皆さんは「ラスベガスの治安」について、どんなイメージをお持ちですか?
「キラキラ明るいから安全だと思う」や「カジノは危なそう」など、いろいろなイメージをお持ちだと思います。
この記事では、ラスベガスで治安の良い場所・悪い場所を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%99%E3%82%AC%E3%82%B9-%E3%83%8D%E3%83%90%E3%83%80%E5%B7%9E-%E9%83%BD%E5%B8%82-1620961/)
ラスベガスは安全?危険?
結論から言うと、ラスベガスは「基本的に安全」です。「全米で治安の良い都市ランキング」で7位に選ばれるほど、街中のセキュリティーに力を入れているので、基本的に治安が良いです。
しかし、夜の時間帯や、大通りから外れたエリアだと強盗事件や傷害事件が多発しているので、決して気は抜かないでくださいね!
次に、「ラスベガスで治安の良い場所・悪い場所」について紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
ラスベガスで治安の良い場所・悪い場所
まずは、ラスベガスで治安の良い場所を紹介します。治安が良いのは以下の場所です。
- ホテルが立ち並ぶ「ストリップエリア」
- カジノ場(カジノホテル)
- ショッピングモール
次に、ラスベガスで治安の悪い場所を紹介します。治安が悪いのは以下の場所です。
- ダウンタウン
- ストラトスフィアタワー周辺
- チャイナタウン
ざっくり言うと「人が多く集まる場所は治安が良く、人が少ない場所は治安が悪い」です。しかし、治安の良い場所でもスリが多く発生しているので、財布を盗まれないように注意してくださいね!
ラスベガスで治安の良い場所 ストリップエリア
ストリップエリアは、ラスベガスを代表する繁華街です。エリア内には多くのホテルが立ち並び、あの有名なMGMグランド・ガーデン・アリーナもあります。
そして、世界でも有数の観光地であるため、以下の特徴があります。
- 観光客が多く集まる
- セキュリティのレベルが高い
- 警察官も頻繁にパトロールしている
これらの特徴から「アメリカの中でも特に治安が良い」と言われています。
しかし、観光客の人を狙ったスリも多いので、盗まれにくい方法で財布を持ち歩いてくださいね。
また、高額な料金を請求してくるタクシーもあります(20ドルで行ける場所なのに30ドル請求するなど)。なので、移動するときは徒歩か「uber」(スマホアプリで使用できる配車サービス)がオススメです。
uberでは、事前に料金が表示されるので、高額な請求をされる心配もありません。ぜひ利用してみてくださいね!
ラスベガスで治安の良い場所 カジノ場(カジノホテル)
ラスベガスといえばカジノ場を思い浮かべる人も多いでしょう。ラスベガスを象徴する娯楽施設です。
カジノ場には、イカサマをしてでも大金を稼ぎたいという人間がいるので、その対策のために防犯カメラや屈強なガードマンなど、非常に高度なセキュリティーが敷かれています。
そもそもカジノ場に来る人たちは、お金を持っている人たちばかりなので、怪しい人や問題を起こす人が少ないのです。
これらの理由から、カジノ場はとても安全で治安の良い場所です。犯罪に巻き込まれそうになったら、近くのカジノ場に逃げ込んでくださいね!
ラスベガスで治安の良い場所 ショッピングモール
ラスベガスのショッピングモールは、毎日多くの観光客や家族連れで賑わっており、店内は常に明るく清潔に保たれ、暗くて危ない雰囲気は一切ありません。
なのでアメリカの中では、ショッピングモールは治安が良い場所です。
しかし、ここでもスリが多発しているので、貴重品はちゃんとカバンに入れて、チャックをしっかり閉める・カバンを体の前で持つ・混雑は出来るだけ避けるなど、スリ対策は万全にしておきましょう。
また、買い物をした時はひったくりにも注意してください。特にブランド品の買い物をしたときは、ブランドの紙袋を持った状態でうろつかないでくださいね。
ラスベガスで治安の悪い場所 ダウンタウン
ダウンタウンは、前述のストリップエリアから車で20分のところにある、観光地です。
地元の人でも行かないと言われており、ホームレスや娼婦、ギャングやドラッグなどが集まる場所としても知られています。
最近は「ダウンタウンに観光客を取り戻そう」の考えから、フリーモントストリートと言うアーケードがキレイに整備され、明るく安全なスポットになりました。
しかし、フリーモントストリートから1本外れると、すぐに治安の悪いエリアに入ってしまいます。そのエリアでは強盗や傷害事件などの犯罪が頻発しているので、絶対に入らないでください!
