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インフラツーリズムとは?【普段は目にしないアレを見に行こう!】

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最近話題の「インフラツーリズム」とは何か、あなたは知っていますか?

インフラツーリズムは「行きたい旅行先の観光地が少ない…」「珍しい旅行がしてみたい!」と思っているあなたにピッタリな観光ツアーですよ。

今回ご紹介するこのインンフラツーリズムを知ることであなたの旅行の幅を広げることができます。ぜひ今回の記事を参考にインフラツーリズムを体験してみてくださいね。

アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/vdBE638sszE

インフラツーリズムとは?

インフラツーリズムとは、インフラストラクチャーツーリズム(英: Infrastructure tourism)の略称です。

インフラとは産業や生活の基盤として整備されている施設のことであり、ツーリズムは観光旅行を指す言葉です。つまりインフラツーリズムは生活の基盤になっている公共施設を観光できる旅行です。

具体例を挙げるとダムや橋、トンネルといった公共施設を見て回り、体感できる観光ツアーですね。ちなみにインフラツーリズムは和製英語になります。

インフラツーリズムって魅力的なの?

一見、ダムや橋といった公共施設を見て回るのは地味に思えるかもしれません。中には退屈に感じてしまう人も…。

しかしインフラを知るということは自分たちの生活の基盤であるライフラインを知るということ。皆さんが何気なくコンクリートを歩くことや家で水を飲むことは、このインフラが整っているからできることなんですね。

「勉強ぽくて嫌だ…」なんて感じている方も、見て、聞いて、感じることができるので勉強感はなく、普段の旅行感覚で楽しめますよ!

たばちー
たばちー

インフラなんて普段意識がすること少ないから「非日常な体験」ができて面白そう!

インフラツーリズムの種類とは①「ダム」

https://unsplash.com/photos/E2TVn-NpCU4

まず初めに紹介するインフラツーリズムはダムです。そもそもダムとは何をしているところでしょうか?

ダムの目的は、川の水量を調節する治水と、みんなの飲み水や田畑に水を送るために使われる利水、の2つにわけることができます。

そんなダムの貯水量は約100~1000億リットルほどあります。想像もできないほどの水がダムには蓄えられているんですね。まさに圧巻です。

例えば有名な黒部ダムでは6~10月の間、名物ともなっている観光放水を見ることができます。毎秒10t以上ある放水量は壮大なスケール感を味わいたいあなたにお勧めです。

たばちー
たばちー

100~1000億リットルは東京ドーム7~70個分らしいよ!これはぜひ見てみたい!

インフラツーリズムの種類とは②「橋」

続いて紹介するインフラツーリズムの種類は橋(または橋梁)です。

橋は低い道路や水面を跨ぐために作られているため高度に位置しています。そのため台風や地震が来ても簡単に崩れないよう、強固な構造で作られています。日本の土木技術を目で見て体感できるのは橋ツアーならでは。

普段は立ち入ることのできない橋台内部管理用通路などから、ツアーならではの景色を見ることができるのも、インフラツーリズムの特徴ですね。

勝鬨(かちどき)橋見学ツアーでは橋脚内部に入り、内部の機械や工事の様子を見ることができます。専属ガイドの説明を聞くことができるので事前知識なしでも楽しめますよ。

インフラツーリズムの種類とは③「トンネル」

https://pixabay.com/images/id-1845046/

3つ目にご紹介するインフラツーリズムは誰もが知っているトンネルです。

普段は車で何気なく通り抜けてしまうトンネル。実はこのトンネルは様々な工夫心理学に基づいた構造をしているのです。

「なぜトンネルの照明はオレンジなのか」「なぜトンネルの入り口が斜めになっているのか」など、思わず人に話したくなる雑学も面白いですよ。ツアーでは専属ガイドがついて説明してくれるので安心です。

東京湾アクアラインでは海底トンネルの入り口を通り、緊急避難通路を見学することができます。なんとここは車も通っていません。理由はツアーにてガイドさんの説明を聞いてみてくださいね。

普段は通行することのできないトンネルを歩くことができるのはトンネルツアーだけ!ぜひこの機会に行ってみましょう!

インフラツーリズムの種類とは④「工場地帯」

https://pixabay.com/images/id-4667062/

工場地帯も人気のあるインフラツーリズムの1つとなっています。

工場地帯は魅力的な工場夜景がフォトジェニックとして人気を博しています。かつての「工場は汚い」といったイメージを払拭するかのごとく、若い人からの支持を得ていますね。

ロッテの浦和工場見学ではロッテのお菓子が製造される過程を見ることができます。

自分たちが身近で利用している商品がどのような工程を経て作られているのか。そこには思いもしなかった新しい発見がたくさんあります。普段は見ることができない未完成品を見る楽しさを味わってみてくださいね。

インフラツーリズムの種類とは⑤「高速道路」

最後に紹介するインフラツーリズムは高速道路です。あなたも一度は車で走ったことがあるのではないでしょうか。

高速道路は老朽化が日々進んでいるため点検・補修作業が絶え間なく続いています。どのような取り組みやシステムを駆使しているのか、身近なものだからこそ知る楽しさがあります。

高速道路ツアーでは、高速道路の状況を常に監視している道路管制センターや実際の工事現場を、専属ガイドの説明付きで見学することができます。

車での旅行を考えている方は、高速道路について知ることで運転する楽しさを改めて実感することができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

観光しながら知識も増えるインフラツーリズム

さて、ここまで5つインフラツーリズムをご紹介してきましたが、気になったものはありますか?

インフラツーリズムではほとんどの場合、専属のガイド付きで説明を受けながら見学をすることができます。ですので「インフラについて知識ないから難しそう…」という人にも安心です。

ガイドの人も難しい用語は使わずわかりやすく説明してくれます。ですので事前準備なしで興味のあるインフラツーリズムに申し込んでOK!

インフラを学びながら楽しめるこのインフラツーリズムで退屈することなく、インフラに関する知識を増やしましょう!

インフラツーリズムを予定に組み込むことで旅行の楽しさが倍増!

これらのインフラツーリズムですが、日本全国どこでも随時開催しています。

つまり観光地の1つとしてインフラツーリズムを計画に入れることができるんですね。またインフラも上記で紹介したように種類が豊富なので、自分の好きなインフラを見て回る旅をするのも面白いですね。

インフラツーリズムの申し込みはWebサイトより行いましょう。インフラツーリズムポータルサイトでは全国各地で開催しているツアーを探して申し込むことができます。

旅行の計画の際に、インフラツーリズムを入れることで知的好奇心もくすぐられ満足度の高い旅行になること間違いなしです!

インフラツーリズムまとめ

インフラツーリズムとして代表的なものを5つご紹介しました。気になる、または興味のあるインフラを発見することはできましたか。

ダムや工場内は見ることがあまりないので貴重な体験をすることができます。珍しい旅行をしたいと思っているあなたにおすすめなのが、このインフラツーリズムです。

インフラツーリズムはあなたの知らない世界をたくさん見せてくれます。ぜひ、この記事を参考にインフラツーリズムを体感してみてくださいね。

参考:インフラツーリズム ポータルサイト