方は今すぐ申し込みをしましょう!悩んでいる時間の分だけ、貯められるはずだったマイルを逃すことになり、損をしてしまいますよ。