「フランスは観光地が多くどこに行けばいいかわからない」という人のために、今回はフランス観光へといった際に、訪れたい定番の観光地を9か所紹介します。
一度の観光では回りきることが出来ないかもしれませんが、ぜひ本記事を参考にして定番の観光地へと足を運んでみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/)
フランス南部にある定番の観光地「城塞都市カルカッソンヌ」
フランスの南西部に位置している「城塞都市カルカッソンヌ」、1997年にユネスコの世界遺産として登録された有名な観光地です。モンサンミッシェルに次ぐ年間来訪者数を誇る観光地になっています。
古代ローマ帝国の時に籠城して使われたほか、食糧庫や兵器の貯蓄をする場所としても利用されていました。
二重の城壁の内部にあるシテと呼ばれる城下町に足を踏み入れると、歴史を感じる城塞都市が目の前に広がるでしょう。
フランスパリ7区にある定番の観光地「ロダン美術館」
あの有名な考える人を生み出したロダンの作品が数多く展示されている「ロダン美術館」、ロダンの彫刻6,600点、デッサンが7,000点展示されています。
美術館自体はロダンが実際にアトリエとして利用をしていた土地でもあります。
またもともと貴族の館であったことから、外装はもちろん内装や裏手にある庭園もきれいに整備をされているのも見どころです。庭園には考える人を筆頭に、有名な作品が飾られています。
フランスロワール川流域の観光地「ロワール渓谷」
フランスのロワール川流域に広がる「ロワール渓谷」、渓谷に広がる古城の数はなんと300以上。そのうち140もの古城がユネスコ世界遺産に登録をされました。
数々の古城を有することから「フランスの庭園」の異名を持っています。非常に多くの古城が点在しているので、ツアーで何個かの城を回るのが観光としてはおすすめです。
JTBやHISといった旅行会社から、ロワール渓谷の古城めぐりのツアーが予約することが出来ます。
特にアンボワース城は、礼拝堂に有名なレオナルドダヴィンチが埋葬されているのでぜひ訪れてみてください。
フランス北部にある定番の観光地「プロヴァン」
中世にはシャンパーニュ大市が開催される際の、ヨーロッパの交易都市として栄えていた「プロヴァン」。
シャンパーニュ大市とは大規模な交易市場であり、中世では非常に重要な役割を持っていました。プロヴァンは世界遺産にも登録されており、歴史を感じられる観光地として有名です。
古くからバラの町として知られていますが、春と秋には町中に咲き誇るバラの美しい風景を見ることが出来きます。現在でもバラを用いた製菓業が盛んで、コンフィチュールというジャムのようなお菓子が有名です。
また市街地から少し離れた場所に「ローズガーデン」というバラ園があるのでおすすめです。
フランス北西部にある定番の観光地「サン・マロ」
イギリス海峡に面したフランスの北西部に位置する「サン・マロ」、町自体は城壁に囲われている港町です。
地元の人にも愛されていながらも観光客も多く、城壁を登ったところから美しい海を見ることが出来ることから人気があります。きれいな海や壮大な城壁のほかにも、港町というだけあって新鮮な魚介の食べ物が有名です。
旧市街地には、数えきれないほどの魚介類が食べられるレストランがあります。また、フランス人がクレープ好きというところから、クレープも有名なようです。
一般的なクレープは薄力粉を使用しますが、サンマロではそば粉を使って焼いているところが特徴的です。クレープが好きな人は是非訪れてみてはいかがでしょうか。
フランス西部にある定番の観光地「ル・マン」
パリから高速列車を使い一時間弱で行くことが出来る「ル・マン」、バイクや自動車が好きな人にぜひ訪れてほしい観光地です。
5月にはバイクのレースが開催されていて、6月には24時間の自動車耐久レースが開催されています。
また自動車やバイクのレース以外にも、サンジュリアン大聖堂や市街地の探索、おいしいレストランを探してみるのもいいでしょう。
特にル・マンではリエットと呼ばれる豚を煮込んだ料理が有名です。リエットコンクールで何度も金賞を取っているリエットの名店Hervé AUMAILLEというレストランがおすすめです。
フランス北東部にある定番の観光地「コルマール」
パリ東駅から電車で約三時間ほどの場所にある郊外の地「コルマール」、フランスでありながらも近くのドイツの影響を強く受けた観光地でもあります。
ドイツの影響を強く受けた木造りの家「コロンマージュ」が至る所に立ち並んでいます。市街地を縦断する運河「プチ・ヴェニス」もかわいらしくて魅力的です。
名物のアルザス料理はベーコンやソーセージを組み合わせた絶品の料理。白ワインと一緒に飲むと格別においしいです。
フランス西海岸にある穴場の観光地「モンサンミッシェル」
1979年に世界遺産として登録をされた、フランスの西海岸に位置する小さな小島「モンサンミッシェル」、カトリックの巡礼地としても有名です。
モンサンミッシェルに行くには橋を渡っていきますが、昔は多くの人がこの橋を渡る際に満潮で亡くなったそうです。
そんな暗い話とは裏腹に、橋を渡ればお店が左右に立ち並び頂上の修道院では、荘厳な雰囲気が観光客を魅了します。
観光前に潮の干潮と満潮のスケジュールを確認していくようにしましょう。モンサンミッシェルの観光局公式サイトで確認することが出来ます。
夜になれば島全体がライトアップされ、日本では見ることが出来ないような幻想的な景色にうっとりしてしまうこと間違いなしです。
フランス北東部にある定番の観光地「ストラスブール」
「街道の町」として有名な観光地「ストラスブール」、街道の町と呼ばれるだけあって古くから交通の要所として栄えていました。特に訪れたいのが旧市街地の西にある「プティット・フランス」。
木組みの建築群が立ち並び観光客が訪れて連日にぎわっています。フランスとドイツの文化が入り混じった、観光地で美しい建築群に圧倒されてみてください。
またジブリ作品で有名な「ハウルの動く城」のモチーフとなった町でもあります。木組みの家街道という観光コースもあるので訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はフランス旅行をするなら訪れたい定番の観光地を紹介していきました。遠方の観光地もあるので移動手段が限られてしまいます。
行きたい観光地の行き方を事前にしっかり調べてからフランスに行くようにしてください。定番の観光地は絶景が多いのでスマートフォンやカメラ、写真や映像に残しておけるようにしておくといいかもしれませんね。
それでは本記事を参考にして一生の思い出に残るフランス観光をしてみてください。