ラスベガスで治安の悪い場所 ストラトスフィアタワー周辺
ストラトスフィアフィアタワーは、高さ350mを誇るラスベガスの観光名所です。
大通りに面している路地は治安が良いのですが、それ以外の周辺は人通りが少なく貧困層の住宅地にもなっているため、昼間でも女性1人では歩かない事をオススメします。
また、ストラトスフィアタワーとフリーモントストリートは3kmほどしか離れていないので、歩いて移動できそうに思えますが、絶対にタクシーやuberで移動してください。
この2ヶ所の間は、営業していないモーテルや壁の落書きが目立つエリアです。夜になると、薄暗くて人通りもほとんど無いので、歩いての移動は絶対にやめましょう!
ラスベガスで治安の悪い場所 チャイナタウン
チャイナタウンは、日本で言う「中華街」です。ラスベガスのチャイナタウンは、中華をはじめ、日本、ベトナム、タイ、韓国等さまざまなアジア系のお店やレストランが集中しており、人気の場所となっています。
しかしながら、1本外れて裏通りに入ると治安の悪いエリアになります。特に近年はドラッグ関連のトラブルが多発しており、警察に警戒されているエリアです。
チャイナタウンで美味しい料理を食べようと思ったときは、かならず明るい時間帯に行き、裏通りに入らないことを徹底しましょう!
オススメの犯罪対策
治安の悪い場所ではもちろん、治安の良い場所でも犯罪の被害に遭わないために、以下の対策をオススメします。
- 貴重品は持ち歩かず、宿泊するホテルの金庫などに保管する。
- 多くの現金は持たず、基本的にカードのみで決済する。
- 財布やスマホはポケットに入れず、カバンに入れて体の前で持つ。
- 理由もなく、暗い時間帯に出歩かない。
- 特に夜の移動時には、タクシーやuberを使う。
- 大通りから外れない、裏通りに入らない。
- 人通りは多いが、混雑していない場所を選ぶ。
被害に遭う可能性を少しでも下げるために、参考にしてくださいね!
犯罪の被害に遭ってしまったら
犯罪の被害に遭ってしまったら、すぐに警察へ連絡しましょう!警察・救急・消防への電話番号は「911」です。
911のオペレーターに英語で説明できないときには『ジャパニーズ・プリーズ』と告げると、日本語通訳サービスを介して通話することが出来るので、活用してください。
ストリップエリアであれば、警察官が頻繁にパトロールしているので、そちらに助けを求めた方が早いかもしれませんね。
カードやスマホ・パスポートを盗まれた時は、警察への届出と同時に、各所へ連絡と手続きをしなければなりません。以下のサイトを参考に、落ち着いて対処してくださいね。
パスポートを盗まれた場合、ラスベガスには日本大使館が無いので在サンフランシスコ日本国総領事館にて手続きしてください。
まとめ
どこの国や都市でもそうなのですが、ラスベガスには治安の良いところも悪いところもあります。
治安の悪いところはかなり危険ですが、治安の良いところはとても安全です。なので、ラスベガスは「基本的に安全」だと認識していてください。
犯罪の被害に遭わないためには、明るい時間帯に先ほど紹介した治安の良い場所だけで、観光や娯楽を楽しみましょう。暗い時間帯の不要な外出や、人通りの少ない場所・裏通りを歩かないように、気をつけてくださいね!